su_taさんが投稿した御菓子司 塩芳軒(京都/今出川)の口コミ詳細

座して死を待つよりは、出てスイーツを見出さん

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su_ta (40代前半・男性・神奈川県) 認証済

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御菓子司 塩芳軒今出川/和菓子

3

  • 昼の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
3回目

2017/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

格別の京都和菓子!

京都旅行2日目。
ルプチメック 今出川」でパンを購入した後、続いて向かったのは、今回の旅行で一番行きたかったお店「塩芳軒」!

私の好きな東京の和菓子屋「一幸庵」の修行先でもあるとの噂で、前から実店舗で生菓子を購入したいと思っていました。
たまに東京にも催事で出店したりしますが、生菓子は1日のみの販売だったりと手に入れるのが難しいんですよね。

そして、京都の有名店は要予約のお店が多い中、こちらは予約無しでも買うことが出来るのも特徴
とは言っても、売切れてしまっては元も子もないので、開店の9時に合わせて向かいました。

場所は「ルプチメック 今出川」と同じ今出川。
プチメックから歩いてすぐ近くでした。
黒門通という通りに入り、古民家が立ち並ぶ京都らしい路地を歩くこと10分

黒を基調とした落ち着いた外観に、同じく黒の長暖簾。創業130年以上の老舗はなんとも重厚な存在感を放っています。
それもそのはず、建物は歴史的意匠建造物に指定されているとのこと。

中もどっしりとした気高さが感じられ、この地で長い間続けられた歴史を感じられます。
買う側も気合が入りますね。
とは言っても、販売員の方は物腰が柔らかいので、敷居は高くありませんよ

先客が沢山いるかと思いましたが、平日というのもあってか、客は私だけ。
お陰でじっくりと店内の写真撮影と商品を選ぶことができました。

上生菓子は8種類の品揃えで、その他には干菓子の「雪まろげ」、有名な「聚楽」もありました。
わらび餅もあったら頂きたかったのですが、春のみの取り扱い。
夏以外は通年販売している「一幸庵」とは異なるようです。

さて、今回は上生菓子が目当てだったので、生菓子をすべて購入♪
宿泊先に戻った後に頂きました。
_______
すべて432円
■大島 ★4.5
 白こし餡、黒糖のきんとん

 口にした瞬間に、ふっと消えていくようね柔らかさ。
 そして、白餡のまろやか甘味に、黒糖の濃厚なコクが加わり、味わいが複雑に変化。
 黒糖の癖の強い甘味が勝ることがなく、バランス良くまとめられています。
 これは美味しいですね。

■落ち葉 ★4.2
 粒餡をよもぎ入りの羽二重で包んだ一品
 
 とろけるような羽二重餅に、甘さ控えめの粒餡。
 餡の小豆の風味と、口いっぱいに広がるヨモギの風味が合わさり美味しいです。
 小豆は控えめなので、ヨモギの風味がたっぷりと味わえます。

■菊日和 ★4.2
 練りきりかと思いましたが、白餡の羽二重餅
 ふわふわとした口どけの良い食感に、上品な甘さの白餡。
 「落ち葉」がヨモギの風味を楽しむものであれば、こちらは餡と羽二重餅をシンプルに味わえる一品です。

■万寿菊 ★4.0
 いんげん豆で白餡を包んだ、鹿の子
 
 周りのいんげん豆からしっかりとした豆の風味を感じつつ、
 中の白餡が、ほんのりと甘さを追加することによって、優しい味に。

■紅葉 ★4.0
 薄っすらとした小豆色のこし餡に、柔らかい薯蕷生地。
 薯蕷生地に、ピンポイントで紅葉が写されています。
 ほんのりと感じる小豆に、しっとりとした薯蕷。
 シンプルな構成ですが繊細で上品なお味。美味しく頂きました

