グルマンじゅんさんが投稿したブラッスリー・グー(東京/神楽坂)の口コミ詳細

昭和58年・オテル・ド・クリヨンの厨房風景。

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ブラッスリー・グー牛込神楽坂、神楽坂、牛込柳町/ビストロ

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク 4.1
1回目

2015/01 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク4.1
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

牛込中央通りの矢来町に地味にある素敵なフレンチ店。

最寄駅は地下鉄東西線の神楽坂駅ですが、そこから新潮社のビル方向に
歩いて数分の左側に地味にあります。この通りが牛込中央通りで先に
行くと牛込北町の交差点を超えてしばらくで、俺のフレンチ KAGURAZAKA
があります。この立ち食いフランチが初めて出来た地で、その人気も
凄いですが、しっとりと地味に外観は見える典型的なビストロの「グー」
も繁盛しています。¥2950(税別)で前菜、メイン、デザートの
3皿が頂ける、1皿の料理も多いのでコ-ヒー(¥400)を追加して
グラスワインを2杯位飲んで¥5000以内の予算・・少し高目な居酒屋
の価格設定なので、近隣のOLや出版社の30歳台であろう、女性でかなり
賑わってます。この日も殆ど満席に近かったです。

マイレビュワーの「R」さんのレビューを見て、前から目をつけていたの
ですが、さっそく相方と行って見る事にしました。予約は19:30です。
入り口を入るとレストランスぺースは右と左に20人位ずつ入れて、2人
掛けのテーブルを組み合わせて色々な人数に対応しています、入って左側
は、ほぼ満席で右側は7人、4人、3人の予約が入っていて多少騒がしく
なる旨を説明されて、1番奥の席に案内されました。店内全体が見渡せて
良い席だと思います♪

メニューは前菜、メイン、デザートともに10種類位あって以下は内容です。
前菜、主菜、デザートから1品選ぶプリフィックスで、¥2950(税別)

前菜
・お肉のテリーヌ
・フォアグラのテリーヌ
・鴨レバーのパテ
・鴨のリエット
・豚のゼリー寄せ、ラヴィゴットソース
・パルマ産生ハムと小海老のサラダ
・ノルウェー産サーモンのマリネ
・オニオンキッシュ帆立貝と白身魚のムース
・エスカルゴのブルゴーニュ風
・ラタトゥイユ
・赤ピーマンのムース、アボガド添え

主菜

・本日の魚料理
・牛ヒレのステーキ
・牛タンのポワレ、香草バターソース
・牛頬肉の赤ワイン煮込み
・ウズラのバターライス詰めカレーソース(¥500プラス)
・豚ばら肉の赤ワインビネガー煮込み
・子羊の煮込み
・鴨もも肉のコンフィ、粒マスタード風味
・鴨胸肉のロースト、グリーンペッパーソース

デセール

・フランワーズシャーベット
・レモンのシャーベット
・牛乳のアイスクリーム
・ヌガーグラッセ
・洋梨のタルト
・ガトーショコラ
・フロマージュブランのムース
・クレームキャラメル
・ブラマンジェ
・モンブラン

上記の他に、デザート盛り合わせが¥1100、チーズ3品盛り合わせが¥900
です。

この内容は典型的なフランスの惣菜に近い料理で私は全ての料理が大好きなので
選択にはかなり悩みました♪
で、まずは前菜に「フォアグラのテリーヌ」を2人でシェア(¥1000追加)。
前菜2皿目が私は「豚肉のゼリー寄せ、ラヴィゴットソース」、相方は「オニオン
のキッシュ、帆立貝と白身魚のムース」を、主菜が私は「鴨もも肉のコンフィ」
相方は「牛タンのポワレ、香草バターソース」にしました。
デザートは私は「クレームキャラメル」、相方は「洋梨のタルト」です。

ワインは少し贅沢にシャンパンのハーフボトルで銘柄は「モエ・エ・シャンドン」
のNVで、2本目は「シャトー・トウルヌフィーユ/ラランド・ド・ポムロール」の
2009年、ハーフボトルにしました。シャンパン¥4400、赤ワイン¥3500
です。
テーブルはギンガムチェックのクロスに使い廻しの大型のカトラリーが1組セット!
最初に熱々のバゲットが来ました、色々と意見はあろうかと思いますがバターを
添えないスタイルで、料理のソースで食べる・・ある意味懐かしいです。

