レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
4回
2018/06訪問 2022/10/02
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西武新宿線上石神井駅、お気に入りのビストロデザミ。
ほの暖かい日曜日。
ふと電話してみたら、いつもながら休日のランチはプラチナシート状態。
カウンター一席確保できてラッキー!
ランチは1,980円からのプリフィクです。
◆ランチ (1,980円+税)
・カニとショートパスタのマリネ アンチョビソース
・鴨のロースト グリーンペッパーソース
・パン
・コーヒー
◆サーモン、アボカドの生春巻きサラダ ガスパチョ仕立て (追加 たぶん500円くらい?)
◆グラスワイン (700円)
Ventoux Les Sabion 2015 (仏 ローヌ)
お米の形をしたリゾーニをメインにしたカニと帆立のマリネはクリーム仕立てです。
デザミのグリーンペッパーソースはお気に入りの味わいです。
この日は鴨のローストグリーンペッパーソースをチョイス。
ガルニの野菜、噛める感じの火入れ丁度いいですね。
たまにメニューに載るガスパチョは、「ガスパチョはデザミ!」というほど個性的かつインパクトがあります。思わず追加別注です。
久しぶりのデザミ、相変わらずCPグンバツのプラチナランチでした。
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なんだかこのところ肉モード。
時計を見たら、19時回ったところだ。
「おっ、そだ、デザミ間に合うな」
19:30に到着。
と、入り口に「本日は満席です」
◯| ̄|_
あんりゃ〜、平日の夜で、満席か〜。。。
とはいえ、とりあえずシェフに挨拶しに店内へ。
「おっ、いらっしゃい。カウンター空けますよ」
ということで、席確保。
セーフ!
お気に入りのビストロデザミ。
L.Oが20時と早いので、夜はなかなか行けず、久しぶりの夜デザミです。
「今日は、メニューに書いてないけど、ガスパチョとハンバーグあるよ」
「ほえっ? ハンバーグあるの。ぼくハンバーグ好きなんですよね〜」
「うん、タンシチューで煮込んだハンバーグ、それでいいですか?」
「もち、ok」
デザミでハンバーグが味わえるとは、これ幸い!
ガスパチョは、パート(春巻きの皮)に包まれたサーモン、アボカドが浮いてますね。
中村シェフのガスパチョは、毎度、インパクトがあります。
東京でガスパチョを味わうならデザミです!
珍しくエスカルゴがメニューにあったので、それも注文。
エスカルゴ、何年ぶりだろ。
ハンバーグは、タンシチューと共にアルミフォイルに密封されて煮込んだもの。
ちょいと、つばめグリルを思い出しますね〜
赤ワイン、進む進む。
お客様が引けた後、片付け終えたシェフが出てきて、
「飲も、飲も」と。
そこからが長っ尻に。
たっぷり、シェフとの会話が弾んだ上石神井の夜でした。
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◯撮影了承済 (iPhone 6S)
なかなか20時のラストオーダーに間に合わず、久しぶりの訪問になった。
「おっ、ジゲンさん、いらっしゃい。今日さあ、もう何もないんだけどどうしようか? あり合わせでいいかな?」
「肉ものたべたかったんだけど」
「牛と鴨ならあるよ」
「おっ、牛がいいな。グリーンペッパーソースのやつ、あれ旨いよ」
「ok 今日は予想外に忙しかったんだわ。で、食材がなくなってしまったんですよ」
「そか、でも、忙しいのは何より。良かった良かった」
この日は、お気に入りのステーキ グリーンペッパーソースが残っていてラッキー!
