軽井沢に寄ったなら食べなきゃもったいない！目移りし過ぎる美しいタルト達。 : タルト ケイ

▶地元のフルーツを使った季節感あふれるタルト
▶目移りが止まらないタルトが並ぶ、美しいディスプレイ
▶人気商品はすぐ無くなるので注意

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この日はGWど真ん中、“Restaurant Naz” さんのディナーを食べに軽井沢へ。午前中に仕事が片付いたので12時前に軽井沢駅に到着しました。レンタルサイクルを借りたので、「太田哲雄シェフの“MADRE”さんに行こうかな」、「“軽井沢デリカテッセン”さんに行こうかな」等々アイデアが。しかし、「その前にまずは大本命に行かねば」と気持ちを切り替えます。大本命は軽井沢の小さなタルト屋さん。

【こんな人にオススメ】
洋菓子に目がない人。
三度の飯よりタルトが好きな人。

【お店への向かい方】
軽井沢駅北口から徒歩15分ほど。駅の周りにはレンタルサイクリングが沢山あるので、こちらの活用もオススメです。GWがなど混んでいる時期はdocomoや楽天モバイルの携帯が繋がりにくいので、同行者と現地集合する場合はお気をつけください。目印は額装された麦の穂。

【お店の雰囲気】
店内はおしゃれな雑貨屋さんのような雰囲気です。アンティークが並ぶ落ち着いた空間。陶芸家・青木良太さんが手掛けたタルト型の皿やカヌレ型のオブジェなど、こだわりが店内に散りばめられています。ディスプレイにはガラス製のクロッシェに包まれた、可愛らしいタルトが並んでいます。オーナーマダムでパティシエの浜田晃子さんが接客してくださりました。

【本日のお料理】
・タルト オ ヴァン キュイ（780円）
・チーズタルト（890円）
・山葡萄のタルト（880円）
・アマゾンカカオとキャラメルのチョコレートタルト（780円）
・ピュイ ダムール
・ゆずのタルトシトロン
・ティラミス
・宝石のようなトリュフチョコレート
合計約6,000円ほど

【詳細と楽しみ方】
遠足前の子どもが如く、どのタルトを買うか全力で悩みましょう。どのタルトも素晴らしい味わいなので、安心して全力で悩んでください。ただ、オープン後早めに行かないと、どんどんタルトが売れてしまうので、悩む楽しみが減ってしまいます。訪問することだけは悩まず、なるべく早い時間に訪問することをオススメします。

私は悩みきれず、最終的に1人で7個購入しました。

タルトはどれも手が込んでいて、美しさとおいしさが詰まっています。中でも“tarte K”さんのスペシャリテ「タルト オ ヴァン キュイ」は必ず頼むことをオススメします。ワインを煮詰めるのではなく、地元・小諸の農園の40〜50年の古木の紅玉をすりおろしてから漉してジュースにし、10分の1まで煮詰めるという手の込みよう。ぎゅっと詰まった紅玉の酸味とコクが、口いっぱいに広がります。しっかり焼き込まれたタルト生地のムギュサクッとした食感もたまらない。この一品はどうしても食べてもらいたいです。悩む楽しみをひとつ奪ってしまうこと、どうかお許しください。

個人的には「ピュイ ダムール」と「ゆずのタルトシトロン」もどストライクでした。「ピュイ ダムール」は、パリパリっとしたフイユタージュの食感とバターの香り、そしてたっぷり詰まったクリームのコク。かなりクラッシクな作りだと思いますが、パーツそれぞれのクオリティが洗練されており、ガストロノミックなおいしさがあります。「ゆずのタルトシトロン」は、力強くもカドのない酸味の引き立て方が絶妙です。鼻を抜ける柚子の香りが心地よい。

他にも頻繁に期間限定メニューが並ぶそうなので、次の訪問がとても楽しみです。

【帰路のつぶやき】
5月12日から、金・土曜日のみの営業になるそうです。もしご興味があるようでしたら、素敵なタルトに出会えるように、軽井沢訪問のスケジュールを調整してみてはいかがでしょうか？ぺろっとタルトを食べて、ランチはマダムオススメの“Sajilo Cafe Forest”へ。

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