190chiさんが投稿した柳生の庄(静岡/修善寺)の口コミ詳細

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柳生の庄修善寺、大仁、牧之郷/料理旅館、日本料理

14

  • 夜の点数:4.5

    • ¥60,000~¥79,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
14回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

露天風呂で整った後の極上朝食

この宿の朝食も素晴らしい
部屋食で、順々に運ばれる、手間暇かけた逸品揃い。
特に、春のこの季節、ウグイスはじめ、小鳥の囀りを聞きながらの極上のルームサービス
今時の日本では貴重な、癒しの時間を味わえる。

まずは、風呂上がりの梅干しとお茶
新聞片手に
池の鯉を眺めながら縁側でいただく。

続いて苺のラッシー

このあたりでテーブルに移って、
朝食の始まり。

いつも車で来たのが悔やまれる。
少しずつ出される、極上の摘みのオンパレード!
お酒なしにいただくのは拷問に近いが、
仕方がない。御飯と味噌汁をもらっていただこう。

◯明日葉 人参 胡麻和え
◯アメーラトマト めかぶ 酢の物
◯釜揚げしらすおろし

先ずはこの辺で、御飯とシジミの味噌汁とともにいただく。

続いてサーブされるのが
◯煮麺 
具は毎回違って、畳鰯や鰊の時もあるが、今回は油揚げと葱のシンプルなやつ。
出汁が美味しい!
◯煮物碗 高野豆腐、蛸柔らか煮 スナップエンドウ
◯茶碗蒸し 鶏 百合根 蒲鉾 柚子

そしてメインが
◯鯵の干物
毎度のことであるが、小骨まで綺麗に取り除いてあるので、ガブリっと、そのままいける。
そして、皮の美味しいこと!
パリパリっと、薄皮を噛む極上の歯応え、身はしっとり。
これは、自分で骨を外していては味わえない醍醐味!

山葵漬けとともに、いただくと
普段、白飯の朝食を食べ慣れない私も、
おかわりが進んで、軽く3杯いただける。

昔は、次の間の囲炉裏に味噌汁鍋が掛けられて、自由におかわりできたんだけど、
最近は、味噌汁おかわりは、中居さんに言って持ってきていただくシステムになったようだ。

甘味は
◯白玉善哉

そして、テーブルを片付けた後に

◯葡萄のシャーベット、

コーヒー、紅茶 ダージリンとアールグレイを選べます。

コース仕立ての、いかにも身体に良さげな逸品の数々。お酒があれば、立派なミニ懐石にもなる勢い。
いろいろと食べてきましたが、
これだけゆっくりと充実した、朝食はなかなかありません。
日本、いや世界でも有数でしょう。

さて、これだけの朝食を、より美味しくいただくためには、体調のマネジメント、整えが必要です。

朝食は9時にお願いし、
朝、6時前には起き出して、散歩に出かけます。

長年通ってるんで、修善寺周辺は歩き尽くした感がありますが、
今回は、新緑の季節到来とあって、森林浴を楽しめる公園コースにしましょう。

旅館の裏手の山は、修善寺梅林と言われる公園で、
2月が盛り。既に散ってしまったが、ここを超えると
修善寺自然公園もみじ林。
秋から初冬の紅葉シーズンが盛りであるが、今は、
新緑のもみじが目に眩しい。
遅咲きのさくらのコントラストがなかなかだ。
奥まったところに富士見台があり、雄大な姿が拝める。

8時ちょっと前に帰館、
玄関前の廊下に脱ぎ捨てた草履が、ちゃんと向きを変えて揃えられてます。

敢えて、朝食を9時にしたのには、深ーい訳が。
朝食を8時にはとり始める方が多いため、
この時間なら、大露天風呂を、貸切状態で使えます。

男性は、朝は つうの湯
リニューアルで、内風呂のスノコと、大理石の湯船の囲が新しい桧に替わりました。

露天風呂には、ツツジが咲き、これまた、もみじの新緑が眩しい。
夕刻とは違う、朝の清々しい光を浴びて、
ゆったりと、整えます。

その後、部屋に戻り、
部屋の露天風呂につかり、桧風呂を水風呂にして、
整えのルーティンを繰り返します。
部屋風呂のシャンプー類は 玉の肌03シリーズ。
ヒノキ香り付けをして、締めましょう。

さすがに、これだけ入念にやれば、整いますよ。

こうして、迎える、極上の朝食!
最高でーす!

  • 月影の間の露天風呂

  • 先ずは、縁側で 梅干しとお茶

  • 苺ラッシー

  • 明日葉 人参 胡麻和え

  • アメーラトマト めかぶ酢の物

  • 釜揚げしらすオロシ

  • 香の物

  • 白飯

  • シジミの味噌汁

  • 煮麺 

  • 煮物碗

  • 高野豆腐 蛸柔らか煮 スナップエンドウ

  • 茶碗蒸し

  • 百合根 鶏 蒲鉾 柚子 の茶碗蒸し

  • 鯵の干物 薄皮パリパリです。

  • 小骨まで、全部とってあります。 このままいただけます。

  • 白玉善哉

  • 葡萄のシャーベット これは作り置いてますね。 残念ながらちょっと硬いです。

  • 庭の池の鯉 いつも餌やりするのですが、4月はまだ早いようで、餌は置いてありませんでした。プライベート餌やり解禁は5月からみたいですね。

  • 朝は、縁側が明るいです。 ウグイスや小鳥の囀りがBGMです。

  • 散歩に行く時、脱ぎっぱなしにした草履

  • 帰ってくると、揃えられております。

  • 玄関の飾り付け

  • 朝早くは玄関に誰も居ませんが、ちゃんと見守ってくれてます。

  • 修善寺自然公園 もみじの新緑が眩しいです。紅葉の時期は最高でしょうね。

  • 桜と新緑もみじのコントラスト

  • 富士見台からの雄大な姿

  • 散歩途中の桜

  • つうの湯 桧が新しくなりました。

  • 露天風呂 ツツジが咲いております。

  • 雨の時用の傘

  • 脱衣所から露天風呂方面の眺め

  • 月影の間の風呂

  • 部屋風呂のシャンプー類は 玉の肌003シリーズ ヒノキの香

  • 朝食メニュー

2024/04/21 更新

13回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

今時貴重な、本物志向の日本旅館

全15室、本物感、お風呂の充実、料理、ノンストレスなおもてなし、どれも高いレベルでバランスとれていて、定期的な心の洗濯に利用させていただいてます。

全盛期に比べ、ワッと驚く料理演出や、中居さんの燻銀のおもてなし等は、スケールが小さくなりましたが、それでも外資系のホテルなんぞよりは、数倍心地良いレベルを維持しております。
季節毎の玄関の飾り付け、花、掛け軸等々
女将のセンスに敬服です。
このご時世、調理人や中居さんの確保が難しい中、
頑張っていただきたいと思っております。

いつもながら、バレットパーキングや部屋へのご案内はスムーズそのもの。
テーブルの設方、食事時間、飲み物等、癖を全て把握していただいております。
最近流行りの食事一斉スタートなんぞとは無縁!
わがままが効くのがいいですね。
人が代わり、たまに馴染みの中居さんとの引き継で、
チグハグさがみらますが、まー、許容範囲です。

竹林や紅葉に囲まれた、素晴らしい大露天風呂が2種、部屋風呂も充実。
部屋数が少ないことも相まって、ほとんど、人に出会わず、長居すれば、大風呂といえども高い確率で貸切状態を味わえます。

料理は出汁をしっかりとった、オーソドックスな懐石料理。

今回は、◯新玉ねぎの摺流しが一押し
素材そのものの甘味、旨味、出汁、ミョウバンとは無縁の雲丹と相まって、奥深い味わい。

◯天城天魚の塩焼きもグー
今は普通の出し方だが、全盛期には、天魚が3つ、青竹を割って作った、長くて大きな器を番頭さん2人がかりで抱えて、テーブルにセットするという、驚きの演出があったのを、懐かしく思い出しながら、いただきました。

冒険はありませんが、手間暇かかり、味に間違いがありません。美味しいです。
竹林の露天風呂に浸かり、部屋風呂にハシゴし、
風呂上がりの梅酒をいただく。
ウグイスの囀りをBGMに
十二分に整って味わう、シャンパン、日本酒、
究極のルームサービス!
最高に癒されます。
詳しくは写真にて。

毎年、年明けの柚子釜のシーズンに一樹の間行くところを、今年1月は工事休館の為断念、手直しが行われて、お部屋や、風呂の設が若干変わり、以来、4月になってやってまいりました。
このシーズンの定番のお部屋は、池に縁側がせり出した月影の間です。

