3回
2022/06 訪問
宇都宮の隠れた超名店、とてつもなくうまい羽根付き餃子(四度目)
久々に食べに来ました天馬餃子。この日は夜でしたが貸切状態でした。
しかし相変わらずなんと美しい、そして美味い。このカリカリの触感とモチっとした皮、肉汁たっぷりの具。ごはんも美味しいし、やっぱり我々のナンバー1の餃子だなあ。
本当にずっとあって欲しい名店です。
【固定コメント】
夫婦で宇都宮餃子食べ歩きツアー一軒目(昼の一軒目)に選んだのがここ、天馬さん。
本日はこのお店も含めて四軒餃子のお店を食べ歩いたのですが、結論から言うと一軒目のこのお店がぶっちぎりで美味すぎて、この後のお店は失礼ながら消化試合のようになってしまいました。
また、僕は全ての食べ物の中で一番好きな物はと聞かれたら餃子と答える程餃子が好き(最近は妻もそうらしい)なので、餃子という部門において、僕たち夫婦の中の究極のお店として位置付けるお店を決めるのに慎重になっていました。
しかしとうとう出会えました。僕たち夫婦の中の究極の餃子の店といえる餃子店に。
ちなみにこのお店は全くの無名というわけではなく地元のテレビで何度か紹介されたり、芸能人が訪れたりしている程度には知名度はありますが、食べログの点数もそこそこですし、みんみんや正嗣のように誰もが知っているお店ではありません。ですが僕は今後ここを超える餃子に出会うことは無いと断言します。
また、ここは宇都宮とはいえ、宇都宮駅や餃子通り辺りからはかなり離れた住宅地の中にぽつんとある。でもお店の駐車場が三台分あるので便利。
さて本日は家から車を走らせ渋滞に捕まったこともあり4時間かけて、11時半頃にまずはこちらのお店に到着。外観は年季の入った中華料理屋さんといった感じ。店内に入ると中もまた年季の入った中華料理屋さんといった雰囲気です。お店は年配のご夫婦二人で営まれているようで、店員の奥さんにお店に案内されました。先客は一組いました。
ご夫婦は共にしっかりマスクをされていて、アルコール消毒液も置かれ、レジの前には接近を避けるためのテープで線が引かれている。感染症とかにもしっかりと気を使われているのが伺える。
ただ、壁にはこの餃子屋にほれ込んだというアイドル声優さんの写真やポスターやグッズが飾られていて少し異様な雰囲気、またメニューは基本的に餃子とたんめんだけなのですが、その餃子の種類にはにんにく餃子、干しエビ餃子、季節限定のたけのこ餃子、そしていちご餃子というのがあります。え?いちご餃子?と驚く。ここは季節限定でりんご餃子やレモン餃子などフルーツを入れた餃子があるようです。それだけ見ると本当に美味しい物が出てくるのか少し心配になりますが、心配しないでください、絶対大丈夫です。
とりあえず僕らは昼に二軒行く予定があったので、いわゆるオーソドックスなにんにく餃子(400円)を焼きで三人前とライス中(230円)を注文し待つことに。ちなみにここは餃子の種類を選んだら、焼き・茹で・煮込みの三種類の中から食べ方を選ぶ。結論を言うとここは焼きが絶対にいいと思います。
程なくして奥さんが焼き餃子を持ってくる。そしてこの焼き餃子の見た目がまず凄すぎる。見た目でまず美味い。こんなの美味くない訳がないという素晴らしく美しく美味しそうな見た目をしている。もはや芸術の域である。
こちらの餃子は一人前6個で、宇都宮餃子にしてはやや大きめで、珍しく円形に焼かれ、しっかりと焼かれたきつね色の羽根が付いている。
また、こちらの餃子は皮も手作りで、しかも餃子の皮作りとしては珍しく佐野ラーメンのように青竹手打ちで作られているとのこと(壁に店主が青竹で皮を作っている様子の写真が貼ってある)。
