5回
2018/06 訪問
暑い日にはアイスケーキと焼き菓子!
2018年6月
私の中で1年に一度は行こうと決めている「オーボンヴュータン」
今年もその誓いを果たすため、尾山台へ向かいました。
そして、今回のお目当てはプチガトーではなく焼き菓子!
昨年末に河田シェフの書籍を拝読したのですが、焼き菓子に対する熱い思いを感じ、次は焼き菓子を買うことに決めていたのです。
当日は少し遅めの午後2時頃に到着。
いつもプチガトーを買うときは午前中に伺っていましたが、焼き菓子だったら大丈夫だろうと、ゆっくり伺いました。
人で溢れかえるクラシックな店内はいつもの風景。
プチガトー、焼き菓子、アイスケーキ等々、こちらでしか味わいえない品もあり、もはやパティスリーの域を超えた洋菓子の博物館では?と思ってしまいますね。
さて、ケーキのショーケースは売り切れが多くガラガラ。これは想定内。
しかし、焼き菓子のショーケースも売り切れが多々。
Oh・・焼き菓子だったら大丈夫かと予想しましたが、完全に読み違えましたね
残っていた焼き菓子の中から数点を購入した後、
ふと、ショーケースを見渡すと、前回の訪問で食べ損ねたアイスケーキがまだ残っていました。
折りしも当日は気温が高く、そしてイートインも空いていてアイスケーキを食べるにはベストタイミング。
焼き菓子の憂さ晴らしもかねてアイスケーキを頂くことにしました。
オーボンヴュータンでの初めてのアイスケーキなので、無難に一番人気との「ボンブ オーボンヴュータン」をチョイス。
注文はケーキと同じくカウンターで注文し、その後、席で待つこと数分で提供されました。
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■ボンブ オーボンヴュータン(1000円)★3.9
キャラメルアイスに洋梨のパルフェのアイスケーキ
外のキャラメルアイスは、甘さと苦さがうまく両立された絶妙なバランス。
そして、中の洋梨のアイスから爽やかな甘さが感じられ、口の中をさっぱりと洗い流してくれます。
また、洋梨の果肉がそのまま入っていて、食感に変化を与えますね。
最初はキャラメルの大人の味わいを感じつつ、洋梨の優しい甘さへと変化させる一品でした。
続いては、焼き菓子のレビューになります。
■ショーソンイタリアン(315円)★4.0
シュー生地、カスタードクリーム、レーズンの入ったパイ
イタリア版ショーソンポムになるのでしょうか、ショーソンポムはザクッとした食感のパイ生地ですが、
こちらは焼き色も薄めのしっとりとした生地。
中のカスタードは濃厚~
このカスタードをしっとり生地とレーズンが引き立て、一体感を感じさせます。
■クロワッサン(200円)★4.0
リッチなバターの風味に、しっとりとした食感の生地のクロワッサン。
バターの風味をたっぷりと感じつつも、時折、小麦の香ばしさも感じられます。
うーむ。ヴィエノワズリーも美味しいですね。
■ビスキュイ・オ・ショコラ・ド・ナンシー(350円)★4.0
ナンシー発祥のチョコレート焼き菓子
外側からホロホロと崩れて行き、中はしっとりとした食感。
ガトーショコラとも違うしっとり感で、小麦の粒が残っている感じと言ったらよいのでしょうか。
絶妙な口当たりです。
ショコラはカカオ感を抑えた風味で、生地の風味も感じられ、これぞショコラの焼き菓子!ですね。
■ガレットブルトンヌ(200円)★3.9
焼き菓子の定番、ガレットブルトンヌ
オーボンヴュータンはクッキーのような厚さが薄めのガレットブルトンヌ。
ザクッと歯切れの良い食感に、立ち上ってくるのはリッチなバターの風味。
生地とバターの風味のバランスが上手く取られていて、美味しいです。
■バルケットカラメル(210円)★3.9
キャラメル仕上げのナッツ盛り
キャラメルからは、焦げを感じさせないギリギリの香ばしい風味。
タルトとナッツと良く合います。
■ガトーブルトン(250円)★3.9
フルーツ入り厚焼きサブレ
ふんわりとした生地に、口の中でほろほろと崩れる生地
優しく感じるそれぞれのフルーツの風味が美味しいです。
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ケーキが美味しいことは十二分に分かっていましたが、焼き菓子も期待通りに美味しかったです。
河田イズムをたっぷりと味わさせていただきました。
アイスケーキも含めて、まだまだ食べたり無いので次回の購入が楽しみですね!