◆オードブル盛り合わせ (?円)
◆牛ハラミステーキ グリーンペッパーソース (2,900円)
◆フランス産生地の焼きたてパン
赤ワインと、このグリーンペッパーソースがフィットする。
お客がはけた後、結構な時間、中村シェフと会話が弾み、愉快なひとときでした。
近々、お気に入りのデザミで、仲間集めてドンチャンやろうと思ってます。(笑)
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◯撮影了承済 (LUMIX G5)
2016.9
『肉食べたいな~』
唐突な欲求が・・・
「!」
「そだ、デザミのグリーンペッパーソースのステーキがあったな」
なんてことで。
◆黒胡麻をつけて軽く焼いたサーモン西洋山葵のクリームソース (1,400円)
中村シェフのスペシャリティのひとしな。
ほんのりと感じる西洋山葵の辛味がアクセントに。
◆牛ハラミのポワレ グリーンペッパーソース (2,600円)
中村シェフのグリーンペッパーソースの味わい、ぼく大好き。
季節の温野菜たっぷり。
温野菜大好きなぼくとしては、この野菜だけでも一皿注文したいくらいだ。
グリーンペッパーソースと温野菜のほんのりとした甘味が絶妙なマッチングにて。
肉目的だったけれど、野菜でさらに満足度がアップしたのでした。
ということで。
また次回。(笑)
※※※※※※※※※※※※※※※
2016.8
仕事が早めに終わったので、20時のL.Oに間に合いそう。
久しぶりに中村シェフの顔を見に伺ってみた。
メニューを見回し「おっ、うずらあるやん」
ワインは口の空いている白ワインを。
わざわざニューボトルを開けんでいいから。(笑)
◆コーンのクールポタージュ
◆野菜のテリーヌ モザイク風 (1,400円)
◆スペイン産うずらのグリル
お客が引けた後、シェフの雑談タイムへ。
ここからが長いのね。
愉快なトークを交わし合い、いつも長っ尻になってしまうのでした。
※※※※※※※※※※※※※※※
2015.7
「今日はイタリアのちょっと食材を使ってみました。もちろん料理はフランス料理のテクニックですけど」
「なるほど。じゃ、それ食べてみよっと!」
◆冷たいパスタと生ハムのガスパチョ仕立て(1,200円)
カッペリーニにたっぷりのガスパチョ、それに生ハムのアクセントを。
トマトのさわやかな酸味が旨いガズパチョとがカッペリーニの食感がベストマッチですね~
これアミューズなの?
この一皿だけで十分満足できてしまう傑作でした。
◆仔羊のローストとジャガイモのニョッキ ゴルゴンゾーラソース(4,800円)
画像はシャアーしたハーフサイズです。
ゴルゴンゾーラ好きには堪らないひとしなかと。
ジャガイモのニョッキの食感と仔羊のアンバランスな食感が逆にインパクトを生んでいる、そんな一品でした。
◆野菜のテリーヌ モザイク風(2,000円)
徹夜で仕込むほど手間と時間のかかる中村シェフのスペシャリティ。
健在!
そういえば、中村さんが抜けた後のオー・グー・ドゥ・ジュール、2015年7月31日をもって閉店だそうです。
他、グループ店の何店舗かも人の手に渡ってしまったようです。
残念!
※※※※※※※※※※※※※※※
2014年12月31日 ミッドナイト営業するとのことで、今年のカウントダウンはデザミに。
メニューになぜかカレーライスが記されている。
「カレーライス?」
「ミシュラン2個取ったオー・グー・ドゥ・ジュールの総料理長だった中村シェフが作るカレーって。。。どんなんよ」
シェフ曰く、「たまにはね~」だって。
「てか、通常メニューに載ることはないよね。また今年の晦日作るのかな?」
「通常メニューには載りませんね〜。また気が向いたら作るかもしれないけど。。。(笑)」
って、まさに幻のカレーライスじゃんか~
もちろん、これ、〆にがぶりつきで注文。
こういう料理ってエクスタシーだよね~
◆幻のポークカレーライス(1,000円)
◆豚トロ肉と豚レバーの田舎風パテ(850円)
◆ステーキフリット(1,500円)
◆フォアグラテリーヌ(1,200円)
とかなんとか、またまた、ぼくも当店も個性的に行きたいということで、今年もよろしくどうぞ~!