このこだわりように惹かれてこのお店に決めたので、どんなものかとにかく楽しみでした。まずはそのこだわりの餃子を一口。
これは!見た目通り、皮目がパリッパリッで香ばしい。そして皮自体がもちっとしていて触感はもう完璧。また、昨今、焦げるのを恐れて無難な焼き方しかしない餃子屋が多い中、あと数秒で焦げるというくらいまで焼いたしっかり香ばしいアグレッシブなきつね色。僕にはこれくらいの焼き方が最高。
そして餡。いわゆる宇都宮餃子の餡は野菜が多めということで有名だが、こちらの餃子は肉が多めで肉汁を含んだスープが飛び出す飛び出す。本当にジューシーな餡で、僕達夫婦のドストライク。
そして奥さんに最初に食べ方の説明を受けたのですが、味がしっかり付いているのでそのまま食べてみてくださいとのこと。お好みでということで一緒にタレも置いて行ってくれましたが、言うとおり羽根を含む皮や餡にしっかりと味がついていてそのままでも充分美味しく食べられる。端っこにだけタレをちょんと付けて食べるのが一番おススメかな。
そして更に嬉しいのがお米もちゃんと美味しかったことです。お米はなすひかりという銘柄を使用していて、これは那須の寿楽というステーキ屋さんでも使われていた美味しいお米。
炊き方もばっちりで餃子のお供として最高!僕は餃子にはお米が不可欠な人間なのでこのお米の美味しさも相まってテンションは最高潮。
足りない。もっと食べたいという欲求にかられてしまった。この後昼はもう一軒行く予定だったのですが、ここでお腹を一杯まで食べたいという欲求を我慢できず急遽予定変更。
餃子を一皿追加、更に妻は「ここのたんめん、手打ちだし絶対美味しいよ。美味しいたんめんに出会ったことないから食べてみたい」と言いだしたため、餃子ツアーのはずがたんめんも追加してしまった。
程なくして追加の餃子到着。本当に美味そうだな。そして美しい。
再び餃子を堪能。ああ、焼き立ては本当に美味いな。食べれば食べる程店主のこの餃子へのこだわりが伝わってくる。いくらでも食べれる。
しかもこの餃子6個で400円。宇都宮餃子としては高い方ですが、この味このボリュームでこの値段は僕の中では有り得ない。倍の金額取られても何も文句ありません。
そして次にたんめんが到着。たんめんはキャベツやモヤシなどの野菜とかまぼこが具として乗せられていて、肉らしきものは見当たらない。そして特筆すべきはやはり手打ちのめん。やや平打ちのピロピロ麺は佐野ラーメンの見た目に似ている。
スープを一口。美味い!野菜の甘みがしっかりと溶けだして、あっさりながらも濃い旨みがある。そしてこの麺、見た目は佐野ラーメンですが触感はどちらかというと沖縄そばに近い。こしがあってかための触感。僕達の好み。
たんめん自体はそれほど食べたことがありませんが、たん麺だけでも僕も妻もこれまでで一番美味しいと思いました。
散々色々なところで食べ、理想を追い求め、遂に出会えた究極の餃子。皮も餡も焼き方も触感も見た目も全てが僕達夫婦の理想の餃子でした。
本当に美味しかったです。今まで食べた餃子の中のナンバー1でした。
でもこのお店、年配の夫婦で営まれている、いわゆる絶メシという類のお店であります。
どうかこのお店が少しでも長く、出来ることなら引き継がれていってくれたらなあと願うばかりです。
餃子という僕達夫婦の中で一番好きな食べ物のジャンルでの究極が見つかってしまったので少し興奮気味の文章になってしまいましてすみません。
ごっそさんでした。
2022/07/02 更新
2021/09 訪問
宇都宮の隠れた超名店、とてつもなくうまい羽根付き餃子(三度目)
