5回
2023/06 訪問
足を運べば運ぶほど、テアトロアッカの魅力を誰かに語りたくなる♪
〜〜〜〜〜〜ただのお店の魅力〜〜〜〜〜〜
約2ヶ月ぶり4回目のテアトロアッカへ行って参りました!
お店は神泉にありますが、いつも渋谷駅から道玄坂を登って向かっています。
この道を通ると『これからテアトロアッカに行けるのかぁ』と、いつもワクワクした気持ちが高鳴ります。
今回も座らせて頂いた席は原郁人シェフの前のカウンター席。
というか、席の位置すらいつも一緒です。
1つでも隣の違う席に座ると眺めが違うので、違うお店のような違和感を感じてしまうレベルです。笑
さて、テアトロアッカは食べログのイタリアンTOKYO百名店2023にも選出されているお店です。
果たして、東京にイタリアンと括りにされるお店は何店舗あるのでしょうか?
そのトップ100に選出される素敵なイタリアンです。
イタリアンと銘打ってますが、僕は原シェフの独創性溢れるテアトロアッカを唯一無二のハラリアンだと思っています!笑
イタリアンを超越した唯一無二の未知のジャンルのような気がします。
さて、この日のコースはテアトロアッカの代名詞、まずは寿司仕立ての前菜から始まりパンナコッタの生ハム仕立てへと続きます。
一見するとお寿司に見える遊び心溢れる逸品。
これを見るとテアトロアッカを思い出す方も多いのでないでしょうか。
パンナコッタの生ハム仕立ては口に入れた時の重厚感、広がる香り、食感すべてがストーリーになっていて、この一皿の感動がいつも大きいです。
今も味を思い出せる、大好きな一品。
すべての食材が合わさって、完成されたもはや作品。
そして、テアトロアッカの代表メニューの1つズッキーニへと続きます。
こんなズッキーニの使い方はもちろん他では味わうことができません。
この日は白海老も散りばめてくださいました。
白海老ってメインでも使える食材だと思うんですけど、それを脇役に持ってくる使い方に脱帽。
続くのは人生で初めて食べた白茄子です。
白茄子の上にイカ墨を乗せたこれまた初見の一品。
白茄子の水々しさと、イカ墨のがマッチしていてとても美味しい。
白茄子を丸ごと食べたくなるぐらい、食欲が湧く見事な逸品でした。
ご存知の方も多いかと思いますが、テアトロアッカではコースの合間にピッツァが4種類登場します。
マルゲリータ、クアトロフォルマッジ、マリナーラ、その日によって変わるパターンが多いかと思います。
本格的なピザ窯で焼いたピッツァはレベチ。
噂によると手前の方に味のインパクトを作っているそうです。
そして、原シェフと言えば土佐あか牛を使ったお肉料理をメインに食べさせてくださいます。
そもそももはやどれがメイン?ってコースなのですが、あか牛に余熱で火を入れて、更にリゾットまで一緒に頂ける究極の一皿。
この日はリゾットに刻んだホワイトアスパラガスが入っていました。
またしても、メインに使えるホワイトアスパラガスを脇役に使うという独創性。
しかも、食感のために。
この一皿がたまらなく旨い!
パスタは一皿の中に色々な料理が入り層になって重なっている、面白いパスタ。
豪快にかけたからすみがとにかく合う。
強烈なインパクトと咀嚼する喜びが感じられる大好きな一皿。
食べる箇所によって味が変わっていくところもまた魅力の一つだと思ってます。
デザートは安定のスリーピング熊ちゃん。
溶けるようにムシャッとした食感が好きです。
ワインのペアリングもすべて原シェフがセレクトしていて、料理と合わせた時にちゃんと足して10になるから凄い!
そして、料理を待っている合間に頂くワインもこのタイミングで出てくる意味がわかるって思ってしまうセレクト。
食後酒の自家製のリモンチェッロは、凝縮されたレモン感がそこらでは味わえない究極のリモンチェッロ。
安定のグラッパを飲むと、テアトロアッカに来たって気持ちになることができます。
僕の思うテアトロアッカの魅力はやっぱり原郁人シェフだと思っています。
一皿一皿にかける情熱があって、でもしれっとそれをやり遂げる。
大したことしてないよっていう余裕だったり、でも完成された時に目の前には究極の一皿があって。
食べた時にそのストーリーとヒストリーを感じられて毎回毎回うるさいぐらいに気持ちを伝えてしまう。
そんなテアトロアッカが僕は大好きです。
〜〜〜〜〜〜〜頂いたメシ〜〜〜〜〜〜〜
【シェフおかかせコース¥15,000/ペアリング¥6,000】
2023/06/22 更新
2023/04 訪問
アート作品のような一皿が次から次へと登場する劇場型イタリアン
〜〜〜〜〜〜ただのお店の魅力〜〜〜〜〜〜
◆ This is 原劇場
◇ テアトロ→劇場
◇ アッカ→原郁人シェフのイニシャルH
◇ テアトロッカ→原劇場
・店名のテアトロアッカの由来です!