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2014.11
久しぶりに伺ったらブイヤベースがあるでないの~
しかもマルセイユ風だし。
カニとカリフラワーのポットパイもいいですね~
◆マルセイユ風ブイヤベース (二人前 リゾット付 4,800円)
◆野菜のテリーヌ モザイク風 (1,800円)
◆カニとカリフラワーのポットパイ クリームスース (1,200円)
仲間もかけつけてワイン飲みながらワイワイ。
終盤、中村シェフも合流したっぷりとデザミタイムが過ぎて行ったのでした。
堪らんな~
満足、満足!(笑)
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2013.12
年末のご挨拶もあって電話をかけたら、ひょこっとお昼の予約が取れたので、気の置けない仲間と久しぶりのランチ訪問。
◆ランチコース(1,890円)
・ズワイガニ、ショートパスタのマリネとトマトのジュレ
最近メニューに乗っているズワイガニ、ショートパスタのマリネとトマトのジュレ、これめちゃ旨い!
・鴨のロースト グリーンペッパーソース
鴨もグリーンペッパーソースで味わうと、また旨い!
・プリンのスープ仕立て、キャラメルアイスクリ-ム添え
これも必須!(笑)
・コーヒー
ランチ、充実度高し!
最近、「野菜のテリーヌがない!」とお叱りのレビューがちらほらあるが、
「野菜のテリーヌは仕込むの大変なんだよね~ 4月くらいに再開しようかな~なんて思ってます」 だそうだ。
中村さん、相変わらずやる気ないし~ (笑)
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2013.8
ある日の夜。
気の置けない友人たちと5人で、中村道場に道場やぶりに。。。で、見事に返り討ち。。。参り申した。(笑)
この日、中村シェフ、えらく気合が入っていたかも・・・
まるで、トリュフづくし。
この日来店した他のお客さんたちは、ラッキーだっただろうなぁ~
◆野菜のテリーヌ モザイク風 (1,600円)
今でこそ他店でも似たような野菜のテリーヌが見られるようになったが、これは中村シェフが発案したスペシャリティだ。
根セロリやキャロットロペは外せないという拘りのテリーヌは、一本作るのに店に泊り込むほどの手間と時間を要する料理だ。
中村シェフの料理を味わうなら外せない料理なのだが、
「これ、上石神井じゃ、ぜんぜん出ないんですよ」 ということで、現在メニューから外れているため、いつ味わえるのかわからない伝説かつ幻的な料理である。
◆カリカリじゃがいもで巻いた赤座海老 ビーツソース (2,600円)
これトリュフ満載!
素敵な料理ですね。
じゃがいものの食感と海老のぷりぷり感のコントラスト、しっかり海老の旨みが閉じ込められていた。
ビーツのソースが、色といい、味といい、憎いアクセントに!
◆愛媛県八幡浜産白身魚のソテー (1,800円)
いやいやいや、どんだけトリュフ散らしてくれてるんすか?
デザミの魚料理は、毎度外せない注目の一皿にて。
◆豚足のガレット ラヴィゴットソース (2,400円)
「今日はこれ食べてみてほしかったんですよ。もんじゃの味するから」 と笑う中村シェフ。
コンカッセされた豚足で作った料理をガレットで包み、なんとこんがり、真っ黒に焼き上げている。
こんがりと焼かれたガレットは、まさにもんじゃの焦げ煎餅の如し。
びっくりなひとしな。
◆霧島豚肩ロースのグリル (1,800円)
これもトリュフ満載!
◆ロールケーキ (600円)
オーグードゥジュールの創設以来、10年間変わらず人気を誇りデフォルトメニューになっているロールケーキ。
木目が細かく、しっとりとした食感のスポンジは、本家本元の名品であると思う。
これを世に出した中村シェフがオーグードゥジュールを去った以上、本家はデザミというこになろうか?