ごちそうさまでした。
Camera:
Fujifilm X-T20
Olympus OM-D E-M10 Mark II
Lens:
Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM
M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
2021/02/07 更新
2017/08 訪問
帰省のお土産におひとついかが?
オーボンヴュータンが撤退して久しい、新宿高島屋のパティシェリア。
何気なく前を通ると、お盆の帰省のお土産フェアとして、名だたるパティスリーの焼き菓子が並んでいました。
その中にオーボンヴュータンの「プチフールセック」が。
以前、店舗に伺った時に、次回はこのプチフールセックを購入しようと思っていたので、これは嬉しいタイミング。
この「プチフールセック」。店舗やデパート以外でも、実は東海道線の車内販売でも購入できるそうです。
「購入できるそうです」と書いたのは、私は今まで一度もお目にかかったことがないからです(笑)
すぐに売り切れてしまっているのでしょうが、もし見つけたらラッキーですね。
さて、私が購入したのは「プチフールセック(小)」。内容は以下になります。HPより
■プチフールセック(小)(2950円)
Miroir ミロワール/メレンゲとアーモンドをベースにした生地とアーモンドクリーム、アンズのナパージュ
Épice エピス / エピスのきいたサブレと木苺ジャム
Rocher ロッシェ / メレンゲ
Préor プレオール / カラメリゼされたサクサクな焼菓子
Cornet コルネ / シガレット生地のコルネにプラリネ
Disque ディスク / サブレと赤スグリのジュレ
中に同梱されている商品説明書で「普通のクッキーと呼ばれるものとは、製造過程からも味の深みからも明らかに違います」
と記載されている通り、アーモンド、ナッツやバターなど素材の力強い風味に深い味わい。
とても食べ応えのある重厚な焼き菓子でした。
そろそろ、お盆も近づいてきて夏季休暇中に帰省する方もいらっしゃるかと思います。
帰省のお土産を何にしようかと悩まれている方に、一味違った帰省のお土産としてオススメですね。
因みにみなさんクッキーの空き缶ってどうしています?
捨てるのも勿体なくて、取って置いてあるのですが、これといった使い道がないんですよね。
Camera:Fujifilm X-E2
Lens:XF 35mm f1.4 R
2017/08/09 更新
2017/04 訪問
2017年、聖地巡礼
2017年のケーキ食べ初めは「オーボンヴュータン」へ行こう!思いつつも、気づけばもう4月。
やっとこさ行くことが出来ました、スイーツ好きの聖地「オーボンヴュータン」。
環八沿いに移転後は、ケーキだけでなく、ヴィエノワズリー、デリ等がより一層充実。
河田シェフのご子息もパティシエ、シェフとしてご活躍し、ますます繁栄の聖地。
もはやパティスリーという枠組みに収まらないのでは?と思えるお店ですね。
パティスリーとしては早めの9:00にオープンするこちら。
午後には売り切れるケーキもあるので、いつもは開店直後に行っていましたが、
今回は少し遅めの12:00近くに訪問。
お目当てが売り切れていないか心配でしたが、思ったより人も少なくケーキもまだだ残っていました。
デリも購入したかったですが、今回の目的はケーキなので次回に。
さて、今回一番買いたかったのはアイスケーキなんです!
