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1回
夜の点数:5.0
2005/07 訪問
これぞ、牛鍋
この店には、会社の上司に連れて行ってもらったのが初めてだが、何かと縁がある。最後に行ったのは、孫の顔を見に父親が上京してきてくれたときだっただろうか。上野から、タクシーにのり、すでに閑散とした夜の浅草にたどり着いた。既に夜9時を回っていただろうか。ラストオーダーの時間を過ぎていたので、普通なら断られていただろうが、「ちょっと待ってください」と言い残して間もなく座敷に通してくれた。入り口は、昔ながらの引き戸で、この店が牛鍋の名店だと言うことに気がつくには、時間がかかるだろう。中にはいると、太鼓を鳴らして迎えてくれる。店内は全て畳の座敷で、昔ながらの雰囲気を味わえる。普通、こうした雰囲気重視の店だと、伝統ばかり重んじて、料理には期待できなかったりするのだが、この店はちょっと並じゃない。牛鍋を頼むと、運ばれてくるのはネギなどの野菜達に飾り付けられて、きれいに盛りつけられた上品なサシの入った近江牛だ。関西の人には、なじみが薄いのだが、牛鍋というのはすき焼きに似ているが、醤油や砂糖を鍋の中で合わせるのではなく、店で用意してある割り下というダシで煮ていく。このダシも旨いのだが、やはり特筆すべきは肉の甘さだ。単にサシが入っただけの肉なら、どこにでもあるが、口の中に広がる甘さは、やはり神戸牛、松阪牛と同様、近江牛は素晴らしい。割り下が煮詰まってくると、辛くなるので水を入れて薄めたり、足りなくなれば追加してくれる。よく、すき焼きや牛鍋というと、卵を小鉢でとじてから食べる人がいるが、私はあえて卵は割ったままで残しておく。熱々の野菜で白身を固め、白身が無くなったら、黄身をソースのように肉につけて食べるのが最高だ。最初の一人前は肉と野菜がセットになっており、足りない場合は、肉、野菜、それぞれ別々に追加注文するシステム。我々夫婦は、大の肉好きなので、だいたい肉を2皿追加するが、そうなると予算オーバー気味になる。ノスタルジックな雰囲気の中で、厳選された深い味わいの和牛を楽しみたい人にお薦め。食後は、ちょっと歩くかタクシーに乗って、駅前の「神谷バー」でノスタルジックの続きを味わいながら、「電気ブラン」でできあがるのがよし。
2005/07/26 更新
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大人数の宴会
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一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
この店には、会社の上司に連れて行ってもらったのが初めてだが、何かと縁がある。最後に行ったのは、孫の顔を見に父親が上京してきてくれたときだっただろうか。上野から、タクシーにのり、すでに閑散とした夜の浅草にたどり着いた。
既に夜9時を回っていただろうか。ラストオーダーの時間を過ぎていたので、普通なら断られていただろうが、「ちょっと待ってください」と言い残して間もなく座敷に通してくれた。
入り口は、昔ながらの引き戸で、この店が牛鍋の名店だと言うことに気がつくには、時間がかかるだろう。中にはいると、太鼓を鳴らして迎えてくれる。店内は全て畳の座敷で、昔ながらの雰囲気を味わえる。普通、こうした雰囲気重視の店だと、伝統ばかり重んじて、料理には期待できなかったりするのだが、この店はちょっと並じゃない。
牛鍋を頼むと、運ばれてくるのはネギなどの野菜達に飾り付けられて、きれいに盛りつけられた上品なサシの入った近江牛だ。関西の人には、なじみが薄いのだが、牛鍋というのはすき焼きに似ているが、醤油や砂糖を鍋の中で合わせるのではなく、店で用意してある割り下というダシで煮ていく。
このダシも旨いのだが、やはり特筆すべきは肉の甘さだ。単にサシが入っただけの肉なら、どこにでもあるが、口の中に広がる甘さは、やはり神戸牛、松阪牛と同様、近江牛は素晴らしい。割り下が煮詰まってくると、辛くなるので水を入れて薄めたり、足りなくなれば追加してくれる。
よく、すき焼きや牛鍋というと、卵を小鉢でとじてから食べる人がいるが、私はあえて卵は割ったままで残しておく。熱々の野菜で白身を固め、白身が無くなったら、黄身をソースのように肉につけて食べるのが最高だ。
最初の一人前は肉と野菜がセットになっており、足りない場合は、肉、野菜、それぞれ別々に追加注文するシステム。我々夫婦は、大の肉好きなので、だいたい肉を2皿追加するが、そうなると予算オーバー気味になる。
ノスタルジックな雰囲気の中で、厳選された深い味わいの和牛を楽しみたい人にお薦め。食後は、ちょっと歩くかタクシーに乗って、駅前の「神谷バー」でノスタルジックの続きを味わいながら、「電気ブラン」でできあがるのがよし。