rtake57さんの行った（口コミ）お店一覧

10月の研野さん

河豚と鰻の勢麟さん

R6年３月のすしうえださん

１月の味あら井さん

４月の一宇さん

酒蔵オーベルジュで素晴らしいお料理と銘酒

御酒に溺れました

９月の温石さん

和に洋の香り

麻布十番に現れました。 久しぶりの上京です。昼は会議ですが夜はお一人様です。最近、評判の高い鮓職人秦野よしきさんにお伺いしました。 予約が難しいとの噂だったので、出張が決まった6月晦日にお電話すると、18時の席が予約できました。 初めてですが大柄の大将の前に招じられ緊張いたしました。サラリーマンやカップルで満席、お一人様は自分だけでした。 さて冷酒は福井県の黒龍いっちょらい、愛知県の醸し人九平次、フランクミューラーのお酒をいただきました。ギンザシックスで売られているそうで田中酒造、各地にありますが宮城産美山錦を使用しているので宮城県の蔵でしょう。 最初に蜆の出汁、肝臓を酷使している身にとってはとてもありがたい。そして小さなパイが出てきてなんじゃとびっくり。中には酒盗とクリームチーズで、最初に乾杯のパイとのこと。 お造りはあいなめ、鰯の酢〆の棒寿司、ときしらずのヅケに山椒、銚子の金目鯛は握りで、鰹のヅケはあてで、天草のコハダを握りで、鮪の血あいをレバ刺しみたいに胡麻油と塩でいただきました。 北寄貝のしゃぶしゃぶを握りで、筋子のミニ丼、出水の鯵を握りで、福岡の牡蠣をバルサミコ酢やカシスリキュールに漬けた南蛮漬け、甘酸っぱく酢豚ならぬ酢鶏みたい。山口の海老を握りで、のどぐろのミニ丼と出汁、出汁茶漬けにするおもありましたが、交互に味わってくださいとのこと。 大間の鮪を握りで、蒸し鮑は2分、いや3分だったかな、数分蒸すだけで生の風味も味わえますが柔らかく蒸された方が好き。アラ汁の味噌汁、太巻き。 お寿司が続きます。大トロのはがし、茄子の揚げ浸し、厚岸の鰯酢〆、利尻の馬糞ウニ、ヅケ、ウニは唐津だったでしょうか。穴子、蛤の出汁だったでしょうか。玉子焼きで一通りでした。 何を思ったのか最後に芋焼酎の水割りを飲んでいました。多分、お隣様に誘発されたのでしょう。 美味しかった。意表を突く食材や手法があり楽しかったです。ごちそうさまでした。 始まりが早かったのでまだ20時前です。バーを求めて放浪して参ります。

