マッチョマッチョマンさんが投稿したメシモ(神奈川/緑町)の口コミ詳細

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マッチョマッチョマン (男性・東京都) 認証済

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メシモ緑町、小田原/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2021/12 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

【お勧め】食器や料理の演出が素晴らしいく次の料理が提供される楽しさやワクワク感が凄かった

<注文の品>
*ランチ7000、7000円、4.3点
*ペアリング、5000円
*料理のオプション、1500円

トータル31050円の会計だった。


※メニューの構成が分かる資料が提供されなかったので私が書き起こした内容

■前菜(サツマイモ)
1)焼き芋
木箱にスモークウッドの煙が閉じ込められた状態で提供されるのがちょっとした演出になっている。
小ぶりのサツマイモはネットリかつ香ばし味が印象的だった。

2)ポタージュ
給仕の説明がよく聞き取れなかったが、ポタージュスープにスモークベーコンを使ったスフレが乗っている。
スフレの塩味とサツマイモのポタージュがいい具合にマッチして美味しい。

■前菜2(カボチャ)
3)こちらの料理はすっかり忘れてしまった


■魚料理が3種
4)イワシ
春巻きの皮と一緒に揚げたイワシにビスタチオソース?(だった気が)
味はボチボチだったがガラスの器に松葉を入れた視覚的な演出が素晴らしかった

5)メジマグロ 鯵 カマス
地元野菜と地魚に拘ったカルパッチョ。バジルソースが少ないのでもう少し塩味が欲しかった。
器は二階堂明弘氏の物だったが自宅でも使っており連れは大喜びしていた。

※パンは地元のパン屋さん(名前忘れてしまった)とのことだが、正直な話レベルは高くなかった。

6)尾長鯛
火入れ加減が絶妙だったが、尾長鯛は塩味が強く恐らく一夜干ししている感じだった。


■メインの肉料理が2種
7)相州牛
牛肉のタルタルにオプションでキャビアとウニを乗せた。
この組み合わせなので当然旨いけど量がスプーン大さじ一杯程度ではね

8)湘南地鶏
二宮町で飼育される地鶏を使っているらしいがこれは素晴らしいかった。
恐らく今年食べた鶏で一番美味しかった。

■デザートが2種
9)新米&味噌
メニューには新米と味噌って書かれており、フレンチとはいえ和を感じさせる店からも、最初は白米に味噌汁でも出てくるかな?と思っていたら、まさかのデザートだった。そして味は素晴らしいの一言。

10)柿
柿とクリームチーズというシンプルな組み合わせとは思えない複雑な味わい。
私は渋みが強い柿が苦手だけど、このデザートなら全く問題ないというかまた食べたいレベル。


■お茶菓子
ほうじ茶を選択したが、ほうじ茶を目の前で炒ってお湯を注ぐという手の込んだ演出だったのと味も素晴らしかった。
焼き菓子はシャインマスカット大福と餡子餅だったが、紅葉や銀杏の落ち葉を一緒に提供され見た目も美しい。


■ペアリング
1)remi leroy シャンパン

2)マセラシオン・ド・ゲヴェルツトラミネール レ・ピュセル 2019
果皮をマセラシオンして造られたオレンジワインだけど好みだった

3)丹澤山
突然、日本酒のペアリングとなりまたもやサプライズ。
地元「丹沢」の山廃純米酒。刺身系の料理との相性はピッタリだった。

4)ドメーヌ・ド・サンピエール アルボワ・シャルドネ レ・ブリュレ 2015
濃厚な味のジェラのピノノワールだった

5)エールビール
小田原産の地ビールということだが銘柄不明。普通に旨いが料理終盤のペアリングとしては微妙かな?

6)イルマイオーロ 2004
メインの湘南地鶏と合わせるのは重めの赤ワイン。ただちょっと渋かったかな。

7)飛鳥山(純米本味醂)
グラスで提供された時はソーテルヌ?と思ったけど臭いを嗅いだ瞬間「なんだこれ?」となり、ボトルが運ばれてきたらまさかの本味醂。本当に素晴らしいサプライズなのと、デザートの新米を使ったアイスにマッチする。


<感想>
フォローしている方の評価が高いのがきっかけで訪問。
恐らく小田原駅を降りたのは高校生の修学旅行で新幹線に乗った依頼なので30年は来ていない。
駅前の丸井がなくなっているなどずいぶんと風景が変わった印象だった。

小田原というと二宮金次郎だけど、駅前の銅像は私の子供時代とは異なり「下向きながら読書しておらず正面を向いていた」けどこの辺は時代の流れを感じるね。

本日予約したメシモは小田原駅前の寂れた商店街を抜けた先にポツンとたたずんでいるが、ガラス張りの入口はレストランと言うより、地方都市の美容院といった印象だった。
ロケーション的に感動する要素はほぼないのだが、要因としてはガラス張りの入口から見える、寂れた商店街の風景が大きいと思う。

地元の食材に拘る店は多いけどこちらの店はそれだけに飽き足らず、食器や提供時の演出といった部分も含めトータルで拘りを感じた。
全体的な味としては突き抜けている感はそこまでないが、「次の料理はどんな感じだろう?」「次のペアリングは?」といったワクワク感が素晴らしかった。

小田原まで来る価値は大いにある店なのと、次回は寂れた商店街が気にならないディナーに再訪したいと思う。


<気になった点>
やはり店の雰囲気かな。
かつて二宮町に存在した、海が見える邸宅を改築したレストラン「マリークロード」的なロケーションなら最高だろうなあと思う。

  • メニュー

  • remi leroy シャンパン

  • サプライズな演出が楽しいサツマイモ

  • ポタージュ

  • 多分カボチャ?

  • マセラシオン・ド・ゲヴェルツトラミネール レ・ピュセル 2019

  • イワシ

  • 丹澤山(山廃純米酒)

  • メジマグロ 鯵 カマスのカルパッチョ

  • パン(ライ麦)

  • ドメーヌ・ド・サンピエール アルボワ・シャルドネ レ・ブリュレ 2015

  • 尾長鯛

  • 小田原地ビール

  • 相州牛のタルタルにウニとキャビアを乗せて

  • 二宮町の地鶏

  • 飛鳥山(純米本味醂)

  • 米のアイスと味噌を使った焼き菓子

  • 柿のデザート

  • ほうじ茶

  • お茶菓子

  • 店内から商店街を望む

  • 入口の外観

2021/12/08 更新

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