夫婦で宇都宮餃子日帰りツアーの昼食は勿論ここ
僕達夫婦の中の究極の餃子屋さん、天馬さん。
今回で三度目の訪問。
今回もオープンと同時に入店、しばらくは僕達の貸し切りでしたが少しして一組だけ来店がありました。
僕達はにんにく餃子の焼きをまずは三人前(400円×3)と僕は大ライス、妻は小ライスを注文。
ほどなくして餃子到着。
このビジュアル、笑ってしまうくらい美しい羽根付き餃子。
一口食べれば青竹で打たれたモチモチの皮の中から肉汁が飛び出す。
餃子を食べれば、なすひかりのお米が止まらない。
当然、焼き餃子を追加で注文。
隣の人は二人で既に焼き餃子三人前とタン麺までたべていたのき焼き餃子を二人前追加で注文していた。
このお店は焼き餃子を追加注文する人が本当に多い。
相変わらず美味しすぎる餃子だった。
ごっそさんでした。
【固定コメント】
夫婦で宇都宮餃子食べ歩きツアー一軒目(昼の一軒目)に選んだのがここ、天馬さん。
本日はこのお店も含めて四軒餃子のお店を食べ歩いたのですが、結論から言うと一軒目のこのお店がぶっちぎりで美味すぎて、この後のお店は失礼ながら消化試合のようになってしまいました。
また、僕は全ての食べ物の中で一番好きな物はと聞かれたら餃子と答える程餃子が好き(最近は妻もそうらしい)なので、餃子という部門において、僕たち夫婦の中の究極のお店として位置付けるお店を決めるのに慎重になっていました。
しかしとうとう出会えました。僕たち夫婦の中の究極の餃子の店といえる餃子店に。
ちなみにこのお店は全くの無名というわけではなく地元のテレビで何度か紹介されたり、芸能人が訪れたりしている程度には知名度はありますが、食べログの点数もそこそこですし、みんみんや正嗣のように誰もが知っているお店ではありません。ですが僕は今後ここを超える餃子に出会うことは無いと断言します。
また、ここは宇都宮とはいえ、宇都宮駅や餃子通り辺りからはかなり離れた住宅地の中にぽつんとある。でもお店の駐車場が三台分あるので便利。
さて本日は家から車を走らせ渋滞に捕まったこともあり4時間かけて、11時半頃にまずはこちらのお店に到着。外観は年季の入った中華料理屋さんといった感じ。店内に入ると中もまた年季の入った中華料理屋さんといった雰囲気です。お店は年配のご夫婦二人で営まれているようで、店員の奥さんにお店に案内されました。先客は一組いました。
ご夫婦は共にしっかりマスクをされていて、アルコール消毒液も置かれ、レジの前には接近を避けるためのテープで線が引かれている。感染症とかにもしっかりと気を使われているのが伺える。
ただ、壁にはこの餃子屋にほれ込んだというアイドル声優さんの写真やポスターやグッズが飾られていて少し異様な雰囲気、またメニューは基本的に餃子とたんめんだけなのですが、その餃子の種類にはにんにく餃子、干しエビ餃子、季節限定のたけのこ餃子、そしていちご餃子というのがあります。え?いちご餃子?と驚く。ここは季節限定でりんご餃子やレモン餃子などフルーツを入れた餃子があるようです。それだけ見ると本当に美味しい物が出てくるのか少し心配になりますが、心配しないでください、絶対大丈夫です。
とりあえず僕らは昼に二軒行く予定があったので、いわゆるオーソドックスなにんにく餃子(400円)を焼きで三人前とライス中(230円)を注文し待つことに。ちなみにここは餃子の種類を選んだら、焼き・茹で・煮込みの三種類の中から食べ方を選ぶ。結論を言うとここは焼きが絶対にいいと思います。
程なくして奥さんが焼き餃子を持ってくる。そしてこの焼き餃子の見た目がまず凄すぎる。見た目でまず美味い。こんなの美味くない訳がないという素晴らしく美しく美味しそうな見た目をしている。もはや芸術の域である。
