三宮酔っぱらいさんが投稿した蕎麦前 中手 とうは(兵庫/県庁前)の口コミ詳細

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蕎麦前 中手 とうは県庁前、元町(JR)、元町(阪神)/そば

9

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
9回目

2024/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

艶やかな蕎麦

今年初です
ここできもと作りの酒の良さを
教わりました
日本酒は ワインに比べると
甘さが舌に残り飽きてきますが
乳酸菌の旨さを残している
きもとの酒は酸味が程よくあり
呑んだ後 苦味が口の中を引き締め
呑み飽きる事が無いです
ここはリクエストでお燗にして貰えるので
その呑み飽きる事が無い酒を
活性化させる事で更に旨味が増します

昔は 冷や酒は冷蔵しているのでは無く
常温の酒の事を指し
元々日本酒は お燗にして呑むモノでした

これは好みの話ですが
後口が水の様にさらりとしている酒は
冷やしても良いと思いますが
しっかりした ワインで例えると
フルボディの日本酒は お燗にした方が
具合は良いと思います

話を料理に変えますが
今回のハマグリ汁の蕎麦ヌキは
絶品でした
特に具のワカメがハマグリの上品な
旨味を吸ってトロトロになったモノを
口に入れると
しみじみしてしまいます
そこにお燗した日本酒を追いかけると
日本人に生まれて良かったなぁ

なります

そして〆のざる蕎麦2枚
ここの蕎麦の特徴は
滑らかで柔らかく
その為喉を通るとき
官能的に気持ちが良いです
その為あまり噛まず
二口三口位が具合が良いようです

美味しい蕎麦屋は神戸に何件かありますが
これだけ食べて気持ちが良い蕎麦は
初めてです
本当に艶ぽい蕎麦です

又伺います

  • 伊勢角ビール ビールの苦さに柑橘系の爽やかな酸味 やはり美味しいです

  • きもと作り ぬる燗 酸味と苦味が心地良いです

  • 焼き味噌 芳ばしく炙った味噌にねぎの甘味と鰹節の旨さが引き立ちが 日本酒が進みます

  • 新政クリュッグ 天下の新政をぬる燗で呑んでみました ご主人からチャレンジするねと言われました すももの味の中に苦味が表れ ぬる燗有りです

  • はまぐり蕎麦のヌキ ヌキとは蕎麦無しの事です 具のなかのワカメがはまぐり汁を吸って まぁ美味しいです

  • 山廃作り きもとの簡易番です こちらは酸味より キリリとする苦味が際立ちます

  • 剣菱古酒 まろやかな甘味と酸味が抜群です 最後のざる蕎麦に合わせました

2024/03/31 更新

8回目

2023/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

釜揚げ蕎麦?

とうはさんのインスタを
拝見してたら
「釜揚げ蕎麦始めました」と
ありました

「蕎麦を釜揚げ?」
うどんなら知っていますが
蕎麦は 初めてです
(後で調べたら 島根県の郷土料理でした)

「これは行かなくては」

いうことで おじゃましました

最初は 大好きな伊勢角ビール
オレンジの様な香りがし
柑橘類の苦さもする
大人のレスカです
(昔は レモンスカッシュの事を 略して
レスカと呼んでいました
くぅ~懐かしい~)

次に日本酒を熱燗で呑んでいると
酒棚にワインの様な瓶を
見つけました
「あれ?」
ワインみたいな瓶なのに
王冠で栓をしてます
マスターに 何か聞くと
ビールとの事
早速 注文し呑んでみると
甘く淡い苦さの中に
スミレの花の匂いがします

いや~こんなビール初めてです
めちゃくちゃ私の好みです
しかも時間がたつごとに
味が どんどん 開いてきて
スミレからバイオレット?
に変化し
(同じ花ですが ここは より華やかに
艶ぽく
なったとの意味です)
ワインを思わせる味に変化してきました

(調べましたら バーレワインというビールで
詳しくは
きっさこさんで説明してます)
(後 きっさこさんから聞いた話しですが
メーカー推奨のツマミは
雪見だいふくに バーレワインをかけて
食べると美味しいとの事です)