■錦秋 ★3.9
 小豆感たっぷりの粒あんをきんとんで包んだ一品。
 今までの控えめな餡と変わり、小豆をたっぷりと味わえる和菓子。
_______

粒餡は風味豊かで小豆感たっぷり、こし餡はなめらか。
甘さ控えでありながら、奥深く上品な味わいで、食感、バランスともにとても美味しかったです。
京都屈指の和菓子が、予約なしで頂けるのはとても有難いですね。

そして、今回購入できなかった、練りきり、わらび餅などの季節物も是非食べて見たいと思いました。
そのためには、関東の催事にも上生菓子を出品して欲しいですね~

そして、この日はログ活も京都旅行のクライマックスでしたが、紅葉も一番のクライマックスでした!
春と秋の特別拝観時のみ見学することが出来る「瑠璃光院
入場券買うためにまず並び、購入後も人数制限のため3時間ほど待ちましたが、(^^;
床もみじを見てきました!

Camera:
  Fujifilm X-T20
  OM-D E-M10 Mark II
Lens:
  Voigtlander NOKTON classic 35mm F1.4
  Fujinon XF 10-24mm F4 R OIS
  LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8

  • 外観

  • 床もみじ

  • 大島 ★4.5

  • 菊日和 ★4.2

  • 色々な場所で床もみじが!

  • 落ち葉 ★4.2

  • 紅葉 ★4.0

  • 内観

  • 万寿菊 ★4.0

  • 錦秋 ★3.9

  • 外観

  • 菓匠会員の一覧(そうそうたるお店)

  • 外観

  • 内観

  • 大島(断面)断面が上手く切れない。。

  • 紅葉(断面)

  • 落ち葉(断面)

  • 菊日和(断面)

  • 錦秋(断面)

  • 万寿菊(断面)

2020/02/19 更新

2回目

2017/03 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

通常利用外口コミ

この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。

雪のように儚く消えていく「雪まろげ」

3月に開催されたの横浜そごうの「京都展」
今回の京都展では「瓢亭」「たん熊」「菊乃井」など名店の出店が目白押しですが、
スイーツをこよなく愛する私の目玉はなんと言っても「塩芳軒」です

前回は上生菓子を購入しましたが、
今回の出店では、初登場の銘菓「聚楽」が購入できるということで早速行って来ました。

休日の昼に訪問すると、
流石、人気の「瓢亭」「たん熊」「菊乃井」の巻き寿司やお弁当は早くも売り切れていました。

一方の塩芳軒は、ほどほどの混み具合。
しかし「聚楽」は初登場というのもあってか残りわずかでした。

今回の塩芳軒の出品は「聚楽」、そして「落雁」が中心の出品。
落雁は同じく代表銘菓「雪まろげ」や詰め合わせが販売されていました。
上生菓子は期間中に一度だけ平日に入荷とのことでしたが、予定が合わずに今回はパス。
「聚楽」と「雪まろげ」、「干菓子の詰め合わせ」を購入しました。

以下、レビューになります。
_____
■雪まろげ ★4.0
 純和三盆で作った落雁。
 塩芳軒といえば「落雁」と言われるくらい「落雁」が有名ですね。
 雪まろげとは、雪の小さなかたまりを雪の上で転がしてだんだん大きくする遊びのことで、
 雪の小さなかたまりをイメージした一品です。

 口にすると雪のように、ふっと溶けるように消えていく食感。
 そして、和三盆糖が醸しだす甘さは、優しい上品な甘さ。
 干菓子は食べ進めるうちに口の中が甘ったるくなってきますが、こちらの干菓子は違います。
 この食感と甘さが病み付きになり、食べだすと止まらなかったです。

■聚楽 ★4.0
 塩芳軒の代表的銘菓「聚楽」
 豊臣秀吉築城の聚楽第跡にほど近いことから命名された一品は、当時の年号である「天正」が刻印されています。
 思ったよりしっとりした生地に、中には水分少なめの滑らかなこしあん。
 饅頭系は口の中がパサついて食べ辛いものもありますが、
 このしっとりとした生地と、あんこが滑らかに合わさっていきます。
 そして、あんこそのものは、蜜のような濃密な甘さで生地と良く合い美味しいです。
_____