元々の造りが本格派故、手直しも大変ですねー。
全面、木枠のガラス戸が新しくなりました。
明るく感じるし、建て付けもドッシリ。
当然、鍵はネジ式、この辺がサッシと違う趣きがあります。
以前はスリッパが必要だった縁側は、くれ縁、池にせり出した濡れ縁ともに、床が、スプーンカットされた無垢の一枚板に。明るく、素足に心地良いリラックススペースに生まれ変わりました。
クローゼット、冷蔵庫の位置が変わり、ソファが新設されたため、縁側を通り抜けられない造りになりました。朝の散歩の時に、冷蔵庫から飲み物を取り出すのに、寝室を横切らねばならなくなりましたが、まーこれはこれで、仕方ないですねー。

本物であり続けることの大変さ、貴重さ、
今時の日本旅館存続のSDGSを肌で感じられます。

日本人の癒し、ここに極む。
そんな気分を味わえる、
今時、数少なくなった本格日本旅館です。

  • 露払 稚鮎唐揚げ 桜鯛真子旨煮 車海老黄身寿司 鶏松風  筍蕗の薹味噌 新玉ねぎの摺流し

  • 新玉ねぎの摺流し 塩水雲丹 フレンチパセリ

  • 玄関の飾り付け

  • 池、庭に面した 月影の間

  • 縁側の床が新しくなりました。

  • 素足に心地良い、無垢一枚板のスプーンカット

  • 池に面した濡れ縁

  • 木枠のガラス戸も新しく

  • ネジ式鍵 趣きがあります。

  • お部屋に案内されると、先ずは抹茶と和菓子

  • 浴衣は、当然2枚 パジャマも別です。

  • 大風呂へのアプローチ

  • 武蔵の湯 内風呂 

  • 竹林と紅葉に囲まれた 露天風呂

  • 空を見上げるとこんな感じ

  • 風呂上がりの梅酒のルームサービス

  • 池に面した、濡れ縁にねっ転がって、涼みます。

  • 濡れ縁から、空を見上げるとこんな感じ

  • 濡れ縁から池を望む

  • いつもの ルイ ロデレール と 開運

  • 初献 忠正

  • 胡麻豆腐 蟹 海ぶどう 花びらに見立てた百合根

  • 露払

  • 新玉ねぎの摺流し 塩水雲丹 フレンチパセリ

  • 羮 アイナメ葛叩き

  • 造里 鮪 クエ 青柳

  • 強肴

  • 黒毛和牛フィレステーキ

  • 焼物 天魚塩焼き

  • 酢物 釜揚げ蛍烏賊

  • 御飯 浅利深川飯

  • 彩物 クラウンメロン デコポン

  • 甘味 抹茶水羊羹

2024/04/19 更新

12回目

2023/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

いつまでもあり続けていただきたい日本の宝

やはりこの宿のチェックインは心地良い。
バレットはバレットでも外資では味わえない旅館ならではの趣きを味わえる。
玄関前に車を着けて降り立つ。番頭さんがサッと寄ってきて、お疲れ様でしたー。名前を告げずとも、荷物をトランクから取り出し、そのまま車を預け、お部屋に直行。
このシーズンは、鯉の餌やりのできる月影の間
程なく、おしぼり、抹茶と菓子が運ばれて、一息ついてお風呂へ、
何も言わない、何も聞かない、
陰膳の設、夕飯のお時間、好みの飲み物等、全て察してくれて、何もかもが、スムーズ。
いつもながらのノンストレス

大浴場の設も本物志向
長い回廊を通ってのアプローチ、全面のガラス越しに見える
庭の手入れも行き届き、隙の無い造りをしている。

武蔵の湯 つうの湯
夕、朝の男女入れ替え制
どちらも、内湯と竹林の中の露天風呂を備えている。

特に武蔵の湯は趣きがあり、なかなかこれに類する、侘び寂びの世界観には巡り会えない。

露天には、寄りかかるにしても、寝っ転がって天を仰ぐのにも、おあつらえ向きの丁度良い角度の岩が配されいる。
小鳥の囀り、虫の声に浸りながら
竹林と紅葉に囲まれ、木漏れ日の中、秋空を臨む
なんとも心地良い、贅沢な時間を過ごせる。
入ったり出たり、寝転がったりとローテーションをこなすと
1時間半程過ごしてしまった。
そろそろ部屋に帰らないとない。

シャンプー類は大浴場がミキモトコスメ、部屋風呂が玉の肌
003シリーズ

風呂の締めに、部屋風呂の露天に浸かり、玉の肌で檜の香りづけをして、夕食に臨むことにしよう。

風呂上がりは、お部屋に梅酒が運ばれる。
以前は、大浴場の休憩スペースに、柚子風味の蜂蜜ドリンクが用意されていたが、コロナ後は、梅酒か柚子ドリンクを選んで、お部屋にもってきてもらうシステムに変わった。

さーて、夕食は19時
飲み物は●ローランペリエと●開運
いつもどおりセットされる。

メニューは

初献 食前酒 忠正

坐附 萩胡麻豆腐

露払 銀杏、蟹、とんぶり入り 魚素麺
   菊菜と菊花のお浸し
   柿玉子
   石川小芋のきぬかつぎ
   子持ち鮎の甘露煮
   すっぽんの煮凝り
   月見団子麩

羮  松茸土瓶蒸し 鱧 車海老 鶏 銀杏 三つ葉

造里 本鮪 鯛 烏賊

中皿 黒毛和牛ヒレステーキ
   修善寺椎茸 ズッキーニ しし唐
   大根下ろし 山葵 戸田塩 柚子割醤油

蒸物 南瓜饅頭 海老 蓮根 菊花あん

焼物 甘鯛若狭焼き 茄子田楽 金時生姜

留椀 赤出し 滑子 生海苔 粉山椒

御飯 栗ご飯

香物 胡瓜糠漬け 長芋土佐酢漬け 牛蒡味噌漬け

彩物 ミカン 梨 シャインマスカット

甘味 わらび餅


胡麻豆腐、魚素麺、お浸し 等々 どれもしっかりと出汁が効いて、旨み、塩味、酸味の塩梅が素晴らしい。
驚きは無い物の、どれも間違いの無い味である、

この季節は土瓶蒸しが楽しみであるが、出汁が素晴らしい。松茸の量が多かった割には、香りがイマイチだったかな?
やはり、昨今の猛暑が影響してるのであろう。

メインのステーキは、以前は 温石と言って、焼いた石が持ち込まれ、その場で焼いていただく醍醐味が売り物であったが、どこもコロナ後、人手が厳しいのであろう。
この頃は、ごく普通の出し方に変更された。
温石が特別好きな訳では無かったものの、無くなると寂しいものである。

働き方改革、効率性が求められる昨今、やはり、人手の掛かる、日本旅館的サービスは、岐路に立たされている。

とは言う物の、この宿は、必死に頑張っているのが分かる。
現時点でも、世界でも有数の志ある宿であろう。

私が好む宿は、ことごとく無くなっていく今日、
この宿は、いつまでも、あり続けていただきたい、日本の宝

通い続けまーす。

  • 玄関を入ると季節の飾りもの

  • 堀文子作  群雀 むらすずめ

  • 月影の間 最近はテーブルと椅子に変わりました。

  • チェックインご直ぐ出される 菓子 と 抹茶

  • 浴衣は当然 2着

  • 大浴場へのアプローチ 全面ガラス越しの庭 

  • 大浴場への長い回廊 庭の手入れも行き届いてます。

  • 武蔵の湯 内湯

  • 武蔵の湯 露天風呂

  • 寝そべれば、竹林と紅葉に囲まれ、鳥の囀りに浸る

  • 寄りかかるのに、丁度よい角度、塩梅の岩

  • 風呂上がりの梅酒 部屋に持ってきてもらいます。

  • 夕食 先ずは 食前酒 忠正

  • この季節の箸置き 菊花が浮かび趣き深い

  • いつものローランペリエと開運

  • 萩胡麻豆腐

  • 出汁効いてます。

  • 露払 ガラスが魚素麺 時計回りにスッポンの煮凝り、菊のお浸し、月見団子麩、柿玉子、石川小芋のきねかつぎ、子持ち鮎甘露煮

  • 魚素麺 蟹ととんぶり

  • 土瓶蒸し

  • 松茸 たくさん入ってます。 香りはイマイチかな?

  • お造り

  • 黒毛和牛ヒレステーキ

  • 南瓜饅頭 菊花 これも出汁効いてます。

  • 甘鯛若狭焼き

  • 栗ご飯

  • 香の物

  • 赤出し

  • デザート

  • わらび餅

  • 最後は残しておいたシャンパンで締めましょう。

  • 部屋からの竹林の眺め

  • 朝、散歩にでるだめ、草履を脱いでおくと?

