グルマンじゅんさんが投稿したル・マルカッサン(東京/護国寺)の口コミ詳細

昭和58年・オテル・ド・クリヨンの厨房風景。

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ル・マルカッサン護国寺、鬼子母神前、雑司が谷(東京メトロ)/フレンチ、レストラン

2

  • 夜の点数:4.4

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.4
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 4.4
2回目

2019/02 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

このクラスのフランス料理店が増えて欲しいと常に思っています♬●

平成31年2月2日(土)訪問

最初に書きますが、私はフランス料理が大好きです♬
本気でそう思ってます。大衆食堂で飲むのと同じ位好きで
同じスタンスで飲食します。そして誰でも食べられる価格
の店を評価したいと思ってます。

例えば1食に特別な人しか食べられない価格の店だけが
高評価であって良いのか? フランス料理はそんな不自由
な料理ではないです・・

フランス料理・・文字通りフランスの料理なのですが
何か特別に語られることが多くて、特に我々の世代の
男性は結婚式でフレンチに触れた人が多くて、それら
全部が形式的ではなくて、良い店もありますが大抵は
見劣りするものが多くて「フランス料理」嫌い・・・
と、言う人多くいます。

バブルの陰りが見え始めた頃に色々な高級フランス料理
からフランス料理を日常食として食べようと考えまして
その旗振り役となったのが現在は新宿区荒木町・舟町の
パザパのオーナーシェフの伊川順二氏です。

最初は市ヶ谷台町に「オー・ムートン・ブラン」を開店
して、そのあとに高田馬場に「ラ・ディネット」、目白台に
「パ・マル・レストラン」、千石にプルミエ
と伊川順二氏に薫陶を受けたシェフが独立して行きます。

ラ・ディネットは「おままごと」の意味、パ・マルは
「まあまあ」の意味。プルミエは「1番目」の意味で
その通りの店で昼食は前菜→メインディッシュの2皿で
¥1000、ディナーは同じく2皿にデザートかチーズ
が付いて¥2500平均でした・・ただ、どの店もこの
値段以上の店だと思います。

これ等の伊川順二さんに影響を受けた店は、挑戦的に
ドレスコードを無くして更には「短パン」、「サンダル」
可ともわざわざ、当時のグルメ本に書いてます。

素材は落とさずに、物件は居抜きを使ったり、カトラリー
は使い廻しで、ナプキンは紙製、オーナー1人で調理から
サービスまで一人で担当している店もありました。
人件費を抑えるためなのは言うまでもないです。

現在は、「パザパ」以外に、高田馬場にラミティエ
目白台に、ル・マルカッサン(こちらのオーナーは伊川氏の
甥っ子です)。
がそれぞれ頑張ってます。伊川氏の系列以外にも代々木に
キノシタがありリーズナブルな店として
頑張ってます。

それでも、この頃のフランス料理の新しい流れに当時の
保守的なおじ様達は本物のフランス料理ではないとか
色々と言われましたが、現在では何も言われずに・・・

フランス料理が本来の意味で浸透していったようで30歳
前後の方をを中心に流行ってます。ワインをタップリ飲み
フランス料理の惣菜を食べて¥5000前後です、飲まない
人はもっと安いですので下手な居酒屋よりも良い素材を使い
頑張っているのでお勧めの店です。

これからのフランス料理店は、どんな道を進んでいくので
しょうか?

できれば、日常食の店がもう少し増えて欲しい・・そう
本気で思ってます。高級食材を使うだけがフランス料理
では無いのです。このクラスの店にフランス料理の真実
があると思っています!