京都にいます。 和食とワインのこちらにお伺いしました。 普段、ワインは飲まないので、視野に入って いませんでしたが、シェフに某所でお会いした ので、意を決してお伺いしたのです。 飲み慣れないので酔いつぶれないかしら。 お店はリッツカールトン京都の前ですね。 オーナーソムリエに迎えられ入店しました。 １階はカウンター席です。２階にテーブル席が あるようです。先客は３人でした。 料理はおまかせです。ワインはちんぷんかんぷん なので、ペアリングをお願いしました。 最初はシャンパーニュです。ポール・バラという プジー村のシャンパーニュとのこと。 最初のお料理は寒い日に嬉しい熱々の蕪蒸しで、 中に甘鯛と銀杏が入っているのでよく混ぜて。 熱々で汗ばむほど温まりました。 次のワインは白で、ピノ・グリと言えばフランス のアルザスですね。しかしアメリカオレゴン州に もおいしいピノ・グリがあるとのこと。 オレゴン州のピノ・グリです。 お料理は油物、数の子（まがりこ）と堀川牛蒡の フライです。まがりこは、獲れたてのニシンを 船上で捌き、その場で卵を塩漬けにするとキュッ と縮まり”曲がる”ことからとのことです。 シェフがお蕎麦に粉末をかけ、さらにすりおろし ている。チーズかと思ったら贅沢にも１０割蕎麦 に山のような唐墨パウダーだった。 まさに和風ボッタルガパスタですね。 ワインはドメーヌ・デュ・プティ・メトリ　 サヴニエールです。 次のワインはアルガブランカピッパ白です。 アルガリブランドは勝沼醸造のプレミアムワイン で、日本固有の葡萄品種「甲州」にこだわり特化 した甲州ワインで、樽醸造「ピッパ」は、熟成を 重んじた円熟味のあるワインとのこと。 フレンチオーク樽で６ヶ月間醗酵熟成、さらに瓶 で熟成を２年以上重ねており、醤油や味噌、 わさびとの相性も良とのこと。 ワインは葡萄果汁の発酵中にアルコールを添加して発酵を止めることにより、果実そのものが持つ甘みが残る、６５年の熟成超古酒 お料理は椀物、椀種は素揚げした鶉の真丈に 揚げた白髪ネギ、青菜です。 美しいお椀の柄はは五穀豊穣の稲穂です。 ワインは、赤ワインがブルゴーニュのジュヴレ・ シャンベルタン・ヴィエイユヴイーニュ2012、 白ワインがイタリアマルケ州のアジェンダ・ アグラリア2015です。 あわせる料理はお造りです。 フグの身と皮の白子和え、 氷見の鰤は神経〆して５日寝かせ。鰤の薬味は 醤油に溶き辛子だ。 脂の強い鰤は赤ワインに負けないし、あいます。 美味しい。 次は肉料理です。ワインは赤、オー・メドックの シャトーペラボン2009で濃厚な赤ワインだが苦み はさらりとしていた。 お肉は香川県のオリーブ牛のイチボ炭焼き、 薬味は辛み大根とニンニク醤油だったかな。 付け合わせはすぐきのごま和えだったと思う。 氷魚（鮎の稚魚）とワカメ、ウルイでさっぱりと 口直しをします。白ワインは イタリアのマルコ・カルピネーティモーロです。 ローマの南、小さな町コーリのワインとのこと。 食事は土鍋ご飯です。炊きあがったご飯を見せて くれました。牡蠣と牛蒡の２種類です。 ご飯のお供は牛肉のしぐれ煮と香の物、味噌汁。 まず牛蒡ご飯、牛肉のしぐれ煮は牛蒡のご飯と 相性が良い。牛蒡を油で炒めてから炊き込むとの こと。牡蠣ご飯は牡蠣がたっぷりです。 ２膳ずついただいたがたくさん残ったので、 お持ち帰りにしていただいた。 お隣の男性と２人で一釜だったが、お隣の方が 要らないというので全部いただいてしまった。 甘味はわらび餅でした。 デザートワインはドメーヌ・サン・ジャン ダラモン リヴザルト1954で、ラベルの絵は京都や 金沢を愛したアメリカ人の版画家クリフトン・ カーフの作品とのこと。 葡萄果汁の発酵中にアルコールを添加して発酵を 止めることにより、果実そのものが持つ甘みが残 る６５年の熟成超古酒です。美味しいですね。 うんちくを言ってますが、全くの受け売りです。 ワインは奥が深いです。 ごちそうさまでした。また来ます。

１１月の一本木石橋さん

福岡市の住吉に現れました。 御料理古川さんにお伺いしましたが、お店は 大きなマンションの１階で少し迷いました。 予約はポケットコンシェルジュから。 玄関は素敵な構えですね。店内はカウンターに ６席、８人までの個室もあるようです。 新しいので木の色も美しく、椅子はとても軽くて 座り心地が良いです。トイレも素敵だった。 冷酒は福岡県糸島の田中六五をチョイス。 お猪口は選べます。 先付けは平戸の白甘鯛に菊花のポン酢ジュレ。 鱧と松茸の土瓶蒸し、出汁か美味しくて、昨夜の 暴飲暴食がたたり飲めないのに御酒が進みます。 お造りは長崎のやいと鰹、脂の乗りがすごい。 ひらす、玄海の槍烏賊です。 冷酒は佐賀県の鍋島をチョイス。 八寸は、対馬の伊奈鯖の〆鯖と千枚漬け、 とんぶりとモロヘイヤ、イクラの醤油漬け、 シャインマスカットとむかごの白和え、 鱈の白子におろしポン酢、 揚げ物は海老と銀杏、鯖棒寿司、玉子焼きです。 御酒が進む八寸で熱燗を所望するとメニューには ない島根県の王祿を勧められました。 焼き物は卵を抱えた琵琶湖の落ち鮎です。 付け合わせは牛蒡のきんぴら。 鍋代わりに宮崎牛とキノコ（松茸、椎茸、舞茸、 シメジ）のすき焼きに、山口県安岡の路地芹を 乗せて。濃い味で美味しかった。 出汁と塩だけで炊いた里芋、蕪、茄子。里芋は 山口県益田の産でとても滑らかでした。 食事は栗ご飯です。香の物はちりめん山椒、 キュウリ、沢庵です。 甘味はお饅頭と抹茶で満腹になりました。 ご主人は大阪の味吉兆のご出身で、ＢＭしている 大阪や奈良のお店とは、修行のお店は違っても 同年代で交際があり懇意にされているとのこと。 ごちそうさまでした。 最終のみずほで帰ります。住吉のバス停が近い ので便利です。

