9回
2019/09 訪問
2019/10/01 更新
2018/06 訪問
「詠月来たぞ」が満載です。
鮎も大きくなり始め、鱧が美味しくなってきましたね。 3ヶ月ぶりのお伺いとなりました。今回も大将岩崎さんの直球で気持ちの良い和食でした。此方にお伺いすると「詠月に来たぞ」と思うお料理が沢山あります。どれも素材を大切にし、分かりやすく味付けされた料理達で一見は、何処でも食べられそうなのですが、実は此方でしか味わうことのできない素晴らしいものばかりなのです。
【鱧の肝と卵】
・生で頂く肝は上品な旨味とコク、出汁醤油に漬け込んだ卵は香りを楽しめる一品です。
【鯵のお鮨】
・鯵は脂がのって、生姜と胡麻の風味も良いですね。下手な鮨屋よりよっぽど美味しい。
【鱧の湯引】
・此方の鱧の湯引きは氷で締めません。暖かい身は香り良く、薬味との相性も良いです。
【鮑の肝ポンと鮑の歯】
・鮑の肝と柑橘爽やかな濃いめのポン酢との相性はヤバいですね。コレが登場すると小躍りします。歯はコリコリ 笑
【甘鯛と茄子の椀】
・引きたての出汁に甘鯛と茄子の旨味が溶け出して堪りません。甘鯛と茄子がこんなにも合うとはっ!唸る!
【鱧と牛蒡の柳川鍋】
・鱧の旨味と牛蒡の香りと歯ごたえ、卵のまろやかさと出汁の余韻。この旨味のバランスは凄いです。旨い。
【岩牡蠣】
柳川鍋→海鰻の白焼きと来ての岩牡蠣!胸がスーっとしてウマ嬉しいです^ ^
【桜海老と枝豆のご飯】
・見た目が華やかで見てるだけで幸せになれます。味はモチロン見た目以上で裏切り知らずです 笑
どれも「詠月来たぞ」ばかりで後から写真を見直して幸せ再確認モノばかりです。ご馳走様でしたっ!
2018/07/01 更新
2018/03 訪問
相変わらず気持ち良い直球勝負です。
この日は0次回で何気なく1人飲みをした後、こちらにお邪魔して食事を楽しみました。後日写真を確認してビックリ!またやらかしましたホワイトバランスの失敗!!全ての写真が黄色味がかっています…。以前も一度やらかしましたが酔っているからなのか、撮っているときは全く気付きませんでした。
料理は今回も最高に美味しかったのですが、私の写真の仕上がりのせいで美味しそうに見えません。。。
実際は閂の巻物、子持ちヤリイカをはじめ魚や貝の出来が本当に素晴らしく、素材の持つ美味しさをすごく楽しめました。本当に美味しかったです^ ^カメラの使い方をもっと修行して出直したいと思います 笑 ご馳走様でした。
2018/05/14 更新
2017/12 訪問
心から落ち着けるお店。
3ヶ月ぶりの訪問です。大将と女将さんには、いつも温かいお気遣いを頂けるのでウッキウキでお伺いしました。
【今回のお気に入り】
・鯖のお寿司
此方では途中で光物のお寿司を出して頂けます。鯵、鰯、秋刀魚などその時に応じた旬な魚が出てきます。この日は鯖でした。脂が乗った身の厚い鯖は、香りと酸味が舎利と上手い具合に絡み合って何とも言えない幸福感が口いっぱいに広がります。鯖寿司は一口に頬張るに限りますね。
・真鯛と白飯
土鍋で炊いた熱々ご飯の付け合わせで天然の真鯛を出して頂いてのですが、「生の魚には舎利」という私の概念をガン無視した組み合わせで、目からウロコがポロポロ溢れました。熱いご飯が鯛の臭みを持ってきそうなイメージですが、そんな事は全くありません。出てくるのは鯛の香りと味。組み合わせでここまで旨くなるのかと思いました。醤油ではなく、塩と山葵和えで頂いたのも良かったと思いました。
この日もシンプルな美味しさに癒されました。「分かりやすい」と文字にすると語弊を招きそうですが、素材の味を愉しむための最低限の味付けは分かりやすさが大切だと感じました。
ご馳走様でした!
