15回
2023/12 訪問
美味しい物を食べて欲しいという気持ちに温石さんの真髄を見た!
一番大好きなお店、温石さん。
今回も楽しみにして伺ってきました!
*落花生豆腐
ローストした落花生のソースと落花生豆腐。
調理の仕方で落花生の味がガラリと変わります。
濃厚だけど後味はさっぱり。
前菜にピッタリの皿。
銀杏は保存の仕方でこの時期でも緑のもの。
*鯵の棒寿司
綺麗な棒寿司。
素揚げした香りあるオデオゴボウが良いアクセントに。
*甘鯛としめじのお椀
蓋を開けた時の香気、優しい出汁と甘鯛の旨みが楽しめたお椀。
*鮃のお造り
伺ったのは12月上旬。
この日から始まった鮃は脂が乗っていました。
エンガワは歯応え、脂のとろけ具合、そして余韻が最高。
付け合わせは馬鈴薯の酢漬け。
*鮟肝
切り方もあるけど過去一とろけたかも。
綺麗な余韻がした鮟肝。
*太刀魚と蓮根の包み揚げ
蓮根はあさはた蓮根。
太刀魚の脂と蓮根の香りが合わさった瞬間的が最高。
*鯖の船場汁
あれ?2回目のお椀?と思ったら、大将曰く「どうしても食べて欲しかった」との事。
セオリーを無視しても美味しい物を食べて欲しいという気持ちに脱帽です。
理由の一つにまずこの鯖は鮮度がとんでもなく良く、東京では絶対流通しないとの事です。
なるほど!出汁はその鯖のカマと尾のみで蓋を開けた時の香気にビックリ。
鯖自体身質、香り、脂の乗りが完璧でレベルが違う!
*どうまん蟹
内子のソースは手間をかけて半生にしてありました。
蟹に少し温度を持たせて提供するところが他のお店とは違うところです。
*椎茸
肉厚。
旨みの塊。
*鰆の焼き物
火入れが凄い。
鰆でこの何とも言えない食感は初めて。
実山椒醤油でいただきました。
*蕪の丸焼き
野菜の美味しさを堪能。
*柿とスナップエンドウの胡麻酢掛け
最高のインターバル。
*炊き立てご飯
この状態が一番香りが立っている状態。
煮えばなじゃないんです。
*知床牛と海老芋とほうれん草の炊き合わせ
火入れと味付けがお肉の美味しさを際立たせていました。
*カマスと蓮根の酢漬けご飯
そのままでもほぐしても美味しい脂の乗ったカマス。
お肉の後でさらに際立っていました。
黄身醤油もポイントで卵かけご飯のように。
*浜名湖の海苔と自家製唐辛子味噌の出汁掛けお煎餅
お焦げの香りとピリ辛が、ここでまた新鮮。
*平鯵の漬けご飯
縞鯵と鯵を足して2で割ったような平鯵。
包丁の仕事も凄いので食感が良い。
ご飯がより美味しくなりました。
*ル・レクチェ
今回の水菓子はル・レクチェ。
*南瓜のきんつば
見た目も美しいお菓子。
食べる直前に温度を持たせていました。
この時点で後10個食べれる 笑。
*抹茶
終わった感を感じさせてくれる締めの抹茶。
温石さんが素晴らしい理由がわかった回でした!
2024/01/20 更新
2023/09 訪問
ハードルが上がっているのにそのハードルを絶対越えてくるお店!
自分のハードルが上がっているのに温石さんは絶対そのハードルを越えてきます!
*焼き茄子と胡麻豆腐
まだまだ暑いので胃に優しい皿。
茄子は焼いてから炊いていて、胡麻豆腐は練っています。
茄子トロトロ!
*鯵の胡瓜巻き
大好きな皿。
鯵の美味しさが詰まっていて、それを胡瓜が爽やかに食べさせてくれる。
*鮑と空芯菜のお浸し
今回の最高の皿はこれ!
普通は肝だけの味になりがちですが、鮑自体が最高に美味しい上に、鮑の美味しさと肝の美味しさの両方がハッキリと味わえます!
そして、とんでもなく柔らかい!
*エボダイと冬瓜のお椀
白味噌仕立てのお椀。
エボダイは味噌焼きが多いので白味噌仕立てにしたとの事。
冬瓜の上には辛子。
調和と静寂というか本当に綺麗な味がしました。
*キハダマグロとハタのお造り
美しいお造り!
美しさ過去一番!
ハタは5kgのもので炙りを入れていました。
脂が美味しく、滑らかで旨味の塊。
キハダマグロは身質が良い。
身質が良いと良く聞きますが、初めて身質が良いという本当の意味を知りました。
*万願寺唐辛子の御失揚げ
御失揚げはいつも楽しみにしている皿の一つ。
野菜の瑞々しさと油が堪らないんです。
*長芋そうめん
写真では分かりづらいですが、9月なので月見に見立て、ウズラの玉子が入っていています。
一番上は削りたての鰹節。
酸味を効かせたツユでさっぱりといただけました。
*金目鯛の炭火焼き
美味しい皿を何回も味わえる幸せは一番好きな食べ方のみで食べれる事!
僕は金目鯛と実山椒醤油、葱を全部一緒に食べます。
初めての人は金目鯛だけの美味しさも是非味わってみて下さい!
*無花果の風呂吹き 落花生味噌
無花果と落花生がこんなに合うなんて!
上から炭火でほんのり温める事で、さらに味の輪郭がはっきりしていました。
因みに落花生味噌が一番手間が掛かるらしいです。
*炊き立てご飯
今日は新米。
炊き立ての瞬間を食べさせてくれます。
これ、煮えばなじゃないんです。
煮えばなより少し先の状態。
*太刀魚の蓮根包み揚げ
太刀魚と蓮根、餡が一体となって、全体がトロトロ。
これも凄いアイデアだなぁ~。
*大むき茸ご飯とカマス
今日、ハンターの方が届けてくれた大むき茸を使ったご飯。
でもカマスが凄すぎた!
脂が良く、口の中ではネットリ、そしてモッチリと不思議な食感!
*浜名湖の青海苔と自家製唐辛子味噌、えのきの入った出汁掛けお煎餅
あのカマスの後はさっぱりと。
*新米のおにぎり
2個作ってもらっちゃった 笑。
新米の美味しさを堪能。
*南水 クイーンルージュ シャインマスカット
今日は全て長野県産の水菓子。
水菓子もレベルが高い!
*薄皮のどら焼き
さっぱりとした甘さ。
この時点で後10個食べれます。
*抹茶
敬意を払って僕は今、抹茶の作法を勉強しています。
今回も凄かった!