美味しい酒に旨いアテ
日本人に生まれて良かった~
としみじみしていると

釜揚げ蕎麦やってきました
見た目蕎麦がドッロとしており
釜揚げの湯も白いので
蕎麦湯だとわかります
何も付けずに一口食べてみると
蕎麦の香りと濃厚さが
口の中に広がり鼻に抜けてきます
食感は釜揚げなので
柔らかいです
二口目からは
写真の通り
鰹節やら干しエビやら卵の黄身やら
色々なトッピングがあるので
それぞれ好きなモノを上に載せ
蕎麦つゆをかけて楽しみます
特に卵の黄身が私好みでした

とうはさんは
今のままでも繁盛店なのに
常に新しい事にチャレンジしており
客を喜ばせています

おかげで今回も楽しすぎて
日本酒6合 ビール2杯
呑んでしまいました

  • お馴染みの伊勢角ビールです オレンジの華やかさが半端ないです

  • 七本鎗純米玉栄14号酵母 心地良い酸味が特徴です 最初の一杯目にぴったりでした

  • サンクトガーレン社製造(日本) バーレイワイン 2022年 ワインと銘打っていますがビールです イギリスがワインに対抗して作られたそうです 度数10度あります

  • 必ず頼む焼き味噌です 味噌やネギや鰹節やら炙ったら旨いモノが全部入っています

  • 鯉川 純米吟醸 亀治好日 全量仕込みという製法で 作られており しっかりした味ですが呑みやすいです

  • 酒のアテに 蕎麦を揚げたモノが付き合わせで 出てきます それをクラッカー代わりにして焼き味噌乗せて食べてみました パリパリ感とねっとり感で おつな食べ物に変わりました

  • 芝海老のかき揚げ いつもは芝海老をカリカリになるまで揚げて芳ばしさを出して居るのですが 今回は 半生状態に近い揚げかたでした モノが良いのでしょう 芝海老の甘さがきわだちました

  • 片野桜 山はい純米無濾過生原酒 山廃って山廃特有の酸味が後口に気持ち良いです 生原酒なので柔らかい味です

  • マカロニサラダ とうはさんで初めて食べました しゃれた蕎麦屋って 何故か置いてあります 不思議と日本酒と合います

  • 秀鳳特別純米超辛口+10火入 酒度が10度ありますが お燗にしてもツーンときません むしろ清々しさを感じさせます 味が強いマカロニと相性良いです

  • フロマジュリーミューさんトコのカビチーズ ここのチーズは絶品です とうはさんは 旨い店をどんどん見つけてきます

  • 房島屋純米吟醸五百万石ひやおろし えっ!吟醸をお燗で呑むのと驚かれる方もいると思いますが ぬる燗にすると 活性化して美味しいです ひやおろしなのでふくよかなまろみが心地良いです

  • 男自慢酒造 純米大吟醸・龍の尾 これもぬる燗です キレはあるけど 旨味が強い不思議な酒です とうはさんではなかったらお燗やってくれないでしょうね

  • 釜揚げ蘇原 見た目豪華です

  • 今回目当ての釜揚げ蕎麦初めてです 蕎麦湯の中に蕎麦が入っています

  • 鰹節 揚げ玉 ネギ 干し海老

  • 干し海老

  • 七味

2024/01/30 更新

7回目

2023/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

出汁割り

絶品のすだち穴子蕎麦が
今月で終了との話を聞き
もう一回食べたいということと
(既に2回食べています)
もしかしたら新蕎麦でてるんじゃ
ということと
最近もしかしたら
日本酒の一番のアテは
旨味の塊のつゆではと思うので
出汁割りを検証したく
とうはさんに伺いました

出汁割りとは
汁を日本酒で割って飲む事で
発祥は東京赤羽にある
おでん屋の丸健水産といわれてます
ワンカップの日本酒を少し残し
+50円払うとおでんの汁を入れてくれ
それを飲むのが名物です