意に反し、モダンフレンチやイノベーション&フュージョン
なんてジャンルが優秀なグルメサイトの食べログには
増えていますが・・

さて、長々と書いてしまいましたが店のレビューに入り
ます。


護国寺駅から不忍通りを目白駅方向に登ると右側に店は有り
ますが住宅に紛れて地味なので解り難いです。

土曜日某日に連れと2人で御邪魔しました。僅か14席で
この日は満席でした。

以下は食べた物&飲んだ物2人で(料金は税込み)
¥3000のプリフィックスメニューです。

アミューズ

・豚肉のリエット(2人共通)

前菜

・お肉のテリーヌ砂肝のコンフィ添え(私)
・牡蛎とキノコの香草バター風味(連れ)

メインデッシュ

・骨付き仔羊のくんせいロースト(2人共通)
・バゲット(2人共通)

デザート

・ミントティ(2人共通)

酒類

・グラススパークリングワイン(2人共通@800)
・シャトー・ラ・マルティーヌ(¥4500)
 カオール2014

この日の会計は、此方は内税&サービス料もないので利用
総額は上記合計で¥12100です。

此方のメニューは、前菜、メイン、デセール又は珈琲類
で¥3000で、前菜にフォアグラを選ぶと+800で
デザートの代わりにフロマージュを頼むと同じ¥800
プラスです。

前菜1品追加が¥1000、メイン追加が¥1600で
ありますが1皿の量が多いので2皿とデザート又は飲物
で量はたっぷりとあります。

先ずは、グラススパークリングワインで乾杯です。銘柄
は失念しましたが、泡がかなりきめ細かったので方式は
瓶内2次発酵させたものだと推測です。薄切りバゲット
に豚肉のリエットを乗せた物が出ました・・

前菜1皿目は私は「お肉のテリーヌ砂肝のコンフィ添え」
ですが相当厚い肉のテリーヌです・・元々、ボリューム
はある方ですが、この日は特に多いような気がします♬

あと、添えられた低温脂煮の砂肝は本気の上手さです。
ネパール人も、フランス人も砂肝が大好きなんです!!

タップリのサラダとデジョンマスターで頂くのは仏国の
文化を食べているようです。

連れの「牡蛎とキノコの香草バター風味」は、バターで
炒めた牡蛎とキノコの上に、バジル含む各種香草バター
をかけまわした物で、洋食の牡蛎バターのイメージです。
此方も、たっぷりのサラダが添えられていました!

ワインは炭のワインと言われている葡萄はマルベックが
100%のカオールのシャトー・ラ・マルティーヌを
お願いしました。このワインはフランスでも西に寄った
スペインに近い地区のワインで、これより西は「ジュラ」
があるくらいです。2014年なれど、澱がかなり出て
いたので少し落ち着かせてから抜栓しました。

メインは2人共通で「骨付き仔羊肉の燻製ロースト」を
選択、一度燻製にかけた骨付きのラムをローストして
切り出した物です。これは凄いボリュームだった・・・
骨付き2本の部分以外にも、たくさん盛られていました。

2皿を2時間かけて何とか完食した感じでした。明らかに
2年前に来た時よりボリュームが増えている感じです。

この後はチーズを食べる予定でしたが、腹がきつくなり
口中がサッパリさせるため、2人ともミントティーで終了
しました。

あと、調理からサービスまで一人でこなすシェフの動きは
見ていて気持ちが良いです。食べログ情報では20人に
なってますが、この日は14人で満席の札が出ていました。

最後に・・・洗礼されたフランス料理ばかり注目される日本
のフレンチですが、いささか盛り付けが雑多な感じがある
高級食材もあまり使用しない、こんな店が私は大好きです。

  • 店の外観

  • 店の入り口

  • プリフィックスメニュー(¥3000)

  • ワインリスト

  • その他ドリンクメニュー

  • グラススパーリングワイン

  • アミューズ(豚肉のリエット)

  • バゲット

  • お肉のテリーヌ、砂肝のコンフィ添え

  • 牡蛎とキノコの香草バター風味

  • 赤ワイン(カオール)

  • カオールラベルのアップ

  • 骨付き仔羊のくんせいロースト

  • 骨付き仔羊のくんせいローストのアップ

  • ミントティー

2019/02/28 更新

1回目

2016/09 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.4
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

リーズナブルで素敵なフランス料理屋さんです→再訪3回目です!