1皿目のフォアグラテリーヌ、まあまあの量で3皿の場合はこの位で良いかもです。
テリーヌはこれまた典型的な甘い酒をタップリ使った物で、ネットリとして旨い!
野菜も軽くナッツ系統のオイルを使ったドレッシングで合えた物が、てんこ盛りに
添えられてます・・気持ち良い盛り方です、フレンチ本来の盛り方ですね!

2皿目、私が選んだ「豚肉のゼリー寄せ」肉以外に色々な部分を固めてアスピック
見たいにしたもので、フランスの田舎料理です・・大好き♪ ソースも久しぶりに
食べるラビゴットソース、ワインビネガー&オリーブオイルに、ケッパー、ピクルス
香草などを混ぜてソースにしたもの、本来は元気が出るの意味のソースです。

相方の2皿目はオニオンキッシュ、ケーキの形で焼き上げた物で、こちらも家庭で
食べる物で、その則を外してなくて好感がもてます。このあたりでシャンパンが
無くなったので赤ワインを抜栓してもらいました。ポムロールのワインで2009
なれど充分に香りを楽しめました。早のみなので、こちらの料理に合っていると
思いました。

主菜に入ります、私の「鴨もも肉のコンフィ」はフレンチの定番で、骨付きの半身
が1本、丁寧に油煮にされているので骨からは簡単にはがれました・・そして骨際
の身を食べる楽しみは癖になりますね! 相方は牛タンのポワレ・・・これは素晴ら
しい料理でした、まずはポアレの手法で食べる牛タンは初めてです、はらはら剥がれる
柔らかさに、エスカルゴバターを思わせるガーリックバターと香草のがかなり香り
少しの味見ですが、今まで食べた牛タンで一番美味しかったです、相方も同意見です。

私のデザートは「クレームキャラメル」、ブリュレと基本的に同じ材料ですが本体に
カラメルを練り込んだタイプで、少し固めに仕上がっています、ようはプディング
キャラメル・・日本的に言えば「プリン」です・・それの上質な物ですね~
洋梨のタルトも、しっかりとクッキー生地を使っていて、ぶれていない調理法です。

最後にコーヒーで〆ましたが、ハンドドリップではないものの、泡が立っている物を
堂々とブレンドコーヒーと言って出してくるチェーンのコーヒー店が多い中、最後の
珈琲までちゃんと気を使っていて好感が持てました。

少し高目のワインを飲んでしまったので、1人当たりが税込で¥8500位になって
しまいましたが、ワインの選択をリーズナブルな物にすれば¥5000台の後半で
収まります。内容からして久しぶりに満足出来たフランスの田舎料理(良い意味で)
でした、同じ価格帯ではパザパル・マルカッサンラミティエなどが上げられますが

こんなタイプのフランス料理店が増えてくれることを願ってます、フランス料理は
レストラン的な高級料理ばかりではないんです。これからも、このスタイルを崩さず
いつまでも頑張って欲しいビストロ「グー」です。

  • 店の外観を道路の反対側から見る。

  • 店の外観

  • 店の入り口

  • 奥の席から店内全体を見る。

  • 店外のメニュー

  • ディナーメニュー

  • ドリンクメニュー

  • ワインリスト

  • モエ・エ・シャンドンのNV、ハーフボトル

  • バゲット

  • フォアグラテリーヌ

  • 豚肉のゼリー寄せ、ラヴィゴットソース

  • オニオンキッシュ、帆立貝と白身魚のム-ス添え

  • シャットー・トゥルヌフィーユの2009/ラランド・ド・ポムロール ハーフボトル

  • 鴨もも肉のコンフィ、粒マスタードソース

  • 牛タンのポワレ、香草バターソース

  • 鴨もも肉コンフィのアップ

  • 名前入りの皿

  • クレームキャラメル

  • 洋梨のタルト

  • 珈琲

2015/01/29 更新

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