以前高架下の居酒屋で
飲んだ事がありますが
おでんの汁は甘いので
日本酒で割ると甘くなりすぎで
私には合わず
焼酎で割って美味しくなりました
鰹節と昆布の旨味の塊の蕎麦つゆなら
日本酒の出汁割りに最適ではと
まして神戸で蕎麦部門食べログ評価2位の
とうはさんのつゆならと
期待に胸を膨らませながら行きました
店の中に入って座り
カウンターの酒棚を眺めると
クラフトビールの種類と数が増えており
又日本酒の種類と数も増えており
かなりのパワーアップしておりました
という事で
私もパワー全開にしなければと
顔は嬉しさで にやつきながらも
気を引き締め挑みました

最初に
山椒ビールと瑞祥黒松剣菱
アテに焼き味噌とすだち穴子蕎麦

瑞祥黒松剣菱これは凄い酒です
ぬる燗で呑みましたが
見た目だけで 古酒とわかります
色が黄金色に輝いています
匂いを嗅ぐと古酒特有の甘い香りがします
口に含むとトロリとした感触が心地よく
味も蜂蜜を思わせる様な優雅さがあり
美味しいです
後で聞きましたが五年以上寝かせた古酒を
何種類かブレンドしているそうです

旨すぎて おかわりしました
逆に旨味が強いので出汁割りには
合わないと思い
何種類か呑んだ後で
十旭日純米ひやおろしが合うのではないか
と思い これに決めました
一夏寝かした まろみと米の旨味が
ぷんぷんする良い酒です

焼き味噌がだされ
その後 すだち穴子蕎麦がきました
あいも変わらず美味しいです
穴子からダシがどんどん出てきて
食べる度々に味変していきます
しかし今回は出汁割りが目的なので
蕎麦を急いで食べ
すだちと穴子とつゆのみとして
大きなぐい呑みを借りて
そこにつゆと十旭日純米ひやおろしを
半々で入れ飲んでみると
旨いこと旨いこと
そこに瑞祥黒松剣菱を一口グイっと呑むと
してやったりです

次にざるそばのつゆで やりたいと
申し出ると快く引き受けてくれ
先につゆだけ貰いました
ここでもやってみると
本当にもう最高です
考えてみると当たり前です
日本酒は
酸味 旨味 甘味 渋味の塊ですので
塩味を足すことで
全ての味になるのですから
ましてイノシン酸 アミノ酸の塊のつゆと
合わせると
相乗効果です
後 酒呑みは 腹一杯になると
呑めなくなるので
ツマミは腹にたまらないモノが良く
そう考えると
理想のアテではないでしょうか

なぁ~んて事に思いをめぐらせながら
午後の一時を気持ち良く
酔わさせて貰いました

  • 山椒ビール 久しぶりに飲みました やはり美味しいです

  • 瑞祥黒松剣菱 五年以上寝かせた古酒をブレンドさせた逸品 美味しすぎて おかわりしました

  • 無窮天穏 天雲 きもと純米吟醸 改良雄町 二火 きもとの酒はよく呑ましてもらっていますが 吟醸は初めてです

  • 焼き味噌 ここに来ると必ず頼みます

  • すだち穴子蕎麦 今月で終了との事で食べに来ました ちなみに3回目です

  • 十旭日純米ひやおろし きもとの十旭日は とうはさんでよく呑ましてもらっていますが ひやおろしは初めてです

  • 伊勢角ビール 世界最高峰のビールの一つです

  • すだち穴子蕎麦の汁と日本酒を合わせた出汁割りです

  • 南部美人 純米大吟醸 最近の鼻につく吟醸香ではなく 淡く それでいて日本酒の旨味をしっかり持った逸品

  • 更にざるそば こちらのつゆも出汁割りしました

  • オクトモア 度数60度

2023/10/18 更新

6回目

2023/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

絶品焼き穴子入りスダチ蕎麦

う~ちゃんで
美味しい魚と日本酒を呑ませて貰い
締めは とうはさんで蕎麦を頂きたく伺いました

ここは店名が
蕎麦処とうはでは無く蕎麦前とうはと名乗る通り
美味しい酒とツマミがたくさんあります
この店のおかげで
きもと作りの日本酒とクラフトビールの
旨さを知る事が出来ました

