【モチモチ】あべの・天王寺周辺で味わえるナポリ風ピッツァ【ジューシー】

出典:kurodaさん

【モチモチ】あべの・天王寺周辺で味わえるナポリ風ピッツァ【ジューシー】

ピザの縁の部分がぶ厚く、空気が熱で膨張して風船のように膨らんでいる特徴を持つナポリピッツァ。あべの・天王寺周辺で、美味しいナポリ風ピッツァの佳店を厳選し、ここに紹介します。モチモチ・ジューシーなナポリ風ピッツァを味わってみませんか?

更新日:2024/01/21 (2018/07/04作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1079の口コミを参考にまとめました。

モチモチ・ジューシー

 ナポリピッツァの代表的なものにトマト、モッツァレッラチーズ、バジリコの「ピッツァ・マルゲリータ」があります。バジルの緑、モッツァレッラチーズの白、トマトソースの赤がイタリアの国旗(三色旗)を表しているとして、マルゲリータ王妃の名を戴いたとされています。
 ナポリピッツァは厳密には、ピッツアイオーロと呼ばれる職人が焼き、トッピングがナポリ郊外産で、直径35cm以下であることがイタリア政府により定義されています。しかしこの日本でも、ナポリで修行した職人が焼くナポリ風のピッツァを容易に口にすることができるようになりました。
 あべの・天王寺周辺で、美味しいナポリ風ピッツァの佳店を厳選し、ここに紹介します。モチモチ・ジューシーなナポリ風ピッツァを味わってみませんか?

Pizzeria Cafe KOBERTA

Pizzeria Cafe KOBERTA

 JR・天王寺駅の北口を出て、玉造筋を500メートルほど進んだところ。国道25号線と交わる寺田町交差点の手前にあるカフェ・ピッツェリアです。
 店内はテーブル席14席とカウンター席4席の全18席、暖かみを感じさせる白木のカウンターや什器が洒落てます。薪の焚かれる石窯が厨房内に誇らしげに設置されています。

薪釜の威力!

Pizzeria Cafe KOBERTA

 この日のピッツァはアンチョビと白ネギのトマトソースピッツァ(1,000円)。ピッツァが運ばれてきた瞬間、テーブル上に実に香ばしい匂いが漂います。トマトの赤とモッツァレラの白、そして焦げ目の黒…この色のコントラストが美しいですね。
 口に運ぶとアンチョビの塩気とネギの甘みが口の中で交錯する。ピザ 生地はソースのところはしっとり、周囲はカリカリ。薪釜ならではの風味が実に美味しい。

Pizzeria Cafe KOBERTA

 アンティパストは丸い器の中にサツマイモのスープ、切り干し大根、ブロッコリーとシメジのアーリオオーリオ、ハムのサラダが盛られています。スープはサツマイモの自然な甘さが好ましい味わいです。

クッチーナ ベッリーノ

クッチーナ ベッリーノ

 近鉄大阪阿部野橋駅の南側、岸本ビルの裏手の巴通りの南に下がって突き当たり。ツタヤの隣にあるイタリアンのお店です。ビルの1階ながら、ここだけ石壁の欧風調なのですぐに分かります。
 店内は奥に深い造りになっていて、カウンター席6席とテーブル席36席の全42席。ヨーロッパのカフェのようなシックな雰囲気です。

阿倍野で人気イタリアンのランチ

クッチーナ ベッリーノ

 マルゲリータ(Pranzo A:900円)は、薄めの生地の上にトマトソースとモッツァレラがたっぷりと、バジルは控えめに乗っています。モチモチ感のないしっとりとした生地は、縁の焦げたところが香ばしく仕上がっています。

クッチーナ ベッリーノ

 平日限定のランチ「Pranzo A」だと、サラダと自家製パン、コーヒーor紅茶が付いてきます。サラダはオリーブオイルとビネガーのシンプルな味付けで、ビーツの赤色が美しいですね。フォカッチャはハーブが香るふわふわの仕上がりです。

