4回
2023/01 訪問
奇跡の肉と、それを扱う名人技
2023年1月、純但馬牛の松阪牛71ヶ月。
とんでもない努力によって育てられ、生産者さんからの逆指名によって田中BOSSが仕入れる。
BOSSでさえ、背中を追いかけていた父親の代も含めて経験したことのない、ここまでの年月をかけてながら味も伴っている奇跡の肉。
これまでもこれからも、ストーリーを含めてこれ以上の肉にはありつけないかも知れない、そんな肉に、BOSSが考える今の最上級の名人芸が加わった、本当にすごい料理の数々。
コクがあり薄っすらと甘いその肉は、極上の本鮪のような味わいだった。
冬になり、冷麺がなくなりカレーうどんになる。
このうどんのカレーを支えてる出汁。ご飯も突っ込みたくなる美味さ。
今までの人生の中で、こんな素敵な料理に出会えたことは考え深い。
少しの隙もないダントツ店。
2023/01/17 更新
2022/12 訪問
その日の日本一の神戸牛がある店
肉料理って残酷だ。
誤魔化しがきかないから、圧倒的な違いが出る。
誰でも分かる違い。
日本一の牛肉があって、日本一の焼き手がいるから、ダントツの肉料理になる。
どんなに美味しい肉でも、火入れを間違ったら美味くなくなるし、火入れが上手くても、肉が美味くなかったら美味くはならない。
そこが分かりやすいから残酷だなと。
客単価が違う!は、そりゃそうだろって思うけど、なら、同じ単価を支払うから、同等の肉を出してよって言っても、仕入れることすらできないだろうと思う。
確かに高い。でも、その値段の中には、生産者を盛り上げる、継続してもらう、その寄附的な要素も入ってると認識するようにしてる。
村田さんの神戸牛メスの48ヶ月。4年間も大切に大切に育てられた、特別な神戸牛。
それを仕入れられるBOSSの今までの努力。
どっちにもリスペクトを感じながら食せる、私のダントツ店。節目に行きたい、特別なお店。
BOSSと仲良くなれたのは、俺にとって人生の自慢。
2023/04/15 更新
人生で一番の肉料理。
最近は肉を中心にした和食料理屋になってるイメージ。
肉屋田中って店名が、ちょっと実力を支えきれなくなってる。
そもそも、今日、仕入れられる世界一の肉はここにあり、あらいさん監修の鮨屋なども展開するようになってから、ここで出される海産物や出汁のレベルが一気に上がった。
和食で使われてる昆布や鰹節でとる出汁に、肉からとる出汁が加わって、和食の職人さんでは絶対に出せない深みのある出汁が生まれてる。
世界一の食材と、和食の良いところに肉の出汁が加わった田中BOSSは、もう向かうところ敵なしって感じ。
全ての人に味わって欲しいし、その上で感想を聞きたいし、ここ以上に美味い肉中心の店があるなら教えて欲しい。
それぐらい飛び抜けてる存在の肉屋田中。
蕎ノ字と田中は、いつ行っても最強だ。