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「蒼」は、別物、別格、でした。
青色巨星
「青色巨星」は、あまりの高温の為に、赤を超えて青に見えるのだそう。
この日のお料理は、峯村シェフの情熱と共に、余りに素晴らし過ぎて、まるで「青色巨星」だ、と思ってしまいました。
「食べログGOLD・V2」をゲットした、蒼さん。
4月には、愛媛の素晴らしい食材にスポットを当てるべく、あの藤本純一 漁師さんとタッグを組んで、
ポップアップレストラン「虹吉」のオープニングシェフとしてスタートを切ります。
インスタのみで募集された参加者は、
平日で、しまなみ海道の島という立地ながら、18席に対して600人にも昇ったとの事 (;・∀・)
気力も体力も充実した峯村シェフが、愛媛での試作を重ねて生み出したお料理は、
頂いたとたんに震えが走って、変なゾーンに入っちゃった感じで、真顔で固まるほどでした。
( シェフが話しかけて下さっても、ちょっと黙ってていただけますか?的なww )
現地で頂いたら、もっと凄いと言うのだから、想像がつきません。
どれがベストと言えない主役を張れるお料理ばかり、
口休めのはずの「柚子のグラニテ」さえ、どんな細工をしたらこうなるの?と驚く美味しさでした。
オープンしたばかりから、飛び抜けて美味しかったけれど、
更に美味しくなって、更に美味しくなって、更に・・・どきどきして、心臓に悪そうですww
次回の「蒼」さんの予約は5月。
ちょっと間が空くので、OMAKASEのキャンセル枠が流れてくるのを待ちたいと思います・・・
大抵、気付いた時には埋まっちゃっているんだけど(-_-;)
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※
◇ 愛媛 藤本漁師さん 神経〆真鯛のコンソメ
◇ 愛媛 藤本漁師さん 赤貝の冷製フェデリーニ
◇ 函館 小西鮮魚店 無漂白 白子と黒トリュフのグラタン
◇ 愛媛 藤本漁師さん 神経〆縞鯵の藁焼き お米と中国甘酒のソース
◇ さかな人長谷川さん 長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 丹後 魚政さん 松葉蟹のリゾット
◇ 新玉葱のムース
◇ さかな人長谷川さん 2キロ越え 白甘鯛 の神経締め アクアパッツァ仕立て
◇ 金沢柚子のグラニテ
◇ 上田畜産さん 但馬玄45か月肥育 雌 シャトーブリアン
江別市 雉子谷さん 百合根「月光」のパン包焼き
※ シャンボール・ミュジニー 1er Cru. 1995
◇ 愛媛 藤本漁師さん 神経〆真鯛のコンソメのリゾット
◇ 愛媛 藤本漁師さん 渡り蟹のおじや
◇ 浜松 影山さん 天使音マスクメロン
◇ 比内地鶏卵と花の香酒造赤酒 出来たてアイスクリーム
◇ カヌレ・シュークリーム ( 持ち帰りでお願いしました ) エスプレッソ
通えども、通えども、愛しさ増すばかり。
今回は、またまた素敵な方々にご参加いただいての貸切会、遠方からもご参加いただき感謝です♡
六本木からの道々は、うっかりするとスキップしちゃいそうなアゲアゲの気持ちで、
何回通っても、この気持ちは変わらないどころか、愛しさは増すばかりです。
峯村シェフは ( 強面ながら (関係ないか) ) 最高のお料理に向き合う熱い熱い気持ちをお持ちです。
昨今の異常気象による漁獲量の変化は、常々耳にしますが、最高の食材を求めるシェフにはストレートに響き、今後の人生を左右してしまうような事態です。
今回、悩み葛藤しながら、道を探すシェフの姿が印象に残りました。
そんな中でも、最高の漁場、最高の技術を持つ漁師さんにスポットライトを当てるべく、
来年には愛媛 今治に自ら赴き、ホップアップイベント『にじ吉』を開催なさいます。
このイベントが注目を浴びて、大切な漁場や、大切な漁師さんの技術、卓越した峯村シェフの才能が守られていくことを祈らずにいられません。
あっ、さて、お料理ですが、言わずもがなの素晴らしさでした。
何回も頂いているはずなのに、どのお料理も一口頂くとハッと息を飲みます。
こんなに美味しいものが、人の手によって作られるなんて・・・お料理の神に選ばれた人って、居るのです。
お料理の解説は、お写真にコメントさせていただきます m(_ _)m
メチャクチャ楽しい、幸せ時間でした♡
ごちそうさまでした。
※ ※ ※ ※
◇ 愛媛藤本漁師さんの、神経締め鱧のコンソメスープ
◇ 銚子一山生簀の蛤出汁の冷製フェデリーニ 小西鮮魚店の新イクラ
◇ 石川県能登 黒鮑を8時間煮て 自家製バターと黒鮑出汁のスープ
◇ 串本の神経締め縞鯵 レモングラスで燻して お米と中国甘酒のソース
◇ さかな人長谷川さんの長井の赤座海老 殻と頭を6時間煮たビスクスープ 作り立てパン
◇ 能登産毛蟹のリゾット
◇ 飛騨高山 東農園さんのパプリカムース フルーツトマトのジュレ添え
◇ 愛媛八幡浜 白甘鯛炭火焼きと 楢茸のアクアパッツァ
◇ 水晶文旦(高知県産)のグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄 シャトーブリアン リブロース仕立てのジュのソース 炭火焼き原木舞茸
◇ 但馬玄 頬肉の赤ワイン煮込み ハヤシライス
◇ 浜松 影山さんの天使音マスクメロン
◇ 白トリュフたっぷり 比内地鶏卵の出来たてアイスクリーム
◇ 作り立て自家製シュークリーム 自家製カヌレ レモングラスティ
通えども、通えども、まだ通いたい 。。。蒼HOLIC
愛しさが止まらない「蒼」さんへ、ラッキーにもお連れ頂きました m(_ _)m ♡
3カ月ぶりですが、なんと久しく感じることか!!
文字通り幸運なことに、峯村シェフと親しくして頂けて、
伺う日が近くなると、勿体無い事ですが、食材についてご心配して下さる様子です。
何がいいかな・・・こっちの方がいいかな・・・偉大な天才シェフが、何を悩んでいるのかと思いますが、
常に「これが最高か?」と自問していらっしゃる。
これは、きっと毎日の葛藤なのでしょう。
全国から最高の食材を妥協無く集め、余りにも膨大な手間をかける。
少しの濁りも許さないために、食材ごとの最適な包丁、鍋を揃える。
食材を漱ぐのは超硬水のコントレックス・・・ごめんなさい、私はそんな差がわかる舌を持つていません (T T;)
今回はそんな中でも「幻の赤雲丹が手に入ったよ」とのご連絡、その「愛媛の藤本漁師さんより届いた、赤雲丹の冷製フェデリーニ」は、自然界の奇跡のような、まさに濃厚なクリームでした。
世の中には、こんなに美味しい食べ物があるのですね 。。。
世界一好きな上田畜産さんの但馬玄は、今回はなんと41か月長期肥育の雌のシャトーブリアンです。
なまめかしく光るお肉がスッと切れる快感♡
絶品過ぎるジュのソースに山葵で口に運べば、その噛みこごちや味わいの素晴らしさに恍惚です。
切っては口に運び、を繰り返すうちに、無くなってしまう悲しみ・・・えっ?無い?。今、私食べた?
そんな感じです。
どれもこれも、怒涛のごとく夢のお料理、やはり寝ても醒めても「蒼」、ああ、次が待ち遠しい。
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※ ※ ※
◇ 愛媛 藤本漁師さんより 神経締め 鱧のコンソメ 松茸
◇ 愛媛 藤本漁師さんより 赤雲丹の冷製フェデリーニ
◇ 福井より 黒鮑の自家製バターソース
◇ さかな人長谷川さんより 神経締め 黒ムツの藁焼き
◇ さかな人長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 能登より 毛蟹のリゾット
◇ 飛騨高山 東農園より パプリカのムース
◇ さかな人長谷川さんより 神経締め石垣鯛 本日の仕立て
◇ 大石早生のグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄長期肥育41ヶ月 雌牛のシャトーブリアン 蓮根三兄弟の蓮根
◇ 12ヶ月特別飼育の地頭鶏 一山いけすの地蛤 リゾット
◇ 浜松より 天使音マスクメロン
◇ 比内地鶏卵と花の香酒造赤酒のアイスクリーム
◇ カヌレ・出来立てシュークリーム レモングラスティ
狂気的手間のかかった、シンプルさ。
峯村シェフと、研ぎ師の藤原さんと、何日にも渡って鋼の包丁の切れ味の実験を繰り広げている様子がSNSにアップされていました。
「天然砥石、人造8000番、3000番の切れ味の実験をしました。・・・略 小さな味の差かもしれませんが、見逃せない味の差です。」
知ってしまったら、それをやらずにはいられないのが峯村シェフです。
ご本人は「歯を磨いたら気持ちが良いのを知っているのに、磨かない訳にいかない、それと同じだよ」と笑っています。
繊細過ぎる刃は当然脆いので、藤原さんに、月に300本!研ぎをお願いしているとの事。
藤原さんによると、同じ包丁を使ってもお弟子さんが切った野菜と、峯村シェフが切ったものでは味が違うらしい・・・
刃に命を掛けている方と、料理に命を掛けているシェフのコラボだからこそのお料理です。
食材に関しても同じ。
最高を知っているのに、目をつぶれない・・・だから、原価率を時折嘆いています(笑)
最初に供される愛媛の藤本漁師さんから送られる最高の鱧。
その姿を無くした「鱧のスープ」は、包丁で米粒よりも小さく鱧を刻むところから始まります。
塩も加えずに凝縮され、澄みきったスープの圧倒的な滋味深さ、畏敬の念を感じずにはいられません。
そんなお料理を、こんなオババがキャーキャー言いながら頂いて良いものか、ふと申し訳なくなったりいたします m(_ _)m
どの一皿も、お皿に残った1滴まで飲み干したいものばかり、
余りの清らかなお料理を、集中して頂いているうちに、なんともうメインの但馬玄・・・
皆様に食べられる量を確認していらっしゃるシェフに、つい「山盛り!」と言ってしまったワタクシ (^▽^;)アホカ・・
現れたのは、但馬玄シャトーブリアン・ダブルポーション!