2016年9月14日(木)、マイフォロワーさん3人含む4人で
再訪しました。この日は予め、1人¥6500で、ワインフルボトル
3本、料理内容は、前菜1→前菜2→メインディッシュ→デセール又は
チーズ→食後の飲み物の4皿コースで構成してもらいました。前菜・1
以外は単品メニューの中から、前菜5種類、メイン6種類から好きな物を
選択です。

以下は食べた物、飲んだワイン4人で。

前菜・1
・フォアグラテリーヌ(4人共通)

前菜・2
・ヴィシソワーズと、ホタテ&海老のテリーヌ(S氏)
・お肉のテリーヌ、砂肝のコンフィ添え(Pさん)
・カンパチの、ちょっと燻製カルパッチョ(Oさん、私)

主菜
・牛肩ロースのステーキ、粒マスタードソース(Pさん)
・骨付き仔羊のくんせいロースト(Sさん、Oさん)
・鴨のコンフィ、こんがりオーブン焼き(私)

デセール又はフロマージュ
・タルトタタン(Pさん)
・ガトー・マロン(Sさん)
・フォロマージュ3種盛りあわせ(Oさん、私)

各自、コーヒー類

ワイン

・ SANVALERO(CAVA・サンバレロ)¥4000
・TURPIN(チュルパン ボルドー ソービニヨンブラン ¥3000
・CHATEAU LAMARTINE 2012(カオール・シャトーラマルティーヌ)
\4000


まずは泡物はスペインのカバで乾杯です・・まだまだ暑いので旨い
ですね♪ 前菜1皿目はフォアグラテリーヌを1カットずつサーブ
してもらいました。たっぷりと甘めな酒を使った、伝統の調理手法の
テリーヌフォアグラは、フレッシュをポワレにした物が多くなって
きた昨今は、オンメニューしている店が少ない気がします。口中に
入った刹那にとろけるフォアグラテリーヌは最高です♪

ワインを白ワインにしまして、ボルドーのソービニヨンブランを選択
ですが、青りんごの香がかなり前面に出ている、スッキリ夏向きな
白ワインでした・・個人的にはシャルドネよりは好きな味です。

前菜2・・私は、かんぱちのちょっと燻製カルパッチョを頂きました。
以前に燻製にしていない、カンパチのカルパッチョは頂いた事は
ありましたが、恐らく冷薫にしたであろう「かんぱち」は熟成感も
あって、また違った旨さでした。ソースはバジル、トマトにナッツ系の
オイルにワインビネガー・・と、言った感じで付け合わせは、オクラ
蓮根、キャロットラぺ、レタスがたっぷりと添えられてました。
少し味見した、Sさんが食べた、ヴィシソワーズと、海老&ホタテの
テリーヌは夏らしくて一口の味見ですが、旨かったです♪

メインディッシュは1回目、真鯛と骨付き仔羊、2回目は牛肩ロースの
ステーキと食べたので、今回は鴨のコンフィ こんがりオーブン焼きに
しました。これもフランス料理の典型的な惣菜料理で低温脂煮なので
旨味が凝縮していて、更には骨付きなので骨際の身の旨さまでをも
堪能出来ました・・本気で美味しいです。

赤ワインは南西フランス カオール地方のワインを選択しました。
墨のワインと呼ばれている位に色が濃くて、ポディは相当な
重さですので、豚や鶏などの軽い肉類以外なら相性が良いと思い
選択しました。食べた物が仔羊薫製ロースト、鴨のコンフィ
牛肩ロースのステーキなので特に旨かった・・決して高い価格の
ワインではなくて酒屋さん売りで¥2000位なので自宅での
飲みにもお勧めですね♪ 大抵のネット通販で買うことが出来ます。

