みやあるさんが投稿したCafe Bach(東京/南千住)の口コミ詳細

みやあーるくの散歩道

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Cafe Bach南千住、三ノ輪、三ノ輪橋/喫茶店、カフェ、パン

1

  • 夜の点数:4.4

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/01 訪問

  • 夜の点数:4.4

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

南千住で日本珈琲御三家、世界に送る珈琲

1968年創業の老舗珈琲店
日本珈琲御三家、東京珈琲四天王、レジェンドと
多くの人のリスペクトを集める
2000年沖縄サミット首脳晩餐会にて
「バッハブレンド」が提供されるなど
日本を代表する珈琲店です

嶋中労さん著「コーヒーに憑かれた男たち」によれば
最高齢・ランブルの関口、求道者・もかの標、
業界一の論客・バッハの田口、と御三家を評
日本珈琲文化を発展させた存在だそう
コーヒーに人生を捧げた自家焙煎のカリスマの
一人がバッハの店主・田口護さん
今では最後の一人です、85歳

田口さんの珈琲哲学は、うまいまずいではなく、
良いか悪いかを基準にすることだそう
良い珈琲とは、
・生豆の生産者を特定できること
・精製工程や運搬・貯蔵・輸送方法が適切なこと
・欠点豆を徹底的に取り除くこと
・焙煎から時間の経ってない新鮮な豆を使うこと
だそうで、この哲学に基づき
・世界の生産地を自分の足で回り、豆を選び
 時には、現地の生産者を指導する(数か国で指導)
・複数回のハンドピックで、悪い豆を取り除き
 自分の目で見て手作業、良い豆を一粒一粒選び抜く
・ボイラー技士の経験からご主人手製の焙煎機で
 芯まで火がとおった、煎りムラの無い正しい焙煎
・毎日使う分だけ焙煎し、いつも新鮮な珈琲を提供
・オリジナルのペーパーフィルターを使って
 高い技術でドリップ
ということを実践してきたそうです。
友達情報、ごっくん

休日17時待ちなしイン
ほぼ満席でしたが、たまたま空いていた感じ
手前がテーブルの喫煙席、奥がカウンターの禁煙席
と口コミにありましたが、特にたばこ吸っている人は
いませんでした
新聞や雑誌も置いてあり、地元に根差している感あり
カウンター奥の壁には、キャニスターに入った豆が、
ずらりと多数ディスプレイ、かっこいい
そして、バッハの置物、バッハのBGM

その後も、ひっきりなしのお客様
豆だけ購入のお客様、ケーキを予約していたお客様
愛され感が半端ない感じがしました
1人客も多い、ゆっくり珈琲を味わう珈琲好き
地元から、この店の雰囲気を楽しもうと言う人
色々な人がいました

しかし、メニューが多い、焙煎の種類だけで・・・
どれを選ぼう?きっと微妙な違いなんでしょう
すごい常連じゃないと、どれが良いか選びきれなそ
ということで、バッハブレンドにしちゃいました

バッハブレンドのポット1160円
チョコケーキ600円

カウンター奥では、真剣に丁寧にハンドドリップ
おじいちゃんが一人、もしかして田口さん?
1938年札幌生まれ、85歳、そうかもしれない
カウンター奥含めて、店員さんが5人
みなさんテキパキお仕事されてます、好感

ときどき服装の違う店員さんがいます
1Fの珈琲担当の店員のほかに
2Fのお菓子担当の店員がいるんですね
2名はいました
南千住の駅からも遠い、こんな小さな喫茶店に
多くの店員さん、若い人多い
皆さん活気、善なるエネルギーを感じます
ここで修行して、独立しようとしているのかな?
良い珈琲作り、頑張ってください

ブレンド着杯
詳しくありませんが、マイルドな香り、酸味中心の
華やかな味わい、明るく万人に受け入れられる味わい
だそう、素人でも飲みやすい珈琲とのことですね
香りや酸味を楽しみながら美味しく頂きました
ボットは2杯半分の量でした

チョコケーキ着皿
田口さんの奥様の文子さんが、お菓子とパンの
御担当だとか。2階に厨房があるそう。
多層のザッハトルテのようなものです
田口さん曰く、珈琲の恋人、ぴったりですね

日本珈琲界のレジェンドのお店、珈琲、スイーツを
美味しく堪能いたしました
また来たいな、ごちそうさまでした


備忘
1980ー90年代、自家焙煎珈琲店は珍しく
珈琲の焙煎技術は修行を積んだ職人技だったが
田口さんが技術を公開し、自家焙煎の普及に努めた
ハンドピックという技は田口さんが広めた概念
田口さんがレジェンド、オーソリティと呼ばれる
のは、NHK珈琲講座や著書珈琲大全などで
焙煎技術・抽出技術を隠さずに公開したこと
また、バッハでは弟子が殺到し、多くがここを
卒業して開業していったこと
珈琲豆を産地から集中購買し卸売りするバッハ
グループを組成、グループメンバと産地研修し
て、豆選びの知識や技術も業界に普及したこと
など、業界の発展に寄与した
3代目の日本スペシャルティコーヒー協会会長を
務めた

店内の調度品に結構目がいきます
いすやテーブル、古いものを、しっかりメンテ
ナンスして使ってそうです
バッハの文字が入ったイス、いい感じに味が
出ています
しかし座面の皮はきれいに張り替えてそうです
ランプは、色々なテーストのものがありますが
古い喫茶店にありがちが、シャンデリア調の
ランプが素敵
絵画は、比較的新しいめのようなものが
飾られています
何より、奥にある、田口さんお手製と言われる
オリジナルの焙煎機、ぴかぴかの新品のよう
ですが、常にメンテナンスしているのでしょうか
85歳にして、イノベーター気質が続いている
のだろうかと想像してしまいました

2024/01/07 更新

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