  • 帰りは、このように揃えてあります。

  • 朝、散歩に出る時の玄関 誰にも会わないけど、ちゃんと見てくれてます。

  • 宿の裏の梅林公園を越えて、修善寺自然公園もみじ林の展望台に来ました。 今日はちょっと曇りぎみ、残念!

  • つうの湯 

  • 朝のつうの湯 露天風呂

  • 部屋風呂のシャンプー類 玉の肌003シリーズ 檜の香り

  • 部屋の露天風呂

  • 部屋の檜風呂に水を張って、水風呂で締めましょう。

  • 月影の間の特権 プライベート餌やり

  • 月影の間 縁側 鯉の餌

2023/10/04 更新

11回目

2023/02 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

本物志向の、今時貴重な宿

2月は柚子釜の季節です。
このシーズンばかりは、鯉は冬眠して動きが悪く、池に面した全面ガラス貼りが寒々しく感じるので、月影の間ではなく、2階で、暖かく広々として、露天風呂の充実した一樹の間にしております。

この旅館は 建物の造り、料理、おもてなし、露天風呂、
全てにおいて本物を味わえる貴重な宿として、長年通わせていただいております。
部屋食で、本格的な侘び寂び料理を味わえる宿、なかなか見当たりませんよ。

そんな中にも、定点観測をしていると、時代の流れを感じます。
特に、コロナの影響で、中居さんをはじめ、スタッフの確保が大変なようで、人手のかかる、パフォーマンスや、おもてなしに変化が見られました。

風呂上がり、夕食前に出されていた、梅酒も、最近出されなくなりましたね。
まー、シャンパン頼むから食事のときには、敢えていらないんですけど、食事の1時間前あたりの風呂上がりで、くつろいでる時に、梅酒が飲みたかったなー。
頼めば、持って来てくれると思うけど、頼まなければもってきてくれなくなったのは残念でした。

また、柚子釜の醍醐味は、火鉢にのった柚子を、中居さんが丁寧に仕上げてくれて、熱々を頂けることにあったんだよねー。

そんな気配りのできる中居さんの確保と、調理場の炭の処理の手間が大変なのかな?
今回は、火鉢でなく、大きめの椀に入ってだされました。
やはり、美味しいんだけど、一味足りなくなりますよねー。

全国的に人手不足!
このへんが我慢のしどころかな?

料理は、前調理長時代の野趣に富んだものから、小さくまとまった感じになりましたが、出汁はきっちりとって、手間暇はかかっていて、基本的な美味しさに変わりはありません。
侘び寂びを感じる料理の数々、充分に美味しいです。

また、朝食は、小骨までとってある焼魚。気配りが特徴です。このところ何度かえぼ鯛や鮭が出されて、?な感じでしたが、今回はいつもの鯵でグーでした。

前の調理長出した店 耕心庵次五ゑむ って店にも行ってみたい気もするけど、泊まるところが無いんですよねー。
総合力で柳生の庄には敵いそうに無い。

全盛期を知ってるだけに、ちょっと物足りなさを感じる今日この頃ですが、ベテランの中居さんの気配りは素晴らしいし、今のところ、この宿を超えるところは、なかなか見つかりません。
この業界の事情が、痛いほどわかるだけに
敢えて文句を言うのは控えましょう。

今の日本において絶滅危惧種的本物志向を感じる貴重な宿!
立派な宿です!
いつまでも変わらないでいて欲しい。
これからも通い続けまーす!

ご馳走様でした。


  • 柚子釜 火鉢じゃ無くて残念!

  • 大きめの椀なんで、美味しい。けど、熱々ではないです。

  • 節分セット

  • 胡麻豆腐 出汁効いてます。

  • 本鮪 青柳 クエ

  • 和牛ヒレステーキ

  • 銀鱈西京焼き

  • 嵯峨 筍  白魚唐揚げ 鶏餡

  • 朝食 最高です。

  • 苺ラッシー

  • 牡蠣の有馬煮 いつもは牛有馬煮なんですが、今日は牡蠣 美味しい。 牛の有馬煮は、ここを真似して我が家の定番。 牡蠣もパクることにしました。

  • いつも鰊は煮麺で出てくるんですが、今日は煮物です。

  • 芹 茸の御浸し

  • 伊豆なのり 削りブシ

  • 茶碗蒸し

  • 畳鰯 煮麺

  • 白菜なます

  • 鯵 小骨を全てとってます。

  • 渡り蟹味噌汁

  • 玄関 節分バージョン

  • 節分 鬼 と 福

  • 一樹の間

  • 一樹の間

  • 部屋内風呂

  • 部屋 露天風呂

  • うさぎ

  • 近隣の梅林公園からの富士山

2023/02/16 更新

10回目

2022/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

土瓶蒸し食べに来ました! 温泉、本格数寄屋造り、良く気がつく中居さん。癒されますねー!

前回は8月末、秋のメニューにはちと早すぎた。
10月、土瓶蒸しがどうしても食べたい!
という家族のリクエストに応えやってまいりました。

急な予約で、いつもの月影の間がとれず、九重の間に。
ダメ元で、キャンセル待ち入れておりましたら、やってみるものですねー。2週間前にキャンセルが出て、今回も目出たく、月影ゲットできました。

10月のメニューは、
坐附 胡麻豆腐 蟹 トンブリ ずいき添え
露払 焼き芋摺流し いくら醤油漬け 秋刀魚棒鮨
   伊豆鹿ロースト 銀杏 栗渋皮煮
羮  土瓶蒸し 松茸 鱧 丸鷄
造里 クエ 本鮪 烏賊
蒸物 蓮根 フォアグラ 白髪葱 甘酢餡
焼物 本かます幽庵焼き 修善寺椎茸
炊物 和牛治部煮仕立て
   海老原芋 すだれ麩 焼葱 人参 菊菜
留椀 赤出し
御飯 椎茸御飯 打葱
香物 蕪糠漬 甘藍一夜漬 山海月味噌
彩物 梨 シャインマスカット
甘味 抹茶ババロア 小倉餡

飲み物はいつも決まっております。
ローランペリエと、開運ひや詰め純米 でいきましょう。
ベテランの中居さんは、天邪鬼一家の好みを的確に覚えてますねー。
日本酒用にお猪口の他に、ワイングラスもちゃんと用意されてます。

胡麻豆腐はもちろんだけど、
今回は焼き芋の摺流しが印象的だったな!
いつもながら出汁がいい塩梅に効いてて、
丸十というサツマイモのチップスが絶妙のアクセントでした。
秋刀魚の棒鮨も、前菜のタイミングで、チョコっとシャリを摘みたい呑兵衛の気持ち良ーく分かってもらってるって感じ!
伊豆鹿のローストも、ほんの2片だから摘みになりますねー。
シャンパンと日本酒を交互に、杯が進みます。

さーて、お待ちかねの土瓶蒸し!
熱々です!
土瓶より、澄し汁を注いで、スダチ垂らして、チビリチビリ、松茸が馨る、鱧が奥行きを出す。
お酒もチビリチビリ、暫し陶然ですなー。
最後の一滴まで舐めて、
土瓶の中身を漁りましょう。
松茸、鱧、丸鷄
残り香を楽しみながらいただきます。
あー、生きてて良かったー!

この後もいろいろと良い塩梅の品々が続き、食事と温泉、
本格派の数寄屋造りに、良く気がつくベテランの中居さん。
いやー、癒されましたよー。
いつもながらの究極のルームサービス!
最近、少なくなりましたねー。

何回来ても、また、来たくなっちゃうんだよねー。
1月も柚子釜食べたくなって、
予約しちゃいました。

ご馳走様でしたー!