上石神井、なんだか恐るべし!
まあまあ、とにかくこの日は、どの料理もたんまりトリュフが惜しみなく散りばめられていた。
18時に伺って、22時ころ一旦解散したものの、お手すきになった中村シェフが 「ジゲンさん、飲もう」 ってんで。。。二次会はワイン片手に25過ぎまで延々と料理話が繰り広げられたのでした。
超満足な一日に感謝感謝!
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2013.8
先日、久しぶりにオー・グー・ドゥ・ジュールに伺ってみた。
中村さんの抜けたオー・グー・ドゥ・ジュールの料理は、若々しい印象に変わっていた。それはそれでいいことだが、改めて中村さんのセンスや底力を思い知らされるひとときになった。
その数日後、珍しく仕事が早めに終わったので、デザミへ訪問してみた。
平日の夜のデザミは、もっか超穴場だ。
白ワインを一本もらい、オードブルはホワイトアスパラ、魚は胡椒鯛、肉は仔羊のローストにしてみた。
久しぶりのデザミディナーにてちょっと欲張り過ぎ。また、デザートまでたどり着けず終いに。
別腹、空きなし。(笑)
◆ホワイトアスパラガスとベーコン風味のブランマンジュ (1,200円)
アウパラ好きにはたまらんひとしな。
◆胡椒鯛のポワレ (1,800円)
胡椒鯛はイサキ科の魚で、いわゆる鯛ではない。
体に胡椒をちりばめたような黒い斑点があるからの命名説と、江戸時代の小姓の着物の模様を
連想させるての命名説がある。
◆仔羊のロースト プロバンス風 (3,400円)
仔羊もいいが、ガルニでお腹一杯になりそうな。(笑)
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2013.7
ランチ訪問
◆ランチコース(1,890円)
オードブル(3種からチョイス)、メイン(2種からチョイス)、デセール(2種からチョイス)、ドリンク、パン
・タラバガニ、アボガド、ショートパスタのマリネ、ガスパチョスープ仕立て
・愛媛県八幡浜、赤尾鯛のソテー白ワインソース
・プリンのスープ仕立て キャラメルアイスクリーム添え
・コーヒー
・パン
◆カヴァ(G 700円)
季節柄、まずは泡、泡!
◆ソービニヨンブラン 2011 (仏)(G 600円)
「白ワイン、何が開いてますか?」
「全部開いてますよ」
って、奥様から理解不能な回答が・・・(爆)
超天然の奥様、超繊細な中村シェフ、滅多にないこのコンビがまた、ユニークな空気をかもし出している。
まあとにかく、説明よりも食べてみて、そんな中村ワールド、ランチお勧め度大!
「週末のランチはここに決まり」 と言いたいところだが、土日祝日は、昼夜予約が詰まりだし始めているようで。
ぼくが書いておいてなんだが、困ったものだ。^^;;
フレンチ食べたくなったらデザミ!
ワイン飲みたくなったら、まだワインの種類は限定的ではあるけれど、やっぱデザミ!
ぼくの中では、ワイン&フレンチの普段使いに超お気に入りになりもうした!
