Moon0417さんが投稿したRamen にじゅうぶんのいち(東京/東尾久三丁目)の口コミ詳細

Moonのラーメン食べ歩き備忘録

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Ramen にじゅうぶんのいち東尾久三丁目、町屋二丁目、赤土小学校前/ラーメン

1

  • 昼の点数:4.8

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2020/03 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

素晴らしいとしか言い様の無い至極の塩ラーメン。

本日は雪の降る中、以前からずっと気になっていたこちらの店を初訪問。

開店の30分前に到着すると、悪天候のせいか店の前に待ち客は見当たりません。

開店と同時に入店して、先ずは「塩そば」の食券を購入してからカウンター席に着きます。

そして、一番奥のカウンター席に着いて店員さんに食券を渡すと、待つ事5分ほどでラーメンが到着です。

琥珀色に澄んだスープの上には珠の様に油が浮いていて、平打ちのストレート中細麺の上には青ネギを添えたチャーシュー、穂先メンマ、海苔が乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、角の無い円やかな塩味を仄かに感じると共に、決して濃密ではないもののコクの効いた出汁の旨味が口の中に広がります。

出汁は恐らく鶏と昆布が主体と思われますが、他にも様々な旨味が微かに存在していて、それらが複雑に折り重なる事で確固たる味の土台を構築しています。

私が味わう限りでは、恐らく豚や煮干しも使われている様な気がしますが、決して明確に風味を感じる訳ではないので、正直な所あまり自信がありません(汗)

次に麺を食べてみると、肌が艶やかな中細麺が若干柔らかめに茹でられていて、噛み締めると小麦粉の清々しい甘味が舌にクッキリと伝わります。

小麦粉の風味の強さから加水率は低め寄りと思われますが、低加水麺に有りがちな粉っぽさは一切無く、滑らかな啜り心地と靱やかなコシを兼ね備えています。

そして、麺にはスープと共に鶏油が強く絡み込み、それら三味が口の中で絶妙に混ざり合う事で、優しいのにコクに満ちた新たな味わいを生み出しています。

次にチャーシューを食べてみると、ややレア気味に仕上げた豚肩ロースの焼豚が若干厚手にスライスされています。

軽めに施された塩味と共に、燻製に似た香ばしい風味を纏っていて、噛み締めると弾力のある肉々しい歯応えと共に、赤身の野性的な旨味や脂身のコクに満ちた甘味が舌に素直に伝わります。

食べ終えた感想ですが、私個人的には「完璧」と言っても過言ではないほどバランスに秀でた味わいで、今までに食べたラーメンの中でも確実に三指に入ると思います。

特にスープに関しては、決して旨味が濃い訳ではないのにマッタリとした重厚な旨味が舌に強く残り、過去に経験の無い実に素晴らしい味わいでした。

改めて訪れる機会があれば、次は是非「醤油そば」を食べてみたいと思います。

ご馳走さまでした。

2020/03/29 更新

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