  • 松茸 鱧 丸鷄 の土瓶蒸し

  • 前菜 秋刀魚棒鮨 伊豆鹿のロースト 栗渋皮煮 イクラ醤油漬け

  • お造り 本鮪 クエ 烏賊

  • フォアグラ 蓮根餅包

  • 本カマス幽庵焼き 修善寺椎茸

  • 和牛の治部煮仕立て

  • 玄関

  • 夕方の男性用はむさしの湯 夕食まで露天風呂でゆっくりと寛ぎましょう。コロナ禍だからか、2時間近くいても、2組み程しか人と会いません。

  • むさしの湯 右手奥が多少温度が高いゾーンです。

  • 露天風呂脇、タオルを枕に、寝っ転がるのに丁度いい岩見つけました。 傍らのせせらぎで、時々火照った身体を冷やします。

  • 寝っ転がっると、こんな眺めです。

  • 風呂上がりの梅酒

  • 夜の部屋からの眺め

  • ローランペリエ

  • 開運 ひや詰め純米

  • 食前酒 忠正

  • 胡麻豆腐 蟹 トンブリ ずいき

  • 前菜 秋刀魚棒鮨 栗渋皮煮 伊豆鹿ロースト

  • イクラ醤油漬け

  • サツマイモの摺流し

  • サツマイモの摺流し 丸十チップス

  • 土瓶蒸し 熱々です。

  • スダチを絞って

  • チビリチビリといきましょう

  • 松茸 鱧 丸鷄

  • お造り 土佐醤油

  • フォアグラ 蓮根団子

  • 本カマス幽庵焼き 修善寺椎茸

  • 和牛治部煮仕立て

  • 茸御飯

  • 朝は 男性用はつうの湯

  • こちらも寝っ転がるのに丁度いい岩 朝食を9時にしてるので、8時に入ると、貸切状態です。

  • 寝っ転がった眺め

  • 部屋の露天風呂

  • 部屋風呂を水風呂状態にして、朝食前に締めます。

  • 部屋の前の池の鯉 プライベート餌やりができます。チビも2ヶ月で多少大きくなりました。

2022/10/19 更新

9回目

2022/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

朝食もわざわざ食べに行きたくなりますねー。極上です。

5月、鯉の餌やりと、小鳥の囀り聴きたさに、いつもの月影の間を予約試みるも、大河ドラマの影響か?ほぼ満室で断念! やっととれた休日なんで、この時は都心のホテルで我慢しましたが、7月、第七波だし、今度は予約とれるかな?と8月末の予約を敢行するも、またも月影の間には先約有り。ここで断念するのも何だからと、とりあえずは久々に隣の明月の間で我慢して、月影にはキャンセル待ち希望を入れておりました。
宿泊日の直前、いつものように予約確認の電話がかかってまいりましたが、なんとキャンセル待ち叶って、月影の間OKとのこと。やってみるもんですねー。ラッキー!

この部屋は、5月の新緑の頃は小鳥の囀りが絶好調!夏は蝉時雨。竹林に囲まれた池に面していて、暖かいシーズンは童心にかえって鯉と戯れる。癒しの時間を過ごせるんだよねー。
今回は、いつもの大きな鯉に加えて、おチビちゃんが何匹かみえます。
おチビちゃん頑張れ!とばかりに、餌を投げますが、鯉の世界も競争社会? 大きなやつが寄ってきて、弾かれて、なかなか餌にありつけません。
なんとか食べさせてやろうと、周りに大きいのがいない、空間を狙って、根気強くやり続けちゃいました。
いやー、家族とともに、貴重な癒しの時間ですねー。

中居さんに聞くと、間も無く、鷺がやってきて、おチビちゃんを食べてしまうらしい。
冬までには大きいのしか残れないらしいんだな?
そういえば、8月に訪れるの初めてだったから、おチビちゃんに会えたのかな?
早く大きくなって、鷺から逃れてくださーい。

さーて、この池を眺めながらの極上の朝食です。

朝は、近くを2時間ばかり散策して、露天風呂、部屋の露天風呂と、スッキリしながら9時からと決めております。

中居さんがテーブルの設えをする間、池に面した窓辺のラウンジテーブルで、水の流れと蝉時雨に耳を傾けながら新聞でも目を通しましょうか。
この時に、お茶、梅干し、そして生ジュースが出されてます。気持ちいーいスタートです。

設えが整ってテーブルにつくと、本日のメニューは

胡瓜、椎茸、金目鯛、茗荷の冷汁
錦糸玉子の乗った竹筒素麺
飛龍頭含ませ煮
海老、百合根、銀杏、柚子の茶碗蒸し
焼き鱧、胡瓜の酢の物
牛肉有馬煮
えぼ鯛干物焼き
香の物 金山寺味噌
シジミの味噌汁
冷やしぜんざい
シャーベット

これまた、どれも出汁をしっかりとった身体に良さそうな逸品ばかり。

冷汁や牛肉有馬煮は、これを真似して我が家の定番料理になってます。
金山寺味噌は、帰りに 伊豆のへそ で買って帰るし、
ここの朝食真似すると、食卓が豊かになりますよねー。

真似できないのは、焼魚かな?
いつもは鯵の干物だけど、今日はえぼ鯛。
小骨ぜーんぶとってあって、いつもノンストレスなんだよねー。

ここの朝食も、わざわざ食べに行く甲斐がありますよー。

ご馳走様でしたー!

  • 竹筒素麺

  • 本日の天気

  • お茶と梅干し

  • 生ジュース

  • 池を眺めながらいただきましょう。

  • 竹筒素麺

  • 焼き鱧 胡瓜 酢の物

  • 胡瓜、椎茸、金目鯛.茗荷の冷汁

  • 飛龍頭含め煮

  • 海老、百合根、銀杏、柚子の茶碗蒸し

  • えぼ鯛干物焼き 小骨までぜーんぶとってあります。

  • シジミの味噌汁

  • 香の物 金山寺味噌

  • 冷やしぜんざい

  • シャーベット

  • ダージリン

  • 池の上に作られた縁側

  • 縁側に寝そべるとこんな感じです。

  • 鯉の餌やり

  • おチビチャンもいます。

  • 部屋の内風呂 水風呂にしちゃいました。

  • 部屋の露天風呂

  • 争ってます。

  • 鯉の餌

2022/09/04 更新

8回目

2022/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

美味しいものいただきに、わざわざ訪れたい

美味しいものをいただきに、わざわざ訪れたい。
プライベートな部屋食で、小鳥の囀りや、虫の音をBGMに、浴衣のまま、温泉にも浸かれて。

こんなわがままが許される数少ない宿の一つです。

初めの何回かは、せっかく伊豆に出かけてるなら、海を見なきゃと、西伊豆や、東伊豆の海岸線をドライブがてらに、通っておりましたが、今は、新東名、沼津長泉インターから、伊豆縦貫道を一直線、この宿で過ごす時間を出来るだけ長く味わうことのみを目指します。

以前は修禅寺近辺の駐車場に停めて、お参りしてからチェックインしておりましたが、最近は宿に直接向かって、荷物を預けて、散策がてらのお参りに切り替えております。

今回も、車を付けるなり、番頭さんが飛んできて、荷物をピックアップ、いつもながらバレットもスムーズですね。

修禅寺辺りを散策してからチェックインする旨をつげます。

空模様がちょっと怪しそう。傘は車の中なんで、傘を借りようと思っていると、こちらから言い出す前に、宿のイメージにピッタリ!風情のある傘をサッと差し出していただきました。このへんの気配りが心地良いんだなー。

さーて、散策からもどり、部屋に案内され、水羊羹と抹茶をいただき、お風呂に行きますかー。

大浴場は2つ、男女入れ替え制で、男性は 夕方は むさしの湯、朝が つうの湯 となっております。シャンプーリンスは大浴場がミキモトコスメ、部屋風呂が 玉の肌の003シリーズです。

前は、他の人と出会うことが多かったんですけど、コロナ禍なんで、ほぼ貸切状態 1時間半程過ごす中で出会ったのは2組ぐらいだったかなー。

いつもながら、露天風呂の岩の角度が絶妙なんですよねー。
寄りかかりながら、天を仰ぐ。竹林と紅葉の合間からもれる空と、蝉や小鳥の囀りに癒されるますなー。

空いてることをいいことに、寝そべるのに丁度良い、岩を見つけましたよ。
風呂に浸かっては、寝そべり、傍らを流れる、せせらぎで、熱をにがして。こんなルーティンを繰り返して、極上の時間を過ごさせていただきました。

これで、夕食への備え、腹具合、コンディションはバッチリですねー。

さーて、お目当ての夕食でーす。

お酒はいつもの ローランペリエ と 開運

ここのメニューは先付けとか前菜とかの表現が、坐附とか露拂とか表記されて独特なんですよねー。

坐附 胡麻豆腐 蟹 はす芋
露払 焼き茄子の摺流し
   鱧唐揚げ トコブシ旨煮 鷄松風 車海老 
   焼きトウモロコシ
羮  由比桜海老真薯
造里 本鮪 クエ 赤烏賊
油物 牛ヒレカツ
箸休 アメーラトマト煮
焼物 活鮎塩焼き
留椀 赤出し
御飯 蛸飯
香物 水茄子 セロリ 牛蒡
彩物 桃 メロン ゼリー寄せ