しかし、アイスケーキなので持ち帰えることが出来るのか不安だったのですが、その不安は的中。
保冷バッグを使っても30分が限度との事でした。ガーン。。
仕方ないのでアイスケーキは諦め、腹いせにプチガトーを爆買いすることに。
こちらのケーキは小ぶりなのでついつい大量購入してしまいます。
そして、その小ぶりさゆえに、ケーキの断面を撮るのが大変で撮影者泣かせでもあります。
前回からのリピートも合わせて以下を購入しました。
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■タルトダムール(450円)★4.6
木苺とピスタチオのクリームに中にはリンゴと杏のキャラメリゼしたコンポート。
フワンボワーズの酸味とピスタチオ豆感はともにはっきりと感じられるお味。
そして、中のコンポートと一緒に食べると、フワンボワーズの酸味、ピスタチオの豆感、リンゴの酸味、杏の酸味と
それぞれの持つ複雑な味わいを見事にまとめ上げています。
崩れやすく撮影時には思いっきり傾いてしまいましたが、美味しいです。
■パラディ(520円)★4.5
フランボワーズ、ピスタチオのジュレをホワイトチョコムースで包んだ一品。
甘さしっかりのホワイトチョコムースに、フランボワーズの酸味、ピスタチオの豆感がバランス良くマッチします。
チョコレートにフランボワーズ、ピスタチオの組み合わせは良くありますが、
ホワイトチョコレートを使うことにより、優しい味になりますね。
ピスタチオ好きな方にオススメです。
■カルテット(450円)★4.7
フィヤンティーヌ、塩味を含んだ、ホワイト、ミルク、ビターのショコラの各層をガナッシュででコーティングしたムースショコラケーキ。
それぞれの層のショコラが複雑に交わりあい、ホワイトショコラが全てのショコラをまろやかに纏め上げます。
カルテットとは4重奏の意味ですが、4重奏どころかショコラのオーケストラ!!
これは美味しいです。もう1個食べれます!(^^)
■ミルフィーユ(380円)★4.5
上層を砂糖でコーティングしたパイ生地に、カスタードクリーム、イチゴのジュレの王道のミルフィーユ。
パリパリの固めの食感の生地。カスタードと苺のジュレが生地の香ばしさと合い、しっかりとした甘さも私の好み。
■マルジョレーヌ(450円)★4.0
ナッツを散りばめた上層に、ヴァニラとプラリネのシャンティフレーズ、マスカルポーネとガナッシュをサンド。
まろやかなヴァニラにプラリネのサクサク感。
余韻にガナッシュのしっかりとした甘さを包み込むようにマスカルポーネがふんわりと感じられます。
ヴァニラとガナッシュのバランスが良いです。
ガナッシュ、ヴァニラ、プラリネ、ナッツを一度に味わうことのできる贅沢な一品ですね。
■サントモール(900円)★3.8
シェーブル(ヤギの乳)を使ったレアチーズケーキ。けっこうお値段が張ります。
上はフワンボワーズのクリーム。下はシューブルのレアチーズで、中にはフワンボワーズのムース。
土台にナッツ入りのビスキュイ。
シェーブルは牛乳と比べると、酸味が強くねっとりした食感の印象。一方、フランボワーズはさっぱりとした酸味。
フワンボワーズとシェーブルとの異なる酸味の調和を楽しめる一品です。
■フロマージュクリュ(380円)★3.8
滑らかなレアチーズに、ほんのりと甘さと酸味が感じられるレアチーズケーキ。
土台のサブレとの相性も良いです。
■ゼフィール(650円)★3.7
見た目からチョコレートケーキかと思いきや、マスカルポーネとベルジョワーズ(てん菜糖)を使ったベイクチーズケーキ
ショコラムースに、マスカルポーネ、キャラメリゼされたナッツのサブレ。
濃厚なショコラをマスカルポーネをまろやかに変化させ、その後のナッツの食感と風味が合います。
