らっしーKさんが投稿した鮨 りんだ(東京/目黒)の口コミ詳細

食べ歩き日記

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鮨 りんだ不動前、目黒/寿司、日本料理

1

  • 昼の点数:4.7

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.7
      • |サービス 4.4
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/11 訪問

  • 昼の点数:4.7

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス4.4
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

楽しく美味しく、最高の2時間寿司ランチ!

東急目黒線・不動前駅から徒歩10分弱のところにある寿司の人気店で平日ランチ。
若い握り手さんたちですが、とっても美味しい!
勢いがあって楽しいし、すっかりファンになりました。

お店の設えはすごくオシャレで、全ての席から職人さんの所作が見える劇場型のカウンターが見事。
わずか8〜9席の贅沢な空間です。
元々は16席ほどあったところをリニューアルして席数をあえて減らしたそうで、広々ゆったりです。

この日は27歳の男駆(だんく)さんが握り手。
それにしても皆さん若い!
冗談を言い合いながらの和気あいあいと楽しい空間でありつつ、威勢があり締めるところは締め、ピリッとしたお寿司屋さんならではの空気感もあり好感が持てます。

◆ランチ 握りおまかせ(税込15,000円+サ10%)
 ●中とろ
 ●墨烏賊
 ◯春子鯛と五色そうめんのにゅうめん仕立て
 ◯下足串
 ●鰯
 ●鰤の炙り
 ●平目の漬け
 ◯焼き白子の茶碗蒸し
 ●北寄貝
 ◯鰹のタタキ 宇和島みかんと玉葱のソース
 ●喉黒の備長炭炙り
 ●赤身の漬け
 ◯出汁巻きのいくら乗せ
 ●馬糞雲丹
 ●車海老
 ◯粗汁
 ●小肌
 ●穴子
 ●とろたく巻
 ◯〆のみかんジュース

ランチは12時一斉スタート。
まず、2種類のガリが美味しすぎます。
新芽生姜と赤酢のガリですが、特に新芽は絶品。
ずっとポリポリ食べ続けられそうです。

挨拶がわりにいきなり上質な中とろから。
ネタは口の中でとろけるし、シャリは赤酢が好みの味わいで、人肌の温度でほろっとほどける絶妙な握り具合だし、いきなり虜になりました。
そこからはつまみも挟みつつ、絶品の寿司をたっぷり堪能させていただきました。

特に驚いたのが鰯。
サイズはそんなに大きくないそうですが、脂の乗りは今まで食べた鰯の中で最上級だったかもしれません。
とろっとろで口の中で溶けました。
他のお客さんも3人が追加注文でおかわりするほどで、とにかく素晴らしかったです!

鰤の炙り、平目の漬け、雲丹なんかもクオリティが非常に高く至福の逸品だったのですが、あと特徴的だったネタは、北寄貝、喉黒の備長炭炙り、車海老でしょうか。

北寄貝はとろんと柔らかく、手渡しされて写真を撮る暇もなくそのまま口に放りこみましたが、今まで食べてきた北寄貝とは別モノのよう。
喉黒はアツアツの備長炭をそのままジュッと身に押し付けて香ばしい薫りを付けていきます。

車海老は生きたまま紹興酒に漬けて、踊り焼きにしていただくのですが、(ちょっとかわいそうではありますが)このあたりも劇場型で盛り上がります。
火入れしますが生の食感もほど良く残っていて、ここまでブリンブリンに強い弾力の海老はなかなか食べられないし、火入れによって甘みも増して美味しかったです。

つまみ系も、タチ(鱈の白子)の乗った茶碗蒸しは隠し味に信州味噌が使われていて美味。
出汁巻きは中にシャリが入っていて、卵かけご飯のように卵をかけながら巻いていく難しい一品なのだそうで、そこにシーズン最後のいくらがたっぷり乗っていて映えます。

最初から最後まで、大満足でした!
すっかりファンになってしまい、あまり間を空けずに再訪したくなりました。
同じく百名店の「らんまる」、週末のジョギングコースで気になっていた「ブルペン」や「ダグアウト」といった系列店にも早く訪問してみたいです。

  • 中とろ(青森県三厩) 挨拶がわりの逸品。いきなり口も心も鷲掴みにされる、抜群の美味しさでした!

  • 鰯(千葉県銚子) この日一番衝撃だったネタがこちら。脂身が上質で、とろりと舌の上でとろけました。

  • 喉黒の備長炭炙り 備長炭を直接のどぐろに押し付けていくので、身も店内も香ばしい香りに包まれます。

  • 喉黒の備長炭炙り

  • 車海老 そそり立つ特徴的な見た目に仕上げられていて、目でも美味しい逸品。紹興酒漬けにして、さらに踊り焼きに。ただ、火入れは絶妙で生感もあり、弾力も強烈!

  • 馬糞雲丹 このコクと旨味は凄かったです!臭みなど一切ないし、ねっとりとろける舌触りも最高でした!

  • 墨烏賊(鹿児島) サクリとした歯切れの良い烏賊で、酢橘が良いアクセントになっていました。

  • 春子鯛(愛媛県)と五色そうめんのにゅうめん仕立て

  • 下足串

  • 鰤の炙り(北海道羅臼) 今年話題の北海道の鰤ですね。香ばしく、旨味も引き立っていたし、口に入れるととろけます。薄切り二枚重ねがニクい。

  • 平目の漬け これも歯応えと弾力が素晴らしく、そして熟成させているのか旨味も凝縮されていてとても美味しかったです!

  • 焼き白子の茶碗蒸し タチ(鱈の白子)が美味しい季節になってきましたね!このとろけるねっとり食感を引き立てていて、茶碗蒸しによく合います。隠し味の信州味噌がまた名脇役です。

  • 鰹のタタキ 宇和島みかんと玉葱のソース 〆のみかんジュースもそうですが、オーナーさんのご実家がみかん農園なのだそうで、そのみかんを使ったソースとのこと。炙りたての鰹はやっぱり美味しいです。

  • 赤身の漬け シンプルだけどやっぱり美味しい、王道の逸品。

  • 出汁巻きのいくら乗せ 作るのが難しいらしい、シャリを巻いた出汁巻き玉子。シーズン最後のいくらがたっぷり乗っています。

  • 小肌 終盤に口直し的な小肌を。口の中がサッパリして、まだまだ食べられそうです。

  • 穴子 まだ熱さを感じるほくほくほろほろの穴子。ほっこりする甘さでラストスパート。

  • とろたく巻 トロたっぷりで満足度の高い〆の巻物!

  • 〆はみかんジュース オーナーさんの実家で作っているジュースだそうで、確かにそのへんのみかんジュースとは違う!自然な甘みが凝縮された100%ジュース。

  • 店舗内観 どの席からも握り手さんの一挙手一投足を見て楽しめる劇場型カウンター。

  • 店舗入口

  • 店舗看板

2023/11/24 更新

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