テーマはジビエ

京都に現れました。 道人さんにお伺いしました。 まず柚香煎。柚の香りがします。 冷酒は岐阜県の三千盛純米大吟醸。 富田林の海老芋と煮穴子、人参葉。薬味に生姜。 冷酒は京都府丹後大宮の白木久。 淡路のフグと鱈の白子にフグ皮の胡麻油和え。 椀物は鯛と蕪です。 お造りは鮪で、今日は大間とのこと。 ヅケとトロでヅケは炙ってあった。 付け合わせは黄韮のお浸。 薬味はわさびと昆布醤油。 冷酒は島根県のヤマサン正宗いざ一献、 福島県の大七、 栃木県の鳳凰美田からヤマサン正宗。 大きな器にクラッシュアイス、その上に立派な 伊勢海老君が鎮座している。 思い出したように暴れますが、ご主人にバリバリ と捌かれてしまった。 柚釜はセコカニの蒸し寿司。 コッペ蟹、香箱蟹のことですね。 酒肴で大きなバチコを炙って。 焼き物はマナカツオの幽庵焼きにカボス。 冷酒は愛知県の醸し人九平次。 天ぷらは愛知県の虎魚、はまぼうふう。 冷酒は栃木県の鳳凰美田純米大吟醸。 先ほどの伊勢海老君が煮物で登場。 最初の椀は豆腐と青菜、次は大きなナメコ。 御酒は熱燗にしましたが何だろう。忘れた。 大七だったかな。 食事は土鍋ご飯に香の物色々、ちりめん山椒、 一品は何だろう。酔ってしまって不覚です。 何杯もお代わりしたようです。 甘味はお饅頭で最後にお抹茶をいただいた。 と、写真は残っていました。 ごちそうさまでした。 京都に現れました。 道人さんで夕食をいただきました。 ご主人１人でされているので、１日１組ほど、 また、食材の仕入れから１人は受けないところ を相客のおられる日に受けていただきました。 中島さん、相客様ありがとうございました。 暑かったのでまずビールをいただきました。 中瓶のみとのことでヱビスビールをチョイス。 先付けは向日町の白イチジクです。 皮が柔らいためほとんど流通していないとか。 ご主人がかぶりついてくださいと。 皮ごと食べられます。イチジクは得意ではないの ですが、美味しくいただきました。 太刀魚の炙りには茗荷や葱、赤紫蘇がたっぷり 乗せてありポン酢の生姜餡が添えてあります。 冷酒は少しずつお願いしました。 最初は京都の招徳京乃辛口。 ご主人の中島道人（みちひと）さんは福岡県の 太宰府の産で未在出身、で３年ほど老人ホームで 調理の仕事をされていたこともあるとか。 カウンターに御料理宮坂さんの名刺が置いてあり ました。 お造りはボストンの鮪をわさびと醤油、昆布醤油 いただきました。 昆布醤油はそれほど辛くはありません。 鮪の脂に飽きたらスダチを搾ってとご主人、 鮪にスダチはと思いましたが意外にスダチ醤油 があいますね。 冷酒は京都の澤屋まつもとをお願いしました。 小吸い物は鱸とオクラです。 出汁は昆布だけ、水出しで濃いめに作り薄める とのこと。塩は加えないそうです。 冷酒は京都府京丹後大宮の白木久です。 根室産の赤ウニと毛蟹の一口寿司です。 焼き物は三島亭のヒレ肉とズッキーニとカボチャ の間のような韓国カボチャ（ほうば）です。 薬味はマチュピチュの岩塩、実山椒のペーストを ご飯でとろみつけたソースが美味しいですね。 冷酒は秋田県のまんさくの花です。 美しい酒器でいただきました。 炊き合わせの煮鮑は房総、揚げ物の里芋はご主人 の実家から。赤と緑万願寺唐辛子、新銀杏に栗の パウダーを粉雪のようにかけて。 冷酒は岩手県のあさ開超辛口水神。 徳島の白ぐじと松茸の出汁すき焼きは玉子を くぐらせて。 冷酒は秋田県の新政生成2017エクリュ。 ご飯はまず煮えばなをいただいた。 おかずは伝助穴子の山椒煮だったかな。 鮪の醤油漬け、香の物は瓜と昆布、生唐墨です。 お米は滋賀県の「夢ごこち」。 何杯おかわりしたかな。 冷酒は秋田県の新政秋櫻2016コスモスと瑠璃2016 ラピスラズリです。 新政のカラーシリーズのうち３種類をいただいて 酩酊しました。 甘味は呉豆腐に八重山の黒蜜をかけて。 黒蜜が美味しいですね。 まだ時間が早いのでバーの話をするとご主人は カルバドールのマスターとも懇意とのこと。 水菓子はシャインマスカットでした。 ごちそうさまでした。次回も相客のおられる 日にお伺いします。 さて、バーに寄れるでしょうか。