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2013.6.27
ディナー訪問
「上石神井にビストロができた」 とは耳に入ってきていた。
マイレビュアーさんも訪問していたが、「ふ~ん」 なんて読み流していた。
そんなある時、別経路から当店の詳細情報が舞い込んできた。
「えっ?」
「え~」
「ええ~~」
「えええ~~~~~~」
「マ、マジかあ~~~~~」
数ヶ月以前、オーグードゥジュールの中村シェフが独立で退社したと聞いてはいたが、それでもまずはそんなリアクションになった。
中村シェフは、岡部氏と二人三脚で市ヶ谷オーグードゥジュールを立ち上げた創設者の一人だ。つまりオーグードゥジュールは岡部氏と中村シェフの砦だったはずだ。
サービスの岡部、料理の中村の二本柱でスタートした市ヶ谷オーグードゥジュールは、小規模ながら充実度の高い、地に足のついたフレンチとして着実に人気を得た。その後、恵比須ラシェット、丸の内ヌーベルエールなど名店を生み出し、ヌーベルエールはミシュランを獲得するまでの評価を得た。
それらの総本山である市ヶ谷のオーグードゥジュールの総料理長だった中村シェフが、なんともマイナーな西武新宿線上石神井駅の片隅に舞い降りたとあっては、西武新宿線住人としては、超ビックリ、超喜びというところだ。
早速、3名で夜伺ってみた。
昼はコースのみ、夜はアラカルトで注文する。
用意されているメニューは、オードブル9種、メイン6種、デザート3種、ドリンク3種。
3名で伺ったので、まずはオードブル3種と、アルゼンチンのスパークリングTOSOをボトルで注文してみた。
とにかくシェアーしながら味わってみようや状態に。
まずは、たらば蟹、帆立貝のタルタルとルッコラサラダ が登場、見た目も美しいが、これがなんとも美味い。そして、ブーダンノワールパート包み焼き。
ブーダンノワールパート包み焼きは、これぞ中村ワールドであることを思い知らされる。
この辺から、「そうだ、ここは中村シェフが料理をつくるお店だった」 と改めて認識させられることになる。
たまたま作ったという、フォアグラを3種の一皿は、ぼくにとってはエクスタシー状態へ。
こうなると、他のオードブルも食べてみたい欲求が高まる。結局3名は、「すみません~ん、オードブル追加~」 と、また3種追加注文。
ぼくたちの食べ具合を確認しつつ、すでにメインを作り出していた中村シェフは、「えっ、オードブル追加?・・・」 みたいな動揺が・・・(笑)
◆たらば蟹、帆立貝のタルタルとルッコラサラダ (750円)
たらばたっぷり~
食感良好~
これ、ワイン進む~
◆ブーダンノワール、パート包み焼き (850円)
この料理は素晴らしいと思う。
パートにほんのりつけられた味がブーダンノワールと超マッチ!
お代わりしようかと思ったし。
これで850円って、大丈夫っすか~?
◆フォアグラを3種の調理法で テリーヌ、フラン、ソテー (2,800円)
中村ワールドならではの発想力が生み出す逸品料理ですね!
◆豚トロ肉と豚レバーの田舎風パテ (850円)
パテ、されどパテ、他店と比較できないです。
◆帆立貝とラタトゥーユのパート包み焼き (850円)
帆立の食感がなんとも言えぬ印象をかもし出すひとしな。
◆パプリカとオニオンのタルトフランペ(フランス風ピッツァ) (850円)
これだけで、お腹満たされてしまいますがなぁ~
◆愛媛県八幡浜産 黒鯛のポワレ (1,800円)
たっぷりの野菜の頂上に黒鯛が。
野菜好きなぼくにとっては、この上ない料理かと。
◆仔羊の煮込みナバラン風 (1,800円)
これもぼく好みな料理。
次回は、ちょっと辛味のアクセントを入れてもらってみようと思ったり・・・
◆ブルターニュ産カモ胸肉のロースト (1,800円)
濃厚なひとしな。
これにエクザゴンがフィットした。
◆パン
無料サービスらしい。
びっくり!
◆NOVAL (G 900円)
ポルトから注文したら、「えっ? 食前酒にポルトですか?」と奥様に驚かれた。
いやいや、これが美味いのですよ。
◆HEXAGON 2010 (3800円)
カベルネ、メルローのブルンドで、バランス良好。
もちろんセラーで適度な温度管理されてますよ。
常温と室温を一緒にしているような店とは次元が異なります。
◆TOSO (3000円)
アルゼンチンの最も古参のワイナリーからのスパークリング。
これ3,000円って、ほぼ小売価格に近いですね!