2018/02/01 更新
2017/10 訪問
真っ直ぐな美味しさ。
色々なお店に伺ってみて分かったことの一つに、料理は作り手の気持ちやその時の状態を素直に表現するという事があります。すごく当たり前のことなのですが、食材と調理の加減、出汁や少しの調味料でここまで違いが出るのかと、いつもしみじみと考えさせられます。
体調、味付け・加減の好み、ウェイトが高いのは料理かお酒か、天候、気候によっても味は変わります。それらが作り手だけでなく、頂く側一人一人でも違うのですから、自分好みのお店と出会うという事は簡単ではないですね。
私の中で、真っ直ぐで潔いお料理が頂けるのは詠月さんが1番だと思います。必要以上には寝かさないお刺身は、歯応えと食材の良さを楽しみ、松茸や、筍、牡蠣、蟹、鮑などのポイントとなる旬な食材を大振りに食べさせて頂けたりと、大将、岩崎さんの気持ちが滲み出ています。表現をされたいものがストレートに心に響いてきます。胃袋がはち切れるのではというぐらい美味しいものを沢山頂けるのもきっと大将の気持ちでしょう笑
また、お店の雰囲気を作られている女将さんにもいつも癒され、今回も落ち着いて楽しく食事ができました。
ご馳走様でした!またお伺いします。
2017/11/28 更新
2017/08 訪問
今宵も大満足ですっ!
夏真っ盛りの詠月さんにお邪魔しました。暑くても大将と女将さんはとてもお元気です。この日も沢山のお気遣いを頂き、とても楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
お料理は相変わらずの美味しさで、お出汁の良さ、素材の具合も抜群です。店良し、人良し、味良し、居心地良しでもう最高です。
【今回のお気に入り】
・浅蜊と夏野菜のお浸し
色とりどりの夏野菜は綺麗で、野菜の1つ1つが丁寧に調理されているので歯応え、香り、味浅蜊の豊かな出汁と共に楽しめます。
・鱧の湯引き、肝刺し、卵の醤油漬け
氷水で〆ない鱧の身は柔らかくふっくら。肝刺しはキメが細かく肝のいい香りが口の中で膨らみます。生のまま醤油に漬けた鱧の卵は、野性味が溢れ、素材そのものの味がストレートに伝わってくる逸品です。
・鱚と瓜と卵豆腐の椀
鱚が結ばれていて凛とした印象を受けます。出汁は上品で、鱚と良く合う澄んだ味わいに心からホッとします。卵豆腐の味の濃さっていったらないです。
・お造り
鰈はぷりぷりで香りが高く旨味が詰まっています。ボタンエビはミソが濃く、身の甘みと良く合います。
・鰯の握り
脂がこれでもかと言うぐらい乗っている身は口の中でトロけ、優しく握られた舎利といい塩梅で混ざり合います。唸る旨さです!
・穴子とご飯
土鍋で炊いた白ご飯と、胡麻のペーストを纏った穴子の刺身を一緒に頂きます。白ご飯は相変わらずの美味しさで、穴子は独特の歯応えと香りが食欲を掻き立てます。そのままでも十分美味しいご飯と穴子に、最後は詠月のお出汁を掛けて頂きます!!最高ですっ!
この日も大満足です!ご馳走様でした!!