食べ手はハードルが上がって感動が薄れるのが普通なのに毎回感動です!
2023/10/08 更新
2023/03 訪問
もはや人生最高のお店!
今一番大好きなお店、温石さん。
その料理の凄さに毎回圧倒されます。
*手掘りのアサリと芽キャベツ
市場には出回らない貴重な手掘りのアサリ。
ストレスがないのか物凄い出汁の力強さ。
*太刀魚の棒寿司
酢は軽めにしてあり、中には玉葱のローストが。そして軽く握っているので口の中ですぐなくなりました。
こんな棒寿司食べた事ない。
*白甘鯛と平茸のうす潮仕立て
力強くも優しいお椀!
一体、どうすればこんなお椀が出来るんだ 笑!
*鰤と白ミル貝のお造り
昨日捕れた寝かせてない鰤。
脂もしっかりあって柔らかいのにサクサクするような食感!
どういう事?
秘密を聞いたら抜群の鮮度の鰤を薄く切っているからなんだそうです。
これ、基本の知識と野生の本能がスバ抜けてないと出来ない仕事。
白ミル貝も甘さと香りが抜群。
強すぎないようレモンも少し付けていました。
限界まで美味しくしようという気持ちを感じます。
*海老芋の御欠揚げ
他のお店とは違う、食感を残した海老芋。
これはもうセンスですね。
*トラフグの唐揚げ
トラフグの唐揚げが出ちゃった 笑!
唐揚げでは河豚が一番美味しいと思います。
*朝取れのブロッコリーの炭火焼き
このブロッコリー、めっちゃ甘い。
野菜へのアプローチも凄い温石さんです。
*えぼ鯛と春菊の油香蒸し
えぼ鯛と春菊を一緒に食べると、旨味、塩気、甘さ、酸味が神のバランス。
そして全てが口の中でとろける感覚。
相当な試行錯誤がうかがえる一品。
味付けは自家製の柚子胡椒と黄身醤油。
油香蒸しの油は柚子の柚でもあるそうです。
*金目鯛の焼き物
抜群の火入れ。
皮はパリッ、身は程よいレアでジュワ!
温石さんの火入れを経験すると他のお店の火入れが甘く感じてしまいます。
これを葱と実山椒醤油と一緒に食べると天にも昇る気持ち。
*水菜とお揚げの辛子胡麻浸し
口直しの品として出てきた一品。
確かに爽やかな一品だけど口直しのレベルじゃない美味しさ。
*炊き立てご飯
これ煮え花じゃないんです。
本当の炊き立てご飯。
この瞬間を味わう為のもの。
*蛤と筍の卵寄せ
雛祭りらしい蛤を使った料理も。
蛤の出汁が物凄く美味しい。
筍は10月から土を柔らかくして、この時期に食べられるように育てたものなんだそうです。
*金目鯛と御坊と菜の花のご飯
旨味、塩気、苦味と食感の楽しさが味わえるご飯。
渾然一体とはこの事。
*白甘鯛と蛤の出汁のお煎餅ご飯
浜名湖の海苔を使った定番の出汁掛けご飯。
*鰤ご飯
お造りに出た鰤をご飯と一緒に。
*きらぴ香と紅ほっぺ
水菓子も手を抜いてません。
左がきらぴ香、右が紅ほっぺ。
紅ほっぺの方が酸味がありました。
僕はきらぴ香が好み。
*春菊餅
最後の最後まで全く手を抜かないのが温石さん!出来立て暖かいお餅に甘すぎない餡子、春菊の香りもジャスト。
最高の茶菓子。
*抹茶
最後は杉山さんのたてた抹茶で終了。
毎回、食べ手のハードルを軽く越えてくる温石さん。
一体、どこまで行っちゃうの 笑?
2023/03/26 更新
2022/10 訪問
松茸の香りを超える天然の黒舞茸の香り!
今回は始めてお昼に訪問。
*落花生豆腐
落花生を葛で固めた豆腐、ソース、ローストした物、それぞれの味の違いを楽しむ一品。
それがまた爽やかな無花果と合う。
そしてこの時期に新銀杏!
窒素真空していたとの事です。
*鯵の胡瓜巻き
鯵の濃厚な旨みを胡瓜と梅肉で爽やかに頂く一品。
*イトヨリダイとシメジのお椀
イトヨリダイとシメジの旨みが吸い地に落ちて味が変化していきます。
そして椀妻が旨みをキリッと纏めている。
しっかりと結び三つ葉も入っているのが良いですね。
*アズキハタのお造り
旨みの強い白身魚は、やっぱり塩で。
食感と飲み込んだ後の余韻がクセになります。
なので自分の塩振りの加減を間違えると台無しになるので慎重に。
*鰹の炙りタタキ
小振りですが良い鰹。
炭火の香りはやっぱり良い!
もっちりとした食感で旨みが強い、でもスッキリとした後味でした。
玉葱醤油で。
*麻機蓮根の御欠揚げ
この時期だけの麻機蓮根。
やっぱり、他の蓮根とは全然違います。
御欠の香ばしさも堪らない。
烏賊墨塩で。
*松茸とメバルとクレソンの温かいお浸し
開きの松茸の香りとメバルの旨みを、紫蘇の実の塩麹漬けがさらにそれを引き上げていました。
*金目鯛の炭火焼き
皮パリ、中ジュワの金目鯛。
葱と一緒に実山椒醤油で食べるのが最高の食べ方。
*椎茸の炭火焼き
菌床なので肉厚で旨みの塊。
*柿の白酢掛け
お口直しの一品。
柿と白酢がこんなに合うなんて!
*どうまん蟹と空芯菜、海老小芋の葛卵和え
蟹の旨み、空芯菜の食感、小芋の旨みが全て調和していて、葛卵がコクを引き上げていました。
*炊きたてご飯
炊きたてのご飯の香りを楽しみます。
*舞茸ご飯
舞茸とご飯が9対1。
舞茸の香りが爆発していました!
天然の黒舞茸は始めてじゃないけど、ここまで香りが強いのは初めて。
味付けは醤油と味醂で。
リゾット風に仕上がっていました。
*オオモミタケと栗とカマスご飯
珍しいオオモミタケ。
全ての食材が一体となっているご飯。
*お煎餅の出汁掛け
お煎餅のお焦げの香ばしさと出汁の旨みを楽しめる一品。
出汁はアサリと松茸。
海苔は浜名湖のもの。
この後、おかわりでオオモミタケと栗ご飯を。
*ロイヤル南水 シャインマスカット ピオーネ
フルーツは爽やかに。
*焦がし胡桃餅
クルミの香ばしさと食感が良い胡桃餅。
これ、焼津名物!
