Mr.ぴぃさんが投稿したプリンチピオ(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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プリンチピオ麻布十番、赤羽橋、六本木/イタリアン、ステーキ、ワインバー

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/04 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

Le notti bianche

原理原則を名乗る店。此れまで3回訪問し、総てお任せ。味、品書きの構成、店の雰囲気どれをとっても一度も不満を感じたことがない。夜でも、簡単に呑んで、前菜、パスタで過ごしている客もおり、使い勝手は良いのではないか。
遅い時間に東京入り、如何しても旨いパスタが食べたいとなると、此方の店が一番の候補となる。

何時もはビールだが、今宵はSuprossiな気分。血に飢えたと云うよりも、ビタミンCを体が欲していたからだろう。
喉を潤すと不思議と日中の憂さは何処かに消えている。何時ものグリッシーニが目の前に登場、旨いんだけど、此れを食べ過ぎると最後に影響が出てしまうので、押さえなくっちゃね。
ワインリストから何品か撰び、説明を聞き、テイスティングの真似事なんかを始める頃に、「最初の小さな一皿」がテーブルの前に並ぶ。

本日のAlla salute、以下の通り

最初の小さな一皿
熊本県産馬肉のタルタル マイクロクレソンのインサラータ
鰆の炙り焼き 春キャベツとホッキのズッパ バジルの香り
タリオリーニ 富山県白海老と珊瑚樹トマトのアラビアータ
パッパルデッレ 仔牛脛肉のオッソブーコ
伊佐幾のポワレ

温かいトルタ ディ チョコラータ トンカ豆のジェラート添え
ジェラートとソルベの盛り合わせ 甘王 ヨーグルト キャラメル


最初の皿は新玉葱のズッペと細魚のフリット。フリットには茴香のマリネが載せてあり、油の香りと細魚の食感、茴香の芳香が混ざり合う。新玉葱は何処までも優しい。最初の皿は、昨年の8月は玉蜀黍のパンナコッタ、10月がガスパッチョだったのではないか。

タルタルの表を覆いつくのはマイクロクレソン。ほろ苦さと爽やかな香りが魅力的にタルタルを包む。

春キャベツの甘さ、ほっき貝の旨さ、バジルの香りだけでも贅沢なズッペ。此れに皮がカリカリの鰆が鎮座。三皿目は鱧、秋刀魚と其の時の旬の魚介が配されるようなので、セコンドは魚介に拘る必要はない。魅力的な肉のラインナップが並んでいるので、若い皆さんは三皿目で魚介類が愉しめるし、パスタにも魚介類が用意されるので、セコンドはガッツリと肉を撰ぶのが良いのではないだろうか。

最初のパスタは白海老とフルーツトマトの全く違った甘さが喧嘩をせずにがっぷり四つに組み合い、堂々の力勝負を挑んでくる。先の鰆をすっかりと洗い流したうえで、甘さを前面に出しながら満足させてくれるのは大変嬉しい。

空ろな骨、オッソブーコも直球勝負。仔牛の脛肉煮込みだから、パスタに関して云えばラグー系に定評のあるシェフにはお手の物なのかもしれないが、幅広の麺と絡み合うと旨さが増幅される。

自分で撰ぶとこう云うパスタの組み合わせは多分しないだろうなと思うので、そう云う楽しみが此方のコースにはあって面白い。パスタの量は調整をしてくれるので、セコンドがガッツリとした形で出てくるので、控えめにしておいたほうが良いかもしれない。

セコンドの中勢似鹿児島県産豚肩ロース炭火焼は二度目の訪問で食べたが、此れは定番の様だ。見た目も美しいルージュな焼き加減に肉汁が溢れてくるので、機会があれば是非(笑) 但し、量は結構多い。
短角牛も二度品書きで見ているが、今宵の部位はイチボをボルペッタにしての提供。他に宮崎牛のシンシン、北海道産ワインラムと、並べてみただけでも垂涎ものではないだろうか。
其れ等を押し退けて旬を迎える伊佐幾が勝ったのは、初回の太刀魚がバカ旨だったため。アーティチョーク、空豆、トマト等の野菜に囲まれた伊佐幾も満足のいくものだが、強烈に旨かった太刀魚を超えるものではなかった。

年を取ると、此れだけの量を食べると、なかなかドルチェに挑めなくなる。同行者がトンカ豆のジェラートに挑戦するということだったので、あまおう、ヨーグルト、キャラメルの盛り合わせでお茶を濁した。
過去食べたドルチェでは、カンノーリ、パッションフルーツのクレームブリュレが印象的だ。
お茶請けとして出るマカロンは下手な洋菓子屋で買うよりも遙かに旨い。今回位はラムレーズン。本当は直ぐに食べた方が断然うまいのだが、お腹の加減もあり、持ち帰った。

【初訪】
最初に小さな一皿
平政のカルパッチョ 焼き茄子と海葡萄 白バルサミコのジュレ
鱧のセモリナ粉フリット イタリア産ボルチーニのトリフォラート
カヴァッテリ 車海老と枝豆 自家製ドライトマトの香草風味
キタッラ ワインラムとパプリカの白ワイン煮込み
太刀魚のポワレ

【再訪】
最初に小さな一皿
蝦夷鹿のプレザオラ リコッタチーズと林檎のピュレ 木苺のヴィネグレット
秋刀魚の炭火焼 茸とスペルト小麦のズッペ
トロフィエ モンサンミッシェル産ムール貝とからすみ
タリアテッレ フレッシュボルチーニのいろいろお肉のラグー
中勢似 鹿児島県産豚肩ロース炭火焼

2015/05/28 更新

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