2017/08/11 更新
2017/05 訪問
気持ちとお腹が満たされ過ぎる
此方は、3か月に一度のペースでお伺いさせて頂いています。
伺う度に季節の移り変わりを感じる料理が戴くことで心が洗われ、豊かな気持ちになります。
料理が美味しいのは当たり前ですが、目で見て美しく、香りでワクワク楽しんでいます。
器も一つ一つに拘りを感じますし、金継が施されたモノには趣と、物を大切にする日本の良さがありますよね。
お料理の説明が簡潔な裏には、素材に対しての自信と、「しごと」の大事さが伝わってきます。一口食べれば大将がどれだけ食材と向き合って料理をされているのかが分かります。お客さんを取り巻くもの全てにもてなしの気持ちがあふれていて、和食が無形文化財だと再認識できる本当に良いお店です。
なにより大将と女将さんの人柄あっての詠月ですね。
【今回のお気に入り】
・お刺身
とり貝・平目・雲丹。寝かせて旨味を引き出した平目も美味しいですが、こちらの平目はぷりぷりで平目の香りが素晴らしいです。
・玉ねぎの冷スープ
涼しげな口当たりと玉ねぎの香り。必要以上の味付けをしていない所が此方の良さだと思います。
・牡蛎
写真では伝わらないですが掌位の大きさがあります。食べるのに4口ぐらいかかります笑。大きいのにクリーミーで味が濃いです。
・桜エビと馬鈴薯のご飯
桜エビは香りが高く柔らかく、馬鈴薯も旨味を吸ってます。素材の大きさは違っても口当たりが良いので何杯でもイケます。
ご馳走様でした。
2017/06/14 更新
2016/08 訪問
大好き!詠月!!
此方は、ひと月半に一度のペースでお伺いさせて頂いています。
伺う度に季節の移り変わりを感じる料理が戴くことで心が洗われ、豊かな気持ちになります。
料理が美味しいのは当たり前ですが、目で見て美しく、香りでワクワク楽しんでいます。
器も一つ一つに拘りを感じますし、金継が施されたモノには趣と、物を大切にする日本の良さがありますよね。
お料理の説明が簡潔な裏には、素材に対しての自信と、「しごと」の大事さが伝わってきます。一口食べれば大将がどれだけ食材と向き合って料理をされているのかが分かります。お客さんを取り巻くもの全てにもてなしの気持ちがあふれていて、和食が無形文化財だと再認識できる本当に良いお店です。
なにより大将と女将さんの人柄あっての詠月ですね。
ご馳走様でした。
2016/08/11 更新
厳選された素材の味を最大限に引き立てる為のシンプルな味付けが素晴らしい。「素材が主役」というメッセージが受けられる様な前面に出過ぎない出汁の良さが感じられます。
始めは【ずわいの茶碗蒸し】で迎えられました。濃厚な蟹味噌の味わいとタップリの身、上品で口当たりの良い玉子出汁、温かくてホッとします。
優しく煮付けられた【子持ちの槍烏賊】。子の旨味とネットリでニッコリ。
【さよりとイクラの手巻き寿司】は季節柄、東北東を見て頬張りますが、旨過ぎて黙っていられません。下手な鮨屋のレベルを超えてます。
【鰤の粕汁】はふんわりとした鰤の身と香りが酒粕と良く合います。おぼろ昆布の香りが繋ぎの良いサポートしてます。
優しい味付けながら深いパワーを感じる【鼈の鍋】は一人ひと鍋。卵の子がコクを出します。
【鯛の刺身】は分厚く歯を押し返す弾力が嬉しい。噛んでいると鯛の優しい香りが口いっぱいに広がります。琵琶湖の味【本もろこ】3匹では足りない 笑
主役はずわい蟹。【生の心臓】はまだ動いています。磯の香りとネットリとした食感が良い。自然の塩辛というイメージ。【生の蟹味噌】火を入れていないので濃厚というよりはサッパリしていて食感もあります。飽きのこない旨さです。【脚】は全て焼きで頂きました。火入れが絶妙で繊維の太さも楽しめます。芳ばしくて甘くて優し旨いです。
〆は【蟹河豚飯】。蟹と河豚の旨味の相乗効果が凄い。河豚の食感も楽しめます。
二杯目は白子焼きを載せて頂きました。蟹河豚飯が白子を纏ってとんでもない旨さに。
三杯目はタップリと蟹味噌を載せます。濃厚で鼻から抜ける味噌の香り。こんなに美味しい蟹飯は無いと思います。ヤバし!
優しく素材を活かした詠月さんの料理は、胃と心を満たして、舌をデトックスしてくれます。