*抹茶
いつものように最後は抹茶で。
秋の味覚と美味しい魚介を堪能。
贅沢すぎるコースでした!
2022/11/06 更新
2022/07 訪問
魚介、野菜以外に肉も最高!こりゃヤバい!
今、一番楽しみにしているお店、温石さん。
一つ一つの仕事の丁寧さに毎回驚かされます。
*馬鈴薯揚げ出し豆腐とモロヘイヤ
豆腐は薄味にしていて、鰹出汁と生姜で味付けしたモロヘイヤと一緒に食べます。
料理がスタートする感じの一品です。
*鯵の胡瓜巻き
この時期定番の一品。
塩締めした鯵と胡瓜、梅肉のさっぱり感。
これはもうスペシャリテ!
*メバルと管牛蒡のお椀
ここで優しいお椀。
ツルナは浜辺に自生している物を使っています。
これが産地が変わったり、栽培した物だと一気にバランスが崩れてしまうんです。
柚子は香りを。
*鮃のお造り
夏でも脂の乗った鮃が出てきました。
上二枚が腹で下二枚が背中かな?
痩せてないヒラメなので背中の方が味が濃かったです。
僕は塩のみでいただきました。
*鮎の塩焼き
今日、昼に大井川で採れた鮎。
火入れを計算に入れた大きさの鮎を使っているのが凄い!
更に頭に油を塗って熱伝導を良くしているとの事。
結果、香り抜群の鮎をストレスフリーで頭から食べられます!
これは鮎の塩焼き選手権優勝かな?
*甘長唐辛子の御欠揚げ
これ、紙のかいしきを巻いてホットドックのように食べるんです。
相変わらず御欠揚げは外はカラッと揚がっていて中はジューシー!
表現が合っているかはわかりませんが、これは超高級スナック菓子だ!
*シャコとコリンキーの山葵酢掛け
山葵酢が程よい味付け、というか山葵酢って珍しい!?
*金目鯛の炭火焼き 山椒ソース
焼いている時からいい香りがした金目鯛。
皮はパリパリ、身はとろける!
火入れが神です。
ここまで凄いと塩で食べるのが一番だったりするんですが、温石さんの山椒ソースを付けるとさらに美味しい。
*平貝とズッキーニ
平貝がこれまた素晴らしい火入れ。
歯応えがあり、柔らかい!
なんで!?と秘密を聞いたら平貝の良さもあるんですが、60度でゆっくり火入れしているらしいんです。
ズッキーニと濃い目に醤油漬けしたローストの玉葱を交互に食べるのも良いアイディア。
*枝豆の擦り流し
朝採れた枝豆の擦り流し。
なぜこんなにまろやか?!
出汁は鰹の出汁だと無駄に枝豆の香りが引き立ってしまうので、アサリの出汁を使っているそうです。
擦り流しまで想像を超えてきちゃいました!
*牛肉と丸茄子とオクラの炊合せ
お肉は知床牛で部位はシンシン。
香りと赤身の旨味が強く、柔らかい。
このタイプのお肉でここまで柔らかい物は、実は中々ないんです。
やっぱり脂が多いか、熟成で赤身のインパクトだけ強くなりお肉本来の香りが弱くなっちゃってるか。
これは今まで食べた牛肉で一番好きかも。
*炊きたてご飯
炊きたてご飯を食べさせてくれます。
これ、しっかりご飯になっているので煮え端じゃないんです。
*新生姜のご飯
少しの塩がご飯の美味しさを引き立てています。
やっぱり香りも良いなぁ〜。
*鱧のそぼろとアスパラのご飯
焼津で採れた鱧の旨味がしっかりご飯に染みてます。
アスパラの香りと食感も良い。
*鱧とアスパラと玉子の三色ご飯
さらにそのご飯に味の濃い黄身が!
こりゃ、とんでもない美味しさだ!
*浜名湖の海苔と自家製辛味噌の汁掛けご飯
ご飯は炭焼きでおこげにしてくれています。
湿度が高かったので出汁は辛めにもしてくれていました。
*牛肉のご飯
先程の最高の牛肉を美味しいご飯に!
ローストした玉葱も入っていて、もうこれは最強の肉ご飯!
丼ぶりで食べたい 笑。
*山梨 白鳳
綺麗な桃、白鳳。
水々しくて甘い。
食後に爽やかなになるフルーツNo.1!
*玉蜀黍の葛焼き
玉蜀黍の美味しさがしっかりありました!
*抹茶
最後は杉山さんが抹茶を立ててくれます。
やっぱりこのお店、大好きです!
2022/07/31 更新
2022/04 訪問
食運あります!どうまん蟹が出た!
すべてのお料理が素晴らしいのですが、毎回その内の一品はとんでもないものが出てきます。
もしくはわざわざ用意してくれているのかもしれません。
今回は、ほとんどが浜名湖で消費されるどうまん蟹!
*鯵の胡瓜巻き
脂の乗った鯵に爽やかな胡瓜、さらに上には梅肉。
この時期に外せない一品。
*鯛の白子
甘い白子を酢が尖ってないポン酢で。
葱も良いアクセント。
全てが丁度良いんです。
*手掘りの浅利とホワイトアスパラのお椀
手掘りでストレスのない浅利。
出汁は昆布とアスパラ。
アスパラの出汁を加える事で浅利の強さを調整しているとの事。
優しくも力強いお椀です。
*豆鯵の唐揚げ
これもこの時期だけのもの。
フワフワで良い苦味。
揚げのレベル高いです。
*黒睦の炙りと白ミル貝のお造り
黒睦は塩でさらに甘さが上がり、脂の美味しさも際立ちます。
直火の炭火で、炭火の良い香りを付けているのが最高なんです。
白ミル貝は甘くてコリコリ。
付け合わせは天然の浜防風。
*アスパラの御欠揚げ
御欠揚げは外のカリカリと香ばしさ、中は野菜のジューシーさが毎回ホント凄いです。
*どうまん蟹のおじや
今回の最大の驚きは幻のどうまん蟹!
一番の旬は11月ぐらいなのかな?
迷いどうまん蟹です。
食運あるなぁ〜 笑。
味はとっても濃厚で独特の甘さがありました。
他の蟹に負けてない!
*椎茸の炭火焼き
藤枝のもの。
旨味が強い!
魚以外もレベルが高すぎる!
*金目鯛の炭火焼き
色々なお店で金目鯛を食べて結論。
金目鯛をスペシャリテのしているお店は沢山ありますが、温石さんがNo.1です!