こちらの餃子は一人前6個で、宇都宮餃子にしてはやや大きめで、珍しく円形に焼かれ、しっかりと焼かれたきつね色の羽根が付いている。
また、こちらの餃子は皮も手作りで、しかも餃子の皮作りとしては珍しく佐野ラーメンのように青竹手打ちで作られているとのこと(壁に店主が青竹で皮を作っている様子の写真が貼ってある)。
このこだわりように惹かれてこのお店に決めたので、どんなものかとにかく楽しみでした。まずはそのこだわりの餃子を一口。
これは!見た目通り、皮目がパリッパリッで香ばしい。そして皮自体がもちっとしていて触感はもう完璧。また、昨今、焦げるのを恐れて無難な焼き方しかしない餃子屋が多い中、あと数秒で焦げるというくらいまで焼いたしっかり香ばしいアグレッシブなきつね色。僕にはこれくらいの焼き方が最高。
そして餡。いわゆる宇都宮餃子の餡は野菜が多めということで有名だが、こちらの餃子は肉が多めで肉汁を含んだスープが飛び出す飛び出す。本当にジューシーな餡で、僕達夫婦のドストライク。
そして奥さんに最初に食べ方の説明を受けたのですが、味がしっかり付いているのでそのまま食べてみてくださいとのこと。お好みでということで一緒にタレも置いて行ってくれましたが、言うとおり羽根を含む皮や餡にしっかりと味がついていてそのままでも充分美味しく食べられる。端っこにだけタレをちょんと付けて食べるのが一番おススメかな。
そして更に嬉しいのがお米もちゃんと美味しかったことです。お米はなすひかりという銘柄を使用していて、これは那須の寿楽というステーキ屋さんでも使われていた美味しいお米。
炊き方もばっちりで餃子のお供として最高!僕は餃子にはお米が不可欠な人間なのでこのお米の美味しさも相まってテンションは最高潮。
足りない。もっと食べたいという欲求にかられてしまった。この後昼はもう一軒行く予定だったのですが、ここでお腹を一杯まで食べたいという欲求を我慢できず急遽予定変更。
餃子を一皿追加、更に妻は「ここのたんめん、手打ちだし絶対美味しいよ。美味しいたんめんに出会ったことないから食べてみたい」と言いだしたため、餃子ツアーのはずがたんめんも追加してしまった。
程なくして追加の餃子到着。本当に美味そうだな。そして美しい。
再び餃子を堪能。ああ、焼き立ては本当に美味いな。食べれば食べる程店主のこの餃子へのこだわりが伝わってくる。いくらでも食べれる。
しかもこの餃子6個で400円。宇都宮餃子としては高い方ですが、この味このボリュームでこの値段は僕の中では有り得ない。倍の金額取られても何も文句ありません。
そして次にたんめんが到着。たんめんはキャベツやモヤシなどの野菜とかまぼこが具として乗せられていて、肉らしきものは見当たらない。そして特筆すべきはやはり手打ちのめん。やや平打ちのピロピロ麺は佐野ラーメンの見た目に似ている。
スープを一口。美味い!野菜の甘みがしっかりと溶けだして、あっさりながらも濃い旨みがある。そしてこの麺、見た目は佐野ラーメンですが触感はどちらかというと沖縄そばに近い。こしがあってかための触感。僕達の好み。
たんめん自体はそれほど食べたことがありませんが、たん麺だけでも僕も妻もこれまでで一番美味しいと思いました。
散々色々なところで食べ、理想を追い求め、遂に出会えた究極の餃子。皮も餡も焼き方も触感も見た目も全てが僕達夫婦の理想の餃子でした。
本当に美味しかったです。今まで食べた餃子の中のナンバー1でした。
でもこのお店、年配の夫婦で営まれている、いわゆる絶メシという類のお店であります。