特に今回呑んだ伊勢角屋ビールは
ぬるくなる程 フルーツの様な爽やかさと
上品な苦味とコクが際立ち
まるで上等なフルーツケーキを
液体にしたような味でした
本当にどこから見つけてくるのか…
不思議です

後から調べましたが
世界最高峰のビールの一つでした

反面
このような旨いビールを知るにつれ
クラフトビール以外のビールは
エグミを強く感じる様になってしまい
家では ビールをのまなくなり
スパークリングワインか
黒酢を入れてチューハイをのむように
なってしまいました
(クラフトビールは高いので普段のめませんが
旨いアテがある時はクラフトビール買います)

次に
日本酒を作るのに必要な米麹の成分の
乳酸菌を1ヶ月かけて作る酒の事を
きもと作りの日本酒と呼びますが
時間をかけて作る事により
ヨーグルトの様な杏子の様な
酸味が引き立つ酒のですが
それを熱燗にすると
(とうはさんは日本酒を熱燗にしてくれます)
旨味が増し
それを香ばしく炙った焼き味噌に
きもとの日本酒を合わせると
日本人に生まれて良かったなぁと
しみじみしてしまいます

鴨焼きも旨かったです
特にネギをじっくり焼く事で
とろとろになり甘味も増し
鴨がネギを背負っているのではなく
ネギが鴨を背負っていました

ここでは蕎麦を食べる前に
恒例の本日イチオシの
日本酒を頼む事にしております
ご主人に
「スペシャルお願いします」
ご主人
「本日のスペシャルです」
出された酒は
仙禽 麗
瓶の裏側の説明を読むと
この酒だけを作る為の水田を作り
水田に使用している水で酒を作ります
更に精米歩合17%
約6分の1以下まで米を磨き
エグミや雑味を無くし
旨味だけを抽出する為
余計なモノを全てそぎおとしてます
読んでいるだけで凄さが伝わります

まず香りは…
ドキドキしながら嗅いでみると
青いもぎたての淡く甘いりんごの香りがします

つぎにキュンとしながら
淡い酸味の香りにときめきながら
一口含んでみると
味は 味は
初春を思わせる様な桜の花びらの味でした
口当たりは なめらかではなく
サラサラしており
はかなくあわくいさぎよく
するすると呑めてしまいます
米の磨きをここまですると

桜舞落ちる下で空を見上げる感覚です

雑味やエグミが無いことはもちろんですが
旨味もギリギリまでそいでいるので
例えるなら高級料亭のお吸い物のようです
正に引き算の極致にある酒です

飛駒呂さん風に言うと
「正に日本酒の名刀正宗や!」

いよいよ前回旨すぎて写真撮り忘れた
スダチ蕎麦焼き穴子入りです
芸能人が食レポする時に
口に入れた途端
「旨!」
とか
「美味しい!」
とか噛まないのに言う方がいますが
今まではわかるワケないだろうと
思っていましたが
この蕎麦は一口入れただけで旨いとわかります
スダチの爽やかさと焼き穴子の香ばしい
匂いの中から細くなめらかな蕎麦を
口に入れた途端
蕎麦の食感が気持ち良く感じ
「旨!」となりました
ここの蕎麦はすっきりしゃっきりではなく
官能的な艶やかな蕎麦です
特にのど越しが気持ち良いです
汁もざるそばと違う専用です
敢えて言えば ひやむぎにも合いそうです
食べ進めると穴子からダシが出てきて
味変も楽しめます
冷たい蕎麦なので季節限定と思いますので
もう一回食べたいです