火入れがもう神!
単純にレアにしているだけじゃないんです。
そして金目鯛の脂の良さに加えて、天然の木の芽酢がさっぱりさをプラス。
*蕪の丸焼き
これも驚いた!
噛じった瞬間、汁が飛び散りました!
尋常じゃない水々しさ!
品種の違いもあるらしいですが、これも火入れがポイントとの事。
そのままの美味しさを味わって欲しい為、色々試したみたいです。
火入れをした後、少し休ませていました。
お肉を焼いた後、休ませるのと同じ原理かなぁ〜?
甘さと香りも素晴らしかったです。
*春菊の胡麻和え
苦過ぎず、胡麻も強過ぎず、すべてがジャストでした。
*筍と知床牛の山葵餡掛け
ここまで来ても、さっぱり食べられる一品。
知床牛の部位はトンビです。
*ハタと筍ご飯
ハタの味が濃いほっぺたと首の部分を使ったとの事。
ハタの旨味、筍の香りと食感、これまた合うんです。
*ハタと筍ご飯 カラスミの炙りと蕨入り
先程のご飯にカラスミが入り筍の甘さがアップ。
*青海苔と自家製唐辛子味噌の出汁掛けご飯
青海苔は浜名湖のもの。
牛肉を入れ、旨味のあるピリ辛の出汁をかけていただきます。
*グレープフルーツと紅茶のゼリー
酸味のあるフルーツを使ったゼリーで食後はさっぱりと。
*筍カステラ
立たせているのは、とろける食感の先端から食べて欲しいからだそう。
ホントに口の中でカステラがとろけました。
立たせたカステラが筍に似ている事からお客様が筍に似ていると言って、筍カステラと命名したそうです。
*抹茶
最後は、いつものように抹茶で締め。
いつも"あ〜あ、終わっちゃった"っていう名残欲しい味がします 笑。
全てのお料理がパーフェクト!
普通、一品ぐらいアレっ?って思う事があるはず。
これ、中々ないと思います。
予約が全く取れなくなる日も近そうです!
まだな方は是非!
2022/06/03 更新
2022/01 訪問
絶品!虎河豚のお造り!
新年一発目は温石さん!
新年らしい料理がたくさん出ました。
*聖護院大根の風呂吹き
富士宮のもの。
聖護院大根が信じられないくらい甘い!
自家製の柚子胡椒と白味噌が付いていたのですが、何も付けずに食べるのが一番美味しかったです。
柚子胡椒自体も美味しかったので、おつまみとしていただきました。
丁度良い辛味で、当然普段食べてる物とは全然違う!
*からすみ入り餅巾着
たっぷり出汁を染み込ませた巾着。
からすみの美味しさもしっかり感じる。
このバランス、これって中々出来ないんです。
*甘鯛と大浦牛蒡のお椀
甘鯛と大浦牛蒡の他には、ほうれん草の芽と香りの為の柚子の皮が入ってます。
大きな穴がある事から蓮根と同じで、先の見通しが良いという事で縁起の良い食材の大浦牛蒡。
出汁は蛤で、塩気もその蛤からの塩気のみ。
優しい味です。
*虎河豚のお造り
今回、感動した虎河豚のお造り!
河豚、いや今までのお造りの中で一番美味しかった!
ゆるく火が入ってるので旨味も凄く、カットの厚さもジャスト!
食感も楽しめます!
落花生醤油と山葵が付いていたのですが、炭火の香りも素晴らしいので、そのままが一番美味しかった!
いやぁ〜、ホントにビックリな美味しさでした!
*麻機蓮根の御欠揚げ
定番の麻機蓮根。
温石さんは魚だけでなく、野菜も、その時期の味を楽しめる。
*蛤のおじや
大きくて肉厚な蛤。
これも蛤本来の味を楽しめる一品になってます。
*朝採れブロッコリーの炭焼き
ブロッコリーの甘さと炭火の香り、これも最高。
*金目鯛の炭火焼き
やっぱり火入れが凄いですね。
皮はパリパリ、身はふっくらジュワ。
最初は塩のみ、次に山椒醤油、最後に山椒醤油で白髪葱と一緒にいただきました。
*椎茸の炭火焼き
これも火入れが素晴らしかったです。
椎茸の旨味を最大限に味わう為と旨味を引き上げる為のギリギリの味付け。
*炊きたてご飯
牧之原のコシヒカリ。
ご飯の香りを楽しみます。
煮え端よりもご飯になっている状態。
*穴子の鳴門巻きと海老芋の揚げ饅頭
穴子を鳴門巻きにする事で、穴子で肉厚感が楽しめます。
穴子で肉厚感を感じるのは初めてだなぁ〜。
海老芋は少しの塩で、さらに海老芋の甘さを引き上げていました。
*筍ご飯
新年から筍!
この時期に筍が出る環境を整えているのだそうです。
甘さはまだ弱いですが、香りは良かった。
*牡蠣ご飯
牡蠣はレア目。
牡蠣のエキスが爆発する感じでした。
*炙りからすみご飯
からすみの塩気とご飯の甘さが良く合います!
*青海苔の汁かけご飯
青海苔は浜名湖のもの。
青海苔の香りとコチジャンの辛味、おこげの香ばしさと色々考えられているご飯物です。
*紅ほっぺ
程よい甘みと酸味。
*百合根と胡桃の金団 金柑風味
百合根を蒸して裏漉してからバターを加えたとの事。
百合根と胡桃、金柑が一体になった茶菓子!
すごいなぁ〜。
*抹茶
オーラスは抹茶。
いつものように感動した料理はたくさんありましたが、特に虎河豚のお造りが人生に何度出会えるか?レベルでした!
2022/01/22 更新
2021/10 訪問
非の打ち所がないお店とはこのお店!
通い続けていると、どうしても最初の頃の感動を超える事は無くなってきて、どんどん自分のハードルも上がっていってしまう事は良くあります。
でも、このお店は超えてきちゃうんです!
*落花生豆腐 無花果
落花生を擦って、葛で固めた物と一時間ローストしてペーストにした物。
落花生を違う形で味わえる。
甘すぎない無花果がリセットの役割もしているのも良いなぁ〜。
*天然すっぽんと松茸のお椀
すっぽんと松茸の贅沢すぎるお椀。
松茸は長野のもの。
すっぽんの出汁の美味しさと開きの松茸の香り!
冬瓜にも美味すぎる出汁が、しっかり染みてます。
そしてすっぽん自体も美味しすぎる!
今年のすっぽん選手権優勝です!