カウンターで終始原劇場を愉しむことができるのが、お店の最大の魅力だと僕は思っています。
それは食事を食べている時だけではなく、食事を待っている時も『次はどんな料理が出てくるんだろう?』と終始ワクワクして過ごすことが出来ます。
原シェフの手際の良さ、会話の旨さ、お店全体を見渡す視野の広さ、わかりやすい料理の説明…
それら全てが原劇場の観客を魅了します。
視覚や嗅覚、聴覚までもが原劇場の虜になりました。
肩肘張らずにリラックスして観劇できるのも原劇場の特徴です。
◆ アート作品のような独創的なアイデアが詰まった一皿が、次から次へと続く劇場型イタリアン
・遊び心の詰まった独特な盛り付けの一皿を見て愉しむことができます。
意表を付くような大胆な盛り付け、一皿の中に使われているすべての食材には、何故使われているのか食べるとわかるんです。
それは食感だったり、温度だったり、咀嚼中に感じる香りだったり、後味だったり…
一口の中にストーリーが描かれていて、思わず夢中になって食べてしまう。
それが、原劇場。
今回も観劇をしていて終始愉しく過ごすことができました!
ずっと美味しく、思わず誰かに『幸せです』と伝えたくなってしまう最高のイタリアン。
This is TEATRO ACCA
◆ コースの中に登場するピッツァに歓喜
・ピッツァも他のイタリアンでは食べたことのない独創的なピッツァを食べることができます!
ピザ釜で焼いたピッツァはやっぱり旨い!
大胆な味付けを受け止めてくれるピザ生地も食感が心地よく、中でもマリナーラは毎度特にタイプだなって思います。
ピッツァが好きな方には是非食べて欲しい!
唯一無二のイタリアン!
〜〜〜〜〜〜〜頂いたメシ〜〜〜〜〜〜〜
【おまかせコース/¥15,000+ペアリング/¥6,000】
◆ 寿司仕立ての前菜
◇ 赤/マグロ
・トマトと葡萄
◇ オレンジ/サーモン
・デコポン/春ニンジン
◇ シャリ
・水牛のリコッタチーズ
◆ 生ハム仕立てのパンナコッタ
・ブッラータチーズ/シチリアのピスタチオ/小夏(美生柑)
◆ マルゲリータ/ピッツァ①
・ブッラータチーズ
◆ ホワイトアスパラガスの運動会
・沖縄のとうもろこし/サマートリュフ
◆ マグロの頬肉のポルペッティ
・アーティチョークのピューレ
・ポルペッティーノ
・スカモルツァアフニカータ/燻製パプリカのパウダー
・煮込んだトマト
◆ マリナーラ/ピッツァ②
・白海老/筍/ミニトマト
・ニンニク/オレガノを効かせている
◆ 土佐の赤牛
・菜の花のリゾット/大葉ジェノベーゼ
◆ クアトロフォロマッジ/ピッツァ③
・猪のサルシッチャ/沖縄のとうもろこし
・林檎風味/バルサミコ
◆ パスタ
・蛍烏賊の薪焼き/ふきのとう/北海道のグリーンアスパラ
・ロングパスタ→タリオリーニ
・ショートパスタ→ストラッチ
◆ 金目鯛のピッツァ/ピッツァ④
・金目鯛/牡蠣のピューレ/ジェノベーゼ/キャビア
◆ デザート/スリーピング熊ちゃん
◇ 苺
◇ 布団
・青リンゴ/サフランと白ワイン
◇ 枕
・マンゴーのムース
◇ ベッド
・アーグレイとレモンピールのチーズケーキ/分担/マスカルポーネ
2023/04/27 更新
2023/04 訪問
終始ワクワクしながら愉しめる極上のイタリアン♪
〜〜〜〜〜〜ただのお店の魅力〜〜〜〜〜〜
◆ This is 原劇場
◇ テアトロ→劇場
◇ アッカ→原郁人シェフのイニシャルH
◇ テアトロッカ→原劇場
・店名のテアトロアッカの由来です!