世界一好きなお肉を、生涯で一番頂きました・・・夢が叶いました ♡
それでも、胃もたれが全く無いのが峯村シェフのお料理、
レビューを書いているうちに、またすぐ行きたくなってしまう、蒼ホリックです。
今回も、本当ごちそうさまでした♡
※ ※ ※
◇ 藤本漁師さんから 神多締め 鱧のコンソメ
◇ 小浜の雲丹の冷製フェデリーニ
◇ 黒鮑と、赤井川コロポックル村 白アスパラの 自家製バターソース
◇ さかな人 長谷川さんより 神経締め ヒレナガカンパチの藁焼き
◇ さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 能登より 毛蟹のリゾット
◇ 島原より 玉蜀黍”ドルチェドリーム”のピュレ アメーラトマトのジュレ
◇ さかな人 長谷川さんより神経締めハタ 東農園朝採れスナップエンドウ
◇ 早生大石プラムのグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄シャトーブリアン 京都とり市さんより 鴨茄子のロースト
◇ 12ヶ月持別飼育の地頭鶏 一山いけすの地蛤
◇ 浜松より 特別追熟 天使音マスクメロン
◇ 比内地鶏卵と花の香酒造 赤酒のアイスクリーム
◇ 小菓子 できたてのシュークリームと 自家製カヌレ レモングラスティ
寝ても醒めても、蒼ばかり。
もう、3年も通い続けているけれど、伺う毎に驚かせて下さる峯村シェフ。
さらに、今回の後遺症は絶大過ぎて、寝ても醒めても、蒼さんの事ばかり……
いつも思う事ですが、峯村シェフに巡り逢ったことを神に感謝したいぐらいですし、
更には、こんなオババと仲良くしてい頂ける奇跡、宝くじに当たったようです。
この日の驚きの一つは、
3000本に一本と言われる板鱒( 大きな桜鱒 )の、さらには困難な神経締めを手に入れ、
レモングラスと藁で炙ったお料理。
その火入れ加減の見事さと言ったら・・・
パリパリの皮に、活性化した皮下の脂、身は蕩けるようなレア加減で甘く、もうもう至高 。。。
峯村シェフのお料理の特徴とも言えますが、徹底的に雑味が除かれ、脂が後を引かずスッと消えます。
息が止まるほど美味しい!!!
他のお料理一つ一つも、鼓動が早くなるような、圧倒的美味の怒涛攻撃、
夢心地の2時間でした。
今も呼吸困難なお料理の連続なのに、何やらコンソメのレベルを上げる画策中とSNSで。
これ以上、何が有るというのでしょうか・・・
6月からは、秘密兵器も投入されるはず、
これからも、振り落とされないように、しっかりしがみ付いていきたいと思いました。
今回も本当に素敵な皆様とご一緒いただけました。
とっても楽しかったです。ありがとうございました m(_ _)m
峯村シェフ、星野マネージャー、ソムリエの生谷さん、
これからもどうぞ宜しくお願いいたします ♡
※ ※ ※ ※
蒼の食卓 Vol.1036
◇ 愛媛 藤本さんより 神経締め 真鯛のコンソメ
◇ 塩谷魚店より 神経締め桜鱒(板鱒)の藁焼き お米と中国甘酒のソース
◇ 塩谷魚店より 青森大間北紫雲丹の冷製フェデリーニ
◇ ロワール産 白アスパラガス、オランデーズソース
◇ さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 噴火湾、毛蟹のリゾット
◇ 勢麟さんからの新玉葱のムース
◇ さかな人長谷川さんより 神経締め甘鯛 、天然芹と共にアクアパッツァ仕立て
◇ 三松園より 紅八朔のグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄シャトーブリアンの炭火焼き、京都 田原さんの筍
◇ 12ケ月特別飼育の地頭鶏、一山いけすの地蛤出汁のリゾット
◇ 浜松より 天使音マスクメロン
◇ 比内地鶏卵と花の香酒造のアイスクリーム
◇ 出来立てカヌレとシュークリーム、秘密の日本一ガレット・デ・ロワ ハーブティー
祝!食べログGOLD!! 愛しの「蒼」
食べログアワード「ゴールド受賞」〜〜本当に、本当に、おめでとうございます ಥ‿ಥ♡
オープン以来、ずっと峯村シェフの精進・葛藤を垣間見させていただいて、
「必ず報われなくてはならない」と願っておりました。
峯村シェフのお料理は、
食材たちが「こうありたかった」と願っていたのを、ヨシヨシと叶えてあげているようです。
その食材の、良いところを高めて高めて、贅沢に凝縮し、
そのお料理は、口の中でどう探しても不純なものが見つかりません。
その為に、はがねの包丁、鋳物の鍋を使い、
漁師さん・生産者さんから渡されたバトンを決して汚さない努力は、
仁義すら感じ、見事と言うしかありません。
まさに、唯一無二。
アワードに際してゴールド受賞店のインタビューがアップされています。
漁師さんや、研ぎ師さんのインタビューを見ると、信頼関係、お互いのリスペクトがよく理解できます。
星野マネージャーも苦楽を共にした事が報われて、本当に良かったです。
生谷さんも、本当におめでとうございます。
峯村シェフに出逢えた事は、人生の幸福でした。感謝いたします( ꈍᴗꈍ)
これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。
<今宵の蒼の食卓>
※ お写真に少しだけ解説しています。
◇ 明石・田幸一さんの真鯛 コンソメ
◇ 銚子一山いけす・蛤出汁の冷製フェデリーニ、フレッシュキャビア・オシェトラ
◇ 佐渡・神経〆メジ鮪 レモングラスと藁燻し お米と中国甘酒のソース
◇ さかな人長谷川さんの長井アカザ海老 炭火焼、ビスク、焼きたてパン
◇ 京都丹後・魚政さんズワイ蟹 リゾット
◇ さかな人長谷川さんの長井アカザ海老 炭火焼
◇ 3年熟成キタアカリと原木椎茸 黒トリュフと自家製バター
◇ 静岡新玉葱のムース フルーツトマトジュレ
◇ さかな人長谷川さんの白甘鯛 アクアパッツァ仕立て
◇ 剱持農園 ハールレモネのグラニテ
◇ 上田畜産但馬玄のシャトーブリアン 但馬玄のジュのソース
雉子谷さんの百合根「月光」
◇ 12か月特別育成の地頭鶏 リゾット
◇ 浜松 天使音マスクメロン
◇ 比内鶏の玉子、香酒造赤酒のアイスクリーム
◇ 出来立てシュークリーム カヌレ ハーブティ
今回も素晴らしい、圧巻のお料理でした。
心から感謝です。
ごちそうさまでした m(__)m
宝物
この日に合わせて、ストイックに体調を整えて臨みました。
久しぶりに峯村シェフ、ソムリエの星野さん、この日はシェフの奥様もいらして、笑顔に接して気持ちも込み上げてきます。
オープニング、あのスープ碗が厨房に並び
鱧のコンソメと松茸の香りが充満した時のカウンターと言ったら、静かに地鳴りがするようでした♡
スターターのコンソメはいつも感動が染みわたる一品ですが、今回がベスト オブ ベスト。
最初に飛び込む松茸の香りに、それを引き継ぐ鱧の余韻。
どちらも負けない素晴らしさに感動、しかもその雑味の無さが凄い!!
