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京都人の普段つかい
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きぬごし
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嵯峨豆腐
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辛子豆腐は2個入り
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夏限定・辛子豆腐
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辛子・海苔入り
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京揚げは大きめ
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ひろうす
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銀杏と百合根入り
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生姜・ネギ・おろしで
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店の横に駐車場4台
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清涼寺のお隣です
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お知らせはこちらに
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注文はこれを見ながら
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雨の一日。
昼過ぎに小止みになったので嵯峨の森嘉さんへ買い出しに出かけてきました。
だいぶ昔に、このすぐ近くにある知人宅で時々麻雀の会があり、その家は民宿もしていたので、奥方がこちらの豆腐で湯豆腐をご馳走してくれました。その味を今でも覚えていて、たまに食べたくなるとクルマを走らせます。
店の横に駐車場が4台分。大丈夫かなと心配しつつ到着すると、雨の平日、並んでいないどころか先客のおばちゃんが帰る所で、お一人様貸切り状態。
ま、秋にそんなことはないとしても、これは幸運でした。
以前はなかった商品サンプルが入り口に貼り付けられていて、中から出てきてくれてお姉さんに指さしながら、嵯峨豆腐・きぬごし・夏限定の辛子豆腐・揚げ・ひろうすをお願いしました。
これをスーパーで買えば千円でかなりのおつりが来るはずですが、ここでは三千円程になります。
京都人御用達の男前豆腐店の豆腐なら98円。愛用しています。
嵯峨豆腐 480
きぬごし 480
からし豆腐 440
ひろうす270×5 1350
油揚げ 270
計 3262円
豆腐はスーパーの２個分ほどの大きさがあります。
なめらかで木綿なのに絹ごしののど越しでした。
ひろうすには大きな百合根と銀杏がはいっています。
食べごたえありますよ。
そして何より旨い、です。本格的なものですから決して高くはありません。
これを持ち帰って、
大豆の香りたつ湯豆腐、奴、
温めたひろうすに生姜・おろし・九条ネギ、
揚げは九条ネギと共に締めの衣笠丼に
という具合で、この季節、ビールとの相性もぴったり。
ほんとうは棒ひろうすという長い形のものも求めたのですが、もう少し時間がかかるとのこと。
豆腐屋さんの朝は早いから昼間は売るだけだと思い込んでいたのが、昼間でも作っているようです。
ところで、辛子豆腐。
京都人でも知らない人、多いのですが、由来は不確かなのです。
2000年頃に調べた所、能登に茶わん豆腐というものがあり、金沢で聞いたところ、冷や奴には辛子と普通に話していて驚いたことがありました。ですが京都で修業した人が能登に伝えたというようなことは聞きました。
一方で、岐阜では同じものが古くから食べられているようですから、ひょっとしたら岐阜から京都に伝わった可能性もありますね。気になります。
最後に、こちらのご主人のお話をまとめた 豆腐道 という本を読みました。
修業時代から今の豆腐作りまで、また、天龍寺の行事に豆腐を出していることなど、豆腐ってこんなに深い基礎があるのだと学びました。そんなことを思いつつ、これからも食べたいと思います。
ご馳走さまでした。