華麗なる一族さんが投稿したかんだやぶそば(東京/淡路町)の口コミ詳細

華麗なる一族の食べ歩記

メッセージを送る

この口コミは、華麗なる一族さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

かんだやぶそば淡路町、新御茶ノ水、小川町/そば

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2017/11 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

歴史を感じさせてくれる蕎麦

11月下旬の日曜日ランチ。
妻、息子と東京都千代田区の『かんだやぶそば』を訪問する。

かなりの行列であったが、予約してしておいたため一番最初に案内していただき暖簾をくぐる。

花番の歌うような案内で席に着く。
この古くからのおもてなしに心が華やぐ。
とても風情があり老舗の蕎麦屋の雰囲気を楽しむことができる。

幕末の頃、団子坂にあった蕎麦の人気店『蔦屋』は周囲に竹やぶが多かったことから『やぶそば』と呼ばれていた。
その支店を初代の堀田七兵衛が譲り受け『やぶそば』の屋号で営業を始めたのは明治13年のこと。

特徴は青みがかった蕎麦。
初代が夏の時期の色あせた蕎麦粉を見て新蕎麦の青みを演出しようとそばもやしの青汁を一緒に打ち込んだ工夫が今も活かされている。

その外一蕎麦を辛めのそば汁に半分ほどつけ食べるというのがこちらの流儀である。

店の歴史を象徴する数寄屋造りの店舗は関東大震災後の大正12年に建造され、東京都選出の歴史的建造物となっていたが、平成25年に火災により焼失。
その後、旧店舗を取り壊し改築された。

お品書きには老舗の蕎麦屋らしい蕎麦前が並ぶ。
やきのり、かまぼこ、天抜き、鴨抜きなどがある。
私はせいろうそば(¥670税抜)と熱燗(¥770)、かまぼこ(¥670)を、妻はせいろうそば、息子は山かけそば(¥1240)を注文する。

熱燗は菊正宗のみ。
各種日本酒を取り揃えていないのは、歴史ある蕎麦屋の特徴であろう。

熱燗に付いてくるねりみそは、熱燗にばっちり合う。
最高の酒の肴だ。
小田原産のかまぼこも秀逸。

蕎麦は香り高くかなりの細切り。
緑っぽい青みがかっている。
辛汁は辛みが強いが、節が効いており美味い。
とろみのほとんどない蕎麦湯といただくと最高である。

窓からの庭のながめを楽しみながら、古き良き時代に想いを馳せる。
素晴らしいひと時を過ごさせてもらった。

  • せいろうそば

  • 蕎麦リフト

  • 熱燗

  • かまぼこ

  • 青みがかった蕎麦

  • 辛汁

  • 蕎麦湯

  • 山かけそば

  • 窓からのながめ

  • 外観

  • 飲み物メニュー

  • 季節のメニュー

  • 一品メニュー

  • そばメニュー

2023/10/22 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