kelly kotowariさんが投稿した鮨 詠心(埼玉/大宮)の口コミ詳細

究極のグルメマップを求めて

メッセージを送る

この口コミは、kelly kotowariさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

鮨 詠心大宮/寿司

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2023/06 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

鮨の世界の今後を引っ張る超絶若手のホープ

お祝い事があり、お寿司でもご馳走するよという話をもらった。
最近はこういうことが多く極めてありがたいことである。

お寿司好きの仲間曰く、若手のホープが大宮でお店を開いたというところでそちらへ行ってみないか?とのこと。
ありがたくご一緒させてもらうことにした。

隠れ家的なお店に入ってみると
落ち着いた空間に木の香りの美しいカウンター席が広がる。
盆栽にこだわりがあるとのことで、それもそのはず美しい盆栽についうっとりとしてしまった。

りんごの酵母が入っているさくのはなという日本酒を頂く。
華やかな香りが美しく、食前酒としてまるでロゼのワインでも頂いているよう。

スーパードライを飲みながらがりときゅうりをつまむ。
きゅうりのお漬物は水の花が咲いたような瑞々しい美味しさ。
ガリも優しい味わいが最高に美味しい。

鯛の出汁でとったカブは暖かく美味しい出汁のテイストが柔らかくてとても美味しいね。
お腹の中があったまり、寿司を受け入れる優しい感じになってきたね。

背中の部分の中トロからお寿司がスタート
とろけるような脂はあっさりしながらも濃厚で溢れるシャリと共にもはやアート
一瞬でとろけてなくなり、そして赤酢のシャリが寿司を引き立てる。
川鶴ののらという香川県のお酒は凛とした綺麗な質感のある味わいで、お寿司の味わいを引き立てるね。

かますはギリギリまで旨みを引き出し
最後に炙った超絶品
調味料ではなく、素材の味わいが活きる
お魚の渋みや美味しさが濃縮されている。

夏のあん肝は脂身が少なくあっさりしていて
少し濃い味がついている。
一滴のカボスがこのあっさりとしながらも複層的な旨みをものすごく引き立てる
日本酒でこの豊満な旨みを流す時、気持ちの中の悪いものが流されていくようなそんな特別感を感じた。

千葉県産のめすのむしアワビはぷりぷり、そしてすごい肉厚
繊細で美味しいアワビがまさかの子の分厚さで登場する
そしてきもとのこの食べ合わせはまさに神だと思うよ。はっきりいうて。
シャリを最後に入れてきものリゾットを作り
あまりに濃厚な味わいで舌ベロの理解速度を超えてしまった
奈良県の篠峰という日本酒をあわせたが
ボディの強い純米酒がこの濃厚そしてリッチな食べ物を支えてくれて本当に素晴らしい

甘鯛のマツカサ
クリスピーな皮と身の美味しさが綺麗だ
すだちを絞って仕舞えばあまりに味が美しくなってしまう。
個人的にはそのままが美味しいがすだちの味わいを合わせた時も捨てがたい
パリパリの鱗と身の豊かな味わいが醸し出すこの技と味よ、ベートーヴェンの第九だよ、こんなもん!

純菜のもずく酢は純菜ともずく
そして爽やかな生姜ともずくの味わいが口の中を整えるだけでなく、野菜の爽やかな野の味わいが口の中を駆け抜けたね。

あおりイカのお寿司はつるやか
ほんとうにつるやかを超えたつるやか
こまめに入れられた刺の美しさは見るのではなく、舌の上で味わう。
舌の上で溶けたイカは初めてかもしれないね
その複雑な旨みとシャリの豊かな味わいは寿司を食べている楽しさを存分に感じさせた。

山梨県の青煌はさかずきんちゃんのボトルの特別なものこちらのドライな飲み口の美しさは鮨もそうだが、きゅうりのお漬物にとても合うね。

かさご鯛はとても魚の味が強い
さっぱりしながらも甘みのある味わいは
舌で切れてしまうような身の柔らかさと柑橘のさっぱりさ、その奥にある
濃厚なクリームのような美味しさがたまらない。