いや~。。。食べた食べた。
メインに入るまえにオードブルでも十分な腹具合になりつつあって、「メイン食べれるかな?」 なんて一抹の不安があったほどの満足感。
必然的にデザートへは辿り着かなかった。
22時過ぎた頃、客がぼく達だけになった時に、中村シェフがご挨拶に出てきた。
ぼくは、すかさず、開店祝いのワイン一杯を差し上げて、しばし中村シェフと歓談の時に。
中村シェフとの話がはずんだこともあって、シェフが好みなワインを一本開けようということになってしまって、結局、シェフもテーブルにつき、24時過ぎまで、中村シェフを囲むパーティ状態になった。
ぼくはオーグードゥジュールで、中村シェフの料理を1万円出して味わっていたひとりだが、当店は、なんとボリューミーかつ繊細なオードブルが一皿850円、メインも1,800円~2,800円と驚異的なコストパフォーマンスを実現している。
都心では俺フレ系が流行っているが、座ってゆっくり寛げて、その上この料理がこの価格とは、このCPはそれどころではない。
ワインも原価対比で、きわめて良心的だ。
これで、ワインの品種が揃ったら、向かうところ敵なしと思える。
なお、中村シェフのスペシャリティ野菜のテリーヌ モザイク風は、上石神井では注文が来ないということでメニューから外れている。
ううう~
まあともかくもデザミは、現在、ぼくが最も気に入った、そして応援モードにさせられた最上級のビストロである。
繁盛してほしいなぁ~
でも、予約取りにくくなるのはやだな~
どうしよ~?(笑)
2位
1回
2013/10訪問 2013/11/04
時として神様はいたずら者である。この日の神様のいたずらは、人との出会い、食との出合いをこの上ないものにした。
○撮影了承済 (LUMIX G5)
完全予約制。
営業日時は取り決めがなく、予約時に日時応談。
コースのみ。
基本コースは、15,000円、20,000円。
希望の予算、食材などがあれば応談可。
カウンター6席のみ。
栞庵やましろの店主、山城さんは、京都美山荘出身で美山荘系の石楠花の総料理長を任された経歴を持つ。
今回の訪問においては、珍しいハプニング続出だったか、すべてはお茶目な神様のいたずらとして笑いで受け止めた我々だった。
多くは語るまい。
食は一期一会。
強いてこの日の出色を語るなら、琵琶湖の寝かせた天然鰻、そして鱧、実に印象深いものだった。
結論的には、ぼくが気に入って、大切にしていきたいと思う一軒である。
それだけで十分だと思う。
3位
1回
2013/03訪問 2019/04/13
繊細な味わいを醸し出す河野氏の料理はアイアンシェフ脇屋氏ゆずり!
○撮影了承済 (LUMIX G5)
是非、河野氏の料理を味わってみたいというリクエストもあって、この日初訪問してみた。
オーナシェフの河野利之氏はアイアンシェフ脇屋氏の六本木Wakiya笑美茶樓でフレンチスタイルの中国料理ヌーベルシノワを学び、その後ホテルスプリングス幕張の中国料理翠嵐にて副料理長をした後、2012年6月、この地に独立した。
中目黒から山手通りを北上し、歩くこと5分くらいか?、ダイーサを右手に、その先の青葉台一丁目の交差点を左に上がった左手に位置している。
地下にある店内は、打ちっぱなしの天井からスポットライトで照明を照らしたムーディーなイメージだ。
厨房に沿ったカウンターと、奥にテーブル席がある。
― 6,000円のコース ―
・胡桃茶家の前菜盛り合わせ
見た目にも楽しい当店の特徴的な一皿。
まずは、この一皿で、紹興酒が進んでしまいますね~
・タラバとフカヒレのスープ
コクのある味わい、体がポカポカとしてくるひとしな。
・フカヒレ餃子
具がしっかりしてますね。
お代わりしようかと思った仕上がり具合だった。
・オマール海老のカダイフ揚げチリソース&万頭
いい感じに仕上がっていると思う。
ただ、ぼく的には、下味の甘みがもうちょっと抑えられていたら、と思った。
・真鯛の山椒ソース
この日のもっとも美味いと思った一皿。
真鯛の甘みと山椒の相性は実にいいですね。
野菜も美味い。
完成度の高い料理だった。
・塩キャベツ麺
春キャベツの味わいを塩のみでシンプルに引き立て仕上げた麺。
麺は玉子麺の細麺を使用。
さっぱりと、しかし、キャベツの甘みが美味い、そんな印象のひとしな。
しばらくご無沙汰している西荻窪のはつねさんのタンメンを思い起こさせた。
・杏仁豆腐・マンゴープリン・胡桃のアイスクリーム
胡桃のアイスクリームが印象的!