熱海に現れました。 昨年、５０年ぶりに熱海を訪れすし処美旨さん でランチをいただきましたが、鮨梅清さんが オープンされたとのレポートを拝見して 矢も盾もたまらず熱海に行ってしまいました。 関西から熱海に行くのは東京へ行くより不便 ですね。こだまと一部のひかりしか停まらず 割引キップもありません。 行きは青春18きっぷでのんびり向かいました。 団体旅行華やかな時代を偲ばせる大箱のホテル に泊まり、時代がかったローマ風呂で 汗を流し、 さっぱりしてお伺いしました。 銀座通を下ると、幹線道路沿い、ビルの１階に 素敵なお店が、鮨梅清さんでした。 お店に入るとカウンターには誰もおられません が、個室があるようです、家族連れらしい声が 聞こえます。初めて個室をしようされたとか。 カウンターに座り、どうされますかと聞かれた のでおつまみからお願いしました。 すぐにジモティのお一人様が来られた。 大将は東京の人なので熱海のことをこの男性 にいろいろ聞いているとのこと。 さて、冷酒は純米からお願いすると墨廼江、 伯楽星、王祿の３本を出された。 宮城県の墨廼江をチョイスした。 お造りは鳥貝を山葵と煎り酒でいただき、 鰹は辛子と生姜が乗せてあるので何もつけずに いただいた。 ボタン海老は海老味噌と烏賊の塩辛が乗せて ありました。 御酒が進みますね。江戸前の太刀魚の塩焼きも 美味しい。 冷酒は島根県の王祿、超王祿純米60％精米です。 酒肴はあん肝と蒸し鮑、薬味は塩、山葵、鮑の 肝ソースです。 冷酒は三重県の而今純米吟醸です。 寿司を１貫食べてくださいと烏賊に唐津の赤ウニ を挟んだ握りです。 甘鯛の酒蒸しは脂が乗って美味しい。塩っぱい 出汁も酒の肴です。 これでおつまみは終わりました。 握りは烏賊、鯵、ノドグロは握りというより 炙ったノドグロを寿司飯に乗せてあった。 冷酒は青森県の陸奥八仙をいただいた。 中トロ、車海老、ウニを２種、握りと軍艦巻きで。 トロのはがし、北寄貝はちょっと炙って。 ちょっと温かい物をと蓴菜と梅の茶碗蒸しです。 寿司はコハダ、おつまみで穴子の海苔巻き、 味噌汁、巻き物は干瓢巻きを２種類いただいた ようです。酩酊して何が違うか忘れてしまった。 最後は玉子焼きだった。 ごちそうさまでした。美味しかったです。 熱海は通過するばかりでしたが、機会を作り またお伺いします。