どれも、出汁がしっかり決まって、丁寧に作ってあります。
これだけの凝ったコース料理を
お部屋で、浴衣で味わえる!
スッピンのまま、この質の高い料理が味わえると、家族にも大好評!
ホテルでやろうと思っても、なかなかこういうわけにはいきませんよねー。
究極のルームサービスですねー。

水の流れと虫の音に癒されるながら
まったりと過ぎていく極上の時間でーす。

寝るのが惜しいけど、いつも、酔っ払ってバタンキューなんですよねー。

明日の朝食に期待しながら、おねむとしましょう。

ご馳走様でしたー。


  • 柳生の庄らしい傘です。

  • 朝の入り口 

  • 月影の間の縁側

  • 部屋の内風呂

  • 部屋の露天風呂

  • チェックイン後、直ぐに出されれ、菓子と抹茶 

  • 水羊羹

  • 引き戸も鍵も、なーんちゃってじゃありません。本物指向

  • 部屋の入り口の鍵 古典的オートロックです。

  • むさしの湯

  • つうの湯

  • タオルは全てビニールに入ってます。コロナ対策

  • 露天風呂の 雨の時用 傘です。

  • むさしの湯 露天風呂

  • 岩の角度が、なんとも言えません。絶妙です。

  • むさしの湯の露天風呂には、熱めのスペースがあります。

  • 竹林と紅葉にかこまれた露天風呂

  • 内風呂

  • 大浴場のアメニティは ミキモトコスメ

  • 部屋風呂は 玉の肌 003シリーズ

  • 夕食の設 中居さんがクロスを敷いてくれます。

  • ローランペリエ

  • 開運

  • 胡麻豆腐 蟹 

  • 茄子の摺流し

  • 雲丹が入ってます。

  • 鱧 トコブシ 鷄松風 車海老 焼きトウモロコシ

  • 桜海老真薯

  • 本鮪 赤烏賊 クエ

  • 牛ヒレカツ

  • アメーラトマト煮

  • 蛸飯 枝豆

  • 桃 メロンのゼリー寄せ

  • 夜の池

2022/09/04 更新

7回目

2022/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

いつも満足!ノンストレスな貴重な宿!

車を着けるなり、若い番頭さんが飛んできて、トランクから荷物を取り出し、中居さんの先導で、そのまま、お部屋に直行!
ラウンジに留置かれることもなく、実にスムーズ!
程なく、お部屋に香が焚かれ、茶菓が供される。この時に、夕食の時間を告げる。もちろんこちらの希望どおり。
後は、お風呂でゆっくりと夕食までのコンディションを整え
ます。
このノンストレスなチェックインをベンチマークにしちゃうと、なかなか他行けませんねー。
まー、値段にもよるけど、同じぐらいのところも、どこか欠けてる場合が多いんだよねー。

今回は、冬の定番 一樹 の部屋です。
部屋の檜風呂の外に、半露天風呂が広くとってあり、コロナ禍では私の家族は部屋から一歩も出なくとも満足なんだそうです。
私は、大浴場派ですけどね。
武蔵の湯、つうの湯 どちらも竹林の中の露天風呂を満喫いたします。
コロナのたしなみとして、部屋に個人のタオルセットが用意されてますが、大浴場にもビニールに包まれたタオルが、大量に用意されてますので、煩わしさはありません。
部屋数が少ない故、人と会ってもいつも2、3人ぐらいかな?内、外共、広さがあるので、十分な距離が保たれます。
どこまでもノンストレスなのがいいですねー。
コロナ禍で露天風呂の東屋でのお水サーバーと、湯上がり処の柚子ハチミツが休止してるのが残念ですけど。

この露天風呂は、大パノラマとは対極にある竹林に囲まれた静寂感。季節柄、小鳥の囀りは聞こえませんが、葉の落ちた竹林をそよがす風、隙間から覗く、青空、雲が茜色に染まっていく様をのんびり眺めてるのも、風流ですなー。
また、露天風呂を囲む岩の角度が絶妙なんですよねー。
もたれかかって、見上げるのにバッチグーです。
何も考えずデトックス! 命の洗濯です!

さーて、十分にお腹を減らしたところで、メインイベントの夕食です。
料理を味わいたくて、ここまで来てるんですよねー。
私の拙い経験上では、リゾート地にて、お部屋で、ノンストレスで、美味しいものをいただくのは至難の業!
ここは数少ない、私の理想の地です。
東京で美味しい懐石料理をいただくコスト感覚で、温泉と宿着が付いてるって感じかな?
命の洗濯には、断然こちらが向いてますよねー。

其々写真に記しますが、どれも丁寧にで、美味しいです。
2年程前に料理長が代わり、達筆な手書きメニューにはお目にかかれなったり、多少、野趣に富んだ感が、小ぶりになりましたが、どおしてどおして、未だ、競争力はありますねー。

今日の一番は柚子釜だったなー。
この季節はいつも、これを楽しみに来るんですよー。
通常のメニューからは外されちゃってるみたいだけど、
予約時にリクエストすれば、大ぶりの柚子が手に入るかぎり、対応していただけます。

今回は、中居さんの職人芸を見せていただきました。
炭火にかけた柚子を回しながら、ちょっとずつ角度を変え、焦げて苦味が出ないように、寸止めの火の通し!
タイミング良く、サッと皿に移し、頂きます。
柚子の香りが満ち溢れ、白子、牡蠣、ナメコ、三つ葉が白味噌仕立てで、柚子と渾然一体となって、たまりませんはー!
今までで一番の柚子釜だったなー。

朝食も楽しみです。
2時間程、ウォーキングして、朝風呂入っていただくのが、また、格別なんですよねー。
これまた、どれも丁寧なんだけど、
小骨まで丁寧に抜いてある、鯵の干物はなかなか他では味わえませんよー。
箸を使って身をほぐす事無く、丸のままガブリっといける鯵は快感です。
詳しくは写真見ていただくと分かりますが、朝食も、盛りだくさん、充実しております。

この後は、当然、昼食は抜きでいけますよ。
軽く、お茶をいただき、晩酌へ突入できまーす。

てなわけで、あっと言う間の一泊二日

チェックアウトも、当たり前のノンストレス

今度は小鳥の囀りの季節かな?

いつも満足をいただける貴重な宿です。


  • 玄関

  • 柚子釜

  • 小骨まで、取り切った鯵の干物 このままガブリっといけます。

  • ひな祭りの設

  • お部屋の掛けものも 雛祭り系?

  • 一樹の部屋

  • 次の間

  • 部屋の半露天風呂

  • 武蔵の湯 露天風呂

  • 露天風呂から見上げれば、葉の落ちた竹林から溢れる、青空、雲

  • だんだんと茜色に染まる

  • 夕食メニュー  摺流しを柚子釜に変更していただきました。

  • 食前の梅酒

  • いつもの ローランペリエ

  • 日本酒は開運

  • 胡麻豆腐 蟹

  • にごり酒

  • 嵯峨筍 友穂餡 白魚素揚げ

  • 柚子釜用 炭火

  • 白子 シメジ

  • 牡蠣

  • 炭火にかけた裏はこんな具合です。

  • お造り 本マグロ クエ ボタンえび

  • 和牛ヒレステーキ

  • 車海老 帆立 菜の花煮浸し、唐墨

  • 駿河飯 金目鯛、ちりめんじゃこ、桜海老、蕪菜

  • 赤だし

  • 鰤照り焼き

  • わらび餅 フルーツ

  • いつも朝、誰にも会わず宿を出て、散歩にでかけますが、玄関を上がると 草履がそろえてあります。

  • 大浴場には、タオルがビニールに包まれて大量に用意してあります。

  • つうの湯 内風呂

  • つうの湯 露天風呂

  • 朝の生ジュース 小松菜、バナナ、豆乳

  • マグロぬた

  • 朝はいつも暖かい素麺から 畳鰯の素麺

  • 伊豆なのり 削りブシ

  • 飛竜がんも ほうれん草胡麻和え マグロぬた

  • 鯵干物 小骨まで丁寧に抜いてあって、そのままガブリっといけます。

  • 朝食メニュー

2022/02/02 更新

6回目

2021/10 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

究極の 猫まんま 金山寺味噌のマリアージュ こりゃーフランス人でも気がつくめー!