*黒睦の炙りと鮪のお造り。
炭火の香りが付いて、脂の乗った黒睦は間違いない美味しさ!
炭火の香りと脂の乗りの良さで、お肉を食べているような錯覚に落ちいります。
でも、さっぱり。
牛肉を超えちゃいました! 笑。
脂の乗りが良いので山葵をたっぷり乗せて、醤油でいただきました。
黒睦の脂の楽しむ為、鮪はさっぱりとした目鉢鮪。
これは塩でいただきます。
*イクラと辛子菜の卸和え
ここでさっぱりとした一品。
イクラの軽塩漬けが良い塩気。
*麻機蓮根の御欠揚げ 烏賊墨塩
蓮根がとんでもなく甘かった!
蓮根選手権優勝!
以前、いただいた麻機蓮根は、ここまで甘くなかったかも。
この蓮根に出会えたのは食運!
それが大好きな御欠揚げに。
もう最強でした!
*伊勢海老の炙りの海老味噌掛け 穂紫蘇
朝採れの伊勢海老。
これ、やばい美味さだった!
レアで、ほんのり温かくしている火入れも正に神の火入れ。
しっかり伊勢海老の美味しさを堪能出来ました。
掛かっている穂紫蘇は醤油漬けです。
*金目鯛の炭火焼き 実山椒醤油
これまた身質と旨味を最大限に引き出した神の火入れ。
そのままで、実山椒と、葱と、それぞれの組合せ全てが美味しい。
*ブロッコリーの炭火焼き
ブロッコリーって、こんなに美味しいの?って思ったブロッコリー!
食べた事ない味や食感でした。
*柿と銀杏の白和え
やっぱり柿と白和えは合いますね。
銀杏をアクセントにしているのが、他のお店とは違います。
*知床牛モモ肉 茄子とほうれん草の炊合せ
お肉は、今までの仕入れ先から良い物が入らなくなったらしく、仕入れ先を変えたそうです。
その仕入れ先を紹介して下さったのが、某人気俳優さん。
僕、この俳優さん、昔から大ファンなんです!
大好きなお店と大好きな俳優さんのシンクロも嬉しい。
そして知床牛のモモ肉、赤身の旨味が凄い!
幾らでも食べられる良いお肉。
流石です。
*水菜と豆腐の味噌汁
当たり前ですが、家では絶対出来ない美味しさ。
*炊きたてご飯
新米です。
ご飯になっているので煮え端ではなく、炊きたてご飯と表記しました。
ご飯って瞬間、瞬間で味が変わるんですね。
*牡蠣の山椒焼きご飯
三陸のもの。
火を入れた牡蠣は苦手なのですが、山椒のタレがいい具合に効いていて、牡蠣の嫌な部分を一切感じません!
これも牡蠣選手権優勝です!
*甘長唐辛子とからすみご飯
甘唐辛子の苦味とからすみの塩気が良いコラボレーション。
良く考えられているなぁ〜。
*肉栗ご飯
肉の旨味と栗の甘さの組合せ。
これ思い付くの天才でしょ!?
事件かよ!ってくらい美味しかったです 笑。
*鮪の漬けの出汁掛けご飯
ご飯物のオーラスは出汁掛けご飯。
ご飯はおこげで、おこげの苦味とさっぱりとした目鉢鮪の酸味の組合せ。
*ラ・フランスとピオーネ
ラ・フランスは甘く、ピオーネは酸味があり、バランスの取れた組合せでした。
*焦がし胡桃餅
定番の美味しい物同士を合わせて、さらに新しい味に昇華させていました。
茶菓子も全く手抜きなしです。
*抹茶
最後はいつもの抹茶で〆。
一体どこまで進化するんだろう?
天才が努力すると凄い事になっちゃいます!
2021/11/02 更新
2021/07 訪問
まさか天然のすっぽんが食べられるなんて!
初夏の時期も外せない温石さん。
もしかしたら冬よりもこの時期から夏かけてが一番好きかも。
*シャコと天然クレソン、スベリヒユの御浸し 黄身酢
スベリヒユのネットリ感とクレソンの食感が良かった。
シャコの方がアクセントになっていました。
*甘長唐辛子の御欠揚げ
御欠揚げは毎回楽しみなんです。
御欠の風味と食感に野菜の水々しさの組み合わせは他では味合えません。
それに加えて揚げ油の美味しさが良いなぁ。
*ハタのお造り
脂が乗っているハタ。
さらに炭で炙っていて、旨味が引き出されています。
炭火の香りで美味しさも倍増!
*コリンキーの胡麻和え
インターバルはサラダ感覚で生で食べられる珍しいかぼちゃ。
シャキシャキです。
*ヤイト鰹のお造り
今回出たのはヤイト鰹。
鮪と鰹の中間ぐらいの脂の乗り。
サスエ前田さんの実力も感じました!
この時期に戻り鰹のような脂を楽しめます。
もうスーパーの鰹は食べられません 笑。
ヤイト鰹は鰹とはちょっと違うんですけどね。
そして玉葱のタレもとっても美味しい!
*メバルと管牛蒡のお椀
ここで優しい味のお椀。
緩急もバッチリ。
新牛蒡を管牛蒡にする事によって、さらに牛蒡の美味しさを楽しむようにする工夫も素晴らしい。
小さい柚子は香りのみで食べません。
*黒ムツの焼き物 実山椒の塩麹漬け
今回の黒ムツは脂が強いので大根おろしをたっぷり付けて食べます。
黒ムツ、大根おろし、実山椒の塩麹漬けを全て混ぜて食べると、とんでもない美味しさになりました!
脂のみを楽しむものだと思っていた黒ムツ。
この食べ方、新しい発見です。
*ズッキーニの焼き物
長い時間火入れをしたズッキーニ。
これも水々しい!
温石さんは野菜の美味しさを楽しめる所も好きなんです!
*枝豆の擦り流し
朝採れた枝豆。
枝豆の良い部分だけを楽しむ感じ。
強すぎず、まろやか。
擦り流しは温石さんが一番かも。
*炊き立てご飯
香りを楽しむ炊き立てのご飯。
煮え端よりもご飯になってるので、炊き立てご飯と表記しました。
*蛤と茄子の炊き合わせ
蛤が美味しすぎました。
これも優しい味付けです。
*天然のすっぽんの焼き物
恐ろしく旨味の強いすっぽん!
今まで食べたすっぽん料理で一番かも!
*鱧のそぼろとインゲン、玉子の三色ご飯
ご飯と鱧が美味しすぎたので、玉子はいらないかも。
*鮪の漬けご飯
本マグロです。
この時期で、この旨味と脂の美味しい鮪を出せるのは、やっぱり流石です!