途中で休みに入れた水もイギリスのヒルドンである。
そういう細かいところまでこだわられてることに本当に感心である。

新政のコスモスと
TKG(太刀魚の黄身ご飯)をマリアージュする。
クリームのような黄身の美味しさは笑いがこみ上げるレベルに美味しい。
新政の凛とした味わいとこの太刀魚の旨みとのマリアージュは他で食べれない、まさにここの大将の若さとアイデアが光るような味わいである。
花のような酒と旨みの濃縮されたTKG
まさに究極のグルメだ。
新政コスモスの酸味がこの太刀魚の旨みを本当に引き出していた、究極的な味わいである。

漬けの赤身もやってきた。
マグロの繊維の隅々まで旨み、優しい塩分が染み込んでいるというのが
マグロの味わいがほろほろと崩れてしまう
トロではないのだろうけど、まるでトロのような質感の美しさがどこまでも心に残った。

新政のナンバー6と合わせてその衝撃の味わいに痺れ切ってしまった。

十日間熟成したイサキはぷりぷりの食感とそしてタンパク質が熟成してアミノ酸が放出されるようなイメージが頭の中でイメージできるほど芳醇なお寿司で最高だ。


青森のうにはあまりにとろりとした食感がすごく食べているとクリームを舐めているような気持ちになった。手渡しでいただいた後口で溶けるまで秒だよね、ノリの味わいも含めて最高にこだわられている。
海の真髄を舐めているような
幾層にもわたるような旨さの渦に心が身体が巻き込まれてしまうようだった。

小肌もたまらなく美味しい。
いけすで締めて五日ほどのよう
締め方の抜群さはもちろん光ものの渋やかな美味しさが抜群で最高の味わいである。

車海老はプリンのような柔らかさと
ゴムのようなしなやかな食感があり
そこから溢れる海老の味わいが芸術の世界へ僕たちを連れて行ってくれる。

大トロと中トロの間のところは
まるでシャトーブリアンのような味わいだ
深く甘いような味わいで、これはまさにアート。
口に強い旨みが広がり、旨さにちょっと唸ってしまったね。

カマトロは寝かして出してくれたとのこと
そして炙られている。
この味わいはまさに旨みの爆弾のような味わい
炭の香りと旨みとまさに究極的な逸品である。
ここまでの寿司があるのだろうか
あまりに脂の成分が強く白色が目立ってしまっている
その味はといえば語れないほどに美味しかったな、究極的だ。

穴子は江戸前の王というような締めのお寿司
旨さとそして甘さと今日のエキスパートな寿司たちをまとめ上げる美しい仕事。
いろいろと挑戦的な美味しさがあったけど、最後はこれで締められる安心感。
優しく煮たいい香りがもうたまらない。さんしょうと穴子の味わいを
彩の亀という
芋の焼酎をロックで流した、なんというマリアージュだろう。
これだよ、これというベストの味わいであった。

藤田巻と大将が呼んでいる巻き寿司は色々なマグロの部位の旨みを強烈に濃縮した逸品だ
こんなので締めさせてくれるって、一回俺は死んで天国に行ったかと勘違いさせられる味わい

そして濃縮されたシジミの味噌汁で飲兵衛の俺の肝臓やいろいろなダメージも中和させてくれた
また酒が飲める、幸せだ。

卵焼きもメルティーで美しい
スイーツに寄せたような味わいでまるでプリンのようだ

二つ目は生地の美味しさが光る逸品で最高に美味しい
締めまで飽きさせない最強の寿司屋さんである

最後に綺麗な抹茶をもらう
渋みはアルコールを綺麗に流してくれる。

伝統的な江戸前の高レベルなお寿司でありながらも
新たな挑戦が数多くなされた革新を感じさせるお寿司。
大将はじめホスピタリティー溢れる接客、お心遣いは満足度が高すぎる。
特に大将は寿司に対するこだわりと技術
そして日本酒とのペアリングに対する果てなきこだわり
今後寿司業界のトップに君臨していく店になるのは間違い無いだろう。
素晴らしい経験であった。

2023/06/29 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