6回
2023/12 訪問
千葉駅界隈『ベンガルタイガー』で、ベンガルタイガー流クリスマスコース。
もう、いまさら、ベンガルタイガーについてあれこれ言う事無し。
もう、いつも美味しく美しい料理で、最高の時間を過ごさせてもらえるので。
この時間がプライスレス。
前回が11月の終わりで、そのときに予約させてもらった、フェスティブタイガーコースをいただきに。
やはり飽きることなく、終始楽しく、美味しい。
もうとやかく言わないんで。
ワタシからは。
間違いないんで。
いわゆる、『インド料理』的なイメージを、いい方向にぶっとばす勢いで覆してくれるんで。
とりあえずサヒドシェフの世界を体感してほしい。
ただそれだけ。
余談だが、ベンガルタイガーで頂いたあとは、テンションがあがってる。
幸せ度満点になってるので、財布のひもが緩む。
その流れでそごうに行ったので、ピアスもブレスレットも購入。
いいんだ。
年末だから。
2023年がんばったから。
そんな余談も交えつつ、レビューを書いている今日は大晦日です。
紅白歌合戦を見ながら書いております。
ちなみに明日、ベンガルタイガーはテイクアウトをやってるので、予約済み。
ベンガルタイガーが好きすぎて、元日カレー。
みなさま、2023年お疲れさまでした。
来年もよろしくお願いします。
【お会計】
フェスティブタイガーコース@9000
ロゼ@670
SULAシラーズ@700
計@10370(税込)
2023/12/31 更新
2023/11 訪問
千葉駅界隈『ベンガルタイガー』のサヒドシェフが創る、美しい世界。
2023年もあと1か月で終わり。
ただ、あと1か月もあるのだから、2023年№1レストランに別なところで会ってしまうかもしれないのだけれど、それでもおそらくは、こちら『ベンガルタイガー』がワタシの№1。
暫定1位だけど、この調子なら、もうぶっちぎり。
前回は6月だったのだけれど、それ以降、コースメニューが新しくなるのを待っていた。
コースが変わったのを知り、もたもたしていたら、今度はシェフがクリスマスメニューの考案中で、今のコースが終了するとか。
なんだと?
しまった。
のんびりしすぎた。
楽しみにとっておいたら、変わってしまう…とあせって予約。
ちなみに、タイミングが許すなら、今後も、メニューが更新されるごとにベンガルタイガーには行きたい。
…というくらいのお気に入り。
今回も最高最強。
『ホワイトタイガーコース』。
アミューズブーシュ
フレッシュサーモンクエバイティー
トリュフベイガンバルタ
オタオタローズ
マナガツオのクラムドラムスティックスープ
口直しシャーベット
A5北海道知床産ハラル和牛 ビーフブナゴッシュカレー
大海老と帆立のシーフードビリヤニ
デザート
コーヒー
アミューズブーシュは前回もいただいたが、ココナッツラッシーを化学反応で膜を作って球体にしたもの。
…全部、可能な限り、説明しようと思って、珍しく、そこそこスマホでメモしていたが…
やめた(笑)
サヒドシェフの料理の素敵さを、うまくお伝えできる自信が、全くない。
食べログのレビューなのに、説明放棄で申し訳ないけれど、とりあえず、大抵の人が、想像を上回るはず。
完全放棄も申し訳ないから、ワタクシ的超感動ポイントだけお伝えしようと思う。
ちなみに、お料理は、当たり前にすべて美味しい。
なかでも、ワタシが、すごいと思うところは、「お口直しのシャーベット」と出された、ピンクグアバとスパイスのシャーベットすら、本当においしすぎて、もうなんなら、これで1品の完璧なデザートとして成り立っているから、これをもう1度ラストに、デザートで出されても文句はありませんと思わせてくれるレベルなところ。
もうひとつ。
「オタオタローズ」というメニューは、オタオタというマレーシアの屋台料理で、魚のすり身の料理をシェフがアレンジして薔薇の形になっているのだが、提供時はクルミの燻製になっていて、目の前でオープンするとスモークの中から、料理が登場。
…で。ここで思い出してみると、こういうスモークの中から料理登場…的な料理、おそらくここ数年でよく見るし、ほかの店でも経験はある。
あるんだが、本音を言えば、今までこの、料理がスモークに閉じ込められてる系料理の意味が、まったくわからなかった。