・翠玉 (台湾の茶)
◆紹興酒 (デキャンタ 1,500円)
パンチっぽい髪型の河野氏は、ヤンキーな印象もあったりする。(笑)
帰り際、「ご挨拶に行けなくて、済みません」と深々と頭を下げていた。
厨房は河野氏ひとりで切り盛りしているようで、手の込んだ料理を一人で黙々と創っていては、挨拶に出る時間的余裕はまったくないだろう。
ホールスタッフは女性二名、対応は良好だ。
味わいは十分口に合った。
アイアンシェフ脇屋氏から学び、譲り受けた中国料理センスは、しっかり身についていると思える。
再訪の機会を作ってみたい一軒である。
この界隈においては、繊細な中国料理を味わう店の一軒として、貴重な存在だと思う。
4位
2回
2021/04訪問 2021/05/03
twitter ID : jigenace777
Instagram ID : jigenace777
久しぶりにランチ時、訪問しました。
珍しく、並んでいるお客はいませんでしたが、店内はほぼ満席でした。
安定の人気ですね。
◆海鮮米粉湯 (ハイシェンミーフンタン)(1,030円 税込)
海老、イカ、ホタテ、野菜入りの汁ビーフン
◆翡翠餃 (フェーツィジャオ) (680円 税込)
海老、イカ、クワイ
◆水晶粉果 (スイチンフングォー)(680円 税込)
五目餡入り、蒸し餃子
◆TAIWAN BEER
緊急事態宣言でアルコール販売禁止になるちょい前だったので、普通に昼飲み。(≧∀≦)
全体にさっぱりとした味付けです。
当店、台湾スイーツも人気ですよ。
◯撮影了承済 (LUMIX G5)
おでんの後のはしご食。
当店、台湾スイーツが人気で女性客率が高い一軒だ。
だが、それより17時からの台湾料理がとても美味しく、ぼく好み味わいを供してくれる一軒である。
特にお気に入りは塩水鶏片 (エンソェジーベン)。
東京でこれを味わえる店はそうそう見かけない手間のかかるひとしなだ。
医食同源を感じる風味・味わいを感じるちまき (パーツァン) も注文必須だ。
◆塩水鶏片(エンソェジーベン)(700円)
◆ターツァイと豚の炒め物(830円)
◆バンバンジー(530円)
◆ちまき(パーツァン)(560円)
久しぶりの“月和茶 (ユエフウチャ)”。
十分旨い。
珍しくアルコール抜きのひとときでした。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
台湾料理モードだったこの日、当店に初訪問してみた。
店名の“月和茶”は、“ユエフウチャ” と読む。
台湾デザートで人気上々のようだが、食事としての台湾料理の良し悪しがいまいち聞こえてこないので、特に期待していなかったのだが、反して大きく、いい意味で印象を覆させられてしまった。
食べログにおける当店の点数は低すぎると思う。「食べログ独自のアリゴリズムで・・・」 なんて言っているが、いまさらながら食べログの点数って、本当に当てにならないと改めて思う。
窓際にテーブル席、板間に座卓とカウンターが設けられている。
店内の雰囲気は、ちょっとした台湾モードだ。
メニューを開き、まず目に飛び込んでくるのは、塩水鶏片(エンソェジーベン)。 東京に、何気に手間のかかるこの料理を出す店があることにびっくり。
早速、塩水鶏片(エンソェジーベン)と紹興酒を一本を注文。