*すっぽんスープの餡掛けご飯
すっぽんの旨味たっぷりのスープ。
*炙りカラスミご飯
最後にこの塩気は〆ります!
丼で食べたいよ〜! 笑。
*桃
爽やかな甘さと柔らかさが素晴らしい桃。
一口で食べました。
*玉蜀黍の葛焼き
葛の柔らかさにカラメリゼの食感、そしてかすかな玉蜀黍の風味。
毎回、新しいお菓子が出ます。
*抹茶
最後はしっかり苦味のある抹茶。
今回も素晴らしい食材とそれを昇華させる大将の技術に感動です。
次は秋に伺わせて頂きます!
2021/07/21 更新
2021/04 訪問
地元の食材の美味しさが詰まりまくった割烹!
今回も浅利以外は焼津の食材。
地元の食材の美味しさが詰まりまくってました!
*鯵の胡瓜巻き
最初は胡瓜と梅、鯵も脂少なめのところでさっぱりと。
*花鯛の潮汁
そろそろ花鯛が美味しくなる時期。
塩をほとんど使わず、アラだけで。
鯛の旨味と脂の美味しさが最高でした。
椎茸の旨味もしっかり。
*黒鯥と平貝のお造り
とんでもない黒鯥が出てきちゃった!
これは赤鯥よりも上です 笑。
直接炭で炙り、炭の香りと素晴らしい脂の乗り、旨味でまるでお肉のよう。
一瞬で口の中でとろける。
でもお魚なのでさっぱり。
究極の一品です!
平貝も部位を変え、食感の違いを楽しませてくれました。
柔らかい平貝と歯応えのある平貝。
平貝の食感の違いを経験出来たのは貴重な体験。
もちろん甘みはバツグン。
*浅利のおかゆ
昆布の出汁と浅利の旨味のみ。
優しいけど、ものたりなくない!
これも究極だな〜。
*アスパラの御欠揚げ
今朝採れたばかりのアスパラ。
御欠のカリカリと柔らかいアスパラで食感の不均一さを!
セオリーだけど、やるのは難しいんです。
おっと、御欠の素晴らしい風味も忘れちゃいけない。
*赤鯥の酒蒸し
こちらは黒鯥に比べ身質の良さで勝負。
*えぼ鯛の西京焼き
火入れで身質の良さを最大限に活かしてます。
マスタードは富士宮の無農薬のもので一切雑味なし。
西京焼きの良いアクセントになっている。
これは驚いた!
*豆鯵の唐揚げ
フワフワで身の旨味と内臓の苦味の調和が素晴らしい。
*金目鯛の炭火焼き
これはやっぱりスペシャリテだな〜。
金目鯛の美味しさとタレの甘みは良く合います。
葱はお好みで調節してみて!
*鯛の白子
白子の美味しさを活かす為、酢が尖ってない。
河豚もこのポン酢だと旨味を活かせるんだろうな〜。
食感を楽しむ為、一口で!
甘いですよ!
*新玉葱の丸焼き
今朝採れた玉葱。
前よりも甘みが少ないかな。
でも良い口直しです。
*鮑と筍の炊合せ
鮑には隠し包丁が入っていて、食感を楽しむようになっています。
味付けも良かった。
筍は少しエグみがあったかな。
*煮え花
実際にはもう少しご飯になった状態。
お米の香り、甘みを実感。
*お漬物
お漬物も美味しいんです。
春キャベツと赤蕪。
*生しらすのご飯
今朝採れたしらす。
生姜と醤油と雑味なしの生しらす。
生しらす選手権優勝!
*讃岐牛 ラムシンのご飯
高級ステーキ店でもめったに味わえない赤身の旨味でした!
*鮑の肝のご飯
鮑の肝の美味しさを堪能。
塩が美味しさをグッと引き上げています。
近くでオリーブを栽培しているらしく、そのオリーブオイルがかかってます。
*桜海老のご飯
〆のご飯は桜海老。
*きらぴ香とデコポン
デザートは酸味の心地良いものを。
*蓬風味の薄皮どら焼き
焼き立てのどら焼き。
餡が多めなのにホント程よい甘さなんです。
*抹茶
風味と苦味を楽しみます。
う〜ん、やっぱり僕も抹茶の勉強をしよっと!
今回も素晴らしかったです!
次は夏に伺います!
2021/04/10 更新
2021/01 訪問
ますます目が離せない実力割烹!
季節ごとに伺いたい温石さん!
*穴子の唐揚げ
焼津のもの。
大根おろしと梅肉で。
穴子には珍しくプリプリの食感。
大根の甘みで穴子の淡白さが良く出てました。
*ホウボウと椎茸の聖護院蕪の擦り流しのお椀
吸い地が擦り流しというのが、いつもと違った感覚を楽しめました。
序盤に温かい優しい味はやっぱり良いですね。
*目近鮪とノドグロの炙りのお造り
目近鮪は氷見。
ノドグロは焼津。
ノドグロを炙っている時の良い匂い!
比較的さっぱりとした酸味と甘さがある目近鮪から脂が美味しいノドグロへ。
*春菊の胡麻和え
胡麻の風味と程よい苦味を感じる事が出来る味付け。
全然、箸休めじゃない美味しさでした!
*赤座海老の炭火焼き
焼きはレアで。
海老の美味しさを最大限に活かした火入れ。
海老の卵と味噌のソースでさらに旨味が!
*麻機蓮根の御欠揚げ
御欠の風味と麻機蓮根特有のシャキシャキとホクホク感が素晴らしい。
*蛤のおじや
蛤が大きい!
出汁で軽く火を入れているのでドンピシャな柔らかさです。
ご飯に出汁を染み込ませ、ソースのようになっています。
蛤の旨味を充分に堪能出来る一品!
*金目鯛の炭火焼き
口の中でとろける金目鯛。
甘いタレ、とろける脂、葱のコンビネーション!
*新玉葱の丸焼き
甘い!!!
少しの醤油でさらに甘く。
野菜がとんでもなく美味しいのも、このお店の凄さ。
口直しのレベルじゃないですよ!
*ランプと海老芋の炊き合わせ
ランプは熊本和牛。
ここでお肉を味わせるのは流石だなぁ〜。
赤身なのでさっぱりと食べられます。
海老芋は35年海老芋を作っている農家さんのもの。
なめらか!
*生姜と出汁のご飯
煮端の状態なので、ご飯の香りと生姜と出汁の味を楽しめました。
お漬物は白菜、小松菜、赤蕪。
この塩加減も僕好み。
*自家製烏賊の塩辛
焼津の真烏賊の塩辛。
余計な物は一切入ってないので、味がクリア!