煙いだけ。
そう。
煙臭いだけで、はっきり言って燻製料理的なやつ、まったく好きじゃなかった。
だがしかし。
この「オタオタローズ」のクルミの燻製の香りが、とってもいい。
料理を頂いてる間、この香りに包まれるので、これにより料理を味わいも変わる。
初めて「燻製」の効果を感じた。
今回も楽しく美味しく美しい。
勢いに乗って、その場でクリスマスコースも予約させてもらったので、年内にまた味わえると思うと、今から楽しみ。
【お会計】
ロイヤルタイガーコース @8000
グラス白 @700
計@8700(税込)
2023/12/03 更新
2023/06 訪問
千葉駅界隈の、新たな道を歩み始めた『ベンガルタイガー』で、心まで満たされる美味しく美しいお料理に出会う。
千葉駅北口から少し歩いた住宅街の中にあるアジアエスニック百名店にも選ばれた『ベンガルタイガー』。
昨年はランチに2回ほど行って、そろそろまた行こうか…と思っていたら、「シェフがインドに里帰り中」で休業中だとインスタで知り、その後、営業形態を変えるべく準備中という情報をまたインスタで知り。
この3月からは完全予約制のコースメニューでの提供となったと知る。
ちなみに以前のベンガルタイガーはランチメニューでカレーやビリヤニを提供し、夜はアラカルトで提供する普通の美味しいインドカレー屋だった。
いや。違うか。
「普通」ではなかった。
ワタシは以前の『ベンガルタイガー』でランチ2回しか経験していないのだが、それでも他とは違った。
メニューで見る単語はほかのカレー屋と同じでも、出てくる料理は手が込んでいて美しく美味しかった。
ワンプレートのランチメニューですらアーティスティックで、スパイスの美味しさを教えてくれるような料理だったと思う。
そう考えると、今の形態に変わったのも納得。
以下『ベンガルタイガー』HPより。* * * * * * * * * * * * * * * *
3月9日(木)から、ベンガルタイガーは完全予約制の
モダンインディアンイノベーティブコースレストランとして再オープンしました!
新しいベンガルタイガーでは、シェフのオーセンティックなインド料理と東南アジア料理の融合したガストロノミーメニュー、
日本、特に千葉では珍しいハラルA5北海道知床和牛などを使用した
新しいモダンインディアンイノベーティブフュージョンコースをご提供いたします。
(コースの品数が多いため、コース提供/お食事のお時間は2時間半から3時間程頂きます。
お時間に余裕を持ってお越しいただけますようよろしくお願いいたします)
シェフサヒドの心を込めたお料理お楽しみ頂けますと嬉しいです。
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店内は以前よりも席間隔も広く取り、少しラグジュアリー感ある感じに変わっていた。
気取りすぎてなくて、といってカジュアル過ぎでもなくよい。
以前来たときに見て、「かわいいなぁ」と思ったランプはそのままで、なにか嬉しかった。
予約時にコースはホワイトタイガーコースを選んだ。
ホワイトタイガーは10品、ゴールデンタイガーコースは12品。
コースは
・アミューズブーシュ ノスタルジー
・海老クエパイティーサラダ
・ドラゴンフルーツチャート
・渡り蟹のダンプリン トムヤムスープ
・金目鯛のティッカ 2種のソース
・”Le Trou Bengal"
・牛タンホワイトカレー イディアパム
・パッションフルーツジャレビ&ココナッツアイスクリーム
・インド産コーヒー豆のコーヒー 又は チャイ
席に着き、コースがスタートする前に、このほかに、生牡蠣の料理と、ドリアンのアイスがあり、それぞれ追加可能との説明があった。
この2つがメニューから外されたのは、苦手な人が多いと思われる食材だからのようだ。
確かにそう。
ワタシは確かに生牡蠣は苦手である。
美味しいと勧められて何度か食べたことがあるにはあるが、いまだ、その美味しさについては理解できない。
というわけで、ドリアンのアイスクリームのみ追加していただくことにした。
南国のホテルでは、持ち込み禁止にされるほどの臭いを放つというドリアン。
名は知っているし、なんとなくの見た目も想像はつくが、食べたことはない。