青いナポリ イン・ザ・パーク

青いナポリ イン・ザ・パーク

 あべのハルカスの足元、天王寺駅の目の前に広がる天王寺公園が、民間事業者が運営する公園「てんしば」として生まれ変わったのが2015年の年末。その「てんしば」の開業と同時期にオープンしたピッツェリアです。
 店内はクールでスタイリッシュな欧風のスタイルで、1階はテーブル席とカウンター席、そしてかなり広めのテラス席から成っていて、2階も大きな広間になっているようです。

その名の通り、公園内のピッツェリア

青いナポリ イン・ザ・パーク

 この日のピッツァランチ「桜エビとちぢみほうれん草のマリナーラ」(1,050円税別)です。カウンター席だと目の前でピッツァを作る様子を見ることができます。
 運ばれてきたピッツァは、味こそ焦げ目の 香ばしさや程よい弾力が感じられ、やはり石窯の良さが出ていていい具合。桜エビの風味とチーズの風味が合わさって意外な美味しさを醸しています。

青いナポリ イン・ザ・パーク

 サービスのカップスープはミネストローネです。実に具沢山のミネストローネは、野菜や豆が溶けるほど煮込まれていて、味も上々。公園の中、抜群の雰囲気の中でのピッツァがひと味違います。

PIZZERIA LEONARD &ぼんのみみ

PIZZERIA LEONARDO&ぼんのみみ

 JR阪和線・美章園駅から南東方向にあるいて5分ほどの住宅街の中にあるピッツェリアです。
 木のぬくもりを感じさせる店内は、テーブルがゆったり配置された全17席。特にイタリア風に装飾されるわけでもなく、いかにもピッツェリア…といった感じではありません。

上品な仕上がりのナポリピッツァ

PIZZERIA LEONARDO&ぼんのみみ

 マルゲリータのDOC(2,000円)は、やや大きめの生地の上に水牛モッツァレラが広がり、バジルとミニトマトが散らされています。ピザカッターが添えられていて、自分でカットするスタイルです。

PIZZERIA LEONARDO&ぼんのみみ

 6等分に切って口に運ぶと、トマトソースがジューシーなうえに生トマトがあるので、ピッツァの中心部は実にしっとりした風合い。反対に縁はカリカリに焼かれています。薪窯焼きならではの風合いです。
 チーズはやはり水牛だけあって実にクリーミーで味わい深い。トマトソースの風味もいいですね。天然酵母を使用したという生地も小麦の風味がしっかり活かされています。荒々しさを感じさせない実に上品な仕上がりのピッツァといえます。

カサディエッロ

CASATIELLO

 JR大阪環状線・桃谷駅から桃谷駅前商店街を少し進んだところにあるピッツエリアです。
 懐の深い店内には、キッチンに面した10席足らずのカウンター席があり、その奥に薪窯が設えられています。2階にはテーブル席がり、全30席程度とのこと。

トマトソースがいい仕事をしているマリナーラ

CASATIELLO

 マリナーラは、運ばれてきた瞬間、テーブル上に実に香ばしい匂いが漂いました。トマトの赤とニンニクの白、そして焦げ目の黒…この色のコントラストも美しいですね。
 周囲がモチモチっとした典型的なナポリ風で、焦げ目が実にスモーキーで風味が良好なのは石窯ならではのこと。トマトソースの酸味を感じるが、その後からジュワッと旨みが押し寄せてきます。
 オリーブオイルとバジリコ、ニンニクの風味が交錯して実に豊かな風味を加えています。こういうシンプルなピッツァはソースが重要。このトマトソースが実にいい仕事していますね。

CASATIELLO

 ランチセット(850円)では、サラダとピクルスが付いてきます。サラダは生ハム入り。量は少ないが味のある一品です。
 ピクルスは大根、ミニトマト、きゅうり。爽やかな仕上がりで、マリナーラとの相性も良好です。