どうかこのお店が少しでも長く、出来ることなら引き継がれていってくれたらなあと願うばかりです。
餃子という僕達夫婦の中で一番好きな食べ物のジャンルでの究極が見つかってしまったので少し興奮気味の文章になってしまいましてすみません。
ごっそさんでした。
2021/10/05 更新
2020/06 訪問
宇都宮の隠れた超名店、とてつもなく美味い羽根付き餃子
夫婦で宇都宮餃子食べ歩きツアー一軒目(昼の一軒目)に選んだのがここ、天馬さん。
本日はこのお店も含めて四軒餃子のお店を食べ歩いたのですが、結論から言うと一軒目のこのお店がぶっちぎりで美味すぎて、この後のお店は失礼ながら消化試合のようになってしまいました。
また、僕は全ての食べ物の中で一番好きな物はと聞かれたら餃子と答える程餃子が好き(最近は妻もそうらしい)なので、餃子という部門において、僕たち夫婦の中の究極のお店として位置付けるお店を決めるのに慎重になっていました。
しかしとうとう出会えました。僕たち夫婦の中の究極の餃子の店といえる餃子店に。
ちなみにこのお店は全くの無名というわけではなく地元のテレビで何度か紹介されたり、芸能人が訪れたりしている程度には知名度はありますが、食べログの点数もそこそこですし、みんみんや正嗣のように誰もが知っているお店ではありません。ですが僕は今後ここを超える餃子に出会うことは無いと断言します。
また、ここは宇都宮とはいえ、宇都宮駅や餃子通り辺りからはかなり離れた住宅地の中にぽつんとある。でもお店の駐車場が三台分あるので便利。
さて本日は家から車を走らせ渋滞に捕まったこともあり4時間かけて、11時半頃にまずはこちらのお店に到着。外観は年季の入った中華料理屋さんといった感じ。店内に入ると中もまた年季の入った中華料理屋さんといった雰囲気です。お店は年配のご夫婦二人で営まれているようで、店員の奥さんにお店に案内されました。先客は一組いました。
ご夫婦は共にしっかりマスクをされていて、アルコール消毒液も置かれ、レジの前には接近を避けるためのテープで線が引かれている。感染症とかにもしっかりと気を使われているのが伺える。
ただ、壁にはこの餃子屋にほれ込んだというアイドル声優さんの写真やポスターやグッズが飾られていて少し異様な雰囲気、またメニューは基本的に餃子とたんめんだけなのですが、その餃子の種類にはにんにく餃子、干しエビ餃子、季節限定のたけのこ餃子、そしていちご餃子というのがあります。え?いちご餃子?と驚く。ここは季節限定でりんご餃子やレモン餃子などフルーツを入れた餃子があるようです。それだけ見ると本当に美味しい物が出てくるのか少し心配になりますが、心配しないでください、絶対大丈夫です。
とりあえず僕らは昼に二軒行く予定があったので、いわゆるオーソドックスなにんにく餃子(400円)を焼きで三人前とライス中(230円)を注文し待つことに。ちなみにここは餃子の種類を選んだら、焼き・茹で・煮込みの三種類の中から食べ方を選ぶ。結論を言うとここは焼きが絶対にいいと思います。
程なくして奥さんが焼き餃子を持ってくる。そしてこの焼き餃子の見た目がまず凄すぎる。見た目でまず美味い。こんなの美味くない訳がないという素晴らしく美しく美味しそうな見た目をしている。もはや芸術の域である。
こちらの餃子は一人前6個で、宇都宮餃子にしてはやや大きめで、珍しく円形に焼かれ、しっかりと焼かれたきつね色の羽根が付いている。
また、こちらの餃子は皮も手作りで、しかも餃子の皮作りとしては珍しく佐野ラーメンのように青竹手打ちで作られているとのこと(壁に店主が青竹で皮を作っている様子の写真が貼ってある)。