だが、加工するとそこまでのパンチはないらしい。
各お料理については、ぜひ写真を見ていただきたい。
ワタシごときの拙い文章でお伝えするよりは、見ていただくのが一番かと思う。
拙いながらも多少、お伝えしよう。
クエ・パイティーとはシンガポールの料理で、Google先生調べによると別名「トップ・ハット(シルクハットの意)」とも言われる、可愛い前菜で、名前のとおり、帽子をさかさまにしたようなタルト風の小さなカップのなかに具材を入れたもの。
これを1つ食べたら、2つ目は白ワインと一緒にいただきたくなり、オーダー。
ここで最初の感動体験。
このあとも全てのお料理が美しく、美味しかった。
こんなにも、コース全てに感動したのは久しぶり。
接客も素晴らしく、リラックスして、幸せな時間を過ごすことができて、感謝。
滞在は2時間に満たないくらいだったけれど、このリフレッシュ感は、ちょっとした旅行にいってきたくらいの満足度だ。
この素晴らしき時間と体験、プライスレス。
コースが変わる頃にまた行こう。
そして、皆様に経験して欲しい、サヒドシェフの作る美しく美味しいこの世界。
【お会計】
ホワイトタイガーコース @5500
ドリアンアイスクリーム @400
グラス白 @670
計 @6570(税込)
2023/06/01 更新
2022/08 訪問
アーティスティックなビリヤニ。
ワタシにしては珍しく早めの2回目訪問です。
初訪問から2,3ヶ月で行きたくなるのは気に入ったということ。
外食率はどちらかというと少ない方だと思うので、『良いお店だった!』と思っても、他にも行きたいお店がたくさんあるため、なかなかすぐには2回目訪問はしないのですが。
今日もね、雨模様だったこともあり、実はちょっと迷っていた。
お店のインスタで3日間のランチ限定『チキンロリポップビリヤニ』の写真を見たら、行きたくなった。
けど雨が…。
千葉駅近くの他のカレー屋さんも実は行きたいところがあったので、あまりにも雨足が強いようなら、ベンガルタイガーまで歩くのは諦めたのだけれど。
用事が終わって千葉駅近くに行くと、小雨になってるじゃないか。
行くしかないね。
ってわけで、11時半近くに到着。
前回より少しすいてるかな。ほぼ同じくらいのお客さんの入り具合。
タイミング悪いとちょっと待つかもだけど、すんなり通されました。
メニューを持ってきてもらったけれど、もう心は決まってます。
ビリヤニ1択よ。あ、桃ラッシーももちろんつけます。
今回もメインのプレートの前にラッシーとひよこ豆のナンチャラ(←お姉さんが言ってたけど聞き逃し)ってチップス的なものと、マンゴーソースが出てきました。
で10分程度でビリヤニ到着。
前回の方がもうちょい待ったかも。
今回のほうが多少、店内が落ち着いてたからかな?
さて。
インドカレー初心者として思うことなのですが。
インドカレーって、どこのお店もまずビジュアルがあまり差がない。
いや、そりゃよーーーーーく見りゃ違うんでしょうけど、ざっくりは、たいてい、銀色の皿にナンがのっててカレーのってて、アチャールとかなんかそんなの脇にくっついてて…でぶっちゃけ、写真映え…しない…(笑)
『映える』を第一優先事項とはしておりませんが、やはり『食』にとりかかる前に、まず目で見て『ココロ惹かれるなにか』も感じたいのが本音です。
ベンガルタイガーのお料理は別格。
そんなワタシのココロを揺さぶる、このビジュアル。
アーティスティックなビリヤニ。
美しいよね。
チキンロリポップビリヤニ。
一緒にのってるのは『冬瓜のライタ』『マトンストックスープ』『チキンキーママター(黒ひよこ豆のキーマカレー)』
辛さは中辛でお願いしまして、ワタシにはちょうど良い。
辛すぎず、物足りないこともなし。
『ビリヤニ』って他のお店でいただいたときは、なかなかなパンチがあり、実は苦手かもって思ってたけれど、これはカレーを一緒に食べるのが前提だからだとは思いますが、スパイスを効かせつつも、大変食べやすかった。
やっぱり美味しかった。
インドカレーって、お店によっては、スパイスで胃がやられる(。>﹏<。)んですが(笑)
ベンガルタイガーのお料理は、ちゃんとスパイスを感じるのに、胃も快適。
スパイスどうこうじゃなく、油分とかかなー?