TOKYO MERCATO あべのハルカス店

TOKYO MERCATO あべのハルカス店

 近鉄・大阪阿部野橋駅の直上、各線・天王寺駅に隣接。あべのハルカス近鉄本店のレストラン街・12階にあるピッツェリアレストランです。
 地中海に面したリゾート地アマルフィ海岸にある市場をイメージしたという店内は、カジュアルな意匠で、テーブル席ばかりの全64席です。

あべのハルカスでもおいしいナポリピッツァがいただける

TOKYO MERCATO あべのハルカス店

 「D・O・C」(1,780円)は、口に運ぶとバジルの香味とトマトソースの酸味、そしてモッツァレラのコクが口の中で交錯する。ピザ生地はソースのところはしっとり、周囲はもっちりしています。
 ピッツァの周囲の焦げがいい具合で、実に香ばしくてほろ苦い。なんといっても水牛モッツァレラがクリーミーで、そしてその美味さが減衰せずに後を引いてきます。

TOKYO MERCATO あべのハルカス店

 ランチタイム(11時~15時)はピッツァまたはパスタ注文でサラダビュッフェが付きます。
 レタス、トマト、オニオン、ニンジンのラぺ、紅心大根などどれも色鮮やかで瑞々しい。ドレッシングはシーザー・フレンチ・青じそが選べます。

トラットリア イル カンポ ダ シゲ

トラットリア イル カンポ ダ シゲ

 地下鉄谷町線・四天王寺前夕陽ヶ丘駅の4号出入口からバス通りを東方向に少し歩いたところ、天王寺警察署の筋向いにあるイタリアンのお店です。
 店内は、カウンター席、テーブル席からなる30席足らず。エントランス近くに誇らしく石窯を据えています。

焦げ目も香ばしいナポリピッツァ

トラットリア イル カンポ ダ シゲ

ここのピッツァも縁がモチモチのナポリ風です。「アンチョビ・オリーブ・ケイパーのトマトソース」は、アンチョビの塩気がアクセントになっていて実に美味しい。焦げ目が香ばしいのも良いですね。

トラットリア イル カンポ ダ シゲ

ここはパスタも上質。「鱈とカラスミのオイルソース」は優しい味わいでカラスミが独特の風味を加えています。パスタは言うまでもなくアルデンテに仕上がっています。

DUOMO

DUOMO

各線天王寺駅の南西方向、「あべのマルシェ」の中程にあるイタリアンのお店です。

入口のところに立派な薪釜が構える店内は、テーブル席ばかりで約30席。欧州の軽食堂のようなお洒落なインテリアです。

クリーミーでスモーキーな絶品マルゲリータ

DUOMO

 前菜3種盛り・ピッツァ・ドリンクの付く「ピッツァランチ」(1,300円)では、ピッツァはマルゲリータ、マリナーラ、クワトロフォルマッジ(+300円)等から選べます。
 マルゲリータ(水牛モッツァレラチーズ+400円)は、運ばれてきた途端、テーブル上に実に香ばしい匂いが漂います。かなり大きなピッツアで、トマトの赤とモッツァレラの白、そしてバジルの緑…見事にイタリア国旗が形成されています。
 口に運ぶとたっぷりのトマトソースの酸味と縁の焦げた部分のほろ苦さと香ばしさが交錯して実に深い味わい。このスモーキーでほろ苦いのがなんと堪らん。また、水牛モッツァレラは実にクリーミーで粘りも半端ない。そしてその美味さが減衰せずに後を引いてきます。

DUOMO

 前菜はこの日はエリンギのフリットとイタリア産のソーセージ、そしてシマアジやひよこ豆のマリネが生野菜とともに盛り合わされています。フリットは揚げたてで熱々です。

※本記事は、2024/01/21に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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