グルマンじゅんさんが投稿した仏蘭西料理 やおら料理店(東京/池袋)の口コミ詳細

昭和58年・オテル・ド・クリヨンの厨房風景。

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仏蘭西料理 やおら料理店池袋、北池袋/フレンチ、ビストロ

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2020/08 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

フランス料理の本来を見直したくて選んだ店は池袋の外れにある「仏蘭西やおら料理店」。

令和2年8月9日(日)・都内2797件目

相変わらず特別に語られる事が多いフランス料理ですが
何故なのだろうか?勿論、他の国の料理と同じで高級で
高額な店もありますが、フランス料理はそんなに不自由
ではなくて
、もっと純粋平均的サラリーマンが楽しめ
お腹いっぱい食べて、ワインやその他の酒類を堪能する
事ができる食事だと思ってます。

池袋駅北口から35年前まではバラックが立ち並んでた
今の赤羽1番街のような雰囲気があった池袋2丁目63
番地・・
駅から徒歩10分位ですが喧騒ではなくなって
パキスタン料理マルハバが入っている雑居ビル2階に
あります。

案外と世間に流布しているのが仏蘭西料理を食べる時は
ビールを飲むのは駄目で、ワインオンリー判子で押す
ようにで始まり、白ワイン赤ワイン、仕上げの甘口
ワイン
チーズ、その後にアントルメ(甘味)の流れが
決まりごとのように言われています。

・・・でも、フランス料理を洋食の一つと考えて飲み物
だって麦酒(ビール)を飲みたかったらビ―ル酒類が
御法度だったら炭酸水
、炭酸が苦手だったらでも旨く
食べられるのが真っ当だと思ってます。

やおら料理店はカウンター6席と、3人がけテーブル
3卓営業時間は昼から夜まで通し営業で、ランチ時
¥2500のコースがありますが夜は事前希望が有れば
夜のコースもありますが基本的にはア・ラ・カルト対応
です(夜のコース¥5000~の案内有り)。

以下は食べた物、すべてシェアで

・アミューズ
 冷製グリーンピースのクリームスープ
 ハイジの白パンと豚肉のリエット

オーダーが終ると最初に瓶ビールが来て、アミューズ
インド料理カダイに入ったバケットに鉄板の組合わせ
豚肉のリエットスターターは夏向きの冷製グリーン
ピースのクリームスープ
でした。

デミタスカップでの提供ですが暑さでバテ気味の胃袋が
活性化する感じで
、これからの料理に期待出来ますね♪

・前菜・1
 松輪鯖の酢〆

前菜1品目はこれも夏らしく松輪鯖の酢〆ですが極軽い
酢〆なので刺身的でもありますが、スタイルとしては
オリーブオイルで完成させているのでカルパッチョ
思って良い前菜でした。

・前菜・2
 鮎のコンフィ

前菜2品目からは温かい料理になりましてドリンクを
ビールからスパークリングワイン
に変えました!

鮎のコンフィは今の季節の天然の大型鮎豪華に内臓
骨をつけたまま低温脂で
ゆっくり加熱したもので勿論
中骨を残して内臓&皮ごと完食しました、鬼旨ですわ♪

・前菜・3
ブータンノワールの焼きテリーヌ

久しぶりの豚の血液が入った料理のブータンノワール
ですがノワールは黒の意味で表記通りに黒ソーセージ
の事が多いですが、此方では温製の焼きテリーヌ形で
頂くことに・・・


ソースは赤ワインをたっぷり使用した茶色のソース
相当な強さのフォンを感じてそれが少しの苦味が感じ
鉄の香りのする「ブータンノワール」に、ぶつける
ようにかけてあるので、相当な骨太の料理でした・・

やや、コクが出すぎる感もありますが半熟玉子少し
コクを抑える役割
に添えてありました。

・メイン
 リー・ド・ボーのポアレ、マデラ酒風味

メインディッシュは15~6年前に一度食べられなく
なったリー・ド・ボー、仔牛の胸腺のポアレです♪♪
でも仔牛にしかない喉仏近辺の肉の部位で他には
例えられないような食感です・・私的にはもっとも
フランスを感じさせられる獣肉部位で
大好きです!!

これも前の皿と同じ茶色のソースですが胸腺肉の方は
より甘いマデラワインで仕上げてあるので
当然甘口の
料理ではありますが葡萄由来の甘さなので添えられた
平打ちのヌイユと共に仏国の獣肉文化を楽しみました。

この料理にボディの強い「カベルネソーヴィニヨン」
を合わせたら相性はバッチリでした。

酒類

・瓶ビール(サッポロ黒ラベル小瓶)
・グラススパークリングワイン
・グラス赤ワイン(カベルネソービニヨン主体)
・ノンアルコールビール×2

ちょっと同行のTちゃんと共に自分もアルコール量が
減ったので(Tちゃんは完全断酒)
ボトルのワインは
注文しませんでしたが、此方ではホール担当者に好み
ワインを伝えれば適切にペアリング
してくれます。

そのサービスもシェフと助手の2人で行った日は
3人、3人、2人×3組で殆ど満席でした。
にもかかわらずサービスは的確で的を射てます♬

カウンターはハイチェアーなので長い滞在に不向き
ですが調理のライブ感があって別の良さも有りで!

2~3人でゆっくり楽しむも良し、一人カウンター
も悪くはないです。料理は流行にとらわれず仏国の
料理を提供しています。
 これからの期待「大」
レストランで客層は同業の料理人らしき男性の2人
客が2組くらいは居ました。
食べログの点数以上に
評価出来るので私は自信をもって「4.0」の評価を
しました。
再訪は必須です!!

上記の内容で利用額は1人当たりが¥7000弱と
フランス料理としてはCPは良いです。最近は色々
余計な事をして高額になる傾向があるフランス料理
ですが、サラリーマンが普通に働いていれば食べる
事が出来る店が増えて欲しい物です。

  • パキスタン料理の「マルハバ」を見ながら2階に上がります。

  • 店の案内・1

  • 店の案内・2

  • 店の入り口

  • 店内厨房

  • 手書きのアラカルトメニュー

  • セットはカトラリーではなくて、塗り箸とナプキンです。

  • インド料理の「カダイ」に入った、ハイジの白パンと豚肉のリエット(塩付けの豚肉をほぐして豚脂肪と合えた物、コーンポークとも言えます)。

  • アミューズは夏らしく「冷製グリーンピースのクリームスープ」仏語では「プティポワフロワー」

  • 松輪鯖の酢〆(¥1000)・仏語で「マリネ・ド・マックロー」

  • 松輪鯖酢〆のアップ

  • 豪快です・・鮎のコンフィ(¥1300)(¥

  • 鮎のコンフィをアップで・・

  • スパークリングワイン(¥900)

  • ブータンノワールの焼きテリーヌ(¥1800)

  • ブータンノワール焼きテリーヌのアップ

  • グラス赤ワイン(カベルネソービニヨン主体)

  • リー・ド・ボーのポアレ、マデラソース

  • リー・ド・ボーのポアレを真上から

  • リー・ド・ボーのアップ

2020/09/13 更新

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