幸せなひまつぶしさんが投稿したエレゾゲート(東京/虎ノ門)の口コミ詳細

幸せなひまつぶしのレストランガイド

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幸せなひまつぶし (女性・滋賀県)

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エレゾゲート虎ノ門ヒルズ、虎ノ門、内幸町/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.5

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/04 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

北海道ジビエ・こんなに気軽にこんな優良店に入れていいんですか?

北海道を拠点とし、「蝦夷鹿」を中心とするジビエの生産狩猟から流通、レストランに至るまで自社で手がけ「食肉料理人集団」と自らを表現するエレゾ社。

そのエレゾ社が、渋谷・松濤での会員制レストランを経て、「虎ノ門ヒルズ」虎ノ門横丁に新たに展開したジビエレストラン。

いわゆる飲み屋横丁なので、高級フレンチ的な佇まいのお店ではなく、気軽に入れるカウンター形式のお店ですが(個室もあり)、この気軽さで入れながら、出しているもののレベルの高さに驚く。

お料理のおいしさはもちろんのこと、
命を頂くことへの感謝と、その過程に携わる人たちへの敬意や思いを忘れない、という信念や理念のようなものが、お皿から、そしてスタッフの方ひとりひとりから伝わってくる良店です。

ランチではあるけど、ジビエ大好きで鹿肉をどうしてもローストで頂きたかったので、お昼では一番お高いコース(6000円代だったかな)【要予約】を頂きました。

※ランチは他に、気軽に楽しめる1000円代、2000円代もあり

凝縮された味わいの鹿肉のリエットに続き、
2皿目のシャルキュトリー。豚も鹿も、1つ1つの味わい深さと奥深さにいちいち唸らされる。
口の中の温度で溶けだしていく上質な脂を感じられる感覚。
日本のジビエに合うようにか、米酢でつけられたまろやかな酸味のピクルス。
料理人の細やかな心遣いも感じられる。

そしてメインの鹿肉のロースト。

この肉々しい赤身の断面からしてもう美味しいことは約束されてるけど、それを確かめるべくナイフを入れる。

ギュンギュン濃い旨みが伝わってくる、弾力がありながらもさっくり噛み切れる肉の柔らかさ。

ぎゅっと凝縮された濃厚な旨みなんだけど、決して嫌なえぐみがない、ある種の清らかさがある。

これが、調理だけでない、仕留めて捌くところから携わっていることの意義なのか。

その辺は専門家じゃないからよくわからないけど、とにかく、ジビエやフレンチ好きなら一度は行ってみるべきだし、私は他のメニューも頂きに、また行きます笑

2021/06/21 更新

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