朝食も感慨深く、レビューしたくなっちゃいました。

朝6時に起きて、近くの梅林公園やら、修善寺ニュータウンの辺りを2時間程散歩してから、一風呂浴びて、
コンディションを整えて朝食を迎えるため、朝食時間は、いつも9時にしていただいております。

布団をあげて、テーブルを設え、クロスをかける間に、まずはお茶と梅干し。
次に、生ジュース。こちらの寛ぎ具合を見計らって
テーブルでは無くて、池に面したテラスに出されることもあり、中居さんの気配りが感じられます。

今回は、テラスにて。
いつもは、オレンジやパイナップルの酸味系の生ジュースが多かったんだけど、今回は青菜とバナナと牛乳のジュースでした。このリーデルのグラスが気に入って、我が家では、普段使いの、日本酒や、ワインに代用しております。
なんたって、食洗機OKなんだよねー。

さーて、ある程度、膳の用意のできた段階でテーブルに案内され、

最初は、ここの特徴である 温かい素麺から

月影の間の本領発揮は、ひょっとして朝食かな?
夕食時には小鳥も寝てますからねー。
樹々や池が全面に広がる、明るさいっぱいの清々しい庭を愛でながら、小鳥の囀りをBGMに、ゆったりと時間が流れます。


今回の献立は

畳イワシの煮素麺
ほうれん草の胡麻和え
鱧 胡瓜 ワカメ ミョウガ の酢の物
蕪と海老芋の炊き合わせ、鷄そぼろ餡
松茸の茶碗蒸し
牛肉有馬煮
鯵の干物
鰹節 海苔 山葵 御飯
金山寺味噌の香の物
アサリの味噌汁
栗善哉
シャーベット
紅茶

どれも手間暇かかってるんだけど、

鯵の干物もなかなかですよ。
3枚におろされて、子骨まで全部とってあるから、そのままガブっと行けるんだよねー。
傍らの山葵漬けをトッピングしてもいいし、
いろいろ、泊まり歩いてるけど、子骨までとってある鯵は珍しいですよねー。

定番の牛肉の有馬煮は、牛肉としらたきと山椒の佃煮仕立てなんだけど、御飯にバッチグーなんで、
これを味わって以来、真似して、我が家の定番メニューになってますよー。

家族総出の試食会のようなもんですからねー。まー、複雑なものは不可なんだけど、いつも、此処で出されるメニューをヒントしてるんだよねー。

松茸の茶碗蒸しや炊き合わせなんぞは、美味しいの当たり前で、でも家庭ではちょっと無理があるけど、

今回の最大の収穫は

鰹節 海苔 山葵 ですよ。

こんもりと盛られた鰹節の中に、刻み海苔が仕込んであって、これを、炊き立ての新米にのせて、醤油をチョコっと、
それに擦りたての山葵をのせていただくんだけど、
何か究極の ねこまんま って感じかなー。
旨味と共に、鼻に心地良く抜ける香りがたまりませんよー。

あとは、金山寺味噌ですかねー。
夕食時の香の物にも入っておりましたが、
これが、なかなかの優れもの。
日本酒にもバッチリだし、御飯にも野菜にもグーですねー。

中居さんに、何処で手に入れたらいいの?と尋ねたら、
柳生の庄には、置いてなくって、帰り道の 道の駅 
伊豆のへそ に置いてあるとのこと。

早速帰り道に寄って
地野菜と共に、生山葵、金山寺味噌をゲット

早速、我が家の夕飯にお目見えと相成りました。

鰹節 海苔 山葵を擦って 猫まんま 再現しましょう。

ここで、ただでは終わらせないのが、天邪鬼

猫まんまの上にさらに、ロックフォールを塗りつけたり、

今日はボルドーの赤で楽しみましょう。

金山寺味噌は、地物の野菜に付けてオードブル代わりに、丁度いいけど、

シャロレ、ヴァランセと言った、シェーブルに、
トッピングすると、嬉しい化学変化が?
チーズも味噌も同じ発酵食品だから合うのが当たり前、っちゃー当たり前だけど、
シェーブルの淡い酸味と、コクと、金山寺味噌の癖になる甘塩っぱさが、渾然一体! これにボルドーの赤をチビリとやりゃー 今年NO1の甘露甘露!

シェーブルと金山寺味噌とボルドーのマリアージュ!

こりゃーフランス人でも気がつくめー!

天晴れ!

ご馳走様でしたー!

  • 先ずはお茶と梅干し どこでも定番ですよねー。

  • 青菜とバナナと牛乳の生ジュース

  • 畳イワシの温かい素麺

  • ほうれん草の胡麻和え

  • 鱧 ワカメ ミョウガ 胡瓜の酢の物

  • 蕪と海老芋の炊き合わせ

  • 牛肉の有馬煮 我が家ではこれをパクッちゃいました。

  • 松茸の茶碗蒸し

  • 鰹節 海苔 おろしたての山葵 究極の猫まんまの素です。

  • 香の物 左上の 金山寺味噌が優れものです。

  • アサリの味噌汁

  • 炉に味噌汁鍋が設られ、お代わり自由です。

  • 栗善哉

  • シャーベット

  • 献立

  • 伊豆のへそ で調達した金山寺味噌

  • 朝食膳 肝心の子骨までとった鯵の干物撮り忘れました。

  • 子骨までとってある鯵の干物 前回の写真です。

  • 朝の眺めも格別です。

2021/11/05 更新

5回目

2021/10 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

名旅館!燻銀のサービスが光ります!

久々に月影の間にお邪魔しました。
この部屋の良さは樹々に囲まれた庭と、大きな池に張り出した縁側ですねー。
小鳥の囀りをBGMに寝転ぶ快感は何物にも替えがたいですよー。究極の食後の4C、月を愛でながら、コニャック片手に、ロテシャン、ロテシガー もできちゃうんだよねー。
それに、忘れてならないのは、プライベート餌やりですよねー。部屋の片隅に、鯉用の餌が常備されてるから、思わず童心に帰って夢中になっちゃったりして。
私の一押しは5月の新緑の頃が小鳥の囀りのピーク、それ以外でも4月から11月にかけてはそれなりに楽しめます。

ただし、冬のシーズンは鯉の餌やり禁止なのと、池に面した窓面の大きいのとで、どこか寒々しい感じがして、この部屋と松の生の間の良さは半減しちゃうかな?

このところ柚子釜目当てに、1、2月の訪問が多かったせいで、暖かさと、お風呂の広さを重視して、一樹の間ばかり行ってたんだよねー。

やっと緊急事態宣言も開け、月影の間のシーズンと相成りました。新緑の頃程にはいかないけど、それなりに小鳥も囀ってるし、いい季節ですねー。

さーて、料理です。
調理長が変わってから2回目だけど、前回、多少の違和感を感じてましたが、今回は如何に?

いつものように、ローランペリエと、
今回は開運のひやづめ純米でいきましょう。
勝手がわかっているいつもの中居さんなんで、黙っていても日本酒にもブルゴーニュグラスを用意していただきました。
ノンストレス!心地いいですねー。

今回、光った燻銀サービスは、食前、風呂上がりに梅酒がでるんだけど、食事中グラスばかりが続くんで、梅酒はいつものロックグラスじゃなくて、備前か黄瀬戸の土物にいたしましょー。だって!流石名旅館! こんなの見せられちゅうとMy favorite 冥利に尽きますよー。

坐附 銀杏をすり込んだ魚素麺に蟹、とんぶり
坪  蓮根餅フォアグラ入り
羹  松茸の土瓶蒸し蒸し、鱧、鷄つくね
造里 本鮪、クエ、アオリイカ、雲丹
油物 和牛フィレステーキ
箸休 安納芋の摺流し
焼物 秋鮭、イクラおろし
留椀 赤出汁
御飯 茸御飯
香物 胡瓜糠漬、茎蓮紫蘇漬、金山寺味噌
彩物 柿 葡萄 梨
甘味 わらび餅

どれも出汁がしっかり効いてて、安心できる味です。
隠し包丁の入れ方や、パーツ毎の調理法のバランスに丁寧な仕事が伺えます。
火の通しもバッチグーです。

あえて、天邪鬼的な注文つけさせていただくと、
かつて見られた、鮎や天魚を2メートル以上は有ろうかという竹を器に見立てて運んできたり、最上の食べ方かどうかはは別として、石焼きのお温石という演出も見たかったな?