最後に
アルコール度数60度ある
オクトモアを呑み締めました。


  • 伊勢角屋麦酒 4年連続世界で一番権威のあるコンクールで4年連続最高金賞を取ったビール これは日本初です

  • 日本酒を頼むと好きな杯を選べます 今回は裏が夜叉 表が美人の杯選びました

  • 焼味噌 味噌にネギやらみりんやらを入れて香ばしく炙ったモノ

  • 生もと純米原酒十旭日 改良雄町70 きもと特有の優しい酸味が焼味噌の甘さと良く合います

  • 素焼きの徳利

  • 鴨焼き 鴨がネギではなく ネギが鴨をしょっています

  • カネナカ 生もと純米 1.8L IWC2019純米酒の部金賞受賞 柔らかく膨らみのある酸味、ほんのりとした上品な甘味が常温でも美味しく飲めます。燗にすると食中酒として、進み過ぎてしまいます。

  • 仙禽 麗  原料米ドメーヌ・さくら山田錦 使用する水田の水と同じ水で酒を作り 精米歩合は17%

  • 穴子入りすだち蕎麦 焼き穴子のダシが蕎麦つゆと混じり こうばしさの中にすだちの上品な香り引き立つ 逸品

2023/09/21 更新

5回目

2023/07 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

穴子が乗っているすだち蕎麦

カレンダーを見たら6月26日以来
伺ってなかったので
7月の最終日に慌てて行きました

最初はいつもの山椒ビール
ホップ以外にも山椒の実も
使っているので
山椒の爽やかな香りが際立ちます
普通のビールも美味しいですが
クラフトビールは
エグミが少なく旨味が強いので
たまには飲みたいです
(高いのでたまにしか飲めないですが…)

肴は
身欠きにしんの粕漬けと
いつもの味噌焼き
合わせる酒は 生もとのどぶと開春の生もとです
開春は熱燗で
ここは生もとの酒が多く
(生もととは 酒母を手作りしている酒の事で
旨味が強い)
しかも開春は酒度が15度あります
(酒度とはアルコール度数ではなく
日本酒に含まれているアルコールの割合で
酒度6度から辛口になります
だから15度は大辛口です)
更に酸度が2,6度もあり
(酸度とは旨味の割合 平均は1,6度)
すっきりでなおかつ豊穣な
日本酒という事になります

私は北海道生まれなので
身欠きにしんは だるまストーブの上で炙り
味噌を付けてよく食べていましたが
(昔は あたりめとかニンニクとか
何でもだるまストーブの上で焼いていました)
粕漬けは初めてです
身欠きにしんは 旨味は強いのですが
エグミも強いので食べ過ぎると
口のなかが渋くなってしまいますが
粕漬けのおかげでまろやかな味になっています
味噌とか粕と言った発酵食品は
生もとの力強い味と相性が良いです

「旨いなぁ~」なんてしみじみしていたら
腹が減ってきてアテをもう一品
(美味しいモノは食欲を増進させます)
海老煎餅のイクラ乗せ
海老煎餅の上に海苔を敷いて
イクラとわさびを乗せています
これも初めてです
本当に色々な発想を良く思いつきます

酒が無くなり
米宗を熱燗で後黒ビールのスタウト
米宗を一口呑んでみて
「あれ?」
グレープフルーツみたいな爽やかさと
あんずのような甘さ
新政に味が似ています
(新政とは もっとも手に入りずらい日本酒の
一つで 定価の4~5倍します)
裏の成分表を見ると
酒度0度 酸度3,6と表記されています
新政は成分表示されていないので
ネットで調べると
酒度-2 酸度3~4度
甘口で豊潤な酒に当たります
当然 材料や作業工程で味は変わりますが
新政と同じ様な傾向の酒がある事が面白いです

いよいよ酒蕎麦を食べるのに
本日の真打ち
店主オススメ
日本酒 鳳凰美田
「豊穣なのに後口爽やかですよ~」と
熱のこもった説明を貰いました
米の旨味のカタマりみたいな酒ですが
味は口に残らずさらりと消えていきます
実に潔いです