思わず真顔、びっくりしたまま表情が固まりました(笑)
「雑味の無さ」と言えば、「クエのムニエル」も圧巻で、
奇跡のようなトマトソース、濃厚なのにクリアで鮮烈、旨みも完璧、語彙が足りない・・・
峯村シェフの天才を改めて感じた瞬間でした。
そのソースを全部味わいたいと、
皆様の、カリカリお皿をこそげ取るスプーンの音がだけ店内に響き渡る、静寂空間(笑)
通常、平のお皿にスプーンは無いでしょうが、お皿を舐めかねない私達に、ソムリエの星野さんが付けて下さり、笑っています。
貸切会は批判もあるかと思いますが、
真摯に食べ物と向かい合う方々ばかりと同席頂けて、気持ちを共有できることが好きでした。
体調から考えて、これが最後の貸切会のお席、なんとしてでも楽しみたく、我が意を得たりの瞬間です。
今回のお料理も、心に染みる最高のものばかり。
ウルウルする感動の連続でした。
後はお写真にコメントさせていただきます。
最高の素晴らしさでした。
峯村シェフ、美しき奥様、ソムリエの星野さん、本当にありがとうございました。
ご一緒下さった皆様、感謝いたします♡m(__)m
今宵の蒼の食卓 Vol.842
◇ 明石 田幸一さんより 神経締め鱧のコンソメ 岩手の松茸
◇ 知床 新いくらの冷製フェデリーニ 蛤出汁
◇ さかな人長谷川さん 魚突きのクエのムニエル フレッシュトマトソース
◇ さかな人長谷川さん 長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 能登 毛蟹のリゾット
◇ 千葉 鴨居の黒鮑 自家製バターソース やまどり茸もどき
◇ 東農園 パプリカのムース
◇ さかな人長谷川さん 水中放血神経締めの黒ムツ アクアパッツァ仕立て
◇ 雉谷さんのプラム グラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄のシャトーブリアン炭火焼き 天然舞茸
◇ 上田畜産 但馬玄のデミグラスのカレー コンソメご飯
◇ 浜松 天使音メロン
◇ 蒜山ジャージーミルク 出来立てアイスクリーム
◇ 出来立てシュークリーム カヌレ レモングラスティ
圧巻の美味を求めて、今日もいそいそ西麻布
春爛漫の「蒼」さん。
この時期は、ホワイトアスパラ、竹の子、花山椒・・・一年の食材で一番好きな季節です♡
今回は遠方から、蒼さんファンの仲良し様と、初めて訪問のお二人とご一緒頂きました。
スタートの、海がつまったコンソメは鱧から鯛に。
初めての方々が、口にするなり「ふわぁ~」、私も「ふわぁ~」♡
具のないコンソメは、軽いながらも喉を通る頃から細胞に染みわたる心地です。
身体に悪いものが全く無い、澄んだスープだからこそなのかもしれません。
今回の新作は「佐渡の黒鮑を自家製バターと鮑のブイヨンで」。尾藤農産 3年熟成北あかりのバターソテーも添えられています。
この時期の鮑には、いつもは肝のソースでしたが、肝の質の良さにバラつきがあるのが気になっていたとの事。他のお店でも良く有るパターンなのも、気になっていた様子です。
メチャ同感。
時折、他のお店でエグミを感じるものに当たって、それほど好きとは言えない食材でした。
今回の新しいソースは、海の塩気とバターの爽やかな香り、もっちりした身厚の鮑も、もう最高♡
つい、何度も「美味しい♡」と声を上げておりました。
あのビスクが登場するに至っては、お隣様が涙ぐんでいらっしゃる!!
初めて様が圧倒的な美味!! と仰ってくださる。
峯村シェフのお料理に全幅の信頼を置いているけれども、ご一緒頂いて良かったと私まで涙ぐみそうになるほど嬉しい瞬間でした。
さすがに訪問も10回以上になり、体調管理も不自由ながらできるようになったワタクシ・・・
蒼さんのコースの全容を思い描きイメージトレーニングを抜かりなく。
今まで、食べきることができなかったものを、今回ツルッと初完全制覇いたしましたヽ(^o^)丿
これからは残してしまった但馬玄の幻影に苦しむこともなく、
「蒼さんのボリューム ? まぁったく、ノープロブレムよ(*^^)v」と通い続けたいと思います。
今回もスーパー素晴らしかったです。
峯村シェフ、ありがとうございました。ごちそうさまでしたm(__)m
※ ※ ※ ※ ※
呟きはお写真に。
◇ 愛媛藤本さんより 神経締め 真鯛のコンソメ
◇ フランス・ロワール産アスパラガス オランデーズソース
◇ 青森塩谷さんより 神経締め桜鱒 お米と中国甘酒のソース
◇ さかな人 長谷川さんより 長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 津居山より 毛蟹のリゾット
◇ 佐渡 黒鮑 尾藤農産 3年熟成北あかり 自家製バターと鮑のブイヨン
◇ 浜松 勢鱗さんより 新玉葱のムース
◇ さかな人長谷川さんより 神経締め伊東金目鯛 田原さんの筍 花山椒
◇ 静岡 釼持さんのハールレモネのグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄シャトーブリアンの炭火焼 田原さんの筍 花山椒
◇ 浜松より 特別栽培紅ほっぺのスープ
◇ 蒜山ジャージーミルクのアイスクリーム
◇ 小菓子&ハーブティ
My Champion
もはや大好き過ぎが、だだ漏れのお店です。
3年目に突入された蒼さんに、大好きな方々にご一緒頂きました (*^^)v
お料理の美味しさは言うに及ばず、My Champion!
そして、峯村シェフのお心尽くしがありがたく、蒼さんに巡り合えた運命に感謝したくなります。
今回も、シケ続きの中、大好きな「縞鯵」を手に入れてくださり、「甘鯛」もギリギリまで探して下さった様子に
「美味しいものを妥協なく食べさせたい」お気持ちがビシビシ伝わってきます。
美しい「縞鯵」の美味しかったことったら!!
「甘鯛」も、大好きなブイヤベース仕立てで。
甘鯛の骨と蛤のスープで一瞬煮込んでから、身を引き上げて皮目をパリッと焼いています。
スープと一体になりながらも、魚本来のおいしさが際立って、最高でした。
スペシャリテの「赤座海老」もシケで普段のルートでは手に入らなかった様子。
オマールも充分過ぎるほど美味しいのに、焼津まで捜索範囲を広げて下さり、素晴らしい大きさで揃えてくださいました。
初めて蒼さんに訪れる方々に召し上がっていただけて、本当に良かったです。
さらに今回、本当にラッキーだったのは、あの上田畜産さんの但馬玄。
上田畜産さんが、渾身の一頭と仰る42か月月齢の「つねいけ」号・・・素晴らしい命を頂きました。
後に、上田畜産さんの奥様からメッセージを頂き、
「峯村シェフは但馬玄も、さらに特性を活かしたお料理にしていただける」と。
生産者さんとの信頼関係の素晴らしさを、伺う度に感じます。
今回はその頬肉を生かした、赤ワイン煮も頂く事ができました♡
「素材を超えたソース」とは、よくぞ言ったものよと感じる悶絶ソースでした。
時々、シェフが呟く「ビストロ料理、してみたい」に耳ダンボ状態♪・・・ビストロ蒼♪♫
ビーフシチュー食べたい♡ スープドポワソン飲みたい♡ あれもこれも!!!!
実現したら、今以上の狭き門になりそうですけれど(笑)
そう、欠点と言えば・・・・
採算度外視の食材を手に入れてしまうことでしょうか。
これは今回に限らず、いつでもベストを尽くしたいプロ魂の現れ・・・(・・;)
それを享受しながら、ふと心配になってしまう今日この頃なのでした。
今回も超幸せでした。
ごちそうさまでしたm(__)m
※ ※ ※
◇ 愛媛 藤本さん神経締め 真鯛のコンソメ
◇ フランス、ロワールより 白アスパラガス オランディーズソース
◇ 串本より 神経締め 縞鯵 お米と中国甘酒のソース
◇ 焼津の赤座海老 ビスクと共に
◇ 京丹後 魚政より 松葉蟹のリゾット
◇ 黒トリュフと自家製バター (尾藤農産2年熟成) きたあかり
◇ 浜松 新玉葱のムース
◇ さかな人長谷川さんより 神経〆め甘鯛 本日の仕立て
◇ 静岡 ハールレモネ の グラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄 シャトーブリアンの炭火焼
◇ 北海道より ゆり根〝月光〟 パン包み
◇ 但馬玄頬肉の赤ワイン煮込み ドフィノワ添え
◇ 但馬玄の ビーフカレー
◇ 浜松より 紅ほっぺのスープ仕立て
◇ 黒トリュフのアイスクリーム
◇ 出来立てのシュークリーム レモングラスのハーブティー
全方位から、王者。
暫く伺わないと、ソワソワと落ち着かなくなる「蒼」さん。
今回、もうもう、本当に素晴らしくて、神回と言いたいです。
シェフのお料理は、
最初に供される、美しい旨みの「コンソメ」が象徴している気もするし、
今回、めったに出逢えない固体と仰った「縞鯵」の超絶な火入れ、いやいや、ソースが凄すぎるし、
なんと言っても、この鴨が手に入らなければ作らないと仰る「新潟の網捕り天然真鴨」は、
眩暈がするほど美味しくて、
皆さんの悶絶のどよめきが、地鳴りのように店内に響いて、、あぁ、もう一度食べたい。
「赤万願寺のピュレ」はシェフがスペシャリテと仰ったけれど、
ドライプルーンのような甘みに万願寺の香りを纏い、初めて参加のご一緒様を驚かせていて、私まで誇らしい(笑)
スペシャリテ?