塩辛選手権優勝!
*湯で上げ白魚のご飯
初物の大井川の白魚。
白魚が口の中でとけた!
白魚選手権優勝!
*ランプのご飯
赤身の旨味とご飯の美味しさが良く合って美味しかった〜。
*青海苔の餡掛けご飯
青海苔は浜名湖のもの。
自家製の唐辛子が入っていてピリッとしています。
*紅ほっぺ
大きい紅ほっぺ。
酸味も良い。
*胡桃餅
胡桃の味と程よい甘さがハマりました!
*抹茶
最後は大将のたててくれた抹茶で〆です。
次は春に伺います!
2021/01/24 更新
2020/11 訪問
最高の魚と最高の野菜を最高の料理に!
大好きな温石さんへ、初めての秋の訪問。
*落花生のお豆腐
落花生を葛で固めたもの。
上のソースは落花生をローストして作ってます。
落花生の風味、味がしっかりと楽しめる料理。
*芋饅頭と桜海老
桜海老の旨味が凄い!
桜海老ってこんなに美味しかったんだ!
なめらかな芋饅頭と良く合いました。
*クロムツの炭火炙り
今回はこれが一番かも!
直に炭で炙っているので炭火の香りが素晴らしいのと、クロムツの脂で上質なお肉を食べてるような不思議な感覚!
*メバルと焼き茄子のお椀
こちらは香りを楽しんでメバルを崩しながら食べます。
*蓮根の御欠揚げ
蓮根は麻機蓮根。
静岡の在来種らしいです。
御欠の風味とカリカリの食感はもちろんだけど、蓮根のシャキシャキとホクホクが良かった。
*クエの唐揚げと新銀杏
ポン酢 大根おろしでさっぱりと。
*伊勢海老の炭火焼き
焼津の伊勢海老。
メチャメチャ生きが良かった!
さばく時のライブ感は凄かったです。
甘さとプリプリの食感、レア感が素晴らしい。
味噌と絡めて食べると最高でした!
状態の良い伊勢海老は味噌が美味しいんです。
*白甘鯛の炭火焼き
繊維が溶けるような感じが堪らない。
やっぱり甘鯛とは違います。
*椎茸の炭火焼き
旬なので香りが抜群。
*蕪の丸焼き
半端なく瑞々しい!
水分がぎっしり詰まってます。
*蛤と海老芋の葛煮
蛤の美味しさとねっとりとした海老芋。
海老芋は35年海老芋を作っている農家のものとの事。
*煮花
お米がご飯に変わる瞬間。
香りを存分に楽しみました。
お米も旬になってきたな〜。
*松茸のご飯和え
静岡県袋井の松茸。
一番出汁とお肉の出汁でご飯を絡めていただきました!
この食べ方は初めて!
*クエと九条ネギのご飯
九条ネギの香りと出汁の美味しさでご飯をいただきます。
*ネクタイのご飯
長崎牛のネクタイ。
後半、一番美味しく食べられる部位でご飯を!
赤身の旨味を強く感じたお肉でした。
*白甘鯛の骨のスープご飯
最高の出汁と最高のご飯!
*からすみご飯
からすみの塩気がご飯にぴったり!
他の割烹のお店もやれば良いのに 笑。
*ラ・フランス 種無し柿 ピオーネ
デザートはさっぱりフルーツ。
*薄皮の栗どら焼き
栗が美味しいので重くなく、すっきりした味。
*抹茶
最後は大将が抹茶をたててくれます。
今回もやられちゃいました!
冬に次の予約を速攻入れました!
2020/11/17 更新
2020/08 訪問
とんでもなく進化していた焼津の割烹!
一年ぶりに伺った焼津の温石さん。
とんでもなく進化していました!
*鯵の胡瓜巻き
まずいただいたのが鯵を胡瓜で巻いたもの。
桜海老を食べて脂の乗った鯵。
通常は6月ぐらいらしいです。
塩の加減も抜群。
胡瓜も薄く切られていて嫌な瓜臭さがない。
一発目からやられちゃいました。
*ノドグロ
炙って旨味を出したノドグロ。
脂が美味しすぎました。
醤油の加減もドンピシャ!
*富士宮産 枝豆の擂り流し
香りが素晴らしかった。
そして少しの塩が甘さをグッと引き上げています。
*鰹 玉葱のタタキ
炭で直接炙っていました。
鰹の嫌な部分が一切ないのはもちろん、玉葱を一緒に食べた時の調和がすごかった!
ここでわかったのですが魚と野菜を調和させるのが素晴らしい!
美味しい食材同士をまとめるセンスと魚だけじゃなく野菜の目利きもずば抜けているんですね!
*鯒の唐揚げ モロヘイヤ
出汁が優しく、こちらも鯒とモロヘイヤが調和しています。
*甘唐辛子の御欠揚げ
お煎餅を砕いたものを油で甘唐辛子にまとわせたもの。
お煎餅のカリッとした食感と甘唐辛子の柔らかさのコントラストを楽しめる。
*蓮根のお椀
自然の甘味のみ。
蓮根をすりおろした時のデンプンでとろみを。
*金目鯛
金目鯛の旨味、タレの味、ネギ、全てが一体となる素晴らしい美味しさ!
最高の調和でした!
*椎茸
金目鯛と同じお皿で椎茸を。
金目鯛のエキスと椎茸の旨味!
*焼津 鮑
鮑の肝ソースで鮑を。
これもビックリする程、美味しかった!
*阿波牛 ネクタイ
ここで牛肉が出たのですが、魚をより美味しく食べてもらう為との事。
部位はランプの一部のネクタイ。
色は綺麗な小豆色。
良い赤身の旨味でした。
*鰹のへそ(鰹の心臓)
やっぱり醤油の加減が食材を生かしてるんだよなぁ〜。
*鱧と玉蜀黍のご飯
〆に来ても鱧の旨味と塩気、玉蜀黍の甘味で食欲が止まらない!
美味しすぎる!
*鱧と玉蜀黍のご飯 からすみの乗せ
さらに二杯目はからすみが!
*鱧と玉葱のご飯 牛肉(ネクタイ)乗せ
三杯目は先程のネクタイを乗せています。
*鱧と玉蜀黍の雑炊
四杯目は自家製コチジャンを出汁に加えて雑炊に。
*マンゴーと巨峰
フルーツでさっぱり。
*胡桃アイス
ホイップした生クリームのような軽いアイスクリーム。
*抹茶
最後は茶道の経験がある大将が抹茶をいれてくれます。
料理、ホスピタリティー、全てが最高峰!
