求道者の美味献上さんが投稿したなにわ翁(大阪/淀屋橋)の口コミ詳細

【躍動】「負けを楽しめ」 立川流家元・立川談志 師匠

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求道者の美味献上 (40代前半・男性・大阪府) 認証済

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なにわ翁なにわ橋、南森町、北浜/そば

1

  • 昼の点数:3.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 2.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/12 訪問

  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP2.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

2011年の年越し蕎麦の話をしましょう。

皆様、あけましておめでとうございます。
昨年からうどんの巡礼の話を続けてきておりましたが、昨年のうちに50軒全てを連続で更新しようとしていたのですが
モチベーションの維持ができずに越年してしまいました。

口コミは鮮度が大切ですので、期間内に50軒書ききりたかったのですが。
(なんとか、1月15日の新麺会までに書き上げるのを目標で頑張ろう)

今回の「なにわ翁」さんでは、年越し蕎麦を頂いてきましたので、こちらも鮮度が大切という事でうどん巡礼の話の途中ですが
年越し蕎麦の話を挟ませて頂きます。

一昨年の年越し蕎麦は「そば切り蔦屋」で3時間待ちという今でも思い出したくないくらい大変だったので、
今回は年越しそばでの蔦屋はやめておいて、行った事の無い蕎麦切りmasa十割蕎麦工房無文
こちらと迷ったのですが、2月に広島から高橋邦弘名人が京阪百貨店に蕎麦イベントに来られるので、それなら翁の蕎麦を一度は
食べておきたいという事でこちらにしました。

結局、ここの大晦日の11時40分頃に着いたのですが25人近くは並んでましたね。
ただ、店の席数が多く回転が早かった事もあり40分くらいで入れました。

先に軽く書きましたが、こちらの店は達磨雪花山房の名人ー高橋邦弘の弟子のお店です。
(修業期間は山梨県で「翁」を営まれていた時です。)
高橋一門はの屋号を頂いているので解りやすいですね。
ですが、このお店は昭和5年に創業、代替わりしいった昔からの老舗ですね。


この店の特徴ですが、季節物の蕎麦が有名なんです。
特に冬場は「牡蠣蕎麦(1500円)」「牡蠣ざるそば(1650円)」「白子蕎麦(1800円)」「白子ざる蕎麦(1950円)」というものが
冬の人気メニューです。

白子ざる蕎麦(1950円)が食べたかったのですが、大晦日の忙しさなのか市場が大晦日故に開いていなかったのか解りませんが、
大晦日は白子のお蕎麦はやっていないようです。

ということで、牡蠣ざる蕎麦にしました。

****************************************************
私がよく使っている手打ちの安い蕎麦屋さんに冬の新メニューの相談を受けていて「牡蠣蕎麦」なんかどうですかと言ったのですが、実は私、牡蠣があまり好きでは無くて、牡蠣蕎麦を食べた事が無いのです。
まだ、牡蠣食べれない訳では無いので、いい機会なので今回頂きました。
因に、その店はまだ牡蠣蕎麦も牡蠣せいろも出せてませんが、広島産の牡蠣を使ってやる。
試作品も作って食べたけど、めっちゃ旨かったとのことです。
****************************************************

何度も書いてますけど、蕎麦屋はいい酒を置いていて、肴も独特の肴が揃っているので酒を飲むのも楽しみなんです。
ということで、今回頂きましたお酒は島根県の銘酒「純米大吟醸-豊の秋(600円)」
このお酒は、去年に松江に行った際に川京(うどん巡礼の話が終われば書きます)で頂いた事があるお酒です。
少し甘めでふくよかな旨味が口の中で広がり、後口が軽やかなお酒でスッキリとした味わい。

こちらのお酒に合わせる肴は「焼き味噌(300円)」「鴨のうま煮(600円)」
焼き味噌は、葱と味噌を混ぜた物をしゃもじに塗ってそれを炙ったもの。
香ばしさと、粒々のものが入っていて(蕎麦の実を混ぜているのかな?)これが香りと食感でいい味を出してますね。
昼間からとはいえ、酒が旨いわ〜。

もう一品の肴は「鴨のうま煮(600円)」
こちらは、すごい柔らかく煮込まれていて鴨の脂身の部分のプリプリ感といい煮込まれた醤油の旨味がじっくりと染み渡っておりますね。
みりんとかそういうのは使って無いんやろうね。味わいがあっさりとしていますね。
やっぱり、こちらも日本酒との相性抜群ですね。

肴で日本酒を楽しんでるうちに、牡蠣ざる蕎麦が食べ終わってからちょっとたったタイミングで出てきます。
まずは蕎麦そのものを頂きます。
綺麗な更科の色をした、白蕎麦ですね。そば粉は長野産・北海道産の新蕎麦です。
蕎麦の均等の取れた細さ、綺麗な縮れ方。見た目だけでほんとべっぴんさんなお蕎麦です。

「蕎麦は観ていて華がある。繊細である。艶っぽさを感じる」ほんと、この蕎麦をみているだけでもそう感じますね。
まずは、何もつけずに蕎麦だけをたぐって頂きます。
香りが漂っていて、腰というものではなく麺の中に極細の1本筋が綺麗に残っている味わいですね。

これを牡蠣ざるにつけて頂きます。
牡蠣ざるのつけ汁は、牡蠣がたっぷり5個も入っていますね。(数は言ってるけど、1650円は高い。)
牡蠣ざるのつけ汁は、鴨つけの出汁と同じなのでしょうけど牡蠣を入れてる分だけ香りが潮のにおいと味がほんのりとつけた
蕎麦にも付いてくる所が、面白いですね。

ふっくらとした伊勢産の牡蠣もほろりとした苦みとミルキー感が抜群にあって、かのつけ汁の出汁の旨味を吸って味わい深いですね。

最後につけ汁を蕎麦湯でわって最後まで頂きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

  • 牡蠣ざる蕎麦 1650円

  • 蕎麦

  • つけ汁

  • 豊の秋

  • 焼き味噌 300円

  • 鴨うま煮 600円

  • 蕎麦湯割り

  • 大晦日は行列です

2012/01/01 更新

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