本当にもう毎回凄い酒を出してくれ
しかもパワーアップしている気がします
客が喜んでいる顔を見るのが楽しんでしょうね

最初は新作のすだち蕎麦
これがただのすだち蕎麦ではなく
真ん中に穴子が乗っています
最初は邪道かなと思いましたが

ところがどっこい!
めちゃくちゃ美味しいです
穴子を乗っけた蕎麦なんて初めて食べましたが
相性が良いです
これ酒のアテにも最高です
次回は蕎麦を抜いて貰い
最初に食べたいです
(写真撮り忘れたので 気になる方は
とうはさんのインスタでご確認してください)

〆はざる蕎麦を美田に付けて食べました
良いですねぇ~
すっかりはまってしまいました

最後は
オクトモア ウイスキーです
60度あります
旨いです

毎回来る度にこの店は どれだけ引き出しが
あるのかと感心し 又感動します

ご馳走様でした


  • いつもの山椒ビール ラスト1本でした やはり人気です

  • 生酛のどぶ 久保本家酒造 にごり酒と開春イ宛(おん生もと木桶仕込 酒度+15 酸度2,6

  • 身欠きにしんのカス漬け

  • 味噌焼き

  • 米宗(こめそう) 山廃純米酒 無ろ過生 天然酵母・完全発酵 酒度0度 酸度3,6

  • スタウト(黒ビール

  • 海老煎餅イクラ乗せ

  • 栃木の地酒 鳳凰美田 別誂至高 大吟醸原酒【小林酒造】

  • 掛け蕎麦

  • スモーキーオクトモア13,1 アイルランドのウイスキー 調べたら世界一ヨードチンキの味がするウイスキーです そのくせバニラみたいな甘さがあります 度数も60度あります

2023/08/04 更新

4回目

2023/06 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

酒蕎麦

私は蕎麦屋が大好きです
理由 其の壱
蕎麦は美味しい

パスタ 拉麺 うどん
麺は色々あるけれど
最初は塩だけで
食べる麺は蕎麦以外では
私は知らない

理由其の弐
のど越しが良い
『のど越し』と言うビールがわざわざあるくらい
日本人はのど越しが好きな民族と思っております

細くしゃっきりと打った蕎麦を
箸の先で三、四本つまみ
汁に蕎麦の先端をちょろと浸し
思い切りズズーと吸い込む
あまり噛まずに蕎麦を飲み込んだ後の
気持ち良さ
喉から鼻に抜ける甘い爽やかな香り
快感です…

理由其の参
「蕎麦屋で呑む酒が一番美味しい」
居酒屋では味合えないあの独特の雰囲気
例えるならば和製のバーと言うべきでしょうか

「ゆっくり呑む酒は堪らない」

(実は文豪の山口瞳、池波正太郎をパックてます)

(特にとうはさんはカウンターしかなく
椅子も大きくゆったり座れ
椅子と椅子の間隔も広いので
気持ち良く呑めます)

と言う事で
とうはさんにおじゃましました

最初は
山椒ビール
お燗二杯

ご主人
「いやぁ もう決まってますね」

自分
「いや いつも早く呑みすぎて迷惑かけているので」

照れ笑い
(一杯づつだとお燗が間に合わない)

つまみは
いつもの焼き味噌

小柱のわさび和え

昔は
海苔
蒲鉾
玉子焼き
なんぞアテに
ちょちょいと摘まんで
酒を呑んでいたのが
今は
こんな上等なアテで
上等な酒を呑めるなんぞ
いい時代に生まれたな
(なんて思っているうちに酒無くなりました)

