ラミヤータ（大井町）　チキンカレー＋大辛＋ネギポン（追記：チキンカツカレー） : ラミヤータ

＜２００７年１０月再追記＞

閉店が迫っている。
masaheko様にミッションを遂行していただきながら、自らが出動しない訳にはいかない。という事で夕食で利用。
閉店が迫っている為か、店の外まで行列。しかしこのチャンスを逃すと食べられなくなる。そのまま列に加わる。

待つこと１０分弱で店内に入れ、その５分後ようやくカウンター席に着席。女性店員から「大変お待たせして申し訳ございません。」と丁重に謝られる。

前回はチキンカレーだったので、今回はスープカレーを食べたかったのだが、痛恨な事に「スープ切れのため仕込み中」との事。スープカレーが出来る迄１時間近くかかるため、泣く泣く断念。再び女性店員から「申し訳ございません」と丁重に謝られる。
代案の「チキンカツカレー」をターメリックライスで注文。1,000円。

店内が満席の為か、チキンカツカレーが提供される迄２０分かかった。又も女性店員から謝られる。
ライスの上に、掌両手分くらいの大きさのチキンカツがのっている。恐ろしい事にライスよりも量がある。カレールーは別皿。
チキンが煮込まれたカレーは前回同様深い味わい。但しチキンカツカレーは辛さの調整が出来ない為、まろやかな印象が強かった。
美味しく食べ進めることができたが、カツのボリュームが相当あり、大盛にしなくても満腹になった。

精算時にも女性店員から再度「お待たせして申し訳ございませんでした。ご来店有難うございました。」と言われ深々と頭を下げられる。こっちが恐縮してしまう…。
他の客も閉店を惜しんで駆けつけた人が多い模様。家族で食べに来て店員に「いつまでもお元気で」と店員に声をかける客、昼夜連食で「お昼に続いてご来店有難うございます」と声をかけられている客、「また明日も来るよ」と声をかけて勘定を済ます客…この店が皆に愛されていたんだなあと実感。若い店員は客から温かい声をかけられ、少し涙ぐんでいた。

感動して店を出た。サービス1.0点、雰囲気0.5点、総合0.5点アップ!

ありがとう、ラミヤータ。
さようなら、ラミヤータ。

-----------------------------------------------------
＜２００７年１０月追記＞

痛恨のお知らせ！！
ここラミヤータ、人気があったお店なのに、１０月２７日で惜しまれつつ閉店とのこと。
さあ、お店に急げ！

-----------------------------------------------------
大井町駅から徒歩４分、カレー専門店ラミヤータ。

ランチで利用。
入口のドアと看板が黄色という派手な色使いで通りから目立つ。さらに店内の壁が赤。ちょっとケバい…。
店内はL字型のカウンター10席のみで、全席禁煙。
店員は男女1名ずつ、店内はほぼ満席で客の男女比率はほぼ半々。

この店ではスープカレーが一押しのようだが、チキンカレー、カレーリゾット、コロッケカレー、チキンカツカレー等、数種類揃っている。ランチタイム限定で「チキンカレー＆ポークカレーランチ」（750円）なるメニューまで存在する。さらに新メニューとしてポークカレーとグリーンカレーが登場した旨ポスターが出ていた。
その中から、「チキンカレー」を選択。ライスを白かターメリックから選択できるが、ランチタイムは白のみの提供。
辛さは、普通・中辛・大辛・悪魔殺し・天使の昇天の5段階。
中辛以降50円ずつプラスになる。しかしながら、辛さ調節用スパイスが入荷できないため「天使の昇天」は提供を中止する旨の告知が出ていた。そこで辛さは大辛を選択。トッピングは「ネギポン」にする。
チキンカレー750円、大辛100円、ネギポン130円、計980円。

チキンカレーは３分でご提供。
器の左側にカレーのルー、右側にライス、真ん中にトッピングであるネギポンという、カレーの王道を行くビジュアル。
ネギポンとは白髪ネギにカイワレを入れてポン酢で絡めたもの。何故か揚げワンタンもついている。
カレーはよく煮込まれている感じで、チキンが沢山煮込まれて入っている。トマトを煮込んでいるのだろうか、少々酸味も感じる。煮込みがしっかりされているためか、最初は甘みを感じるのだ。
ライスの上にはスライスされたアーモンドがのせられており、ちょっとしたアクセントになっている。また、卓上には揚げニンニクとレーズンが置かれていて、こちらもアクセントとして使える。
最初は口の中に甘さが広がっていたのだが、食べ進めるうちにどんどん辛さが口の中を襲ってくる。この甘さと辛さの時間差攻撃にはやられた…。

辛さ調節に追加料金が必要なのは残念だが、なかなか美味しいカレーを食べることが出来た。
ケバいレイアウト、BGMがビートルズというミスマッチ等、細かい突っ込みどころはあるものの、接客も丁寧で居心地は悪くない。もっとも、カウンター席のみで長居はできないが。
いずれ再訪して、スープカレーを食べてみたい。