続いてデザートてすが、こちらは料金内で、チーズの選択肢
があるのがうれしい所ですね♪
S氏はガトーマロンをチョイス、Pさんは、フランス伝統家庭デザート
のタルトタタン、Oさんと私はチーズ3種の盛り合わせにしました。
盛り合わせの内容は白カビがブリー青カビはオーベルニュブルー
ウオッシュタイプはAOC取得なしの普及品でした。

フランス料理と言えば、日本ではお高いイメージがありますが実際の
本国では、そんなに豪華な物を通常は食べている訳ではないです・・
ここで出しているような料理がフランス人が少し晩御飯に旨い料理を
食べようと思った時に食べる物です。今の所は、この価格帯の店は
少ないのが現状なので、フランス料理を高い物との偏見なく普及する
ためにも頑張って欲しい店だと思いました。お付き合い頂いた3名の
マイフォロワーさん、ありがとうございました。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです。

2016年6月9日(木)に、約5年ぶりの再訪です。

こちらは荒木町パザパの経営者「伊川順二」さんの甥っ子さんが
一人でサービスから料理まで、こなしながら経営する秀逸な店です。
内容が同じコース料理は¥3000になってました。5年前の拙い
レビューとともに読んで下されば幸いです。

この日食べた物2人で。

前菜
・フォアグラのテリーヌ(私、コースに+600)
・稚鮎のフリット(相方)

メインディッシュ
・骨付き仔羊の燻製ロースト(私)
・牛肩ロース(ザブトン)のステーキ粒マスタードソース(相方)

デザート
・チーズ盛り合わせ(共通)

酒類
・レーベンブロイ生(250ml \500×2)
・CHATEAU・DU・BOUSQUET 2010(シャトー・デュ・ブスケ)
 (¥4000)
まずは、暑い日だったので、レーベンブロイの生で乾杯です♪ アミューズは
バゲットにレバーパテを塗ったものでした。無難に美味しいです。

前菜のフォアグラテリーヌは、コースに¥600ですが4切れも乗っていて
中にはドライイチジクが入ってます。ねっとりとしたフォアグラのテリーヌ
はフレンチならではの旨さです。相方の食べた稚鮎のフリットは、この季節
ならではで、鮎の内臓のほろ苦さが印象に残りました。

メインは私は5年前と同じで骨付きの仔羊を燻製にかけてからローストした
もので薫香が素晴らしく、ラム肉の旨さを最大限に生かした料理法です。
相方の食べた、牛肩ロース(ザブトン)のステーキは量が200g以上
あって、デミグラスソースの出来もよくて牛肉も、何たらのブランド牛
ではないですが、柔らかさも適度で牛肉を食べる楽しみを堪能です♪

デザートは料金内で、チーズ、ケーキ類1品、コーヒー、紅茶から
選べて、チーズとデザート両方食べたら、¥600プラス、デザート
盛り合わせはも、¥600プラスです。その他は前菜1品¥1000
メイン1品¥1600で追加も出来ます。

2人ともチーズを選択、AOC取得なしのウオッシュタイプと青かび
は、オーベルニュブルーを頂きました。
支払金額は2人合計で、¥11600です。ワインフルボトルとビール
コース料理に、プラスのフォグラを食べて一人当たりが¥5800です。
この価格はリーズナブル以外の何物でもないと思います。

この夜も楽しくて、美味しいディナーでした、ごちそうさまでした。

写真を追加しました。
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以下は以前のレビューです。

2011年7月30日来訪

有楽町線護国寺駅から目白方面に向かいダラダラ坂を歩くこと
8分くらい、普段の不節制からかきつく感じたが、店にたどり着く
までにビストロらしき店が二件あった・・これから美味しい料理を
食べられる予感に胸がときめく・・・

メニューはプリフィクスで¥2900、前菜、メイン、デザートの中から
それぞれ一品をチョイス、デザートの選択肢はチーズも含まれてますが、
コーヒーは別料金です。
この価格はかなりお得で,その他前菜一品追加は¥1000、メイン一品追加
は¥1600、前菜にフォアグラ料理を選んだ場合はプラス¥600です。
フォアグラ・・・以外は口頭での説明でした。