もはや、シェフご本人もスペシャリテなんて、わからないのではないかしら、と思いました。
すべてにシェフの、全力が注入されているお料理ばかりです。
そしてその帰り道、
零細インスタにストーリーをアップすると、いくつかメッセージが入りました。
なんと、実際にはお目にかかった事の無い、生産者さん方でした。
中の一つ、
全国のシェフから引っ張りだこの、ある有名農園さんは、
「峯村さんは、お客様にだけでは無く、生産者や、同業者に謙虚で丁寧です。素晴らしいシェフです」
「限られた収穫量の○○を、どちらに送りたいかと言えば・・・」etc.
この信頼関係が、スペシャリテなんだと思います。
人生をかけて、捕った魚や、育てたお肉や、丹精した野菜を、
必ずや、全力で最高のお料理に、昇華させてくれるはずという、信頼感。
逆に、最高のものを送ってくれるはずという、シェフからの信頼。
頂く私たちも、それに応えるようにしっかり向かい合って頂きたいと、ますます感じた一夜でした。
この日のメニューです。
◇ 愛媛藤本漁師さんの「鱧コンソメ」
◇ 串本より 神経締め「縞鯵」 お米と中国甘酒のソース
◇ さかな人長谷川さんより 「長井の赤座海老 ビスクと共に」
◇ 京丹後魚政さんより 「香箱蟹のリゾット」 勢麟さんより「オマケのドウマン蟹」
◇ 新潟 網捕り天然真鴨 トリュフと共に
◇ アルバ産白トリュフ 自家製バター ホエーで焼いたバゲット
◇ 北海道雉子谷さんより 「赤万願寺のピュレ」
◇ 藤本漁師さんより 「真鯛のアクアパッツァ仕立て」 東農園さんの「ブロッコリー」
◇ 洋梨のグラニテ
◇ 上田畜産さん 「但馬玄シャトーブリアン」 尾藤農園さん「2年熟成のきたあかり」
◇ 但馬玄のデミグラスソースで作ったカレー 但馬玄コンソメで炊いたご飯と共に
◇ 静岡、景山さんのマスクメロンのスープ
◇ アルバ産白トリュフと、ジャージー乳で作った出来立てアイスクリーム
◇ 出来立てシュークリーム ハーブティ
今回が今年最後の訪問です。
シェフのお蔭様で、オババの晩年の世界が広がりました。本当に感謝してもしきれないほどです。
今回、ご一緒してくださった皆様も、本当に素敵な方ばかり。
楽しい一夜をありがとうございました。
ごちそうさまでしたm(__)m
凄かったね♪と、皆で話す帰り道、心から幸せでした。
ドアを開けると、マスク越しにもわかる笑顔のソムリエさん。
厨房の峯村シェフも、穏やかな笑顔です。
峯村シェフは、最高の美味しさを求めて、食材も調理も全く逃げずに、真っ向勝負をなさいます。
全力で向かって下さったお料理を、きちっと受け止めて下さる皆様とご一緒できるのは、こんなに素敵な時間なのかと、
しみじみハッピーです。
今回は皆様の素敵なレビューが有るので私は少しだけ。
牛の脂と牛臭さが苦手な私は、やはり蒼さんのお肉しか心底感動して美味しいとは思えません。
(個人の嗜好の問題ですm(__)m)
そんな私を昇天させる、素晴らしい「但馬玄のシャトーブリアン」を今回もご用意下さいました。
2時間休ませながら炭火で焼かれたそれの、何と、美しいことか!!
ナイフを入れると、スッと身が離れていく、ひゃ~快感♪
それもそのはず、私たちが伺う直前に、砥ぎ師の藤原さんが来てくださっていたとの事。
ソースは但馬玄のリブロースのジュ。痺れる旨みのソースに、香り高い白トリュフ。
お肉からも浸みでる、全く雑味の無い旨み。
はぁ~~~、気持ちに羽が生えてピヨピヨ飛んで行くほど美味しい♡
その前にさんざん、オールスターのお料理を頂いたのに、この感動です。
シェフの渾身のお料理を、皆様に召し上がっていただけて本当に良かったし、嬉しいです。
お誕生日のお祝いまでしていただけて、いろんな意味で本当にたくさんのプレゼントを頂いた一夜でした。
この日のオールスターです。
◇ 藤本漁師からの鱧コンソメスープ 松茸
◇ 北海道知床産新イクラ 蛤出汁の冷製フェデリーニ
◇ レモングラスと藁で燻した、炭火焼き縞鯵 勢麟の長谷部大将セレクトのトマトソース
◇ さかな人長谷川さんの赤座海老 赤座海老のビスクスープ
◇ 噴火湾産毛蟹のリゾット、毛蟹の脚身
◇ 大原産黒鮑とポルチーニ茸の自家製バターのソテー
◇ 自家製バター作りで分離した水と小麦粉で作ったバケット 出来立て自家製バター載せ
◇ 東農園のパプリカのムース フルーツトマトのジュレ添え
◇ 多幸一さんの明石の真鯛 アクアパッツァ仕立て
◇ ソルダムのグラニテ
◇ 但馬玄のシャトーブリアン リブロースのジュのソース 雪室2年熟成北あかりの自家製バターソテー 白トリュフ載せ
◇ 但馬玄の腿肉を煮込んだデミグラス・ビーフカレー
◇ 影山さんの天使音マスクメロンのスープ、ジャージー牛乳の出来立てアイスクリーム
◇ 加納岩産白桃のピーチ・メルバ 白桃のコンポート 白桃の皮とフランボワーズのジュレ添え
◇ 作り立てシュークリーム、シャインマスカット添え
温かいお気持ちに、感謝。改めてトキメキました。
10回目にして、初めてのボッチ訪問です。
いつもの隅っこに通していただき、スタートの「鱧のコンソメ」の一口目にもなんだか緊張。
シェフの繊細なお料理を頂くのに、ベストの体調で臨みたく、一口目自分がどう受け止められるか気になるのです。
口に含むと、ふわ~っとふくよか、芳醇で染みわたりました。
過去最高クラスに美味しい・・・ああ良かった♡
始めて頂いたのは「岩牡蠣のムニエル」です。
両手の親指と人差し指で円を作って下さい。火を入れて、そのサイズです。
このサイズを確保するのは至難の技との事。さもありなん、感謝~。
そしてそして、またまたソースに射貫かれました。
ドレッシングソースにフルーツトマトが加わることで、爽やかな香りと旨みが格段にあがって、
巨大な岩牡蠣も最後まで、うんま~い♡
夏の海と大地のお料理ですね。
大好きな「アクアパッツァ」のお魚も、苦手気味なものを排して、大好きな甘鯛をご用意くださいました。
(もはや偏食の域のオババ)
このスープ、神業!本当に凄いんです!