追加で
黒ビール
お燗二杯

まだ焼味噌と小柱が1/3程残っていたので

又々やちゃいました
酔っぱらいの味変シリーズ(とうは編)
焼味噌と海苔
焼味噌と小柱
焼味噌と小柱と海苔

旨すぎて余計腹が減ったので
芝海老のかき揚げを追加

食べ終わり
いよいよ
本日の極上酒を呑もうと酒棚を物色していると
ご主人
「これありますよ」

出してくれたのが

作 純米大吟醸 槐山ー滴水

味は
いやはやいやはや…
です
まだまだ
こんな凄い酒あるんだな
後味が本当に潔いよいです
素直に脱帽です…

〆に
インスタに乗っていた
冷やかけ蕎麦

ざる大盛
を注文しました

今回とうはさんで
やってみたい事がありまして

それは…

蕎麦を酒に浸して食べる

通称

酒蕎麦です

蕎麦つゆは
作 純米大吟醸 槐山ー滴水

蕎麦は
とうはの蕎麦

たっぷり酒に浸して
蕎麦を啜ると

まず
吟醸香が来ます
その後
蕎麦の香りが来て
甘さが引き立ちます

後は
夢中で蕎麦を手繰りました

半分程食べて
残りはつゆで頂きました

店を出た後
感想は
「雑味の少ない大吟醸だから
蕎麦の味を引き立せたのかな」

「後味が残らない この酒だから
合っていたのかな」

「いやいや
こんな上等な酒
昔はなかったのに
食通と言われる
文豪や俳優が
こぞってやった
食べ方なんだから
酒に合うのかな」

な~んて
思いを巡らせながら
歩いて帰りました

「次は生もとでやってみるぞ!」

  • 山椒ビール ホップの一部を山椒で作ったビール あれば毎回頼みますが 今回はぬるくなっても美味しいのを発見

  • 梵・純米55 これぞ日本酒を思わせる 力強い味 お燗にすると心地良い酸味を感じます

  • スタウト黒ビール パンを液体にしたような味 今までギネスが一番と思っていたが 更に優しい味 これからとうはに来たら必ず頼みます

  • 焼味噌 とうはさんに来ると必ず頼みます これだけで熱燗二合はいけます

  • 小柱のわさび和え 軽く炙って香ばしくなった小柱に わさび醤油で和えたモノ そのままでも美味しいが 海苔に小柱と三つ葉を巻いて食べると更に美味しい

  • カネナカ生モト純米 こちらも生モト作り ふくよかな旨味の中に酸味は 先程の梵よりやや強く お燗にすると 甘味が引き立ち味わい深くなります

  • 焼き味噌を海苔で巻いたモノ 合うんじゃないかとやってみたら 海苔の旨味と焼味噌の香ばしさが相まって 更なる美味発見

  • 小柱の上に焼味噌を乗っけてみました 美味しいモノ同士を組み合わせると更に美味しくなるモノの典型

  • 三つ葉を焼味噌を付けて食べました

  • 小柱に焼味噌を乗っけて 海苔で巻いて食べました

  • 文佳人〜辛口純米酒 辛口は お燗に合わないと思っていましたが お燗にすると米の旨さが膨らみ あ~こんな酒もあるのかと 日本酒の奥深さを知りました

  • 磐城壽 生もと純米 あかがね  生もと作りならではのふくよかな味 熱燗にすると酸味の角がとれてさらにまろやかに

  • 作 純米大吟醸 槐山ー滴水 大吟醸特有の華やかな香りと味がしますが 後味は潔く消えていきます 鍋島も好きな酒ですが 後味がすっきりしているこちらの方が好みです(これは冷やで頂きました)

  • 蕎麦を作に付けて食べました 極上な酒に極上な蕎麦を浸して食べる 蕎麦の旨さがより際立ちました

  • 蕎麦大盛

  • アードベッグ 10年 アイリッシュウイスキーの中でも最もスモーキーな逸品 海の荒々しい匂いも強いが何故か華やかな甘さもある

2023/07/02 更新

3回目

2023/05 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

黒龍をアテに鍋島

ここの店の良い所は、
予約するには蕎麦前を頼む事が前提=酒を楽しんで下さい=呑兵衛には堪らない店
です。
店内に入り酒棚を物色すると、
ありました山椒ビール!
早速頼みました。
写真を見るとお分かりの様に、
本当に山椒が入っています。
ビールのコクに山椒の爽やかさが
とても良いです。
以前家でビールに山椒の粉を入れて飲んで試した事がありましたがマズかったです。
こういうのはプロが作ったモノじゃないとダメと良く解りました。