しかし、前回はあまり気にならなかったのですが、ショコラムースに入っているお酒が強く、
そのアルコールが他の風味を損なっているように感じました。うーむ。ちょっともったいないですね。
■モンブラン(400円)★3.5
洋酒の効いたマロンペースト、甘さ控えめのマロンクリーム。王道のモンブランです。
こちらもお酒が強めで、栗感は弱め。もう少し栗感が強く、お酒が弱いほうが好みでした。
これは今回初購入ですね。見た目に引かれて購入。
■ポロネーズ(400円)★3.5
メレンゲの表面にナッツのスライスが刺さった一品。
メレンゲのふんわりとした食感に、柑橘の風味、ブリオッシュ生地に染み込んだ洋酒の香りにカスタードとコンフィ。
これもお酒が強めで、アルコールが他の風味を消してしまうほど強く感じました。
お酒が苦手な方は避けたほうが無難ですね。
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【まとめ】
変らず美味なフランス伝統菓子でした。やはり1年に一度は訪れておきたいお店ですね。
また、前回はあまり気にならなかったのですが、洋酒を使ったケーキは、アルコールが強く風味を損なっている印象でした。
お酒が苦手な方は避けたほうが無難かもしれません。
そして、次回はアイスケーキを食べるぞ!と心に誓ったのでした。
「オーボンヴュータン」でした。
Camera:Fujifilm X-E2
Fujifilm X70
Lens:C Sonnar T*1.5/50 ZM
2017/05/14 更新
2015/11 訪問
スイーツ界の聖地
フランス菓子の第一人者である河田シェフ率いるオーボンヴュータンです。
日本橋高島屋の店舗には何度か訪れたことがありますが、
移転後の尾山台の本店にはまだ行ったことがなかったため、行って見ました。
最初は開店直後を狙う予定でしたが
パティスリーにしてはオープンが9時と早く
また、開店直後に行ってもケーキが揃っていないとの情報を得たので
少し時間をずらして10:30頃到着することにしました。
移転前は尾山台の駅から続く商店街の通りに位置していましたが、
移転後は店舗の場所が国道沿いに移動しました。
と言っても移動前の場所から歩いてすぐの場所です。
予定通りの時間に到着すると店内はすでに人であふれていました。
ショーケースを見ると20〜30種類くらいのケーキがあります。
やはり本店。日本橋の高島屋よりも種類がたくさんありました。
ほかの予定もあったので取り置きをお願いしました。
2時頃に予定が終わってケーキを引き取りに行くとショーケースはガラガラでした。
さすが人気店ですね~
早めの購入をオススメします。
購入したケーキは以下
■シューパリゴー (300円)★3.0
パイ生地の上にナッツ。
中はカスタードクリームとバニラビーンズです。
ナッツの食感と生地、甘さ控えめのカスタードクリームがマッチします。
ナッツの主張がちょっと強いですかね。
■スノブ (520円)★4.0
ピスタチオ、フランボワーズともに濃い目ですが、
お互いが相性が良く引き立て合います。
美味しいです。
■モンブラン (450円)★3.5
マロンペーストの味は薄め。
中にはたっぷりの生クリーム、コクが強いが甘さは控えめです。
強めのラムが入ったスポンジの下にクッキーの土台で、
その上にザラメがかかっていて、ザラメで甘さを表現しているようです。
マロンの味が薄めなのでモンブランっぽさは少ないかもしれません。
■サントモール (900円)★4.0
他よりも価格がお高めの一品。
酸味のあるベリームースの下にチーズのムース、お酒の効いたスポンジ、土台のアーモンドの構成です。
一緒に食べるとチーズのまろやかさ、ベリーの酸味、最後にアーモンドを感じます。
食感はアーモンドのサクサク感がして美味しいです。
