5回
2022/10 訪問
シャリが抜群に美味い
2022年10月のおまかせ。
大将曰く、シャリには塩と酢を結構使っているというのだが、不思議と喉も渇かなければ食べ疲れもしない。このシャリがこちらの魅力とも言えるだろう。
● 金目鯛の淡煮
● 鰹、行者大蒜、鰹節
● 赤矢柄
● ミル貝
● 白子のリゾット、いくら
● 鰤の幽庵焼き
● 小豆羽太
● 墨烏賊
● 小鰭
● 鯵
● 魳
● 鰤
● ぼうぜ (疣鯛)
● いくら
● 車海老
● 馬糞雲丹
● 赤身 / 樋長 / 大間
● 分かれ身 / 樋長 / 大間
● 中トロ / 樋長 / 大間
● ネギトロ
● 穴子
● 味噌汁
● 鉄火巻き
● 玉子
20,000円代でこのクオリティは頭が下がる思いだ。ここ最近で新規で訪問した鮨店のなかでは最も感動したので、しばらく通ってみたいと感じた。
2023/12/15 更新
東京地下鉄 溜池山王駅11番出口からすぐ、大通りの喧騒から少し離れた路地裏にある江戸前鮨店が「鮨 こまり」である。店内はカウンター8席のみの小ぢんまりした空間なのだが、つけ場側が勾配天井になっているからか隠れ家のような落ち着いた雰囲気がある。
大将の福島敏氏は、埼玉県の鮨店で修行した後、都内の日本料理店や鮨店で研鑽を積み、独立。開店当初は豊洲市場で仲卸人としても働いており、魚の目利きと扱い方に関しては他の追随を許さないと言っても過言ではない。王道のタネはもちろんのこと、他店では滅多にお目にかからないようなタネを使い、赤酢と米酢をブレンドしたキレのあるシャリと合わせた握りは抜群に美味い。
鮨を食べ慣れた方にこそ、是非とも足を運んでいただきたい鮨店である。
2023/08/21 更新