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特別メニュー TOKYO X 特ロースかつ 220g 定食
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ひじきの煮つけとかぶら漬け(たぶん)
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ごはんは釜炊き やわらかめ
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この日のお椀は豚汁
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ノンオイルドレッシング、とんかつソース、ヒマラヤピンク岩塩(たぶん)、ごま油
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TOKYO X 特ロースカツ
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全体像
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ごちそうさま
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2024/04/09 更新
添え物はひじきの煮つけとかぶら漬け(たぶん)。
強すぎず薄味すぎもしない、やさしい味付け。
ごはんは釜炊き。
比較的やわらかめで、こちらもやさしい甘さ。
お椀は豚汁。
バカ舌なのでほかに出汁を使っているのかはわからないが、くどくない豚脂の甘味と野菜の甘みとお味噌の調和がいい。
カツはTOKYO Xという銘柄豚のロース。
有名な白い衣は、糖分の少ないパン粉を使うためメイラード反応が進みにくいのだそうだ。
口に入れるとサクっとした食感があるが、直後、溶けるように存在感が無くなる。揚げ油を吸いすぎたようなくどさもない。
カツを上から見て、右側の幅が狭い方に脂身が多く、左側の広い方が赤身。
右の脂身側から順に食べていったが、脂が多い部位もくどくなく筋っぽさもなく、舌の上でやさしくほどけて甘く美味しい。
赤身は当然のようにしっとりしていて豚肉らしい旨味があるが、右側の脂身から順に食べ進めてしまったので、赤身のあっさりした印象が強めになってしまった。お寿司で、中トロのあとに寒ビラメを食べて、白身魚の微妙な脂乗りがぼやけてしまった感じ。
脂の少ない左端から食べるか、せめて両端から交互に食べる順番にした方が良かった。
塩味も試してみた。美味しかった。
ただ個人的には、とんかつ定食はやはりとんかつソースに限るという思いを強くした。
ちょっと辛子をつけてとんかつソースをたっぷりつけて、白ごはんと一緒に口いっぱいにほおばる。噛みしめると、口内で、お肉とごはんとソースと辛子の、旨味・甘み・塩味・辛味がブレンドされて広がる。それをおみそ汁で胃に流し込む。口直しにキャベツの千切りをひとつまみ食べる。
この食べ方を至福と感じる味覚に育ってしまっている。
ごはんと豚汁をおかわりした。
値段が高いが、店主が納得がゆくように食材を集めて手間をかけて料理を作るとこうなるのだろう。安くするには必ずなにかを簡略化しなければならない。
場所は丸の内線の南阿佐ヶ谷駅から10分ほど歩いた場所にある。
完全予約制で、15分を過ぎるとキャンセル扱いになるとメール連絡があった。
電車を利用したので遅れないよう予約時間よりだいぶ早く着いた。
おなかを空かせるために阿佐ヶ谷商店街を一往復した。阿佐ヶ谷商店街は、JR阿佐ヶ谷駅から南阿佐ヶ谷駅あたりまで南北約700メートルのアーケード商店街だ。
老舗の刃物屋さんを覗いて時間をつぶしていたら、うっかり時間に間に合わなくなりそうになってしまい、小走りで予約時間ちょうどぐらいにお店に辿り着いた。
予約時間ちょうどだったのですぐに入店するのかと思ったら、退店する客がもたついていたりするわけでもないのに、ほかの予約のお客さんもみんな入口の脇に備えてあるベンチに腰かけて並んでいた。そして店員さんが店先に出てきて注文の確認をして、入店まで5分近く待たされた。時間厳守というから慌てて来たのに、中で聞いてくれればいいんじゃないかと、その点は不満であった。
写真撮影しても良いか尋ねると、
「お料理の写真ですね、どうぞ、ありがとうございます。」
と気持ちよく応じてくれた。
お料理はとても美味しく、若いときのようにごはんと豚汁をおかわりしてしまったが、そのせいで退店後30分ほど胃が苦しかった。
若かった時代の自分を連れてきてあげたらなんと感想を言っただろう。