一番好きなお店になっちゃった!
すぐに秋の予約を入れました!
2020/08/23 更新
2019/08 訪問
静岡の日本料理といったらここ!
焼津にある温石さんに伺う為だけに静岡に。
そこにはサスエ前田魚店の魚を使っているというだけではない二代目大将の確かな技術と目利きがありました。
*稚鮎の鮎煎餅
外はパリパリですが身は柔らかい。
鮎の香りをしっかり堪能出来ます。
*静岡 連子鯛
火入れが抜群。
脂の美味しさと身の旨味を堪能。
*鮪 ハタ
ハタは少し炙り旨味を出してます。
薄い色の醤油で。
夏の鮪は少し水分がありますが、それを感じさせない。
濃い色の醤油で。
この鮪とこのハタの組み合わせる、これはもうセンスですよね!
*鱧の卵 松の舞獅子唐
程よいポーションの鱧の卵。
松の舞獅子唐は万願寺タイプの甘唐辛子。
この組み合わせも食指が動きます。
*鱧の炙り 赤玉葱
大将の真骨頂がここから出てきます!
鱧の抜群の火入れと甘味が強い赤玉葱を一緒に食べると経験した事がない旨味、甘味、風味、食感の神のグラデーションが!
*金目鯛の炭火焼き
皮はパリパリ、身はフワフワ。
この金目鯛のポテンシャルを最大に引き出す神の火入れ。
*子玉葱
甘さが美味しい。
風味もしっかり。
この火入れも簡単にやってしまう。
*大トロの手巻き寿司
先程から常温で火入れをしていた大トロがここで出てきます。
大トロに直接炭をあて、旨味を出し、水分を飛ばしています。
そして大トロの手巻き寿司。
大トロ、シャリ、海苔のバランスが良い!
そして美しい物は美味しい!
*新蓮根
甘さと食感が良い!
*天然鰻 折戸茄子
天然鰻が出てきちゃいました!
天然鰻らしく身に弾力がある。
でも臭みは一切なし。
この鰻を仕入れる事が出来るのは仲卸さんとの信頼関係があるからこその事だと思います。
折戸茄子は冷たく仕上げてあり、温度差も楽しみます。
*鱧と枝豆のご飯
〆のご飯も期待を裏切らない美味しさ。
*自家製コチジャンの枝豆のご飯
自家製コチジャンを出汁に加え、枝豆のご飯と。
コチジャンの量でノーマルコースとチャレンジコースが選べるのですが、コチジャンが辛いだけではなく旨味もあるのでチャレンジにしても良かったかも。
*からすみ
お酒を飲む人にはからすみを。
*ピオーネ 梨
爽やかになる一品。
*トマトと胡桃のアイスクリーム
ホイップした生クリームのようなアイスクリーム。
*抹茶
風味の後に苦味がほんのり残る抹茶。
料理もホスピタリティもコスパも雰囲気も素晴らしい!
静岡まで行く価値があるお店です!
2019/08/13 更新
季節ごとに伺いたい温石さん。
何回も通っているのに毎回驚かされます。
*聖護院大根の風呂吹きと揚げ真薯
焼津はおでんが古くけら食べられているとの事でおでんをイメージした皿との事。
食感を残さないと美味しくない聖護院大根はちゃんと食感を残していて瑞々しい。
自家製の柚子胡椒で。
*鯵の砧巻き
大根の酢漬けで鯵を巻き、米麹で味付けをした皿。
米麹が旨みを上げて酢漬けが爽やかに仕上げていました。
牛蒡で食感の違いと温度の強弱を付けています。
牛蒡はオデオゴボウ。
*平貝と菜の花
平貝がサックリとした驚きの食感!
ピンの平貝というのもあるのですが、切り方と火入れがポイントとの事です。
マスタードは自家製。
*太刀魚と筍のお椀
蓋を開けた時の香りの初撃が凄かった。
太刀魚の脂と一切エグミなしの筍の甘さが最高です。
特に筍は例年より美味しく、やっぱり今年の筍は当り年との事。
有名産地から直送した筍と引けを取らないかもしれない程の美味しさ。
大量に煮る事も美味しさの秘密だそうです。
*鯛のお造りとメジマグロのお造り 血合いのレバー仕立て
血合いがお造りで出た!!!
人生初です!
血合いは徹底的に落とすものと思っていましたが、その日に獲れたものだからこそ出来る事!
味付けは今は食べられないレバ刺しのような感じ。
そうそう、神経締めしたメジマグロの血合いです。
メジマグロ自体も味が濃いです。
鯛の方も凄かった!
腹の各部位、背中、もうこれは旨みの塊かも。
付け合わせは馬鈴薯の酢漬け。
*根深ネギの御欠揚げ
とっても甘くてトロトロ。
*アカザエビと芽キャベツ
上には芽キャベツの葉に中には芽キャベツの中心のお浸し、そして玉葱のソース。
海老の甘さと玉葱の甘さ、同じ甘いでも違う甘さで皿がより美味しくなっています。
*エボダイと春菊
味付けと火入れで身質のポテンシャルの良さを最大限に発揮させていました。
黄身醤油で。
*椎茸の炭火焼き
肉厚で旨みの塊。
黄身醤油でいただきます。
*金目鯛の炭火焼き
温石さんのスペシャリテ。
安定の美味しさ。
実山椒醤油を付けて葱と一緒に食べると最高。
*水菜と薄揚げの辛子胡麻浸し
口の中をリセットする最高の口直し。
*知床牛と蓮根団子と白菜の鍋仕立て
部位はラムシン。
お肉の美味しさが良くわかる皿。
寒い日にピッタリの鍋仕立て。
*筍ご飯
最高の筍を使った筍ご飯。
筍ご飯選手権優勝かも?
*牛肉と蛤と野菜の出汁の玉丼
出汁の美味しさを堪能。
大抵、玉子系の丼は玉子の味が勝つのですが玉子の味が一つの要素のところが凄い。
*メジマグロのトロ漬けご飯
生ハムのような綺麗な色のメジマグロ。
これ、めっちゃ美味しかった。
言われなきゃメジマグロだとはわかりません!
*お焦げの筍ご飯
おかわりの筍ご飯はお焦げヴァージョン。
*きらぴ香
とんでもなく大きいきらぴ香。
甘さと酸味のバランスが最高でした。
*苺と白餡
白餡の上に苺を置いて、薄皮でくるんだ甘味。
面白いアイデア。
*抹茶
締めの抹茶。
敬意を払い、僕も抹茶の作法を勉強しています。
また次回もどんな驚きがあるのか楽しみです!