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1回
昼の点数:4.7
2021/01 訪問
昼の点数:4.7
閑寂な福島の昼..「oil」、胸元に呑み込まれた抒情とでもいおうか、ここは感動的な中華料理店として、わたしの心に深く刻まれた
2021/02/16 更新
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1月下旬、「oil」で"麻婆豆腐"のランチを食す。...この1行を書きつけただけで、いまだにゾクゾクと身震いするような高揚感に見舞われる。
麻婆豆腐という最高の味覚の連なりの合間合間にさしはさまれる卵(たまご)のお椀だったり、マヨネーズの和えものだったりといった料理があるのだ...
わたしの中でこの中華料理店が、2021年食べ歩いた中華料理店の中で最高の中華料理店だと確信にいたる!
2021年1月28日(木)、素晴らしすぎた「oil」の麻婆豆腐のランチについて以下書き綴っていきたい。
今回の訪問は、わたしが常日頃から尊敬する後輩2人と仕事中の外回りの合間に作っていただいて実現した。
1.麻婆豆腐ランチ
11時半開店だが、それから20分程度かかって作ってから出される。そもそもこのお店には麻婆豆腐以外を頼む人などほとんどいないし、並んでる人のメニューでも取っておいて、もっと早くから準備してれば待ち時間も少なくて回転も良くなるのにと毎回思う。
大体みんな待ち時間が長い事にうんざりとしている。もう何分待っただろうか?と皆が鬱屈の絶頂に差し掛かった時、ようやくその麻婆豆腐が運ばれる。
‥美しい赤。蓮華で一口掬うと、まずは肉の旨みが口の中にいっぱい広がり、続いて"麻"の痺れが舌の上を這いずり回る。
美味しい、、、皆の鬱屈とした気持ちが全て晴れ渡るのが、店内の空気からわかる。舌を麻により痺れされるこの赤い悪魔と呼ぶべきか、その食べ物をただ無心で食す。
痺れの中に深い旨み、ニンニクのパンチ、しっかり水切りされた豆腐、その全てが美味しかった。
並ぶのを覚悟した上で、入ってからもすごい待つが、それでもそれ以上の価値がある麻婆豆腐、ぜひ皆食して欲しい!