カウンターで終始原劇場を愉しむことができるのが、お店の最大の魅力だと僕は思っています。
それは食事を食べている時だけではなく、食事を待っている時も『次はどんな料理が出てくるんだろう?』と終始ワクワクして過ごすことが出来ます。
原シェフの手際の良さ、会話の旨さ、お店全体を見渡す視野の広さ、わかりやすい料理の説明…
それら全てが原劇場の観客を魅了します。
視覚や嗅覚、聴覚までもが原劇場の虜になりました。
肩肘張らずにリラックスして観劇できるのも原劇場の特徴です。
◆ 一皿に込められたストーリーとヒストリー
・一皿の中で時間と共に味や食感が変わっていくのも魅力の一つです。
食べる箇所によって味が変わっていくストーリー。
そのストーリーを感じさせるために培った原シェフのヒストリーを感じることが出来ます。
料理の見た目が他のお店では見たことがない、独創的な逸品の連続です。
独創的な発想の先には食べた時の感動が創造されており、料理を食べながら一喜一憂してしまいました。
一皿の中に使われているすべての食材には意味があるのが解るんです。
この感動は実際に食べた人にしかわかり得ないかもしれません。
是非足を運んで欲しいイタリアンのお店です!
◆ 圧巻のペアリングのラインナップ
・ペアリングのワインの量がお酒好きには大満足です!
そして、原シェフがセレクトして料理に合わせてくださっているので、ここでこのワインが出てくる意味がわかる!って頷いてしまいました。
今回、料理に夢中になる瞬間が多々あり、ワインを口にするのを忘れた時間がありました。笑
食後酒のグラッパも3150です!
グラッパの香りでテアトロアッカを思い出すようになりました。笑
〜〜〜〜〜〜〜頂いたメシ〜〜〜〜〜〜〜
【おまかせコース/¥15,000+ペアリング/¥6,000】
◆ 寿司仕立ての前菜
◇ マグロ/赤
・トマトとビーツ
・赤ワイン
◇ サーモン/オレンジ
・デコポン
※シャリは水牛のリコッタチーズ
◆ 生ハム仕立てのパンナコッタ
・苺のソース/ブッラータチーズ/ピスタチオ
◆ マルゲリータ/ピッツァ①
・ブッラータチーズ
◆ ホワイトアルパラガスと鮑の逸品
・蛍烏賊のペースト/タラバガニのソース/キャビア/カラスミ
◆ のれそれと大葉のジェノベーゼ/ピッツァ②
・白子/瀬戸内レモン
◆ 3種の神器
・鴨肉
・土佐赤牛のラビオリグラタン仕立て
・黒トリュフのリゾット団子パルミジャーノチーズ包み
◆ オマール海老のアラビアータ
※オマール海老ハサミをソースに使用
・ロングパスタ→タリオリーニ
・ショートパスタ→カサレッチェ
◆ マリナーラ/ピッツァ③
・桜エビ/筍/雲丹
◆ デザート/スリーピング熊ちゃん
◇ 布団
・青リンゴ/サフランと白ワイン
◇ 枕
・マンゴーのムース
◇ ベッド
・アーグレイとレモンピールのチーズケーキ/分担/マスカルポーネ
2023/04/10 更新
2023/03 訪問
オープンカウンターで愉しむ至極のイタリアンとペアリングはまさに原劇場♪
テアトロ=劇場
アッカ=H(原シェフのイニシャル)
This is 原劇場といった至極のイタリアン!