今回の料理では、豪華さを演出するためか?蓮根餅の中身なんだけど、これだけの腕があれば、敢えてフォアグラのようなミーハー高級素材を使う必要あったかな?
かえって油っぽくなって蓮根の美味しさを損ねたんじゃ無いかなー?挽肉を上手く炊いたやつとか、極普通のでいいから蓮根餅に最高に合う素材を手間暇で唸らせて欲しかったな。なーんて、生意気で意地悪な疑問が出たぐらいでした。

全部食べ切れるか?ポーションも心配だったけど、
一品一品全部食べ切るんじゃなくて、
お造り以降の4品は、半分ずつ残しておいて、御飯の時に、お菜として一気にかっ込む作戦で、
土瓶蒸しに入ってた鷄つくねと鮭の半身を残しただけで、ほぼ完食できました。
天邪鬼一家としては、ほとんど、食べきれず半分残していた、今までと違って、たいへん優秀な成績です。
調理長が変わって、なかなか考えてますねー。
ただ、こんな食べ方すると、御飯は種物じゃなくて、白い御飯がいいかなー。
次回から、お造りあたりから、ちょっと白飯出してもらうかなー?なーんて、もう次回のことを考えるMy favorite でした。

また、行きまーす。


  • 初献 地酒の忠正

  • 蓮根餅

  • 豪華さを演出したいがためのフォアグラにならないように願います。

  • 本鮪、クエ、雲丹、アオリイカ

  • 牛フィレのステーキ、以前は温石と言う、石焼でその場で焼いていました。

  • 安納芋の摺流し

  • 秋鮭とイクラおろし

  • 茸御飯

  • 赤出汁

  • 梅酒 通常はロックグラスです。

  • 今回は敢えて土物ででてまいりました。

  • ハウスシャンパンはローランペリエ

  • 地酒 開運

  • 玄関の設飾り、修善寺の新米だそうです。

  • 池に張り出した縁側

  • 畳ですが、希望でテーブルと椅子にもしていただけます。

  • 庭の池の鯉 池は玄関付近から、明月の間、月影の間と続いております。

  • 庭の鯉の餌付け

  • 鯉のエサ 部屋の片隅に常備してあります。

  • 部屋の露天風呂 一樹の間より狭いけど、許容範囲かな? 池に面しております。

  • 部屋の露天風呂からの眺め

  • 部屋の檜の内風呂 部屋風呂には大浴場とは違って、玉の肌石鹸の シャンプーとボディーソープ003シリーズが備えてあります。檜の香りのような?ここでファンになりました。Amazonで買えます。

  • 大浴場の武蔵の湯 露天風呂 夕方は殿方用 朝婦人用

  • 武蔵の湯 内風呂

  • チェックイン後 お部屋でだされる 菓子とお抹茶

  • 銀杏が練り込まれた、魚素麺 蟹  出汁が効いて美味しい

  • お造りの 土佐醤油 と 沖縄海塩

  • 大浴場の露天風呂には 雨の日様の笠が用意されてます。

  • 父母の遺影を持参すると、いつもこんな設をしてくれます。夕食時にはグラスもつけていぢきます。

2021/10/12 更新

4回目

2021/02 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

緊急事態宣言下でも楽しめます。

いやー、Go to でなかなか予約取れなかったよねー!
いつも定点観測がごとく、柚子釜のシーズンに訪れておりましたが、今回は柚子釜には間に合いませんでしたよ。

緊急事態宣言下でも、一樹の間 は、部屋付きの露天風呂もゆったり。私の家族なんざ大浴場に行かず、一歩も部屋から出ませんよ。

ちなみに、部屋風呂と大浴場ではシャンプーの類が違います。部屋風呂は玉の肌石鹸の003 ローズ my favorite シャンプーです。
薔薇の香りというよりは何処か木の香りがして、この旅館の風情にピッタリなんだよねー。以前は大浴場もこのシャンプーでしたが、4年程前から変わってしまいました。コストダウンかな?インバウンド対策かな?私としては残念です。ま、欲しければamazonで取り寄せられるけどねー。

さて、部屋には加湿空気清浄機の他に、何やら別の加湿器らしき物が置かれておりました。
適当にスイッチをいじって、蒸気を噴霧させていたら、後で、中居さんに指摘され、ビックリ!次亜塩素酸の噴霧器でありんした。慌ててスイッチを切ります。
感染対策としてお客様のチェックアウト後に噴霧しているそうです。感染対策はバッチリ!くれぐれもいたずらなされんこてを!

天邪鬼としては、大浴場の感染対策やらもチェックすべく、出かけましょう。以前は無かったのですが、部屋に個別の手提げ袋、大浴場用の一対のタオルと草履入れ用の袋が用意されておりました。あれ?コロナにかこつけて、タオルこれだけで済まそうとしてるのかな?大浴場にタオル用意してないのかな?まさか?と思いきや、天邪鬼の邪推でございました。

さすが名旅館だけあり、大浴場にもビニールに包まれたフェイスタオルとバスタオルが大量に用意されておりました。露天風呂の休み処に用意されていた飲水のピッチャーと紙コップは撤去。出入り口の休み処に用意されていた、水と蜂蜜ドリンクのピッチャーは、水のペットボトルのみに変更されておりました。ま、感染対策としての気配りが感じさせられますよねー。

前置きが長過ぎましたかなー。お風呂で腹具合のマネジメントは十二分です。お待ちかねの夕食といたしましょう。

まずはいつものローランペリエ。それとお酒は、本日は地酒の國香 純米吟醸 中汲み でいきましょう。

本日の御献立は

うぬ? いつもの柳生らしからぬ献立の設? 字体がどうも勝手が違う。ワープロだな。料理調理長替わってたんだ。 達筆な手描きを見慣れてたんで、一瞬迷ってしまいました。

気を取り直して頂くとしましょう。料理は味ですもんねー。

坐附ざつき(先付け)
菜の花の芥子びたし、帆立ほぐし 唐墨和え

露拂つゆはらい(前菜)
烏賊の酒盗和え 叩き木の芽 鰯丸干し柊木打ち
細巻きいなり 鷄松風 鱈子旨煮 海老キャ

羹あつもの(椀)
蟹真薯

洲濱活すはまいけ(お造り)
サヨリ 鮪 ぼたん海老

香味
白魚素揚げと嵯峨竹の子の友穂あん

箸休
北寄貝とうるいのぬた

焼物
豚角煮、馬鈴薯あん芥子 煮卵

留椀
磯のりの赤出し

御飯
鯛飯

彩物
伊豆苺 粉糖

甘味
わらび餅

てな具合でした。

どうしても定点観測してると、前とくらべちゃうんだよねー。

出汁の類は、どれも丁寧に引いてあってグーでした。

椀の真薯も旨味充分

ただ、前菜の箱膳には、このシーズン 朱墨で描いた 立春大吉 の表紙がかかってたはずだけどー。無いと何か寂しいかな?

海老にキャビアがチョコっと挟まってるのも、飾らんがためみたいで、天邪鬼には愚ー。かな?

お造りに、通常の醤油が無く
黄身醤油と塩だけだったのは、新調理長のこだわりだろうけど、頂けないなー?
いろいろな人がいるからねー。
黄身醤油もいいけど、これだけじゃ飽きますよ。
普通の醤油もお願いねー。

斯様に前半は、出汁を中心にそこそこ楽しめたけど、
ぬた以降が、拙いかな?冷蔵庫で冷やしきりらしく、冷た過ぎ。酢味噌も硬くなって残念。

それと、本来なら、柚子釜か牛フィレの温石が出ていた、焼物が、豚の角煮なのが、いただけませんでした。極、普通の品物です。煮卵もこの場には相応しくありません。
一応本日のメインを期待してたんだからー。
えー?これで終わっちゃうのー?って感じでしたよ。
もし、敢えて豚の角煮にチャレンジしたいんだたら、日本一と言われる角煮をお願いしますよー。

苺にも、飾らんがための粉糖がふられていて、苺そのものの、旨味の邪魔です。せっかく自然の甘味とマリアージュを楽しみに、シャンパン残して置いたのに、残念じゃない。

総体的に、ポーションが以前に比べて、2割程、小さくなり、
天邪鬼にとっては残さずいただける丁度良いポーションになりました。でも、でも、その分、質を上げなかゃねー!
調理長が替わって、コストダウンに走ったと勘ぐられちゃいますよ。頑張ってねー!

てな感じで、いろいろと文句を言いましたけど、柳生の庄が、私の癒しの場であり続けて頂きたい。という一途な思いからです。

また、行くからねー!
今度は、鯉に餌やれるシーズンに月影の間だなー。
My favorite 柳生の庄


2021/03/01 更新

3回目

2020/02 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

柚子釜最高! 一樹の間編

2017年の正月に、柚子釜に出会って以来、嵌ってしまいましたよ。1月から2月初めにかけての限定メニュー、特大の柚子の売り切れ仕舞いなり。

前回、松の生の間で分かったこと。離れは、この季節は寒々しい。やはり、冬は熱が逃げない本館ですね。但し、my favorite 月影の間はこのシーズン、やはり餌やり出来ず、縁側でジガーを燻らすのも難儀?てなわけで、念願の一樹の間挑戦と相成りました。

本館2階で、の119㎡、本間20畳敷となかなかの広さ。お庭の眺めはそれほど目立ちませんが、前面にひろがる桜の木がシーズンには、絵も言われぬ趣を醸すとか?

