みやあるさんが投稿したナベノ-イズム(東京/浅草)の口コミ詳細

みやあーるくの散歩道

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ナベノ-イズム浅草(東武・都営・メトロ)、田原町、蔵前/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/01 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

浅草で日本食文化とフレンチ融合の挑戦にお立合い

ミシュラン二つ星レストラン
4年連続

世紀のシェフと称された
ジョエル・ロブションのもとで21年
うちロブション総料理長として12年
の輝かしいご経歴
今や日本ナンバーワンの呼び声高い
渡辺雄一郎シェフが2016年独立のお店

記念日ということで連れて行ってもらった
日本一のシェフのフレンチ、わくわく

浅草から隅田川沿いテクテク
駒形橋を過ぎたあたり
江戸通りの一本裏手、夜は静かなところ
真っ白い一軒家のビル
大きな白い石のタイル貼りで
入り口がガラス張りになってます
トリコロールの看板
日本文化の象徴・七宝焼だそう
ここにも日仏融合

予約時間を少し過ぎて着店
ロブションさんとの写真も発見
キョロキョロ
おのぼりさん丸出し、お恥ずかしい
1Fが厨房になっている
奥を見ると、あら、なべシェフ発見
階段を上る、ふかふかの絨毯を歩く
店内いたるところに和の装飾
2Fも3Fも、お客様フロアです
3Fに案内される
薄明り、大きな窓で夜景、素敵な空間
窓際の川向かいの素敵な席には
他のお客様が2組
雄大な隅田川、光の流れが綺麗な高速
豪壮なスカイツリー、いい夜景
私たちはちょっと手前のお席
夜景も見えるし
横にワインセラーなどがあって楽しい

夜はワンコースのみ 30800円
予約時に指定
スターターはシャンパン で
ペアリングワイン もお願いした
その場で追加、いくらだったかな
ごちです

●L’Amuse-bouche
・京都直送聖護院蕪のクリアヴルーテ
 オーラキングサーモンのマリネと共に
 カブの葉のほろ苦いエキュームを浮かべて
・近隣老舗(大心堂、種亀)とのコラボスナック
・種亀最中のミニタルト
 セップパウダーとマディラ酒でなめらかにした
 クリームチーズとほていや中塚商店の煎り黒豆
・Nabeno-Gougère (北海道産極上たらこ
 オイルと石川芋のフォンダンを詰めたグジェール)
・アントナン風グリーンオリーヴマリネ
・冬いちご、モッツァレラチーズ、
 大徳寺納豆のピンチョス

●La Farine de sarrasin
・両国江戸蕎麦ほそ川の蕎麦粉を
 ソースエミュリュッショネの技法で仕上げたそばがき
・奥井海生堂蔵囲い2年物昆布のジュレとのアンサンブル
・Kaviariキャビアオシュトラ、縞エビ、ウォッカクリーム
 おろしたて天城山葵をあしらって

●Les Coquilles Saint-Jacques
・岩手県産活ホタテ貝のポワレ
・ジャガイモのフォンダン、カリフラワーの素揚げと
 スムール、キヌア、オレイユ・ド・ポーのサラダ
・STURIAアキテーヌキャビア<オシュトラ>のクリームソース

●L’Amadoi
・シェフ渡辺のスペシャリテ
・山口県産萩直送釣甘鯛、鱗付きで香ばしく焼き、
 百合根と島根県産多田錦柚子の香る、ナージュ・ソース

●Le Filet de Boeuf
・北海道産牛フィレ肉のポワレ
 フランス産黒トリュフを添えて
・金沢川端レンコン、ゴボウと
 フランス産栗のキャラメリゼをエスコート
・根セロリとケッパーのコンディモン
 Nabeno-Sauce入り生黒胡椒のアロマートソース
・江戸前ハーブのマイクロハーブサラダを添えて

●1er Dessert
・茨城県産とちおとめをスープグラッセとグラニテに
 濃厚なココナッツのムースにのせ
 バジルとピストゥとテキーラのグラニテを忍ばせて
 カクテルマルガリータのイマージュ

●2ème Dessert
・タルオットオポム@komagata
 クイニーアマンをイメージした生地とともに
 香ばしく焼き上げ、発酵バターと求肥のルーローに
 ロージュルージュを咲かせて、ゲランドの塩を効かせた
 グラスキャラメルでエスコート

●Café et Mignardises
・日本堤 バッハコーヒーと駒形をイメージした小菓子

一皿一皿、え?と驚く楽しさ体験
ほそ川、バッハコーヒーなど下町の
お馴染みのお店と
コラボしたりイマージュしたり
素材や技法
様々な日仏融合の挑戦を感じます
また工夫が色々詰め込み山盛りのせいか
一皿の量も多めな気がしました
全般的にボリューム多め
ワインも進みますね
そして、なべシェフご本人がところどころ
お料理の説明をしてくれたり
笑顔で気さくに話しかけてくれたり楽しい
それ以外にも例えば、
ほそ川には、ご自身で毎朝ひきたての
そば粉を一日分もらいにいくらしい
見えないところにも、まごころを尽くす、
こんなところ日本文化
ほそ川のお父さんと巨匠同士、気も合いそう
常連の方々がシェフのお人柄に惚れて通い続けて
いるというのも納得です
このおもてなし感、距離感というか間合いも独特
日仏融合というか、Nabeno-Ismなのかな
ソムリエの方のおもてなしもエレガントで
一杯ごとに丁寧にサーブしていただきました

記念日を心豊かに楽しめました
仕掛けもボリュームも満点お腹いっぱい
お店を出る時も、なべシェフとソムリエで
店の外まで笑顔でお見送り
何から何まで、ごちそうさまでした

今は、ミシュラン二つ星ですが、
日本フレンチの代表として、
三ツ星になることを祈っております


渡辺雄一郎さん経歴
世界最多の「星」を維持し、「世紀のシェフ」と
称えられるジョエル・ロブション氏に21年間仕え、
総料理長まで務めた渡辺雄一郎さん
ロブション氏が全幅の信頼を置いた数少ないシェフ
でありながら、47歳でそのグループを〝卒業〞
し独立した
その開店からわずか4カ月でミシュラン一つ星を獲得
2年後、二つ星を獲得し継続
日本を代表するフレンチシェフ

1967年 千葉県生まれ
1988年 大阪あべの辻調理師専門学校を卒業
同校フランス校へ、2ツ星クールシュヴェルなどで研修
1989年 東京「ル・マエストロ・ポール・ボキューズ」入店
1991年 渡仏、リヨンの1ツ星「ラ・テラス」魚部門シェフ
1993年 東京「ル・マエストロ・ポール・ボキューズ」部門シェフ
1994年 恵比寿「タイユヴァン・ロブション」オープンに関わる
1996年「タイユヴァン・ロブション」スー・シェフに就任
1998年「カフェ・フランセ」シェフ経験
2004年「ジョエル・ロブション」のエグゼクティブシェフ
2008年 ミシュラン3ツ星獲得、その後9年間維持
2015年ロブション勇退
2016年 浅草「Nabeno-Ism」開店
2016年 ミシュラン1ツ星獲得(オープン後すぐ、17年継続)
2018年 ミシュラン2ツ星獲得(4年継続中)

2024/03/14 更新

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