雛萌さんが投稿したフロリレージュ(東京/明治神宮前)の口コミ詳細

雛萌のお食事

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移転フロリレージュ外苑前、表参道、国立競技場/フレンチ、イノベーティブ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 3.7
1回目

2015/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク3.7
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

フロリレージュ

新生フロリレージュ行ってきました(*^-^*)
今回はランチでの訪問。
最寄り駅は前と同じ外苑前ですが、フランフランルージュの交差点で、前店舗の反対側の道へ。
セブンのお隣の綺麗なビルの階段を降りて、B1Fです。
徒歩だと少し遠めですかね。

階段を降りると扉を開けてくださり、入口すぐにウェイティングスペース。
案内されて、黒ガラスの扉が開くと…オープンキッチン。
無機質、モダンな空間。
キッチンが低い位置にあり、カウンター席からは川手シェフ始め、スタッフの動きがよく見えます。

なるほど。
本当に劇場の様。
この緊張感、ざわめき。
観客のような気分です。

ランチは6000円(税、サ10%別)のコース。
因みにディナーも12500円のコース1本です。

ドリンクは、ワインペアリング、カクテルペアリング、ジュースペアリングなどがありどれも興味深いです。
今回は一番気になったカクテルペアリング(5000円)をお願いしました。
ペアリングなので、価格もその時々によって違うかもしれません。


◆投影 ヤングコーン
ヤングコーンとポレンタと混ぜて、ヤングコーンの葉っぱを器にして、焼き上げたもの。
かごの中から「お取りください」とのこと。
心をモノに映し出す。
何だかちょっと懐かしいような。
もぎたての玉蜀黍を手に取るようで、心が弾みます。
小さなスプーンで頂きましたが、ホクホクして甘い。
すぐ食べ終わっちゃいました(*^-^*)

・Torre Des Canonge
スペインの白。
爽やかでフルーティー、でも軽すぎない。
夏らしく、前菜に合うワイン。

◆本質 海老
北海道産ぼたん海老の下に、ヨーグルトのヴァバロワ、白いんげん豆、えびせんが添えられています。
そこへ白いシャーベット状のような粉をかけてくださいます。
シャーベット状の粉は、トマト、パプリカのガスパチョで、液体窒素でパウダー状にしたもの。

白いお皿にキラキラ光るボタン海老が一瞬にして、白く、お皿と同化。
冷たいシャーベットのおかげか、口の中で徐々に海老のまったり感、そして甘みが広がります。
えびせんを崩したり、いんげん豆と食べたり、と色々な食感も楽しめました。

・opening Act マスカットベリーA2013
栃木県のワインです。
いちごのような甘めのロゼワインにお塩とタバスコ。
最初はフルーティーで、最後にぴりっときます。海老の甘みにこのカクテルの辛みがくると、引き締まるような印象。

◇蒸しパン
黒い器に入って、酒粕の白い蒸しパンが登場。
ふわふわですが、質量もそれなりにありそう。
食べやすくて好きです。
このあとパンは、カンパーニュ→蒸しパン(また別のお味のもの)と用意してくださいました。
ただ、説明がなかったので、最後の蒸しパンは何が入っているのか不明です。

◆風景 帆立
北海道の海岸に見立てたもので、砂浜のようなものは、じゃがいもチップです。
その下にはミルクソース。
ですので、じゃがいもチップもしっとり柔らかめ。
帆立はレアな火入れで、上にポワロー。
帆立と肝のソースは帆立と頂くと丁度良いお味。

・モヤシのカクテル
モヤシジュースに日本酒を加えたカクテル。
最初はモヤシジュースだけどうぞ、と頂きましたが、モヤシって感じ。
モヤシって酸味が少しあるんだなぁと思いました。
日本酒と合わせると香りはモヤシなんですが、すっきりとした印象のカクテルに。


◆はしり 鮎
クレソンをまぶして揚げた鮎のフリット。
鮎の肝のソースがはさんであって、苦味も味わえます。
鮎の骨から出汁をとった泡ソース自体も、そのもの鮎!というお味。
鮎の上には香草のサラダ。
フリットの衣はサクサク、鮎の身はふわふわ、苦味も程よい。
ソースにつけて頂くと少ししっとり。
ですが、しっとりし過ぎずバランスが良い。

・キュウリとローズマリーのカクテル
「鮎の苦味と合うと思いまして」と出てきたのは、きみどり色のカクテル。
今、家庭菜園でどちらも育てているので、旦那さんと何か家の畑っぽい味だね、と(笑)
いや、何て言うんでしょう。
大地の香りを感じさせる味です。
どうしても青っぽさがあるので、苦手な人は苦手かも。
でも、鮎のお料理には、ちょっとスッキリめだし、いいかな。
ペアリングだし、単体で考えちゃいけませんね。


◆分かち合う 塊肉
「13歳の産経牛です」と藁のうえにお肉の塊が。
分け合って食べていただきます、とのこと。
少し経ってから、香草とソースだけのお皿と瓶が登場。
瓶の中には藁で燻した先程の牛さん。
瓶の蓋を開けると、燻製の良い香り!
お肉の断面もちょっと濃いめの赤で綺麗です。

経産牛は普通の牛にはない旨味があり赤身が美味しいそう。
透明なトマトのソースとそぼろ状の赤ワインソースの2種類のソースで頂きます。
一口頂くと…美味しい~♡
ただ、柔らかいだけでなく、噛むごとにお肉の旨味が溢れでます。
肉質はミルキーな感じで、脂はしつこくない。
トマトの酸味がアクセントとなり、これも癖になりそう。
凄く美味しかった!


・VOSNE ROMANEE 1er CRU CLOS DES REAS 2008(ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ クロ・デ・レア ミシェル・グロ)
普通の赤で、とのことで(笑)
やはり美味しいお肉に、美味しいブルゴーニュが良いですね。
濃いルビー色、ちょっとスパイシーな感じ。


◆再生 ミルク
南部鉄器の四角い箱を開けるとゴマの良い香り。
フロマージュブランのクレーム・ダンジュをそこに盛り付けて下さいます。
ふわふわなクリームチーズのような。
アクセントになります、と胡麻油をスポイトで数滴。
凄く熱い器なので、どんどんクレーム・ダンジュが溶けていきます。
冷たいし、ちょっと温かい。
軽くて美味しい。

◆異国情緒 マンゴー
宮崎産マンゴー、パッションフルーツのバシュラン、ココナッツのふわふわブランマンジェ。
パッションフルーツの種が食感のアクセントです。
ブランマンジェは、ふわふわですがちょっと弾力のあります。

◇小菓子
食後の飲み物は、緑茶、烏龍茶、ハーブティーとのこと。
雛萌は、ミントとレモングラスなどのハーブティー。
旦那さんは緑茶。
緑茶は2煎いれてくれます。
1煎目は苦みが少なく、清んだ味。

小菓子は、さくらんぼのパート・ド・フリュイ。
切り株に乗ってやってきます。


雛萌は好きです。
新しいフロリレージュ。
この劇場感も、コンセプトを個々で感じるのも。
特にメインが素晴らしかったのが、心を掴んで離しません。
スタッフも増えたようですので、ぎこちなさは正直否めません。
以前のフロリのような余裕。
すべてお任せします、とはいきません。

ただ、とても興味深く、次はどんな料理なんだろうと楽しみです。
2カ月ごとお料理が変わるらしいのですが、8月は夏休みがあるので、その夏休み明けにはがらっと変わってると思いますとのこと。
夜も気になりますし、また違うお料理も頂きにいきたいと思います(*^-^*)

  • 個室

  • カウンター

2015/08/05 更新

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