次にオレンジの入ったビールを注文しました。
こちらも爽やかで宜しいです。

その間にアテがやって来ました。
今回は予約しないと食べれない蕎麦前セット(3千円)を事前予約しました。
アテ6品、天ぷら3品です。

特に良かったのが稚鮎の天ぷらです。
身はほろほろ、内臓の苦味と相まって絶品です。
天ぷらは蒸し料理だと聞いた事がありますが、
ここのご主人、天ぷらも一流です。

もう熱燗4合イッチャッテます。

ここでビールが切れたので
カルダモンのスピリッツが美味しいと有名ブログさんが仰っていましたので、炭酸割りを頼みました。
爽やかでおいしかったです。
何で熱燗飲んでいるのに炭酸割り頼むの?と疑問をお持ちになる人がいると思いますので説明しますと、単純に水の変わりにチェイサーにしてます。(水だと酔いが覚めてもったいない)
この話をすると変わったヤツと良く言われていますが、ある番組でイギリスのパブの特集を見ていたら、皆さんウイスキーのストレートを飲みながらビールをチェイサーにしており、「イギリスでは皆こうしている」と話しているのを見て「自分はイギリス流なのね」と妙に納得しております。

最後に何を飲もうと酒棚を物色しましたが、奇跡の酒鍋島が見つからず、黒龍がありましたので、それを飲もうと考えていた所、
ちょうど店が一段落つき、ご主人が現れて話をしてくれ談笑している途中で、酒棚から見えもしない鍋島がないか聞きました。
(本当に意地が汚いですねぇ)

そしたらご主人
「ありますよ」
酒棚の奥から出してくれました。

(意地が汚いのもたまには良いものですね)

今回は黒龍も飲むと決めていましたので、
半合づつ注文しました。

日本を代表する銘酒の飲み比べ

最高です。

しかも今回は、黒龍をアテに鍋島を飲みました。

私は、酒をアテに酒を飲むのが好きです。
(また変な癖をぶっちゃけてます)

貴腐ワインにワイン
焼酎にウイスキー
ワインにブランデー
とかは良くやっています。

しかしながら今回は、
究極に至高みたいな事していますので、
気分は天国です。

最後の〆は、
初夏の味
ハマグリ蕎麦です。

いつもの蕎麦汁にハマグリの味

イノシン酸
グルタミン酸
コハク酸
の三重奏
旨さがなん十倍にもなります。

幾度に感動さしてくれるお店です。

本日の酒量
ビール小瓶2本
カルダモンソーダ1杯
熱燗4合
鍋島 半合
黒龍 半合

次回予約で鮎の天ぷら頼めたら食べます。

2023/05/12 更新

2回目

2023/04 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

焼き味噌と熱燗
ここの店は熱燗があります。
しかも常時何種類かあり、時々入れ替えをしてくれるので来店する楽しみが増えます。
私は温めると日本酒の旨味が活性化するので、
熱燗が好きです。
その熱燗に必ず頼むのが焼き味噌です。
味噌にネギやら鰹節やらを混ぜて、
それだけでも美味しいのに、
更に炙って香ばしくしちゃたモノを
チビチビ舐めながら、熱燗をクィとすると春の日和も相まって、
「ホァホァ」してしまいます。
二本目を飲みながらさりげなく日本酒棚を眺めていると、
「鍋島?」、「ナ、べ、シ、マ」、「鍋島!」がありました。
めったにお見かけ出来る酒ではないので、しっかり一合注文しました。
しかもリーズナブルな値段で。

凄い蕎麦屋ですね本当に。

本当はもう一杯注文したかったのですが、こういう酒は一杯に止めておくのが礼儀と自分をたしなめ、
後本日は蕎麦を腹いっぱい食べると決めて来ましたので、三味盛りの大盛を食べました。

腹がはち切れました。

本日の酒量
ビール小瓶1本。日本酒三合

次回は予約のみの蕎麦前があるので、それを食べます。

2023/04/11 更新

1回目

  • 昼の点数:4.0

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2023/03/01 更新

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