だるま3世さんが投稿した明徳 (山口/宇部新川)の口コミ詳細

だるま3世の濃い口グルメガイド

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明徳 宇部新川、琴芝/海鮮

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP -
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2018/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク4.0

様々なサービスで至れり尽くせりの割烹

お付き合いのある会社さんと打ち合わせがあり山口・宇部へ。その夜に懇親会としてこちらのお店に招待いただきました。野球好きとしては「めいとく」と読んでしまいそうですが、正確には【みょうとく】です。
普段であれば今回のように先輩方に案内いただいたお店は遠慮してレビューしないのですが、今回についてはサービスも含めて別格に印象的(というより衝撃的)だったので、キリ番の1234件目のレビューとして書くことといたしました。


入口近くのカウンターに通されます。きれいに研磨された檜一本木のカウンターには、漆塗りのお盆が並んでいます。
到着したころにはすでにお料理が3品並んでいました。
L字のカウンターの一番奥には相手先の会社のトップが陣取り、ド底辺平社員の私は入口近くの場所に座ります。

上着を預かっていただき、最初は生ビールをうすはりグラスで乾杯しました。
以下がお料理で頂いた品です。以下の品が板前さんや着物をお召になった店員さんからお出しいただきました。

●突き出し(?)の3品(蒸し豆腐、タラコの炊いたもの、白魚の唐揚げ)
お店に到着した段階ですでにあった3品です。
蒸し豆腐は茶碗蒸しと同じような調理法で仕立てており、アサリの出汁の効いた餡と合わせていただきます。
タラコを炊いたものは、淡めで出汁を聞かせたつゆでふっくらと、それでいてプチプチといただきました。
白魚の唐揚げは少々の衣を含めてカリカリとした、ビールにピッタリの一品でした。

●刺し身5種(マグロ、ボタンエビ、牡蠣、ヒラマサ、マダイ)
目の前で板前さんが捌き、次々と提供される新鮮なお刺身です。

最初はガラスのお皿で提供されたマグロの3種盛り。赤身、中トロ、大トロが川の字で並んでいます。
厚手の刺し身を浸すように器に盛られた出汁醤油と、盛られたワサビで新鮮なお刺身をいただきました


次にボタンエビ。新鮮ということでプリプリ感よりもトロっとした食感と旨味が感じられました。

今度はお刺身というよりも「生牡蠣」という言い方が正しいかと思います。大ぶりでミルキーな生牡蠣をレモンでいただきました。

ヒラマサはお醤油を付けずに柚子胡椒と合わせていただきます。ヒラマサのシコシコとした食感に、柚子胡椒の爽やかな辛さが後を追って感じられました。

マダイもまた、お醤油を付けずに、上からおろしでふりかけたカラスミと合わせていただきます。
カラスミをカラスミだと意識して食べたのは初めてですが、マダイの食感や淡白な旨味をカラスミのコクと塩気で引き立てているように思えました。


ここでサプライズ。相手先の会社トップが、顔なじみの板長に相談して出てきたのは、生きたスッポン。池の水を抜く番組で保護対象となっている生物がまな板の上に。
そこから先は初めて見る"解体ショー"のスタートです。初めて見るというよりも、むしろこの先こんな経験ができるのか分かりませんが…
〆るタイミングで私側に向けられたスッポンの顔が、夢に出てきそうです。

この後、先輩が、まだ動くスッポンの心臓を丸呑みするイベントを終えて、再度料理が続々と出てきます。

●スッポンの土瓶蒸し
こちらのスッポンは事前に"用意"したもの。スッポンをスッポンとして認識していただくのも初めてな気がしますが、独特の香りと旨味がスープから感じられました。
土瓶に入った、コラーゲンに溢れた身もいただきました。

●スッポンのフルコース
先程目の前で裁かれたスッポン料理が続きます。前段の解体ショーのおかげで「いただきます」の意味が染みるフルコースでした。

ごま油でいただいた肝刺し。
独特の弾力と血の気の乗った旨味が印象的な赤身の刺し身。
割り物が勝っていて、一気飲みでも生臭さはあまり感じなかった生き血の芋焼酎割。
まるで鶏肉のような肉質ながら、プルプルのコラーゲン部分も感じられた唐揚げ。
コリコリの食感が印象的な臓物の湯引き。
土瓶蒸しでもいただいた旨味がお米に浸透した雑炊。

どれも今まで食べたことのない味ですが、間違いなく美味しい品でした。


●苺と葛餅 抹茶仕立て
メニュー名は想像です。
最後の水菓子扱いの品。苺と本葛餅に抹茶がまぶされた大人なスイーツでした。


お酒はビールの後は延々と地酒をいただきました。
今回頂いた銘柄は「雁木」と「鷹」というもの。
「雁木」は先輩もオススメということでいただいてみると、水のように口当たりながら、口の奥で感じる旨味が強く、メリハリの効いた美味しい品でした。
「鷹」は宇部のお酒。雁木よりも酸味が強いお酒でした。

こうやって続々と美味しいお酒が出てくる上に、スッポン生き血の芋焼酎割を一気飲みしたこと、そしてバックグラウンドとして昨日も散々飲んで若干の睡眠不足だったことも幸いし、雑炊が出てきた頃には檜一本木のカウンターで突っ伏してリタイアしてしまいました…
(相手先の方にもお店の方にもご迷惑をおかけしましたm(_ _)m)

やっと復活してお店を後にすることに。白い紙袋に入ったおみやをいただき、お店の外までカウンターの店員さん全員にお見送りいただきました。


これ以降、ホテル内で写真を撮りました。白い紙袋に入ったおみやには、黒い箱に入った細巻きが並んでいました。
粗切りワサビ、かんぴょう、沢庵の3種に、添え物の卵焼きとガリが入っています。
お醤油を付けなくてもいいように具材に醤油がしみていて、合わせた炒り胡麻の香りとともに、ホテルの部屋で美味しくいただきました。
次の日の朝の出発が早かったので大変助かりました。


お付き合いのある会社さんから招待いただいたお店ではじめてのレビュー。雰囲気にもサービスにも圧倒されたお店です。
また来店したいとも思えたとともに、他の人を連れていきたい、連れていけるほどのステータスになりたいと思えるお店に出会いました。
ごちそうさまでした。

  • おみやの細巻き

2018/05/03 更新

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