■ミルフィーユ (380円)★4.0
上に固めたベリーと砂糖の層、カスタードクリーム、パイの構成です。
カスタードは甘さ強めで、ベリーの酸味とカスタードの甘さが調和して美味しいです。
またパイの食感もサクサクで良いですね~
■フロマージュクリュ (380円)★4.0
決め細やかなでコクのあるチーズ、
濃厚で甘さ強めで美味しいです。
■クァルテット (450円)★4.5
ビターチョコ、ホワイトチョコ、ミルクチョコ、ビターチョコのスポンジの構成です。
チョコがムースのようになめらかで、
食べると四層のチョコレートが調和して程よい甘さです。
美味しいです。
■タルト・ダムール (450円)★4.0
ピスタチオとフランボワーズのクリームと、
中にはピスタチオがそのまま入っています。
土台にはリンゴと杏のキャラメリゼです。
フランボワーズの酸味、ほのかにピスタチオの甘いまろやかな味を感じます。
そこまでピスタチオの味は強くなくバランスが良いですね。
■ゼフィール (650円)★4.5
上のチョコは濃厚で甘く、お酒がかなり効いています。
その下はコーヒー色ですが、濃厚で甘めのメープルとマスカルポーネのケーキで土台はサブレです。
チョコとメープル、マスカルポーネの甘さが交わり美味しいです。
■マヤ (600円)★3.5
ピラミッドのような形です。
土台はポップコーンの入ったキャラメルチョコ、わずかに塩が効いています。
中に甘さ控えめで、わずかに唐辛子の効いたミルクチョコで
さらに中のカスタードにはお酒が強く効いています。
■タンタシオン ショコラ (650円)★4.5
贅沢なすべての層がチョコレートで構成されています。
甘さ控えめさっぱりムースチョコレート、ナッツ入りミルクチョコ、
濃厚で甘いガナッシュで土台はクッキー
そして、中から濃厚なビターチョコレートソースが流れ出し
まさにチョコレート尽くし。
チョコレート好きにはたまらないでしょうね~
■パラディ (520円)★4.5
フランボワーズとピスタチオのクリームに
土台がピスタチオのビスキュイです。
それをホワイトチョコで包んでいます。
フランボワーズとホワイトチョコの甘さが口の中に広がり
その後、ピスタチオの味がマッチして美味しいです。
全般的にケーキは小ぶりですが、値段もそこまで高いわけではなく、
ケーキのレベルも非常に高いのでお手頃ではないでしょうか。
以前、高島屋で買ったときはアリババなどの旧スタイルのケーキでしたが、
今回メインで買った新スタイルのケーキの方が私は好きなようですね。
満足な聖地巡礼でした。
「オーヴォンビュータン」さんでした。
2016/01/06 更新
2022年も残すところ、あと数時間。
私事ですが、新型コロナに感染しました。。
その結果、年末の飲み会、予定はすべてキャンセル、実家への帰省も無くなりました。。。(T^T)
自粛期間も過ぎ、外出できるようになったので、
鬱憤を晴らすべく、洋菓子の総本山である「オーボンヴュータン」で年越しケーキを爆買いしてきました。
オーボンヴュータンは年末は31日まで、年始は2日からとフル稼働で営業してくれます。
従業員の方々、ありがとう&ご苦労様です。
去年のユウジアジキで年末のパティスリーは並ぶことは学習したので、オープンの10分前に到着。
その時点で店を取り囲むように50人ほどの待ちでした。スゴ。
思ったより回転が早く、1時間ほどの待ちで入店できました。
店内は3つの部門「プチガトー(生菓子)、焼き菓子、ショコラ、シャルキュトリー」に分かれていて、それぞれ別にオーダーする必要があります。
どの部門もワクワクさせてくれる品々が並び、さながら洋菓子(食)のテーマパークですな。
コロナ対策で人数制限をしているので、店内はゆったり。
じっくりと選ぶことができました(^^)
プチガトーは定番の品も含めて20種類以上!