煮込んだ後、引き上げて皮目を炭火で焼いたプリプリに甘い甘鯛も、堪能できました。
なんといっても、クライマックスは「但馬玄 シャトーブリアン」♪
希少な但馬玄の、それもシャトーブリアンを揃えてくださるのは、本当に大変なご様子。
本当に本当に感謝。
唯一と言っていいほど、心から美味しいと思う「牛肉」を、今回はちゃんと大きなポーションで頂きました。
繊維に沿って、スッとナイフで切って、今度は繊維に逆らって歯を入れると、澄んだジュが溢れてきて快感です♡
実は影の王者ではないかと思うのが、但馬玄コンソメの「〆カレー」
今回は、天然の国産ポルチーニ炊きこみご飯と共にいただきました。
。。。このご飯お土産に、お握りにして欲しいなんて、言えないよ絶対。。。
ちょっと芸風が変化した(笑)デセールも、感動しながら美味しく楽しく頂きました。
お腹イッパイの帰り道、ちょっとスキップしたくなるような、
改めてときめいた一夜でした。
次回はまた、大好きな皆様と伺います。
それも、今からとても楽しみです。 大変大変、ごちそうさまでしたm(__)m
※ ※ ※
◇ 愛媛藤本さんより神経締め 鱧のコンソメ
◇ 由良赤ウニ、青森北紫ウニの冷製フェデリーニ
◇ 一色より 岩牡蠣のムニエル
◇ さかな人 長谷川さんより長井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 噴火湾より 毛蟹のリゾット
◇ 大原より黒鮑 自家製バターで
◇ 飛騨高山ホワイトショコラ(玉蜀黍のスープ・フルーツトマトのジュレ)
◇ 萩より釣り甘鯛 本日の仕立て 雉子谷さんのそら豆
◇ ソルダムのグラニテ
◇ 上田畜産但馬玄 シャトーブリアンの炭火焼 加茂茄子
◇ 影山さんのマスクメロンのスープ ジャージーミルクのアイスクリーム
◇ 加納岩白桃のピーチメルバ
◇ 小菓子 ハーブティ
炎の料理人
今回も、素晴らしいという言葉で言い尽くせないほど、素晴らしいお料理、食材で迎えてくださいました。
天候も、漁の行方も、さぞ気にして下さっていたのだろうと心に響きます。
私とご一緒いただいた方ならご存じのとおり、私は能天気に美味し~!、とか、ヤッバ~イ♪、とか言うばかりで
知識もなければ、鋭い舌も、批評眼も持ち合わせず、
こんな渾身のお料理を享受して良いのだろうか・・・そんな不安がよぎる今回でした。
揃えていただいたのは、
この時期、日本一の高級品という「小浜の塩水雲丹」(箱の匂いもミョウバンも排したかったとの事)
串本漁港から「神経〆の平鱸」、
大きなアカザ海老も、長谷川漁師さんと、浜松の料理人さんからの2産地食べ比べ
超高級マンゴー「時の雫」・・・等々
食に詳しい方ならば、その名前を聞いただけで反応できるはず。
なんとも残念なワタクシ。
シェフのモチベーションを、深~~い相模湾の海底に沈めてしまいそうでした。・゜・(ノД`)・゜・。
せめて一緒に沈んで、アカザを捕まえてお役に立ちたいものです。
頂いたのは、
◇ 愛媛 藤本さんより神経締め 鱧、丸ごとのコンソメ
これをこんなにスルスル飲んで良いのか不安になるほど美味しい、鉄壁のスターター。
◇ 小浜の雲丹 冷製フェデリーニ
フェデリーニは銚子「一山生簀」蛤でお出汁を取り、そのお出汁を浸み込ませています。
それだけでも美味なのですが、そこに小浜の雲丹。甘い海の香りのクリームがスッと溶けるようです。
◇ 串本からイサキの藁焼き
素晴らしいイサキ。モッチリとした身質がイサキですか?!という驚き。甘みも旨みも豊か。
皮目のレモングラスの香りに大好きな米麹のソース、爽やかな山葵もたっぷりと。
◇ さかな人 長谷川さんより長井の赤座海老 浜松の赤座海老と食べ比べ ビスクと共に
今回も巨大なアカザでした。1尾目は濃厚でブリッと美味しすぎてそのまま頂き、
2尾目はビスクにディップしていただきました。
◇ 釧路より毛蟹のリゾット
甲殻類から濃厚な旨味を引き出すのは、シェフの独壇場です。凄いとしか言えない。
◇ 大原より鮑 北海道ジェットファーム グリーンアスパラガス
鮑はもっちりシルキーで歯がめり込む感触が心地よいです。
自家製バターの雑味の無いソースがぴったりです。
◇ 静岡 新玉ねぎのムース・フルーツトマトのジュレ
この季節を待ち臨む、大好きな大好きなスペシャリテ。
◇ 串本より 神経締めの平鱸 芹と独活、ドライトマトのブイヤベース仕立て
最高に好きな一皿。今回は合わせたお野菜も大好きな物ばかりで薫り高い。
悔しい、お腹がいっぱい●| ̄|_ 本当に悔しい・・・
◇ デコポンのグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄フィレの炭火焼き コロボックル村 赤木さんのホワイトアスパラガス
2時間かけて焼き上げる、シェフの但馬玄のシャトーブリアン。
好きなお肉ランキングではぶっちぎりの一位です。
お写真の山葵を載せた圧でたわむ滑らかさを見ていただきたいです。ここで復活して完食(笑)
◇ 但馬玄のブイヨンのカレーライス
贅沢な贅沢なカレー。新之助をもも肉のコンソメで炊き上げていて、このご飯だけでも幸せすぎるヤツです。
メチャクチャ美味しくて、なめるようにいただきました。
◇ 岡山ジャージーミルクのアイスクリーム
◇ 田中農場の卵のプリン 「時の雫」を添えて
「時の雫」が、もういままで食べていたマンゴーってなに??と驚愕。
ただ甘いだけでなく、よくぞここまで保水した、と思うほどジューシーで爽やかです。
◇ 焼きたてのシュークリームとハーブティ
今回は仲良くしていただいている食べ友様と、ときめくばかりに美しい女性と、楽しい時間をありがとうございました。
次の予約は少し先なので、その間に一人キャンセル枠を試みようと思います。
一人で静かに、お料理に向き合いたく黙々と真顔で頂く予定、
峯村シェフ、どうぞ宜しくお願い申し上げますm(__)m
今回も本当にありがとうございました。
ごちそうさまでした。
台風のように、心が揺さぶられる
ありがたいことに、今回は大好きな方々と貸切りで。
さらに、冷や汗をかきかき恐縮しながら、全体の量を抑えて頂けないかシェフにお願いしてしまいました。
最後までしっかり味わい、シェフのお料理を堪能したい一心を汲み取って下さり、
何回もメッセージ頂きながら、完成してくださったメニューはマサに「圧巻」としか言えません。
心が揺さぶられるお料理でした。
コースの後半、「地金目鯛のアクアパッツァ仕立て」
金目のアラから取ったブイヨンに、地蛤のお出汁をあわせ、金目にスープを浸透させる。
それだけでも素晴らしく美味しいはずなのに、
「皮目が溶けてるような、金目は食べたくないはず、と思って」と、引き上げて、パリッと炭火で。
季節の花山椒と合わせて、薫りと色彩をプラス。
本当にビックリしました。
ふっくらと美しく、身の細部まで味が染みているのに、レア。何とも言えない深み。
更に皮が、パリパリ♪
更にスープが、神♪
シェフの真骨頂を見るようでした。
全国を巡る食材ハントから始まって、最後の最後まで妥協しない姿勢が、何とも素晴らしい食体験を作り上げて下さいます。
一事が万事。全てのお料理が、そんな「心遣い」と「緻密さ」で出来上がっています。
またまた、皆様の先行レビューが素晴らしいので、私はお写真に呟きを。m(__)m
頂いたお料理です。
◇ 愛媛 藤本さんより神経締め真鯛のコンソメ
◇ 竹岡より釣り太刀魚の藁焼き
◇ ホワイトアスパラガス 作り立てのマヨネーズソース
◇ さかな人長谷川さんより長井の赤座海老 ビスクと共に
◇ 台湾茶 阿里山金萱茶
◇ 京丹後 魚政より松葉ガニのリゾット
◇ 島根 黒鮑 自家製バターで
◇ 静岡 新玉ねぎのムース
◇ 稲取 並木屋さんより地金目鯛 アクアパッツァ仕立て
◇ 宇和島 ブラッドオレンジのグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄の炭火焼き 京都 田原さんの筍と
◇ 但馬玄フォンドボーのカレーライス
◇ 赤座海老のビスク パスタ
◇ 静岡 紅ほっぺのソルベ
◇ 岡山 ジャージーミルクのプリン
◇ 焼きたてシュー生地のシュークリーム
本当にありがとうございました。
新しい年の「蒼」さんは、一味違います
食べログアワード、初エントリーでシルバー受賞 、本当におめでとうございます !
今年の予約はもう少し先でしたが、完全に禁断症状が出ていたところ、キャンセル枠のご案内がありました !!
ラッキー !!
