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それいけ！ゆめゆめ食日記♪
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1回
夜の点数：4.8
2016/09 訪問
神がかった日本料理。
言わずと知れた日本料理の名店「京味」。一見さんお断りでお任せ35,000円〜、写真もメモもダメというとにかくハードルの高い店。行くこともないだろうと思っていたこの店にありがたくお誘いを頂戴した。季節柄、松茸が出るかもしれないということで、「諭吉さん6人ほど連れてきてください」と予め連絡が（カード不可、ニコニコ現金払い）。ドキドキしながら店に行くと、見た感じは老舗の日本料理店という感じで、店内もカウンターの中はたくさんの料理人がキビキビと動き回り、カウンターでも普通に談笑できる、良い意味でリラックスできる雰囲気。勝手に京都の未在のイメージと重ねていたが、あの店のようなピンと張り詰めた緊張感は一切ない。まずはグラスビールをいただき、その後は冷酒。こちらは日本酒は基本1種類しかないそうで、たまにいただきものがあるとそれが出てくるという感じ。酒を楽しむ店ではないからバリエーションは不要ということかも。舞茸の胡麻和えカマスの棒寿司 生姜笹鰈の一夜干し雲丹ゼリー 百合根 芋茎の吉野煮鱧の焼き霜と落とし 醤油と山葵梅肉松茸とシメジ穴子の湯葉巻き鰹と鯛のお造り鱧と松茸のお椀身と皮を別に焼いた若狭ぐじ 鮎の甘露煮 サツマイモ冬瓜の海老づめ 炊き合わせ 味噌はらすご飯お新香わらび餅葛切り※ご一緒した方の記憶をコピペさせていただきましたカウンター内の厨房では７〜８人ほどの料理人がそれぞれの持場で真剣勝負。１品１品の仕上がりがどれも完璧で、この店の料理たるものどうあるべきという筋の１本通った料理。松茸以外はそれほど高級食材を使っているわけではないし、特別珍しい食材の組み合わせ方をしているわけでもないのだが、同じ素材をどうやったらここまで美味しく仕上げられるのかと不思議になるほどで、決して華美ではないが、どれもこれも料理としての凄みを感じられる。ご一緒した方いわく、「しみじみと美味しさが伝わってくる料理」とのことだったが、まさにそのとおりだと思った。さり気なく出される１品１品だが、そこに恐ろしいほどの手間がかかっているのだろう。松茸と鱧もいただけたし、感無量。この店では最後にかならず出ると言われるハラスご飯はもう天国に昇る旨さ。おかわりしてもいいとのことで、もちろん頂いた。デザートはくずきりとわらび餅とぜんざいから選べる、というか全部でもいいらしいのだが、少食のわたしはダイエット中でもあるのでわらび餅だけにした。しかしながら、目の前で丁寧に湯煎して作られる葛きりのうまそうなことったら。いやあ・・・両方いただくべきだったか！？西さんはもう少し休みたいとのことで、営業日を減らすことを検討してらっしゃるそう。また、来年以降はどうするかわからないのでまだ予約を取っていないということで、今回の訪問が非常にプラチナチケットだったことがわかる。お会計は52,000円ほど。京都の松茸ならもう２人くらい諭吉様が必要だったかもしれない。もちろんそう何度もいけるお値段ではないのだが、ものすごくいい経験をさせてもらった、ありがたい。そして余韻がすごい、翌日になってもしみじみとこの味を楽しむことができた。
2016/09/17 更新
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言わずと知れた日本料理の名店「京味」。
一見さんお断りでお任せ35,000円〜、写真もメモもダメというとにかくハードルの高い店。
行くこともないだろうと思っていたこの店にありがたくお誘いを頂戴した。
季節柄、松茸が出るかもしれないということで、
「諭吉さん6人ほど連れてきてください」と予め連絡が（カード不可、ニコニコ現金払い）。
ドキドキしながら店に行くと、見た感じは老舗の日本料理店という感じで、
店内もカウンターの中はたくさんの料理人がキビキビと動き回り、
カウンターでも普通に談笑できる、良い意味でリラックスできる雰囲気。
勝手に京都の未在のイメージと重ねていたが、
あの店のようなピンと張り詰めた緊張感は一切ない。
まずはグラスビールをいただき、その後は冷酒。
こちらは日本酒は基本1種類しかないそうで、
たまにいただきものがあるとそれが出てくるという感じ。
酒を楽しむ店ではないからバリエーションは不要ということかも。
舞茸の胡麻和え
カマスの棒寿司 生姜
笹鰈の一夜干し
雲丹ゼリー 百合根
芋茎の吉野煮
鱧の焼き霜と落とし 醤油と山葵梅肉
松茸とシメジ
穴子の湯葉巻き
鰹と鯛のお造り
鱧と松茸のお椀
身と皮を別に焼いた若狭ぐじ 鮎の甘露煮 サツマイモ
冬瓜の海老づめ 炊き合わせ 味噌
はらすご飯
お新香
わらび餅
葛切り
※ご一緒した方の記憶をコピペさせていただきました
カウンター内の厨房では７〜８人ほどの料理人がそれぞれの持場で真剣勝負。
１品１品の仕上がりがどれも完璧で、この店の料理たるものどうあるべきという筋の１本通った料理。
松茸以外はそれほど高級食材を使っているわけではないし、
特別珍しい食材の組み合わせ方をしているわけでもないのだが、
同じ素材をどうやったらここまで美味しく仕上げられるのかと不思議になるほどで、
決して華美ではないが、どれもこれも料理としての凄みを感じられる。
ご一緒した方いわく、「しみじみと美味しさが伝わってくる料理」とのことだったが、
まさにそのとおりだと思った。
さり気なく出される１品１品だが、そこに恐ろしいほどの手間がかかっているのだろう。
松茸と鱧もいただけたし、感無量。
この店では最後にかならず出ると言われるハラスご飯はもう天国に昇る旨さ。
おかわりしてもいいとのことで、もちろん頂いた。
デザートはくずきりとわらび餅とぜんざいから選べる、というか全部でもいいらしいのだが、
少食のわたしはダイエット中でもあるのでわらび餅だけにした。
しかしながら、目の前で丁寧に湯煎して作られる葛きりのうまそうなことったら。
いやあ・・・両方いただくべきだったか！？
西さんはもう少し休みたいとのことで、営業日を減らすことを検討してらっしゃるそう。
また、来年以降はどうするかわからないのでまだ予約を取っていないということで、
今回の訪問が非常にプラチナチケットだったことがわかる。
お会計は52,000円ほど。
京都の松茸ならもう２人くらい諭吉様が必要だったかもしれない。
もちろんそう何度もいけるお値段ではないのだが、
ものすごくいい経験をさせてもらった、ありがたい。
そして余韻がすごい、翌日になってもしみじみとこの味を楽しむことができた。