〜〜〜〜〜〜ただのお店の魅力〜〜〜〜〜〜
◆ 原郁人シェフによる大胆かつ繊細な調理と盛り付けをオープンキッチンで堪能出来る。
・常にメイン級の一皿が続くコースを堪能出来るカウンター席がオススメです。
『どうしたらこんな発想が生まれるんだろう?』と感心しながら頂くイタリアンは圧巻でした。
調理を突き詰めたらここに辿り着くんだろうなと思うような艶やかやお料理の数々に心躍りました。
料理の一口目のインパクトと喜びを噛み締められる幸せ。
一皿の中に使われているすべての食材には意味がある。
何でこの食材を使っているのか。
何でトリュフを使っているのか。
食べれば解る感動。
そして、飾ることなくフランクにお話ししてくださる原郁人シェフのお人柄も素敵で居心地の良い空間でした。
良い意味で近所の居酒屋の大将のような嫌味のない距離の近さが魅力的なシェフでした。
◆ 唯一無二のピッツァがコース料理に合わせ4種類の食べられる。
・粉のブレンドからオリジナルにこだわり、500°Cの高温の新窯で焼き上げカリッとした触感の中に、もちっとした柔らかな生地を生み出した唯一無二のテアトロアッカのピッツ。
一気にピッツァが提供されるのではなく、料理の合間に提供されるのも嬉しいですよね。
こんな食べ方したかったって方も多いはずです。
そして、このタイミングで出てくる理由が解る!といった味のピッツァ。
今回特に感動したのは鮑と肝ソースのピッツァでした。
こんな贅沢なピッツァは初めてです。
とても嬉しいのがお土産にピッツァを頂けることです。
こういった帰ってからもお店を思い出せるような心遣いも素敵なお店でした。
◆ 圧巻のペアリングの豊富さと原郁人シェフの的確なチョイス。
・この日はスパークリングワインから始まり赤ワイン、白ワインとお料理に合わせて続き計14種類のグラスを頂きました。
赤ワインの底がとても深いグラスに初めて出会いました。
鼻まで包み込む勢いで赤ワインの香りを余すことなく感じながら飲むことが出来るので大満足でした。
ソムリエに任せるのではなく、原シェフ自らがチョイスしたペアリングドリンクは料理のみならずお酒のことも解っているからこそなせる技です。
この部分も大きな魅力なんだと感じました。
〜〜〜〜〜〜頂いたメシ〜〜〜〜〜〜
【ディナーコース ¥15,000+ペアリング ¥6,000】
◆ 寿司仕立ての前菜
・マグロ風
※トマトとビーツと赤ワインでマグロ風に。
水牛のリコッタチーズに乗せて。
・イカ風
※淡路島の玉ねぎを岩塩で、イタリアの子牛をパテに。
◆ 生ハム仕立てのパンナコッタ
・フレッシュいちごとシチリアのピスタチオ
◆ 花ズッキーニ
・燻製のチーズをズッキーニの花に入れた香り高い逸品。
◆ ピッツァ①
・マルゲリータ
◆ランプレドット
・牛の胃袋を使ったイタリアのモツ煮
◆ピッツァ②
・マリナーラ(トマト、オレガノ、ニンニクのノーチーズピッツァ)
◆ 肉料理
・土佐赤牛
ポエンタ(とうもろこし)を練り上げた上に赤牛、さらに上にフランスのホワイトアスパラ(フレッシュ)、パルミジャーノと黒トリュフ
◆ ピッツァ③
・クアトロマッジ
具には自家製サルシッチャ。
◆ パスタ
・オレキエッテという耳たぶという意味のパスタとプーリア州のパスタを併せ、上にはカラスミをたっぷりと。
◆ ピッツァ④
・鮑と鮑の肝のピザ
ズッキーニ、バジル、ほうれん草などの香草ソース
◆ デザート
・熊のモナカ(マスカルポーネ、ガトーショコラ、フランボワーズ)、マントはリンゴで。
2023/03/14 更新
渋谷区神泉にお店を構えるTEATROACCA(テアトロアッカ)。
原郁人シェフが営むイタリアンのお店です。
店名のテアトロアッカはテアトロは劇場を意味し、アッカは原郁人シェフのイニシャルHを意味しています。
そうつまりここは、原劇場。
原シェフの独創的ながらも緻密に計算された一皿を『次は何が出てくるんだろう?』と観劇気分で愉しむことができるのが特徴のお店です。
昨年は4回足を運び今年は初の訪店。
もはや美味しい美味しくないとかではなく、その先にある〝好み〟に該当するお店。
原シェフの使う食材、味付け、魅せ方、パフォーマンス…
そのすべてが折り重なって、ただただ好みでうっとりと惚れ惚れしてしまう一皿に酔い痴れる。
この味と一皿の中で味が変わっていくストーリーがたまらなく好きなのだ。
テアトロアッカへ足を運び過ぎて料理の説明を受ける前に食材を言い当てられてしまうのと、原シェフの作る一皿の解説をより鮮明にできるようになってきた。笑
原シェフの提供するコース構成は鮨仕立ての前菜→生ハム仕立てのパンナコッタ→花ズッキーニや魚介を使用した一皿→高知県土佐赤牛のリゾット→カラスミを使用したパスタ→居眠り熊さんのデザート→合間に薪で焼いたピッツァ4種。
大体このような感じで、一緒にペアリングのワインをいただく。
果たして、どの一皿がメインなんだろう?とわからなくなってしまうほど、原劇場は主役級の役者しか登壇しない。
ずっと語りたくなってしまうほど、その見事な演技の虜になってしまう。
同時に原シェフと会話を交えながら過ごせるこの特等席から見える光景が、僕にとっては極上かつ幸福感に満ち溢れたひと時となるのである。
自分史上最高に好みのお店、それがテアトロアッカ。
余談ですが、僕もテアトロアッカですよね。笑
いつもありがとうございます。
また、観劇しに足を運びたいと願っています。