さて、新しい年の「蒼」さんは、某ミシュランフレンチにいらしたソムリエさんも加入され、
2月からサービスがソムリエお二人体制に♪ ますます充実したスタートを切られました。
印象的だったのは、峯村シェフの明るい笑顔♡ お店全体に流れる明るい空気感♡
思うままのびのびと、お料理にもそれが現れているような気がいたしました。
さて今回の受賞を機に、初めて「蒼」さんにいらっしゃる方も多くなるのではと思い、おすすめポイントを3つ(笑)
1、食材
産地の方との関係を気持ちも熱く、大切になさる峯村シェフは、「情熱大陸」「プロフェッショナル」にも取り上げられるような方々から、ピンのものを手に入れていらっしゃいます。
あぁ、聞いたことある! な、漁師さん等の食材が楽しめます。
2、火入れ
「6時間かけて休ませながら」と言うような発言をよく聞きます。
お魚もお肉も野菜も、シェフの手にかかると旨みがぐっと引き出され、素材たちも成仏すると思うのです。
特に、お肉。牛も、鴨も、今回の羊も豚も、是非つんつん押してみてください。さぁ皆様ご一緒に ! (笑)
モッチリ、シルキーに、快感な感触です。
3、ソース
雑味のない、本当にきれいなフォンから作られていくソースは、どれもこれも、それだけでメインが張れるくらいのクオリティです。
自家製辣油に至るまで、一滴たりとも残したくない思いでいっぱいになります。
次々と現れるソースを、先ずはそれだけで味わって欲しいです。
言い足りないけれど、このへんで m(__)m
今回のお料理です。
◇ 愛媛 藤本漁師さん 神経〆真鯛のコンソメ
◇ 稲取 地金目鯛の藁焼き
◇ 塩谷魚店 神経〆真鱈の白子と黒トリュフのグラタン
◇ さかな人長谷川さん 永井の赤座海老 ビスクとともに
◇ 越前ガニのリゾット
◇ リムーザン産仔羊 九条葱 自家製辣油の中華風ソース
◇ 静岡 新玉ねぎのムース
◇ さかな人長谷川さん 相模湾甘鯛 蕪のソース
◇ 静岡 ハールレモネのグラニテ
◇ 上田畜産 雌の但馬玄 シャトーブリアン 百合根のパン包焼き
◇ 但馬玄のコンソメで炊いたご飯 デミグラスカレー
◇ 田中農場の玉子 ヴァニラアイス
◇ 岡山ジャージーミルクプリン 静岡紅ほっぺ
◇ 作り立てシュークリーム ハーブティ
どのお皿も、凄すぎるほど素晴らしかったです。
できれば・・・2日に分けて頂きたいです。
残したくない、全部しっかり、できたらダブルで味わいたい
今回もご一緒様には大変助けていただきました。
食事の量に自信のある方、ぜひご一緒お願い致します(笑)
次は春の初めにまいります。
ごちそうさまでした m(__)m
今年一番の出逢い。今年一番の記憶。
12月も後半に入り、ともかくも、年の瀬です。
クリスマスウィークから年末はお逢いしたいお友達や、伺いたいお店があって、今回は「蒼」さん。
「蒼」さんは私にとって、間違いなく2020年を象徴するお店です。
オープンされたばかりの今年の初め、初めて伺ったときに頂いた「真鯛のコンソメ」の衝撃。
その時のレビューの冒頭に「とにかく、大好き」と書いてあります(笑)
それから季節を追って、約1年。
天才的な技術には芯が通っていて、ですが、当初の頃とはだいぶお料理の印象は変わってきた気がします。
勿論素晴らしく良い方に。
オープン当初にいらした方も、また是非足を運んで頂きたいと願わずにいられません。
今回は大好きな皆様とのご一緒の会。
パワー全開で、ぶっ飛んでおりました(笑)
ご一緒様がつぎつぎと、素晴らしいレビューをアップされておりますので、私は感想のみお写真に。
お料理のメニューです。
◇ 愛媛藤本漁師の神経締め真鯛のコンソメ
◇ 神経締め縞鯵の藁焼き
◇ 無洗白子のムニエル 白トリュフ添え
◇ 長井と蒲郡の赤座海老 食べ比べ それぞれのビスクと共に
◇ 越前蟹のリゾット
◇ 新潟 網取り天然真鴨 無農薬の九条ネギと天然の椎茸、自家製の中華ソース
◇ 飛騨高山 東農園のパプリカ
◇ 稲取地金目の鱗焼き 金目と蛤のコンソメスープ
◇ グレープフルーツのグラニテ
◇ 上田畜産 但馬玄シャトーブリアンの炭火焼き 蓮根三兄弟の蓮根
◇ 馬鈴薯ピュレ・田中農場の卵黄・但馬玄のすね肉のデミグラスソースに黒トリュフ
◇ 白トリュフのアイスクリーム
◇ 岡山ジャージーミルクプリン アラモード
◇ 焼きたてシュークリーム ハーブティ
こんな時期ではありますが、ご一緒下さった、大好きな皆様に感謝申し上げます。
そして、峯村シェフ。
シェフとの出逢いで、何かと切ない今年が、彩り鮮やかになったようです。
心から感謝いたします。
本当に素晴らしいお料理、大変大変ごちそうさまでした。
また来年、どうぞ宜しくお願いいたしますm(__)m
妥協なきクオリティの進化。剛速球のド真ん中です。
今回は、更に、そのクオリティを体感しました。
この秋も、大好きな「新イクラ」を各店でいただきましたが、
こちらのものを頂くと、素晴らしいと思っていたお店のそれすら、イクラそのものの味わいが薄いと感じてしまいます。
神経〆された鮭からのイクラ。
わずかな差なのだろうけれど、妥協しないで追い求める峯村シェフの真骨頂だと思うのです。
漁師さん、生産者さんとのつながりも、その食材を大切にしたい想いゆえ。
生きていたものを、丁寧に命を頂いて、最高の味わいに昇華したいのだろうと、感じられるお料理です。
シェフは、どこまでも真剣でまじめ。
一部からの、(私とかね)、「食べきれない」という意見にも、真摯に悩み、
コースの酸性とアルカリ性のバランスを良くしたとの事。
今回は、ほんの少しだけ量を控えていただきましたが、この後味の良さは、その為かもしれません。
今回はお写真に解説を。
一つ一つのお料理が、超絶と思う・・・どうか皆様にも伝わりますように。
年内は後1回。
次も楽しみすぎます。ごちそうさまでしたm(__)m
「コンソメ、ビスク、デミグラス。それを軸に頑張りたい」シェフはそう言った。
大好きな「蒼」さん。
今回も、気合入れていく!というメッセージをいただいておりましたが
とてつもない気合でした。
お写真でも圧巻なのは「赤座海老」でしょう。
今回は、相模湾と、駿河湾の赤座海老と食べ比べをさせていただきました。
それも、ど迫力の巨大ポーション !!!
こんな大きさは、峯村シェフも初めてと仰っていましたが、
今回ご一緒くださった、料理人さん、おふた方も見たことがないと驚いていらっしゃいました。
決して大味なことはなく、その濃厚さはオマール・ブルーを上回ると感じます。
相模湾は生に近い状態で上品な甘みを感じ、駿河湾は力強い濃厚さ、甘さ。
そのままで、素晴らしいけれど、「峯村シェフのビスク」に浸すと、えも言われん、まろやかさ(〃´o`)=3
メニューを見ていただければ、おわかりのように、
シェフは全国の生産者さん、漁師さんとのつながりを大切になさって、甲乙つけがたい「スター食材」を集められ、素晴らしいのですが、
何故、ここまで蒼さんが好きかと考えれば、「コンソメ、ビスク、デミグラス」の魅力なのです。
濃厚さは言うまでもないのですが、濃すぎるようで後を引かず、スッと消えていく。
綺麗としか言いようがありません。
塩を加えず、邪魔なものを排除して、真面目に時間をかけて真っすぐに、それはシェフのご性格そのもののようです。
今回は、そのデミグラスを味わうための一皿がお目見得♡♡♡
トロリ滑らかなマッシュポテトに半熟卵、デミグラスがたっぷり。
それだけのお料理に夢心地でした( *´艸`)
塩谷さんの、デセールやグラニテも欠かせない魅力、というか、最近は比重がぐんぐん上がっています。
とくにソルベの美味しさは、日本一大好きです(^o^)v
酸と甘みが、大胆でビシッと決まっていて、まさに黄金比率を感じます。
途中の「早生ミカンと玉露のグラニテ」も、そのセンスに脱帽。
次回も楽しみです( *´艸`)
……
唯一の欠点は(笑)
量です、量www
個人差がありますから、仕方ないのですが、今回は最初の歯鰹、パスタからボリュームが全開 ( ̄▽ ̄;)!