とは言え、今は枯れた季節、暖ったかければいいんです。
ここの売りは、お風呂ですよ。檜の内湯の奥に、湯船が3畳ほどあろうかという半露天風呂が控えておるのじゃ。

と、ここで、この宿のお風呂について言っておこう。大浴場は本館より、坪庭を愛でながら情緒ある回廊を通って、右手が大きめの武蔵の湯、左手が小ぶりの、つうの湯。それぞれ、内湯の他に、滝、灯籠、庭、深い竹林に佇む露天風呂が控える。天を仰ぎ、樹々に囲まれた空を、のんびり眺めていると、何もかも忘れて、しがらみから逃避できるぞ。被り笠も常備され、雨の日も趣深く浸れる。

湯上りに水の他に用意された、柚子はちみつも甘露です。
この宿のシステムによると、その日の夜は、男性が武蔵の湯、女性がつうの湯、翌朝は、この逆になる入れ替え制。

私の家族なんざ、ちょっと混んだことがあって、小ぶりの、
つうの湯より、部屋の風呂のがいいって言って、部屋を出ません。そのぐらい一樹の間の風呂は快適ってことですよ。

つぎは、肝心の料理ですね。
嵌ってしまうと誘惑に弱いのがこの天邪鬼?2018年、2019年、2020年と続けて柚子釜を食べに来てしまいましたよ。
2017年の松の生の間編でレポートした通り、だいたいこの季節は立春大吉の節分モードなんだよね。料理は、この天邪鬼が毎年通う料理ですよ。間違いありません。my favorite 成り!
毎回レポートしてるので、あえて語りません。写真見て下さり。メニュー載せときますね。
おーっと朝食を言い忘れた。
ここの朝食は、質が高いですよ。我が家では、ジュースに使うリーデルを真似て買ったり、牛肉有馬煮を参考にレパートリー
に入れてますよ。
でも、圧巻は焼き魚かな? 鯵の干物、子骨まで全部掃除してあるんだよね。たいへん食べやすく気に入ってまーす。ここが、野趣の あさば さんとの違いのひとつかな。

なーんて、褒めてばっかりいると進歩しないので、お小言をひとつ。毎年、定点観測を続けていると、いろんなことが見えてきちゃうんだよね。

中居さんも入れ替わり、当たり前が、当たり前でなくなることがしばしば、散見しだしましたよ。
私がリピーターになるきっかけとなった遺影の設、月影の間編でレポートしましたが、この頃、用意できてないことがあるんだよね。
この前なんざ、仕方が分からず、スマホの写真を見せて、設ていただきましたよ。
あと、夕食の開始時間は、こちらの都合で、自由が効いていたはずなのに、選択権無しだったな。一方的に6時に決められて、唖然としましたよ。
この商売、いつまでも質を落とさず、やり続けることが難しいんだよねー。
頑張って下さいよ、長谷川女将!
でも、この程度にはめげず、my favorite は変わりません。
さあ、2021の柚子釜はどうかな?
Go toで混んでそうだから、Go to 終わってから行くのが、お客道かな? 
とにかくまた行きまーす。

2020/10/14 更新

2回目

2018/05 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

My favorite 月影の間編

伊豆山の蓬莱無き今、オープンしたての旅館は、ハリボテのハードと、なーんちゃって料理だし、ホテルで美味しい物にありつくのは至難の技?いったい何処にいきゃいーんだい!と思い悩んだ末に、やーっとたどりつけましたよ。柳生の庄。my favorite ! 

最初は 恐る恐る 九重の間 からスタート
いつも旅やレストランに同行する両親の遺影にシャンパングラスを添えてとリクエストしたところ、グラスどころか、膳に設え、花まで活けてくれるじゃないですか?一を言えば十を知る。サービスなかなかじゃないの!流石名旅館!
それ以来、虜ですよ。

名月の間を経て、初夏から秋にかけての私のお勧めは 月影の間じゃい。 なんと言っても縁側が池に張り出し、素晴らしい庭を愛でながら、寛げるんだよね。5月の連休明けなんざ、小鳥の囀りが心地よく、寝そべりながら、ウトウト最高ですよ。お部屋の隅には、餌が隠してあって、童心に返って、コイの餌やり、嵌まりますよ。

とは言え、天邪鬼には大人の楽しみ、秋には虫の声を聴き、月を愛でながら、縁側もたれての シガー ですよ。
風流だねー。池に沿って露天風呂も備えてあるので、ロテシャン、ロテジガーもおつですよ。

おーっと肝心の料理だけど。胡麻豆腐、煮鮑、木の芽和え・・・どれも間違いなし。
きちんとした仕事、出汁と塩づかいの塩梅バッチリです。 
鮎や天魚の塩焼きなんぞは2メートルはあるかと言う切り出した竹を器に運ばれてきたり、メインの温石は、熱せられた石がはこばれ、極上の肉をジューとやる。等、驚きもあります。
1月末から2月の柚子釜もしかり。
目新しいさはないが、そんじょそこらを軽く凌駕する出来栄えです。東京くんだりの料亭とは、お風呂入れて、泊まれて、浴衣でゆっくり寛げる分、充実感が違うもんねー。  

てなわけで、私のお気に入りです。
ただし、この月影の間も冬場はベストシーズンじゃないんだよなー。 その訳は、また、レポートしますね。
そんじゃー、また。

2020/10/13 更新

1回目

2017/01 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥100,000~
    / 1人

システムが分かりました。松の生の間編

次回の予約をお願いしたところ1月は月影の間はうまっているとのこと、一樹の間か、松の生の間ならおとりできますよ。だって。どーしょうか?目の上のタンコブ、何でも上を見なきゃ分からない。というこで、離れの松の生の間に挑戦と相成った。

角2方向が池と庭に面した122㎡、何やら、次の間だらけ、私にはチト荷が重過ぎますな?落ち着きませんわ。

気を取り直して、コイの餌やりなんぞをしようと思ったら。アッしまった!この季節、コイの動きが悪く、餌やり不可でした。残念。2方向が大きなガラス面で囲まれ、庭の眺めは良いのですが、離れ故、熱が逃げるのか、どこか寒々しい。
やはり、この部屋は、この季節に来るべきでなかった。勉強になりましたわ。

ただ、お風呂に近いんだよね。お風呂に迷った人が、誤って尋ねてくるほどの近さです。

お風呂については、また、別の機会にレポートするとし、料理ですよ料理!

いつものように、ローランペリエと日本酒を同時に。今日は浜松の花の舞酒造が海外市場向けに売り出した、日本刀 カタナです。私としたことが、ミーハーですね。

まず、お屠蘇を干し、正月らしく大きな福の素焼きの器を開けると、定番の胡麻豆腐。

葱油がほのかに香る里芋と貝柱の餡掛け。

続いての前菜は朱色の立春大吉でお出迎え。
一段目は節分仕様、福豆、柊鰯の丸干し、烏賊の海鼠腸和え
季節を感じますね。あー日本人に生まれて良かった。
二段目は煮鮑、子持ち昆布、唐墨、柚餅子
これだけで飲んでられますよ。子持ち昆布とシャンパンの最悪のマリアージュなんぞを試す年でもなくなりました。ここは日本酒の独壇場ですよ。

椀は蛤真薯、いつもながらいい出汁でてます。
ここで、伊勢海老の活き造り登場! なぬ?メニューには載ってないよ? そうか、松の生の間のベネヒィットね!納得、納得。こうやって差別化図ってたんだなー。柳生の庄のシステムがだんだん分かってきたぞ。でも、残念無念?私のような
天邪鬼にはあまり通じないんだよなー。満腹注意報!
全部食べられないじゃん。ちなみに、伊勢海老の殻は翌朝の味噌汁に入れてくれるんだって。

次もお造りなんだよね。
平目に鮪でした。シャリ玉欲しいなー。

おーっと!やっとたどり着いた。私の本日の、いやいやこの一年、待ちに待った、お目当て!
ゆ・ず・が・ま  柚子釜でーす。
特大の柚をくり抜き、白子、牡蠣、しめじ、国米餅を白味噌仕立てでいただきます。
うーん、柚子と白味噌の香り、白子と牡蠣、しめじの出汁が混然一体!最高です。季節限定故、これだけのために来る価値ありまーす。

続いて、鰤の照り焼き。和牛・なばな・嵯峨麩の炊き合わせ。
白いご飯で締めますた。
お腹いっぱーいです。

あー勉強になった旅でした。
次は一樹の間に挑戦だい!


2020/10/20 更新

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