リピート品も含めて10種類以上を買い上げ。
焼き菓子を買ったり、シャルキュトリーでパテを買ったりしたら、会計が1万を軽く超えてました(笑)
年末の締めということで、まぁ良しとしまして。
年越し蕎麦ならぬ、年越しプチガトーとして帰宅後に頂きました。
■タルトダムール(530円)★4.5
必ず購入しているお気に入りの一品。
トップのグリーンとピンクのムースは、ピスタチオと木苺のムース
ピスタチオの豆感と木苺の酸味のバランスが良くて美味しい~
土台のタルトには、リンゴと杏のキャラメリゼが忍ばせてあって、サクッと食感と共に味わいに変化を与えてくれます。
いや~、やっぱこれ好きだわ。
■パラディ(620円)★4.8
これもハードリピートの一品。
フランボワーズのジュレ、ピスタチオのブリュレをホワイトチョコムースで包んだ一品。
外側のホワイトチョコムースがとても美味しい~。このムースだけでいくらでも食べられます
その後、フランボワーズの酸味、控えめのピスタチオで味わいに変化を。
ホワイトチョコムースをメインに添えた一品。いや~、これも美味しい。
■ヴァレ・デ・フレーズ(770円)★4.5
いわゆるフレジエです。オーボンヴュータンで食べるのは初めてかも。
円柱形のフレジエは、もったりと濃厚なムースリーヌ。
そこにイチゴのジューシな酸味とキルシュの風味が合わさり、美味しい!
■カルテット(530円)★4.5
グラサージュ、ビター、ホワイト、ミルクを重ねたショコラの四重奏(カルテット)
異なった顔を見せる各層のショコラ、ショコラ単体でも十分に美味しいのですが、
そこにわずかに効かせた塩気がより味わいを深めてくれます。
これも美味しい~
■ミルフィーユ・オ・フレーズ(450円)★4.2
しっとりめのパイ生地に濃厚なクレーム・ムースリーヌ。
その後からイチゴの風味が追いかけてきて、華やかな後味に。
甘さのバランスも私好みで美味しい~
■モンブラン(530円)★4.0
シャンティの割合は少なく、マロンクリームが大半をしめます。
そのため、和栗ではない(はず)のマロンクリームにもかかわらず、栗の風味がしっかりと感じられますね。
そして、クリームの口当たりも優しく、口の中で消えていくような食感もGood
最後にラムの風味が抜けていき、このラムのバランスも絶妙です。
■マルジョレーヌ(530円)★3.9
バニラとプラリネのシャンティ、マスカルポーネとガナッシュを合わせた一品。
小ぶりなサイズながらも力強いプラリネ、バニラの風味、マスカルポーネのコクとしっかりと味わせてくれる一品。
クラシックなプチガトーは外れが無いです。
■オーボンヴュータン(490円)★3.8
店名を冠した一品。
ぱっと見はクレームブリュレなんですが、中に洋梨のコンポート入りなのがポイント。
苦みの効いたカラメルにカスタードクリームと洋梨の果実味が良く合います。
■ゼフィール(770円)★3.9
一応チーズケーキになるのですが、ショコラカラーのためチーズケーキ感はゼロ(笑)
トップはラム酒が効いたマスカルポーネ。その下はヴェルジョワーズで(日本でいうところの黒糖に似ているかも)
まろやかなマスカルポーネに、ヴェルジョワーズのコクが良いですね。
アルコールがしっかり効いているので大人向けのプチガトーですね。
■デリス・オ・フランボワーズ(470円)★3.8
しっとりめのビスキュイに酸味の効いたフランボワーズのバタークリーム。
生地とバタークリームのバランスが良く、シンプルながらも満足感のあるプチガトーですね。
■スノブ(620円)★3.8
真っ赤なフランボワーズのクリームに、中にはピスタチオのバタークリーム
ピスタチオは他の品(タルトダムール)と比べると風味は抑えめですね。
フランボワーズの酸味がメインの一品。
■ベル・エレーヌ(710円)★3.8
ムースで洋ナシをかたどった可愛らしいプチガトー
洋ナシのムースを味わった後、中にはごろっと洋ナシのコンポート。
そして、チョコレートソースが僅かに忍ばせてあって、洋梨にコクと甘さをプラスしてくれます。
遊び心のあるプチガトーでした。
全12品を頂きまして、どれも完成度の高い品々で1年の〆にふさわしいプチガトーでした。
これからも末永く通うであろうパティスリーですね。
ごちそうさまでした。
これで2022年最後の投稿になります。
ワタクシ的には、年末にコロナに感染したりと散々な年でしたが、2023年は良い年にしたいですね。
では、皆さま良いお年を。