なんか、よくわかんないけど、ワタシにはとても合ってるのでまだまだリピートしそうです。
【お会計】
スペシャルランチ @1700
ドリンク @250
計@1950(税込)
お支払いがSuicaでOKなのも◎
ありがたき。
2022/08/18 更新
2022/06 訪問
スパイスに目覚める時。
唐突に訪れたスパイス熱の波はまだまだ続く。
あ、あくまでも『ワタシの中の』スパイス熱です。
世の中のカレーブームはずっと続いているし、お店はどんどん増えてますよね。
ただ、ワタシはまだまだカレー初心者でして。
多少の違いは判るのですが、正直言って、スパイスの種類がうんちゃらかんちゃら…、南インドのカレーだとか、北だとか、そんなの言われてもわかんないのよね。
自分にとって、旨いかどうか、ただそれだけ。
本格的すぎると、どうやらちょっと口に合わない&食べてるときは大丈夫だけど、時間差で胃が悲鳴を上げる…らしきことはわかった。
こちらの『ベンガルタイガー』は千葉駅の北口から少し歩いたところにあります。
5分くらいかなぁ。
ランチ前に所要がありまして、北口から行かなかったんだけれど、駅を出てすぐ向かうのならば、北口が近いです。
ここもずいぶん長いことBMしっぱなしで行ってなかったのは、千葉駅から近いけれど、あまり行かないエリアなのと、本格的すぎて口に合わないかも???とやや不安だったため。
でも、最近はとにかくいろんなカレーを食べてみたい欲がすごくて(笑)
とりあえず、平日のオープン後10分くらいに突入。
並んではいなかったけれど、すでにまあまあお客が入って、席も埋まっており、『少しお待ちください』と言われて、入り口わきの椅子にて待ちました。
ただ、この待ちは席がなくて待ったのではなく、オーダーとお料理を運んだりで、手が足りず、席に通すのが後回しになった模様。
その後、席に通されて、即オーダー。
平日ランチセット@1500にプラス@250でドラゴンフルーツラッシーを追加できるとのことで、もちろんラッシーもオーダー。
5分くらいでまずはラッシーが到着。
その後、お姉さんがなんて言ってたか、ききとれなかったけど、なんかえびせん?的なやつとマンゴーソースって言ってたかな?運ばれてきました。
このえびせんみたいの、よく東南アジア系料理で出されるやつと同じだよね。
バリに旅行行ったときによく食べたのと同じと思うけど、これにソース付けて食べるって初めてだったから、ん?このソースってこれにつけるやつ…だよね?と不安になるも、ホールをまわしている女性おふたりは忙しそうで、手を止めるのも気が引けるので、ソース付けて食べてました。
うん。
これは知ってるやつ。
ふつうにおいしいです。
ドラゴンフルーツラッシーは初めてでしたが、おいっしぃ~
ドラゴンフルーツのビジュアルは想像できるけれど、食べたことはなかったなぁ。
こんなに結構はっきり甘いフルーツなのね。
濃くてうまいわ。
その後運ばれてきた、カレーとチャパティのプレート。
チャパティとライスは選べます。
カレーは2種類で、マトンスープと南インドスタイルフィッシュカレーと書いてありました。
あとは、ブロッコリー65…。
65?
65ってなに?
メニューに書いてあるけど、65とは?
60とかもあるのかい?
これは猛烈にききたいと思ったけれど、お店は先ほどより混んできてますから、お店の方に訊く勇気なし(笑)
とりあえず、まずこのブロッコリー65がめちゃうめえ。
最初はメニューの写真見ないで、食べててなんだかよくわかんないけど、ブロッコリーのから揚げみたいな?
ざくざくのボリューミーでうまい。
鶏のから揚げ並みにがっつりで、触感も好き。
チャパティも初でしたが、全粒粉のクレープみたいな。
他店で食べたニールドーサもおいしかったが、チャパティもおいしいんだなぁ。
カレーはフィッシュもマトンも、なんかスープのなかにいろんなスパイスの粒々が混在していて、説明できないけど、なんかおいしい。
辛くてちょっと複雑で、でもワタシみたいな初心者でもおいしく間食できます。
インドカレーの違いって、正直、そこまでよくわからなかったけれど、ここのは違うのは分かった。
辛いなかにもいろんな複雑な味があり、もたれない。
この複雑さ。
確かにヤミツキになりそう。
人気店になるね、そりゃ。
食べ終わってすぐに、ほかのものも食べてみたいって思わせる味。
スパイスへの好奇心を刺激され、目覚める味。
なんなら、またすぐ行きたいぐらいおいしかったと思うのだけれど、初心者でまだまだカレー修行中の身のため、ほかのお店も行ってみて、そして満を持して、またこちらのカレーをいただきに舞い戻りたい。
そんなお料理。
お店の中もすてきで、接客も丁寧。
盛り付けも、ほかの方のテーブルに運ばれていたお料理を見ても、お花が飾られていたりと、美しくて、ほかのインドカレーよりも高級感を感じる。
ただ、それもあってか、他店のオーダー後すぐに運ばれてくるインドカレー屋のつもりでいくとちょっと待つイメージはあります。
他が早すぎるんだよね。
まあ、10~15分程度ですから。
飲食店に入った場合のメインのお料理が出てくる速さとしては普通かな。
土日祝日のみやるという、ビリヤニもいただきたいけど、むちゃくちゃ混みそうだなぁ…
【お会計】
平日ランチセット@1500
ラッシー@250
計@1750
あ、お会計は交通系ICでお支払いも大丈夫でした!
