2回
2013/10 訪問
ぶれない味わいの第一旭のスタンダード店舗。スープに深みがあります。
第一旭で直営店と言えば、以前は、たかばし本店、南インター店、寺田店、直営亀岡店でした。ただ現在は、たかばし本店と寺田店は、独立採算店として営業されているようです。
第一旭で直営店と言えば、以前は、たかばし本店、南インター店、寺田店、直営亀岡店でした。ただ現在は、たかばし本店と寺田店は、独立採算店として営業されているようです。
南インター店と、直営亀岡店は、外食産業のクーデションカンパニーに属し、店名を「たかばし」と変更し、新規店舗を広めておられます。直営亀岡店に関しては、長く「第一旭」の屋号を残しておられましたが、最近「たかばし」に変更され店名も亀岡店となりました。
この亀岡店は、9号線沿いにある大型店舗です。駐車場があり店構えもきれいです。
店内も、きれいにされており、カウンター席、テーブル席、座敷と多くの席があり、少人数から大人数まで、様々な客層に対応できそうな店舗です。また活気ある接客も印象的です。
メインメニューはたかばしラーメン(店名変更前は、特製醤油ラーメン)、他に熟成味噌ラーメン、たかばし新味(白)(店名変更前は、スタミナ白ラーメン)、炎ラーメン(ピリ辛)などがあります。トッピングも豊富に存在します。
その他、期間限定メニューや、単品メニューも豊富なのが特徴です。
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('13/10訪問、メニュー「スタミナラーメン」、「えび天」 味:3.8点)
この日は期間限定のスタミナラーメン750円を注文。単品で、えび天350円もお願いしました。えび天、スタミナラーメンの順で提供されます。
スタミナラーメンは、やや濁った色合いのスープに背脂、一味、ニンニクチップが浮いています。トッピングは、バラ肉チャーシュー、煮玉子が玉子一個分(半分に切られて二つ入ってます)、九条ネギ。九条ネギの切り方は、来来亭のネギラーメンのように、斜め切りになっており工夫されています。
スープの味は、たかばしラーメンのスープを使われているのかなと思っていましたが、異なります。豚骨の風味が強く効いていて、マイルドな味わい。このラーメンのためにスープを取られているのか、たかばし新味(白)のスープをブレンドされているのかなと思います。
醤油の旨みと豚骨のマイルドさ、そこにニンニクの風味、一味のピリ辛感が加わり、癖になるような美味しさがあります。
麺は、低加水の中細ストレート麺を使用されています。食感は、芯が残ったような、普通か、やや硬めな感じです。スープとのなじみも良いと思います。またネギを絡ませると、さらに良い食感を楽しむことが出来ます。
チャーシューは、通常メニューとは異なり、バラ肉を使われています。味つけはあっさりしており、スープを邪魔しない感じで、脂分も落とされており、食べやすい感じがします。
えび天は、マヨネーズと塩胡椒が添えられており、両方の味で楽しむことが出来ます。身は小ぶりですが、揚げたてのサクサク感が良く、サイドメニューとしては良い感じでした。
期間限定のスタミナラーメン、もっとジャンクな味かなと思っていましたが、予想以上にまとまりのあるレベルの高い一品でした。たまに出されている時期があるので、また食べてみたいなと思います。
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('11/2訪問、メニュー「熟成味噌ラーメン(小)」 +肉増し、「ターロー」 味:3.5点)※以下、第一旭 直営亀岡店時代のレビューです。
この日は、この店舗では、ラーメンを食べた方は餃子100円という、餃子フェア(持ち帰りもOK)をやっておられました。持ち帰り用のために、混雑しないよう、店舗前にも仮設で餃子販売用のテントが作られていたりしました。
今回は、普段は特製醤油ラーメンばかり食べてるので、熟成味噌ラーメン(小)600円+肉増し150円。それと単品のターロー(甘辛いタレで味付けた焼き豚バラ肉)350円を注文しました。
出てきたラーメン、小サイズだけあり、小ぶりな器。濁った色合いの味噌スープには、わずかに一味が浮いています。具にたっぷりのチャーシュー、もやし、ネギ、メンマ。そしてゴマが振りかけられています。
スープをいただくと、あ・・と、懐かしく思えるような、関西の味噌ラーメンという味わい。味噌が柔らかい深いコクがあり、意外と濃厚です。この味噌の風味にゴマの良い香りも合わさり食が進みます。そして、使用している味噌が辛めなのか、一味がかかっているからか意外とピリ辛で、後味が引き締まっている感じでした。