鹿児島本線の折尾駅に現れました。 「なんぼ別れがつらいとて、別れにゃならない 上と下」、駅のスタンプの文句じゃないが折尾駅 は２階に鹿児島本線のホーム、１階に筑豊線の ホームがある日本初の立体交差の駅です。 北口から出る北九州市営バスに乗りました。 交通系カードは使えません。千代ヶ崎バス停で 降りました。酷暑です。わずか１分もかからない TOBIUMEさんまで歩いただけで汗だくです。 皆様のレビューを拝見する度にお伺いしたいと 思っていましたので、酷暑も省みずやって参り ました。 大きな幹線道路沿いにあり、素敵な玄関です。 １人なのでカウンターへ案内されました。 わずか５席、平日のお昼なので相客はいない ようです。 料理は15000円のコースを予約しているます。 ドリンクはお昼なのでペアリングメニューから 日本酒のみのハーフ（40ml）をお願いしました。 ミネラルウォーターが１本サービスされます。 メニューは料理のイメージを表現しています。 まず蘇生、「野菜達のしずく」は、本日使った 野菜の切れ端を煮出したスープ、トウモロコシ の甘さと芋の香りするお茶ですかね。 冷酒は島根県の王祿丈径（たけみち）直汲、 無濾過、２８ＢＹです。 御酒をグラスに注ぐ前に、御酒で洗ってリンス されます。すごい拘りです。 次は開演、「神宿る海」は、福岡県宗像、鐘崎 の赤ウニの冷製茶碗蒸しです。宗像は世界遺産 に登録された神の島、沖ノ島がありますね。 冷酒は秋田県の新政、2018特別頒布会、純米。 地の利、「潮流にもまれて」は、関門海峡の 筋肉質の蛸の柔らか煮です。 冷酒は福井県の黒龍火いら寿、純米大吟醸生酒 ここで紫陽花の花を乗せた器が登場。 水が飛び跳ねますよ。用心して開けると天竜川 の天然鮎が元気に泳いでいました。 水害のため食材の調達が難しかったとのこと。 漁場にガレキが流れ込んでいますし、物流も 大きな被害を受けていますからね。 宝「１％、奇跡の出会い」は、柳川の鰻の蒲焼き を若松胡瓜、若松トマト、長芋の三層に乗せて。 冷酒は佐賀県の鍋島、サマームーンです。 旬、「祇園際に想いを馳せて」は、芦屋の鱧の お椀です。遠賀川の茗荷と冬瓜、梅肉と木の芽 をあしらって。 冷酒は福島県の十四代と山口県の東洋美人直汲み 生槽垂れの飲み比べです。贅沢ですね。 海、「厳つさとは裏腹に」は、遠賀川の虎魚、 黄アラのお造りだった。虎魚は肝ポン酢や塩で。 黄アラはワサビ醤油でいただいた。虎魚の肝や 皮、臓物が美味しかったですね。 冷酒は高知県の土佐白菊微発泡、とどろき酒店 限定酒 とのことです。 塩、「TOBIUME夏のスペシャリテ」は先ほどまで 元気に泳いでいた天竜川の天然鮎の塩焼きを甘い コーンのかき揚げに乗せて。薬味はスイカ酢、 若松産きたあかりを真っ黒な炭塩の塩釜に乗せて。 冷酒は京都府のアイスブレーカーをロックで。 遊び心、「墨」はヤリイカのしんじょう。 墨の文字は烏賊墨と八丁味噌でしんじょうの 薬味にもなります。 冷酒は三重県の而今大吟醸全国鑑評会出品酒。 大地、「吊るし熟成」は、筑豊牛の吊るし熟成 のしゃぶしゃぶです。お肉の下には若松のワカメ とナス、薬味はゴマだれで香草を乗せて。 冷酒は静岡県の磯自慢です。 ご飯が炊き上がったと鉄鍋で炊いた艶々のご飯 を見せていただきました。食べきれなければ おにぎりにしますとのこと。 素潜り、「磯の片想い」は芦屋柏原の鮑を 蒸し鮑にして。分厚いが柔らかい鮑とトリュフ をたっぷり乗せた贅沢な鮑の肝ご飯に枝豆を あしらって。お吸い物は鮑の出汁に鮑の柱です。 冷酒は奈良県の風の森山田錦無濾過純米加水 笊籬採り（いかきとり）です。 異文化、「真夏の情熱」は、デザートですね。 パッションフルーツを器にして中に酸っぱい パッションフルーツやアイスクリーム、 レアチーズなどを詰めてある。プチプチした パッションフルーツの種の食感がおもしろい。 終肴、「揚げたてをどうぞ」は、甘味です。 熱々のかりんとう饅頭です。 最後のドリンクは国産紅茶をチョイスした。 奥八女、星野製茶園の「八女和製茶」です。 ごちそうさまでした。満腹になりました。 冷酒は11種類出していただきました。 料理が１５０００円のコース、ペアリングハーフ が５０００円で２万円ちょうどだった。 見送られてお店を後にすると、卒倒しそうな 炎天下です。酔いを発してしんどい。 奥様が追いかけて来られ、忘れ物ですと小さな 紙袋を渡された。食べきれなかったご飯を味噌を 塗った焼きおにぎりにしていただいたのです。 せっかくの好意ですからありがたく受け取り、 ホテルにチェックインしていただきました。 本城駅まで歩くと10分ほどですが汗だくです。

素晴らしいお料理とお値段にびっくり

杦さん再訪

出汁や熟成にこだわった素晴らしいお料理