このこだわりように惹かれてこのお店に決めたので、どんなものかとにかく楽しみでした。まずはそのこだわりの餃子を一口。
これは!見た目通り、皮目がパリッパリッで香ばしい。そして皮自体がもちっとしていて触感はもう完璧。また、昨今、焦げるのを恐れて無難な焼き方しかしない餃子屋が多い中、あと数秒で焦げるというくらいまで焼いたしっかり香ばしいアグレッシブなきつね色。僕にはこれくらいの焼き方が最高。
そして餡。いわゆる宇都宮餃子の餡は野菜が多めということで有名だが、こちらの餃子は肉が多めで肉汁を含んだスープが飛び出す飛び出す。本当にジューシーな餡で、僕達夫婦のドストライク。
そして奥さんに最初に食べ方の説明を受けたのですが、味がしっかり付いているのでそのまま食べてみてくださいとのこと。お好みでということで一緒にタレも置いて行ってくれましたが、言うとおり羽根を含む皮や餡にしっかりと味がついていてそのままでも充分美味しく食べられる。端っこにだけタレをちょんと付けて食べるのが一番おススメかな。
そして更に嬉しいのがお米もちゃんと美味しかったことです。お米はなすひかりという銘柄を使用していて、これは那須の寿楽というステーキ屋さんでも使われていた美味しいお米。
炊き方もばっちりで餃子のお供として最高!僕は餃子にはお米が不可欠な人間なのでこのお米の美味しさも相まってテンションは最高潮。
足りない。もっと食べたいという欲求にかられてしまった。この後昼はもう一軒行く予定だったのですが、ここでお腹を一杯まで食べたいという欲求を我慢できず急遽予定変更。
餃子を一皿追加、更に妻は「ここのたんめん、手打ちだし絶対美味しいよ。美味しいたんめんに出会ったことないから食べてみたい」と言いだしたため、餃子ツアーのはずがたんめんも追加してしまった。
程なくして追加の餃子到着。本当に美味そうだな。そして美しい。
再び餃子を堪能。ああ、焼き立ては本当に美味いな。食べれば食べる程店主のこの餃子へのこだわりが伝わってくる。いくらでも食べれる。
しかもこの餃子6個で400円。宇都宮餃子としては高い方ですが、この味このボリュームでこの値段は僕の中では有り得ない。倍の金額取られても何も文句ありません。
そして次にたんめんが到着。たんめんはキャベツやモヤシなどの野菜とかまぼこが具として乗せられていて、肉らしきものは見当たらない。そして特筆すべきはやはり手打ちのめん。やや平打ちのピロピロ麺は佐野ラーメンの見た目に似ている。
スープを一口。美味い!野菜の甘みがしっかりと溶けだして、あっさりながらも濃い旨みがある。そしてこの麺、見た目は佐野ラーメンですが触感はどちらかというと沖縄そばに近い。こしがあってかための触感。僕達の好み。
たんめん自体はそれほど食べたことがありませんが、たん麺だけでも僕も妻もこれまでで一番美味しいと思いました。
散々色々なところで食べ、理想を追い求め、遂に出会えた究極の餃子。皮も餡も焼き方も触感も見た目も全てが僕達夫婦の理想の餃子でした。
本当に美味しかったです。今まで食べた餃子の中のナンバー1でした。
でもこのお店、年配の夫婦で営まれている、いわゆる絶メシという類のお店であります。
どうかこのお店が少しでも長く、出来ることなら引き継がれていってくれたらなあと願うばかりです。
餃子という僕達夫婦の中で一番好きな食べ物のジャンルでの究極が見つかってしまったので少し興奮気味の文章になってしまいましてすみません。
ごっそさんでした。
2021/01/29 更新
【僕達夫婦の中の究極の餃子】
見た目、皮、餡、焼き、食感、味、全てが最高の羽根付き餃子。
2020/06/20 更新