【まとめ】
 以前購入した上生菓子も美味でしたが、今回の干菓子もレベルが高く美味しかったです。
 そして、味だけでなくこちらの和菓子は見た目も美しいのが良いですね。
 和菓子って奥深いな~と思わせてくれたお店でした。
 京都へ行ったらぜひ行きたいです。

Camera:Fujifilm X-E2
Lens:NOKTON Classic 40mm F1.4
   XF 60mm F2.4 R Macro

  • 雪まろげ

  • 雪まろげ(アップ)

  • 聚楽(断面)

  • 聚楽

  • 桜づくし

  • 桜づくし

  • 雪まろげ

  • 聚楽

  • 聚楽(箱)

2017/12/24 更新

1回目

2016/10 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

季節に絡めた美しい和菓子

2016年10月。
何気なく横浜そごうのチラシを見ていると、期間限定で京都銘菓の販売会が開催されるとのこと。
3日間にわたって販売され、出町ふたば、村上開新堂、塩芳軒 などが各日で販売される嬉しい顔ぶれ。

「塩芳軒」さんは今回は上生菓子を販売。塩芳軒というと干菓子が有名ですが、
私の好きな「一幸庵」さんの修行先であるため、上生菓子を食したいと常々思っていたところです。

しかし、販売時期が平日の3日間、そして、おそらく航空便で送られてくるため、販売開始が午後3時~と勤め人には厳しい時間。。
まぁ、買えないだろうな~と思いつつも会社帰りに寄ってみることに。

午後6時過ぎに到着しました。場所は催事会場ではなく、地下の入り口を入ってすぐの場所で行われていました。
販売会といっても、2~3店の銘菓販売なのでこんじまりとした売り場です。
さて、村上開新堂や他の銘菓はほぼ売り切れでしたが、塩芳軒の上生菓子はたくさん残っており、買うことが出来ました。
やはり干菓子が有名だからですかね~?

上生菓子は4個入り一箱で販売。一箱購入し、帰宅後に頂きました。
_________________________
■菊日和 ★4.2
 ピンク色の花びら、黄色い花芯で菊を表現した一品です。
 ふわふわ、もちもちの弾力のある餅に、中は白あんの構成。
 とろける様な餅の食感に、程よい甘さの白あんが上品に良く合いますね。
 切ることが難しく、断面の写真が撮れないくらいもちもちでした。

■初もみじ ★4.2
 薯蕷饅頭の中にはこし餡。餡は薄めの色ですが、口溶けの良い餡は小豆との甘さのバランスが良いです。
 白い薯蕷に映える薄めのピンクが色づき始めた紅葉をイメージさせてくれますね。

■栗きんとん ★4.0
 粒餡の入った緑色のきんとん。中心には栗の甘露煮が乗っています。
 粒の主張が強い小豆の旨みと、きんとんの甘さ。そして、ほのかに香る栗の風味。
 上品さの中に力強さも感じられる一品です。

■山づと ★3.8
 まるごと一個の栗を白餡で包み、こなしで栗の形に仕上げた一品。
 もちもち感は少なく、ほろりと崩れるような食感。
 丸ごと入った栗の存在感が強く、栗がメインの上生菓子です。
_____________________________

【まとめ】
 季節に絡めた美しいフォルム。そして、お味も好みの甘さの上生菓子。
 繊細すぎず、どっしり過ぎずのちょうど良いバランスで、和菓子って良いなぁと思わせる品でした。
 また、「一幸庵」の修行先だけあって、甘さ加減も似ているように思えましたね。

 他の京都の和菓子の名店は、事前予約が必須などハードルの高い店が多いですが、
 こちらは、予約なしでも買うことの出来る数少ないお店のうちの一つだそうです。
 次回は、現地で有名な干菓子と一緒に購入したいですね。

「塩芳軒」でした。

  • 左から 山づと、栗きんとん、初もみじ、菊日和

  • 山づと

  • 栗きんとん

  • 山づと(断面)

  • 初もみじ(断面)

  • 栗きんとん(断面)

2016/12/19 更新

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