この地にはかつて「ル・モガドー」や「パ・マル」があった所だが現在はない。
伊川順二さんがかつて広めた廉価版のフレンチは上記2店の他に高田馬場
に「ラ・ディネット」、四谷舟町に「パサバ」、白山に「プルミエ」などがあるが
現在は存在しない店もあります。

以下は頂いたもの2人で

前菜:フォアグラのテリーヌ

前菜:カンパチのカルパッチョ

前菜:肉のテリーヌ、砂肝のコンフィ添え

魚:真鯛ポワレ、タプナードソース

肉料理:鴨のコンフィ

肉料理:子羊の燻製ロースト

デザート:イチジクとくるみのタルト

チーズ:ポンムレベック、リバロ

ワイン:Cavaのロゼ、カオール、それぞれフルボトル

ディジェスティフ:アルマニャック

最初にバゲットとくるみパンが運ばれてくる。
フォアグラのテリーヌは伝統的な製法で甘めの酒を練り込んでありねっとりとしていて
フォアグラソテーではないテリーヌの旨さが際立っている。さらに蜂蜜と黒胡椒
をアクセントにしているので甘みと辛味のバランスが絶妙でした。これにはCavaを
あわせたのだけれど本来はソーテルヌなどの極甘口ワインが相性がよいことでしょう。

カンパチのカルパッチョは酸味はあまり際立たせず、オイルはナッツ系のオイルと感じ
たがどうだろうか。付け合せの野菜はセロリー、赤ピーマン、みょうが、人参せんぎり、
などがかなりの量があった。

肉のテリーヌ鴨の砂肝添えは、これぞビストロ料理で、添えられた砂肝のコンフィは理屈抜きに
旨い。以上の前菜三品のつけ合わせは全て同じだった。

真鯛のポワレは最近は皮目を綺麗に見せるため、皮目の焼きが甘い店が多い中、
ここのは皮を黒くなるくらいカリカリに焼いていて、皮そのももの旨さを際立たせていた。
これをタプナードで食べる・・・旨い・・本当に旨い!!
付け合せはラタツイユとマッシュポテト。

鴨のコンフィも皮がパリパリで、中はしっとりの鴨の肉・・・最近、某店で食べた物はコンフィ
とは名ばかりで、ソテー見たいだった。こちらののコンフィは本物のコンフィです。

子羊の燻製ローストは骨付きのまま一度燻製をかけてローストし、骨一本分に切り分けた
肉が三本ある、燻製香が鼻を刺激する、ほおばるとホッペタが落ちそう・・・子羊の骨にしゃぶり
ついて骨周りの肉を食べつくした。

チーズは食べごろに熟成したウオッシュタイプが二種類、食後酒もかなりの種類が並んでいた
マール、コニャック、アルマニャック、グラッパ、カルバドス、ポートの中からアルマニャックをオーダー
これにはデザートのイチジクとくるみのタルトも合わせてみたが、甘みが少ないためか良いバランスでした。

ワインは珍しくCavaのロゼをオーダー、酸味が木苺的で蒸し暑い夏にはぴったりで結構早いペース
で飲んでしまった。
二本目は赤でカオールをチョイス、墨のワインと言われるだけあってかなりコクがあったが2008年
なので若い方だという説明を受けた。
尚、グラスワインをオーダーする場合は希望により、小ぶりのグラスでテースティングした上で選ばせて
もらるのは他店では、あまり聞いたことがない。¥500のグラスワインでこのきめ細やかなサービスは
ワインを本当に好きでなければ出来ないことです。

バブル華かし20年以上前に高額店、広尾の「H」、四谷の「M」が最盛期だった頃に、フレンチを庶民に
広めようと努力した伊川順二オーナー(現在は四谷舟町のパサバのオーナーシェフ)の考え方が実った。
当時あった「グルマン」というフランス料理ガイドブックに、わざわざ短パン、サンダルでも入店可能と、
案内していた。