前回、半量にしてもらって「ビスクとパスタをもっと食べたい」などと、うっかりほざいた為に、今回はフルで。
途中でご一緒様に引き取って頂く結果になり、
シェフから「次は、半分にしようね」と、戒められました。おとなしくコクリと頷くしかありません ( *´・ω)/(;д; )
高齢者向けボリーューム・バージョン、おねしゃす❗
※ ※ ※
◇ 愛媛 藤本漁師さん 真鯛のコンソメ
◇ 五島列島 林鮮魚店 歯鰹の藁焼き
◇ 函館 小西鮮魚店 神経〆秋鮭新いくら フェデリーニ
◇ 相模湾 さかな人長谷川さんの赤座海老 駿河湾の赤座海老と食べ比べ
◇ 岩手の松茸 藤本漁師の鱧 リゾット
◇ 伊豆 太湖豚
◇ 北海道「ホワイトショコラ」(玉蜀黍)のポタージュ フルーツトマトのジュレ
◇ 明石 田幸一さんの神経〆真鯛 富士の天然茸
◇ デミグラスを味わう一品 玉子にマッシュポテト
◇ 熊本の早生ミカン 玉露のグラニテ
◇ 西洋梨のソルベ
◇ 秋の果実 ほうじ茶のブラマンジェ
◇ 焼きたてのモカキャラメルエクレア ハーブティ
今回も、圧巻の素晴らしさでした。
また参ります。ごちそうさまでした。
シェフのソースたち・・・
とにかく大好きが絶賛継続中♪
前回は、その素材に注目いたしましたが、峯村シェフの魅力は「ソース」でもあるのです。
今回は、圧巻のソースに胸をズキュンと射貫かれて・・・・♡
この日も、藤本漁師の神経〆鱧のコンソメから、セレモニーのようにスタートいたしました♪
◇ 小田原並木屋さんの黒ムツ & 藤本漁師のマナガツオ レモングラスの藁焼き
自家製の甘酒を使った、軽い酸味の白いソース。
ピンの魚を今回もダブルで。すりたての甘い山葵の薫り、大好きな一品。
◇ 利尻の塩水海胆と唐津の赤海胆
一山生簀のハマグリの出汁で合えた冷製フェデリーニ
蛤出汁をまとったパスタが最高に美味しい。 それに大好きな赤雲丹。
なのに・・・強制的に量を減らされた( ノД`)…
最後まで食べられなくなるからダメ、と真顔で言われました。
◇ 相模湾長井の赤座海老 ビスクと共に
「○○さんの量、減らして」という囁きが聞こえ、
他のお客さんを省みず、反射的に「やだ~~~!!!!!」と叫ぶo(><;)(;><)o
素晴らしすぎる、ビスクに、同席の方々の感嘆の声が響きます。
◇ 京都上賀茂茄子 黒鮑の肝ソース
今回のソースは、とてもきれいな味わい。
鮑の個体によって、海藻の香りが濃かったり、面白いなぁ、自然を頂いているなぁと感じます。
◇ 長期肥育の天城の黒豚 自家製の辣油ソース
バニラを隠し味にした自家製ラー油ソースは絶品です。
後で知ったのは「わさ」さん直伝をアレンジしたものらしいです。
飲み干せます。
◇ 潮江旬際の玉蜀黍のムース フルーツトマトのジュレ
これが凄かった!! (*゚Д゚*)(*゚Д゚*)(*゚Д゚*)
この時期甘みの強いコーンはあちこちで頂くけれど、
芯から抽出した出汁を加えて、まさに「取り立て、茹で立てを齧った」味がします。
◇ 高知 キルショットで仕留めたスジアラ
さかな人長谷川さんが、潜って銛で、脳天を射止めたというスジアラ!!
まず、ソースをペロリとなめると、爽やかな酸の、トマトの香りが仄かなルビー色のソース。
私には表現できない・・・・でも、鳥肌が立つほど美味しい( ≧∀≦)ノ
◇ セミノールオレンジのグラニテ
爽やかな苦味も良いアクセントの、どんぶりイッパイ食べられるヤツ(笑)
塩谷さんが不敵な笑顔で、「この後がもっと凄い」と仰います。
◇ ヴュルゴー家のシャラン鴨 オレンジソース
オレンジの皮も使う、手間のかかる古典的なソース。 素晴らしいとしか言えません。
ソースだけでワイン1本!
鴨は勿論、熟成馬鈴薯がまた、ソースにあいます( *´艸`)
◇ ブルトン産オマールブルー アメリケーヌソース
3種のキノコ 土鍋ごはん
オマール丼!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!! キターーー!
たっぷり半身のオマールが、絶品アメリケーヌソースに泳いでいます。
「茸によく合うから、ご飯にかけてね」と仰る。
どこまでも真面目で真剣な峯村シェフ・・・
◇ 大石早生のソルベ♡
本当だ! こりゃスゴイ!! 最高のプラムが、更に美味しくなったヤツでした。
自信たっぷりの塩谷さんが「感動して泣きなさい」と仰るので、
泣きましょう・・・(T0T)
◇ 無花果のモンブラン風
これも素晴らしい無花果の香り。
オーボンヴュータンご出身の、伝説のパティシエさんです。
◇ 作り立てシュークリーム ハーブティ
峯村シェフ、塩谷さん、今回も感動、ありがとうございました(´;ω;`)
とにかく大好きは to be continued……
ごちそう様でしたm(_ _)m
繰り広げられるのは、生産者さんとの真剣勝負
大好きな「蒼」さん。
峯村シェフ、ソムリエ&パティシエの塩谷さんの、お人柄もあいまって、私にはとても居心地の良い空間♡
何よりも、お料理の美しく清い、奥深い味わいに、夢中です。
この日、ソムリエ&パティシェの塩谷さん手書きのメニューには№94とありました。
いただいたのは
◇ 藤本漁師の、神経〆鱧のコンソメ
藤本漁師さんとの信頼関係が、素敵♡
試作の段階では、「美味しいけど……これなら、うちの魚、使わなくてもいいんじゃない?」と言われたこともあるそうです。
丁々発止、プロ同士の勝負を感じます。
前回(未レビュー)は、骨抜き(!)された鱧でしたが、今回はクネルで。
少量のお野菜とコブ出汁、鱧の骨でじっくりひいたお出汁に、アク取りにも卵白ではなく鱧のすり身を使う、リアルグランメゾン東京。
◇ 五島列島林鮮魚店 神経締め伊佐木 & 藤本漁師のマナガツオ
レモングラスて藁焼き。
前回の目から鱗のイサキに加え、到着したばかりの、素晴らしいマナガツオもプラスです♪
その都度の、ご一緒様が息を飲まれる一品。
◇ 青森の蝦夷紫海胆と唐津の赤海胆のフェデリーニ
地ハマグリの出汁で合えたフェデリーニ、それだけでヤバイです(笑)
それに、秀逸な雲丹を合わせる、迫力の一皿。
◇ 相模湾長井の赤座海老 ビスクと共に
蝦ラヴァーの私は、勿論赤座海老は、あちこちで頂ましたが、ピンと来ていなくって、
一番好きなのはブルトンのオマールブルーと思っておりました。が、この赤座海老は凄すぎました!!
新鮮で跳ね返る状態、味の濃さも圧巻。
添えられた、殻から部分から抽出したビスクも最強です。はぁぁぁぁ~至福♡
◇ コロポックル・赤井川村のホワイトアスパラガス 黒鮑の肝ソース
ホワイトアスパラは、皮や根の部分を煮だした中でさっと茹でて、ソテー。
甘みと水分に、ついついムフフフと笑ってしまいます。
黒鮑の迫力がまた凄い。
今回の肝ソースは、海藻の香りが強く、鮑が何を食べているのか良くわかる一品でした。
◇ 長期肥育の天城の黒豚
四川風のスパイシーなソースで。
豚肉をつつくと、プルプルと揺れて、繊維を噛みきるのが、快感です。
今回の付け合わせは、万願寺とそら豆のフリット。香りも加わり、前回よりもずっと好きかも。
◇ スペシャリテ・新玉葱のムースにフルーツトマトのジュレ
鋼の包丁で、玉葱の繊維を壊さないように、丁寧にゆっくりと切り、1日寝かせた後、約1/10の量になるまで焦がさずに炒める、変態的な調理法。
下に少しフルーツトマトのジュレ、魅了されてやまない、さすがの一皿です。
◇ 小田原・並木屋より稲取地金目を本日の仕立て
鱗を付けたままの金目鯛、パリッと焼けて、身はしっとり。脂の甘さも引き立ちます。
ソースは金目鯛のブイヨンと貝のお出汁、アオサ。
北海道のジェットファームのグリーンアスパラは、濃く甘く、ホワイトと甲乙つけがたい。
◇ グラニテ・無花果と甘夏
◇ 山口県阿武町の「無角和牛」
牛脂が苦手な私に、「食べてほしい、希少牛が手に入りましたよ」とメッセージ頂き、楽しみにしていたメイン。
シャトーブリアンを炭火で焼いた、見事な火入れをご覧ください!!!
スッとナイフを入れるたびに、ふわ~んと湯気が出る、究極の焼き加減です。
(あぁ・・・もう一度空腹になれたなら・・・)
◇ 翡翠ごはん
2種のキノコの旨味に地鶏のコンソメで炊き上げた翡翠色の土鍋ご飯です。
◇ 作りたてアイスクリーム
◇ 赤い4種の果実と野菜の一皿
苺・アメーラトマト・パプリカのムースに木苺のメレンゲ。
塩谷さん作の大人のデザートです。
◇焼きたて生地のシュークリーム・レモングラスのお茶で、ゴール。
供されるお料理は、とってもボリューミーで、(私にとっては、このお店の唯一の欠点ww)
シェフは「このぐらいのポーションが必要なんです」と困ったようなお顔をなさるので、
私は、頑張ります (p`・Д・´q)!