スイカ万歳。
ありがたいっす。
2022/06/16 更新
GWの前半の日曜日に予約。
うっかりしていた。
『ベンガルタイガー』のコースメニューが変わったら、逃さずに行きたい…と思っていたのだが、なんだか色々と行きたいところがあったりで、今回の「ヘリテージタイガーコース」を飛ばしてしまうところだった。
危ない。
滑り込み。
というわけで、ワタシは滑り込みで間に合ったのだが、すでに今回、口コミを書いた「ヘリテージタイガーコース」に関しては終了しているので、ご注意を。
だが、ご安心あれ。
サヒドシェフのことだから、次のコースももちろん、このコースに劣らないアートな美味しい世界を見せてくれるはず。
というわけで、参考にということになるのだけれど、さあ、今回もサヒドワールドをどうぞ。
《ヘリテージタイガーコース》
アミューズブーシュ
~キングフィッシャーのとまり木~
マグログリーンマンゴータルタル&天使の海老ココナッツサラダ
干潟八万石地たまごラッサム茶碗蒸し
ドーナッツバラットバターチキン
ツリーブランチプラッター
ビーフローガンジョシュ&タマリンド海老
カードライス
プロウンラクサwithローズイドリ
仔羊のスパイスロースト
千葉ストロベリーピスタチオアイスクリーム
インド産コーヒー豆のコーヒー又はチャイ
*******************************************************
では、ワタシが記憶している限りのコースの解説を。
今回のアミューズブーシュはチャイだった。
これ自体ももちろん美味しいのだけれど、鳥の図鑑を模した入れ物に入れられていて、なかには一緒にスパイスが入れられてるから、とにかく香りがいい。
ワタシはお香の香りが大好きなので、もうとにかく、とにかく、大好きな香り。
スパイシーさと香木みたいな香りとで、ずっとかいでいられる癒しの香り。
ほんとにずっと浴びたい(笑)
変態的だけど(笑)
いや、しかし、ワタシと同じく「お香」が好きな方なら、この気持ち、わかっていただけるはず。
今回のコースで目立っていたのは、「キングフィッシャーのとまり木」。
「キングフィッシャー」というのは鳥で、日本で言うところの「カワセミ」。
インドの方はこの華やかな鳥が好きらしい。
この鳥が止まってる木の枝にココナッツのお皿がくっついててサラダがのってくるって…。
斬新で楽しい。
いいね、いいね。
ぶっ飛んでる。
料理自体は小さな小皿にのるくらいの可愛らしさなのに、枝ごと運ばれてくるって(笑)
予想の範疇レベルの微妙なサプライズみたいなのを料理と一緒にやられるのは、場合によっては、鼻に付くんだけど、ぶっ飛んでると楽しくなってくる。
演出は結構、ぶっ飛んでるんだけど、そこは料理はサプライズもありながら、ちゃんと美味しいのがすごい。
そして、サヒドシェフのこの発想の自由さが素敵なのよ。
あとは勉強になったこととしては、インドの国旗の意味というのを知った。
「ドーナッツバラットバターチキン」のバラッドとはインドのこと。
インドの国旗をドーナッツで表現しているそう。
さあ。インド国旗を思い浮かべて。
サフランみたいなオレンジ色はヒンズー教、緑はイスラム教、白は平和を表していて、真ん中の模様はチャクラと言い、インドの神殿の柱にある飾り物。
なるほど。
このドーナッツも美味しかった。
あと印象に残ったものは「干潟八万石地たまごラッサム茶碗蒸し」。
茶碗蒸しに出汁の代わりにラッサム(辛さと酸味のあるインドのスープ)を使っていて、日本食とインド料理をうまく掛け合わせた、サヒドシェフならではの料理。
今回も美味しく楽しめた。
次のコースも楽しみ。
【お会計】
ヘリテージタイガーコース @8000
フレッシュミントモヒート@700
白ワイン
グローバザンバソーヴィニオンブラン@670
計@9370(税込)