今回はフォアグラ料理と他に前菜一品、メインと三皿食べたので料理は一人¥4500でしたが、三皿では
かなり満腹になる、二皿の¥2900でも充分楽しめます。これにワインフルボトル二本にアルマニャックで
二人で¥17000のお会計はかなりリーズナブル。

ギンガムチェックのテーブルクロスの上に白いテーブルクロスをかけて、カトラリーは打ち抜きのものですが
使いまわしではなく、料理の数だけ用意される。廉価な店では使いまわしが多いのですが・・・

七部丈のズボンに黒いポロシャツを着用してキビキビとサービスするオーナーはサッカーの審判みたいだ。
いずれにせよ普通に食べて飲んで¥6000位の予算でコストパフォーマンスは最高!!!

現在、廉価なフレンチやビストロが町中に増えてます。「ル・マルカッサン」は厳密にはビストロのカテゴリー
からは外れて、純粋なフランス料理です。その廉価版です。フランス料理を日常食として、構えずに、ランチ
などは¥1500で二皿にデザート、グラスワイン二杯飲んでも¥2500くらいで、ちょっと素敵な昼ごはんに
は最適です。

「ル・マルカッサン」・・・いつまでも存在していて欲しい店です。

  • 店の入り口

  • 店内風景

  • メニュ-・平成28年9月14日

  • CAVA(サンバレロ)・平成28年 9月14日

  • CAVAのサービス・平成28年9月14日

  • 前菜1・フォアグラテリーヌ

  • パン・平成28年9月14日

  • かんぱちのちょっと燻製、カルパッチョ・平成28年9月14日

  • ヴィシソワーズ 海老とホタテのテリーヌ・平成28年9月14日

  • 肉のテリーヌ砂肝添え・平成28年9月14日

  • 白ワインはボルドーのソービニヨンブラン・平成28年9月14日

  • 骨付き仔羊の燻製ロースト・平成28年9月14日

  • 鴨のコンフィ こんがりロースト・平成28年9月14日

  • 牛肩ロースのステーキ粒マスタードソース・平成28年9月14日

  • 骨付き仔羊の燻製ロースト・平成28年6月9日

  • シャトー ラマルティーヌ2012・平成28年9月14日

  • デザートメニュー・平成28年9月14日

  • チーズ盛り合わせ・平成28年9月14日

  • ガトーマロン・平成28年9月14日

  • エスプレッソ・平成28年9月14日

  • 相方です・平成28年6月9日

  • メインメニュー・平成28年6月9日

  • ビールとアミューズ・平成28年6月9日

  • パンと赤ワイン・平成28年6月9日

  • シャトー デュ ブスケ・平成28年6月9日 

  • フォアグラテリーヌ・平成28年6月9日

  • 稚鮎のフリット・平成28年6月9日

  • デザートメニュー・平成28年6月9日

  • チーズ盛り合わせ・平成28年6月9日

  • この日の会計伝票・平成28年6月9日

  • 最寄の有楽町線護国寺駅

  • 坂がきつい、店はもうすぐ

  • 店の入り口

  • ワインリスト

  • デザートメニュー

  • 女性で賑わう店内

  • 店内の壁に飾られた絵画

  • カバのロゼです

  • カオールのワイン

  • バゲットとくるみパン

  • カンパチのカルパッチョ

  • フォアグラのテリーヌ

  • 鴨のコンフィ・2

  • 真鯛のタプナードソース・2

  • 子羊の燻製ロースト

  • チーズ盛り合わせ、料金内でチーズかデザートが選べる

  • イチジクとくるみのタルト・食後酒のつまみにも美味

  • オーナーのサービス、ホールはオーナー一人で切り盛り

  • 当日の料理メニュー、5月とは少し内容が変わってます

2016/09/19 更新

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