お腹をのけぞらせて帰るのだけれど、翌日には、また行きたくて仕方なくなります(笑)
通い続けてしまいそう、
どうぞ宜しくお願いいたします(*^^)v
では、また、来月(@^^)/~~~
こだわり抜いて、行きつくところ
とにかく、大好き。
オーナーシェフの峯村さんは包丁選び、鍋の素材、水は勿論のこと、徹底的にこだわり抜き、
ソムリエ兼パティシエの塩谷さんが縦横無尽に活躍されています。
しかしながら、その拘りのイメージからうけるような神経質さは、全く無くて、
まろやかで、美しく、まったく雑味のないお料理に昇華されています。
まだ、スタートして1月のお店なのですが、
伺えた巡りあわせに感謝して、これからも末永く通わせていただきたいと切に願いました。
(でも、予約のできないお店になってしまうのかしら・・・( ;∀;))
現在、18,000円ワンコース。
1日1回転、カウンター8席のみです。
頂いたお料理は
◇ 藤本漁師の神経絞め 真鯛をコンソメに
しっかり熱い。
塩も使わず、鯛の骨のみで取ったコンソメ。灰汁を凝固させるのに、卵白では無く鯛のすり身を使ったという贅沢さ。
上質な甘みを感じ、ほんの少し野菜を使っているけれど、鯛の甘みとの事。
素晴らしいコンソメ。
一目惚れ(笑)
一枚浮かんだトリュフは何のためだったのかな?
◇ 千葉銚子釣りの赤ムツ 藁焼き 山葵 甘酒等のソースで
脂が乗っているけれど、大量の山葵で軽やか。
勿論辛くはなくて、良い香りだけが残っています。
ブールブランソースでは無くて、甘酒とか・・・記憶が曖昧ですみません。軽い酸味もありました。
◇ 中葉春菊サラダ
厳選した中葉は、最後に春菊の香りが香り、リンゴのような爽やかさ。
春菊は、季節が終わりこの日が最後だそう。
間に合って良かった(o^-^o)
◇ ブルターニュ産オマールブルー アメリケーヌソース 焼きたてのパンドミ
身を先ずはそのままで、炭火焼きでふっくら、プリッと、甘い。
全部食べてしまいそうだったけれど、アメリケーヌソースをつけてみて、またビックリ。
何でこんなに綺麗で軽いんだろう。
甲殻類臭さは一切感じません。
このタイミングで、焼きたてのふんわりしたパンドミが配られて、
一滴もソースを残さないようにぬぐって、パンも完食。
◇ 蕪のパン生地包み焼き カマルグの塩と
蕪の旨みを逃がさないために生地で包んで。
蕪の旨味も香りもを閉じ込めて、水分は増している感じ。ご縁を感じる大好きなカマルグの塩で。
◇ 岐阜産雌猪と天然椎茸、九条葱を添えて
自家製辣油が秀逸。甘みはバルサミコかな?バニラ?
九条葱のサクサクと、椎茸の香りも、猪ととても良くあいました。
これも、ソースを残したくない・・・器を持ちあげて飲み干しました(;・∀・)
◇ 新玉葱のムース フルーツトマトのジュレと共に
玉葱には一人当たり2ccのクリームを加えているとの事。
ふんわり生クリームの質の良いムース。
それを、アメーラのジュレがキュッとしめていて、これも一二を争うぐらい好きでした。
◇ さかな人長谷川さんからの甘鯛
ミルクのさらっとしたスープに葱の葉かしら? あのガルグイユのソースを連想しました。
そこに香ばしい甘鯛の皮が加わると驚くほど味わいが変わり、完成される印象です。
◇ 路地あさみのグラニテ
天草の露地栽培蜜柑。昔懐かしい、ミカンジュースのイメージでした。
◇ 見蘭牛ホホ肉の赤ワイン煮込み 30ヶ月熟成キタアカリ コンソメで炊いた新之助米を添えて
ガッツリとパンチのある赤ワインソースなのですが、やはり優しさを感じます。シェフのお人柄なのかしら。
頬肉は味は染みていますが、食感も残っています。
秀逸なソースを残さないために、今度は堅めにコンソメで炊いたご飯を添えて。
いかに残さず粒を拾えるかに、気持ちが集中(笑)
◇ ジャージー牛のミルクをアイスクリームで
ザ牛乳。牛乳苦手な人は無理ではないかと思える、濃くてストレートなお味でした。
◇ 焼きあがったばかりのガレットブルトンヌ
ソムリエでパティシェの塩谷さん作。
食事の終わりのタイミングに合わせて焼き上げて、その瞬間の味を大切にしたもの。
エスプレッソをいただいて、ごちそうさま。
本当に素敵なコースでした。
もしかしたら、この清さから、違和感を感じる方もいらっしゃるのかもしれない、とふと思いました。
例えは良くありませんが・・・化学調味料を抜いた街中華のように?
でも、でも、舌先でソースを探っても、口に含んでいても、
濃い味わいのソースを味わうお皿も、薄い味わいの素材を楽しむお皿も、この清く深い味わいは、ただ事ではないと思います。
私にとっては、余りにも美味しいお料理でした。
もう歳なので、狭い世界で生きて行きたい私に(笑)、通いたいお店がまた一つ、増えてしまいました。
困った・・・(^^;)
でも、また伺う日が楽しみでなりません。
本当にごちそうさまでしたm(__)m
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モラヴィア
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モラヴィアさんの他のお店の口コミ
店名 |
蒼
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受賞・選出歴 |
2024年Gold受賞店
The Tabelog Award 2024 Gold 受賞店
2023年Gold受賞店
The Tabelog Award 2023 Gold 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店 |
ジャンル | イノベーティブ、フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
03-6434-9829 |
予約可否 |
完全予約制 ご予約はOMAKASEから受付しております。 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ 日比谷線 六本木駅 1a出口より 徒歩7分 六本木駅から616m |
営業時間 |
|
予算 |
¥40,000~¥49,999 |
予算(口コミ集計) |
¥60,000~¥79,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
8席 (カウンター最大8席) |
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最大予約可能人数 |
着席時 8人 |
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり、無料Wi-Fiあり |
ドリンク | ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | ソムリエがいる |
ドレスコード | スマートカジュアル |
ホームページ | |
オープン日 |
2020年1月8日 |
備考 | |
初投稿者 |
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帰省の目的は、先ず「蒼」さん在りき 。。。
峯村シェフは、アシェットデセールの「蒼菓」さんを広尾にオープンされたばかりで、多忙を極めていらっしゃいましたが、なんとか今月もお席を頂けました。
先月、愛媛のカリスマ漁師、藤本さんが中心になったレストラン「虹吉」で、そのオープニング・シェフとして、峯村さんのお料理を頂きました。
( TBSのバースディという番組で特集されましたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか )
そのお味は、圧巻・圧倒的で、これを超える食体験はもう無いのでは?と、
「蒼」さんのお料理をどう感じるか、自分自身に興味津々で伺いました。
そして、そして、オチは見えていそうですが ww
小浜の赤雲丹の冷製フェデリーニを口にした途端、「どっひゃ~(◎_◎;)!何じゃ、こりゃぁ!」
どこまでもピュアな甘さと深み、最上級のまろやかさにフルーツのような香りも口腔に広がり、
それを受けとめる蛤出汁と柑橘の香るパスタと共に見事すぎて、衝撃というのは更新できると知りました ( ;∀;)♡
今回、蒼さんお初のお二人もご一緒で、わかりやすく感動を現していらっしゃり、
私も一緒にビックリしながら大、大、大満足、惚れ直しました~\(^o^)/
今回、プラスしてメチャクチャ嬉しかったのは、〆ご飯が「但馬玄のハヤシライス」( 但馬玄頬肉の赤ワイン煮込みと、土鍋炊きご飯 )だった事。
私はこのお料理を「蒼」さんの隠れたスペシャリテだと確信していて、世界一美味しい赤ワインソースだと思っています。
峯村シェフがこのお料理を封印した理由なども伺いながら、いつか、このソースや、ずっと以前に頂いたアメリケーヌソースも存分に頂いてみたい、次の夢が出来たのでした。
という事で「虹吉」さんと「蒼」さんは、全く別物、別コンセプト、「蒼」さんはやはり絶対王者♫と感じながら、「私もう一回転食べられるわぁ」などとほざいておりました。
次は7月、またどうぞ宜しくお願い致します。
幸せでした♡
ごちそうさまでした m(_ _)m
※ ※ ※
◇ 愛媛 藤本さんより 神経〆真鯛のコンソメ
◇ 小浜の赤雲丹 冷製フェデリーニ
◇ 佐渡より黒鮑、自家製バター 北海道コロポックルのホワイトアスパラガス
◇ 串本より 神経〆縞鯵の藁焼き お米と中国甘酒のソース
◇ さかな人長谷川さんより 赤座海老 ビスクと共に 焼きたてのパンドミ
◇ 金沢 石与より 毛蟹のリゾット
◇ 泉州 新玉葱のムース フルーツトマトのジュレ
◇ 愛媛 藤本さんより 神経〆白甘鯛本日の仕立て 天然木耳
◇ 甘夏ジェーン の グラニテ
◇ 上田畜産43ヶ月雌牛 但馬玄シャトーブリアン 北海道ジェットファーム アスパラガス
◇ 但馬玄のハヤシライス ( 但馬玄頬肉の赤ワイン煮込み 土鍋炊きご飯 )
◇ 浜松より天使音マスクメロン
◇ 比内地鶏卵 と 花の香酒造赤酒のアイスクリーム
◇ 小菓子( カヌレ、出来たてシュークリーム、蒼菓さんのオペラ )