麺は低加水の中細ストレート。このストレート麺、ちょっと違和感がありますね。南インター店も最近、製麺所さんを近藤製麺さんから、麺屋棣鄂さんに変更され違和感があり、とても残念に思えたのですが、こちらも麺屋棣鄂さんにされたのかもしれませんね。あのしっとりとした柔らかい食感、それとスープと一体化するような、あの昔ながらの麺のほうが、第一旭さんには合う気がします。
チャーシューは、肉増しにしているだけあり、そして器が小サイズにしたこともあり・・数層の豚肉層が出来ている感じです(^^; 柔らかさもほどほどで、心地よい食感。薄い味付けでもあり、豚肉本来の味が楽しめます。量も多いので食べ応え抜群。
太めのもやしの量も多く、メンマも良い食感で、小サイズにしては意外とボリューム感を感じる一杯でした。
また単品のターローは、こちらはバラ肉特有の柔らかさとジューシーさ、そして濃いめの味付けが特徴です。ターローには、ラーメンに入っている具と同じくモヤシ、ネギ、メンマが付いてくるのですが、これらと絡めて食べても美味しいです。ご飯にも合いそうだし、ラーメンに乗せて食べても、お酒のつまみとしても合いそうな一品でした。
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('09/9訪問、メニュー「特製醤油ラーメン」 +肉増し 味:3.8点)
いつもどおり普通の特製醤油+肉増しを注文
さて、いつもの特製ラーメンが出てきました。寺田店やたかばし本店に比べると肉増しにしては、ボリュームが少ない気もします。それとモヤシの量が多めですね。
スープを飲むと、昔からの京都代表の豚骨醤油味♪他の第一旭の店舗と比較すると、やや脂分控えめな感じでしょうか。味わい深いわりに、あっさりしています。注文の際に、脂分の多さを聞かれるので、こってり食べたい方は、脂多目で注文した方がいいかもしれません。
そしてチャーシューは、見た目ボリューム少な目に見えましたが、第一旭をなめてました・・・と思わず言ってしまいそうなくらい、鉢の中からゴロゴロとチャーシューが出てきます。脂身、赤身のバランスが良い数種類の肉が混ざっていて、非常に食べ応えがあります。
麺もいつもの柔らかめの低加水中細ストレート。この麺とこのスープが好きなんですよね。
幼い頃から慣れ親しみ何度も食べている第一旭の味。これからも食べ続けたいと思うラーメンでした。
2013/11/09 更新
たかばしラーメンの亀岡店です。この日は平日の17時ごろ、かなり久しぶりの訪問。「第一旭」から「たかばしラーメン」にネーミングが変わってからは初めてだと思います。平日の17時台はお客さんが少なかったですが、ポツポツと来客があり、人気あるお店だなと思いました。
お店は、9号線沿いのアルプラザの少しだけ東側にあります。お店の外観は、黄色のテント看板に「たかばしラーメン」の表示で分かりやすいもの。お店の前に駐車場も完備されています。
店内は、カウンター席、テーブル席などがあり、多くの人が入れます。お店の接客は、まだ早い時間帯だったためか男性職人さん1人と女性スタッフ1人で切り盛りされていました。庶民的ながら居心地の良い接客だったと思います。
ラーメンメニューは、基本の醤油のたかばしラーメン、他に熟成味噌、塩、炎(辛味)、新味(豚骨系)、スタミナ(にんにく+辛味)などがあります。単品メニューも豊富で充実しています。
この日は、たかばしラーメン(並)650円+肉増量170円を注文。
しばらくすると登場するラーメン、澄んだ濃い色合いの醤油スープ、ネギ、もやしたっぷり、チャーシューたっぷり、メンマ。京都クラシックスタイルの醤油ラーメンの王道ノ見た目です。
スープをいただくと、ベースの動物系のコクがしっかりと効いています。そこに醤油の深い味わいも加わり、濃い目の味わいに思いますが後味はすっきり、深くコクがあるのに飲みやすいスープです。
麺は低加水の中細ストレート麺を使用されています。茹で具合はやや硬めくらいで、昔ながらの京都の味が好みの方は柔らかめをお願いした方が良いかもしれません。ただ、旨味たっぷりのスープの味を吸い込み、その風味を口に運んでくれます。
チャーシューは赤身、脂身のバランスの良いものが多く入っています。醤油ダレで味付けされているのでスープとの相性も良いものです。もう少したっぷり量だと、さすが京都!という感じのチャーシュー麺でしたが量は、普通な感じにも思いました。
全体的には、スープの迫力、具のバランスも素晴らしく、京都の醤油ラーメンの王道を行くような安心できる味わいだったと思います。また機会を見て訪問したいと思います。