2回
2023/07 訪問
やはりラスボスは凄かった
18時に予約でしたが
腹が減り12時に起きてしまいました
チッチャさんで間違い無く
ワインをたらふく呑むのが確定なので
昼飲まない様に
鶏そば美な味で味噌ラーメンとビール1本だけ
にしました
まだ14時でしたので
酒を我慢する為に風呂に3時間程入り
時間を潰し
ようやく17時半になりましたので
出掛け
コンビニで
ソルマックとヘパリーゼを飲み
いざ出陣です
チッチャ系列は
バールチッチャさんに始まり
bueさん
こぷさん
と制覇し
いよいよラスボスの所へ行くので
ドラクエの勇者の剣 盾 鎧の様に
準備万端で向かいます
10分前に着いたので
バールチッチャさんどうかなと
入口前まで様子見に行くと
満員御礼の札が…
時間になり
店に入り席に着くと
オーナーの青木さんが
「いつも中村(バールチッチャの店長)がお世話に
なっています」と挨拶してくれました
さすがです
サービスの情報交流
照れもありましたが感激しました!
思わず
「やっとラスボスの所に来ました」
と言ってしまいました
頼んだモノは
コース料理
オプションで
スクランブルエッグにトリフ乗せ
ヒレステーキ
ウニのパスタ
追加で
レバーステーキ
とペアリングワイン
後当然ボトルワインです
「好みのワイン聞いてますので
これを出します」
又々サプライズです
料理の一品目は
トウモロコシのポタージュ
トウモロコシをそのまま食べているより
トウモロコシを感じさせるスープです
青木さんから
「甘いだけのトウモロコシはたくさんありますが トウモロコシの旨味を感じさせるモノを使ってます」
二品目
明石タコのカルパッチョ
ちょっと辛いガスパッチョソースに
付けて食べます
ペアリングで持ってきてくれたワイン
青木さんから
「これカレーにも合いますよ」
へぇーと思い合わせてみると
初めてペアリングの意味を知りました
私
「この組み合わせ美味しいです」
青木さん
「このワインの雑味がこの料理と相性が
良いです」
三品目
アワビとマッシュルームのトルティーノ
ソースにアワビの肝を混ぜています
ソースが旨いのでパンですくいます
四品目
阿波華牛のタルタル
味付けは日本酒と昆布です
私
「懐石の椀モノとして出されても
違和感が無いです」
青木さん
「良い素材を使うとこうなっちゃうんです」
この書き込み4日たっていますが
余韻まだ残っています
五品目
レバーステーキ
bueさん こぷさんでレバー食べましたので
素材の良さはわかっていましたが
青木さんの手にかかると
ふわふわステーキに早変わり
舌に重さを感じません
こんなステーキ初めてです
六品目
バーニャカウダ
まず何も付けずに野菜だけ食べます
雑味のない綺麗な味です
それをチッチャ自慢のソースに付けて
食べます
後バールさんでも頂いた甘いモッツアレラを
付けて食べます
夢中過ぎてすぐ無くなりました
ここでボトルワイン切れましたので
2本目追加
七品目
ポレンタトリフ乗せ
ポレンタ初めて食べました
調べるとトウモロコシのお粥みたいな
モノらしいです
ふわふわしてます
それをトリフと一緒に食べると
卵の味が一気にしてきました
八品目
ヒレステーキ
こちらもレバーステーキ同様
重さを感じさせません
肉って火入れが完璧だと
こうなるのかと…
9品目
ウニのパスタ
ここまで紹介すると当たり前ですが
雑味が全く無いです
後パスタ自体が美味しいです
多分塩だけでいけます
そこにすだちをかけると…
感想ですが
まず青木さんの人柄が凄いです
人情味があり男気で溢れています
ユーモアも備えています
料理にもそれが出ています
(中村さんもそのタイプです)
ファンが多いと思います
実際私の両隣の常連さんもでした
次に食べログに量が多いとコメントが
ありますが
全体的に軽く滋味深いので
スイスイいけちゃいました
写真撮り忘れていますが
ティラミスとエスプレッソも頂いています
後パンも4個食べています
注意点は
うますぎて酒が進んでしまう事です
バールチッチャさん初回の時も
ボトル二本頼み
料理も頼み過ぎて持ち帰りました
(その後は反省し 前菜とパスタだけにして
おります)
次来店する時はオプションと追加を諦め
ボトル2本だけにしておきます
(でもやっぱり食べたいなぁ)
2023/08/01 更新
この店は 食材に対しての愛情を
凄く感じます
例えばメニュー表記でも解る通り
産地や生産者
はたまた鬼締等の加工の仕方まで
書いてあります
次に惚れ込んだ食材が
どう調理したら
最高になるか常に考えています
今回頂いたモノで
一番は
海老芋でした
旨すぎて
他のイタリアンでは
どう料理するか気になり
後で調べたら
海老芋を茹でて
オリーブオイルとニンニクとパルメザンを
かけたシンプルなモノが多く見かけました
確かに想像でも美味しいだろうなと
解りますが
チッチァで頂いた海老芋は
他のに比べると
味の濃さとねっとり感が凄いです
しっかりした味付けではないと
食材の良さに料理が負けると感じました
チッチァでは
茹でた海老芋に
オリーブオイル
ニンニクとアンチョビのソース
トロトロのモッツァレラ
をかけた料理に仕上げていました
アンチョビの熟成された
たんぱく質の旨味
モッツァレラのグルタミン酸の旨味
それをフォークで
海老芋を潰し
アンチョビやモッツァレラと
混ぜながら食べると
口の中は
もうパラダイス
しかも重くないししつこくない!
不思議です…
素材の旨さをとことん引き出しています
正にイタリアン料理の和食版です
私は
関東生まれなので
海老芋の旨さは関西に来て知りました
清水寺の近くにある
いも棒さんで
タラの干したモノと海老芋を炊いたモノを
食べた時です
二回までは
感動しながら頂きましたが
三回目の時に海老芋が無く
代わりに里芋でしたが
美味しくありませんでした
理由は
棒タラの強い味に里芋が
受け止めきれなかったと思います
全体に重くしつこく感じました
後でその事を思い出しましたが
いも棒さんも
タラの干物
チッチァさんも
アンチョビのイワシの塩辛を使い
どちらも濃いアミノ酸の素材を
使用されています
素晴らしい海老芋だと
こういう濃い旨味を受け止め
更に本来の旨さを発揮するのでしょうね
(逆に調理方が弱いと美味しいけど
物足りなくなるのですかね)
本当に素晴らしい料理に出会いました
店を出る時に
バールチッチァさんの
中村さんが
今年からチッチァさんにいると
聞いたので来店しましたが
おられなかったので
聞いて見ると
まだ
バールにいると聞きましたので
その後
入れるかどうか分からないけど
とりあえずバールさんに行きました