野菜ものは、アスパラと帆立の炒め物ルースンシェンペイを注文。
お決まりの大根餅やちまきなどを味わってみた。
◆塩水鶏片(エンソェジーベン) (680円)
鶏肉を塩水に浸した後一日二日干してから作るこの料理。
独特の歯ごたえのある食感、じわりと染み出る味わいがなんとも美味。
◆大根餅(ツァイタオグイ) (1個 250円)
一般的な大根餅と異なり、やや香辛料の香りをつけたひとしな。
この日はちょっと焼き過ぎな印象だったが、味は上々にて。
◆ちまき(パーツァン) (580円)
ボリューミーなちまきは、落花生などで心地よい食感・味わいがかもし出されている。
ふと香る八角の香りもいい感じだ。
◆ルースンシェンペイ (980円)
アスパラと帆立の炒め物。
美味しいね~
◆炒米粉 (980円)
しっかりした歯ごたえを残したビーフン。
味わいは優良。
もうちょいボリュームがあったら、なお嬉しいが・・・
◆茹落花生 (お通し 300円)
茹でた落花生って、本当美味い!
ポリポリ感を残した茹で加減は、火通し良好。
◆台湾紹興酒 (2,200円)
総じて繊細な味わいに仕上げっている料理たち。
お気に入りの台湾料理店の多くは、おじちゃんおばちゃんが作るボリューム料理だが、当店は、ボリュームより味わい重視的な印象ですね。
炒米粉などは、もうちょっとボリュームがあってもいいかも。
でもしかし、とても美味い台湾料理を出す店として、ぼくの中で吉祥寺トップレベルに躍り出た一軒でした。
5位
1回
2013/10訪問 2013/11/02
二代目に引き継がれ復活したOld Sergeantは、池袋で最もお気に入りのBar!
○撮影了承済 (LUMIX G5)
池袋の外れ、一軒家の一角にひっそりと存在するオーセンティックバーOld Sergeant(オールドサージャント)。
当店に初訪問したのは10年以上も前のことだ。
いつしか、先代の引退もあってクローズされていたが、数年前に先代杉浦さんの息子さんが戻り、引継ぎ、復活を遂げている。
静寂店内は、L字のカウンター7席のみ。
セピアな照明に照らされたムーディーな雰囲気は、都会の喧騒を忘れさせ、実に落ち着いた亜空間である。
まだまだ若いが落ち着いた振る舞いで接客をこなす二代目杉浦さんは、スタイリッシュなグラスを使い、味わいも優れている。
CPは、フレッシュフルーツのカクテルが1,300円と、とてもリーズナブルだと思える。
一人二人で伺って、じわ~と寛いだ時間を過ごしたい向きの大人なBar Old Sergeant。
池袋でもぼくが最もお気に入りのバーである。
◆マティーニ (1,000円)
◆フレッシュマンゴーのカクテル (1,300円)
◆マンハッタン (1,300円)
◆チャージ (チャーム付き 1,000円)
今年は韓国で、生涯たった一度だけ味わうことを避けた料理がありました。世の中には本当に色々な料理がありますね。
さて、高級食材を惜しみなく使用して、料理センスや味覚センスのある料理人が料理を作れば、そのインパクトは絶大なものに化けます。しかし、紹介制など一見お断りのような店や高額なお店など、庶民が気軽に訪問できないお店を褒め称えることはできかねます。
あくまでも皆さんが肩肘張らずに伺えて 「美味しいっ!」と思えるお店こそ名店だと、ぼくは考えています。