6回
2017/12 訪問
野菜カレーを食べてみました。
なかなか水曜日に行く機会がなくて、ずっと行きたい行きたい思ってました。ネゴンボさん、水曜日は野菜カレーの日です。
水曜日は野菜カレーとラムキーマのみで、ランチ時に訪れました。そしたら女子ばっか。何気に野菜カレーの日だなあと実感した訳であります。
もちろん注文はヤサイカレー【1400円】。だいたいどんなメニューでも手間をかけてカレーを作ってくださるのですが、ヤサイカレーは更に念入りというか、音だったり臭いだったりで野菜が「調理」されてるんだなあというのが伝わります、というか待ちます。
苦手な野菜を聞かれますが特になかったのですが、出された野菜カレーを見てびっくり。もの凄くびっくりするくらいの野菜の種類と量。彩りも鮮やかです。所沢産の野菜で埋め尽くされたカレー、そういえば肉無しのカレーを食べるのは案外初めてなような。
ヤサイカレー美味いです。とにかく野菜が美味いです。しっかりと香ばしく炒められた野菜がスパイスに負けない存在感が抜群です。カレー自体は辛さはあんまりなくまろやか。ダルカレーのやさしさも加わり野菜の主役感が増しています。
これぞ唯一無二の野菜カレー。やっぱり好きです、ここのカレーは。
2017/12/14 更新
2017/09 訪問
たまたま夜に所沢付近を通ったので、行くしかないと思い寄ってきました。夜に行くのは初めてです。
夜19時半くらいで、メニューのほとんどは終わっちゃったらしいですが、愛するラムキーマはまだあったのでそれを。コルコムラムレーズンアイスも頼んじゃいます。昼と夜でもカレー単体の値段は変わりませんね。
久々にラムキーマ単品を楽しみましたが、やっぱりすごい。玉ねぎだったりピンクペッパーだったりあとまだ自分じゃよくわかんないスパイスだったりがスースーする感じがいいです。ヒーヒー辛い感じじゃなく、スースー爽やかな感じ。これがラムの風味をブワッと引き立て、神秘的かつ芳醇な味になってます。車で来てなければビールにいきたい所です。
コルコムラムレーズンアイスもまた独特。ラムレーズンの風味がかなり強く、シャーベット状に近い為、口の中ですぐに溶けて口一杯にラムの風味が広がります。美味しゅうございました。
毎回「お待たせして申し訳ありません」とおっしゃってくれるのですが、いえいえ。待ってる間に調理している様を眺めつつ、真空管スピーカーの音楽聞きながらカレーを待つ間も楽しみなんです。
2017/09/27 更新
2017/07 訪問
この日は初めてチキンカレーを食べました。ラムキーマとの2種盛りです。
チキンカレーは今まで食べてきたチキンカレーとはなんかやっぱ違います。ネゴンボさんのオリジナリティーが溢れだしすね。辛さは控えめですが、なんかこうまったりとこくと旨味がじわじわと。スパイスを感じるシチューみたいというか。
ラムキーマは相変わらず美味しかったですが、いつもとその雰囲気が違う。この日は暑くまさに夏日。少し大きめで、なんだかよくわかりませんが夏っぽいというか口の中をさっぱりさせてくれるスパイスたちがゴロゴロと。添えらている副菜もかな?季節によってそれらを変えてるのでしょうか。こういうとこも好きです。
そろそろ夜に行ってみたいですね。
2017/07/21 更新
2017/04 訪問
2種盛りを頂きました。ラムキーマと鶏レバーです。実のところ鶏レバーのカレーを食べたかったのですが、やはりラムキーマは外したくない。ということで2種盛りです。
なんなんですが、やはり2種盛りだとやはりひとつのカレーの量が微妙に少ない。こんなんじゃ少ないんです。足りないです。もっと食べたいんです。それほど一つ一つのカレーが美味し過ぎるんです。
ラムキーマの美味しさは言うまでもなく、鶏レバーは辛口と謳ってありますがカレー的な辛さというより、鶏レバーを美味しくする為に纏わせたスパイスの辛味。そんな鶏レバーがゴロッと入ったます。ああ、それでも足りない、もっと食べたい。
2017/04/17 更新
2016/09 訪問
カレーの神様はそこにいた。
2016.9
カレーが食べたくなったら無条件でここを訪れます。この日は魚のカレーが秋刀魚(さんま)ということでこれにしました。他のカレー屋さんでは2種盛りとかにするのですが、ここではなるべく1種類で量が多めでカレーを楽しみたいので単品注文しています。
魚(秋刀魚)のカレー【1200円】は期待通りの美味しくでした。スパイスにまみれている筈のさんまなのにさんまの旨さがグイグイきます。さすが旬のさんまと思うと共に、これをカレーとして絶妙にまとめあげるセンスが素晴らしいです。
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入間所沢バイパスから東村山市の秋津の方へと繋がる道路沿い。西武池袋線の西所沢駅の近くだが何か思い付くような土地柄でもない。ごくありふれた一般道沿いに小さく浮かび上がる「カレー」の文字。
古民家までとは言わないが雰囲気ある趣の薄焦げた外環。隣はコーヒーの焙煎販売をしている所らしくこちらは白塗りされた外壁。二つの白黒とした並びが一際存在感を出している。
店内は土足禁止らしい。畳があるわけでもない。下駄箱に気づかなければそのまま土足で入ったであろう。私の後に来たお客も案の定、靴を脱ぐことなく入ってきてしまっていた。かといって格式ばった店ではなく、単にカウンターの席が椅子ではなくベンチ(というより縁側に座るイメージ)な為だということに気づく。
ランチのカレーは2種類。ラム肉のキーマカレーかチキンカレーであった。これにドリンクやサラダを付けるとセットになるらしい。ラム肉のキーマカレーを選ぶ。単品だと1000円。高いかどうかは食べてから判断しようと思う。
店内には4組程の客人。カウンター内では店主が一人で調理から配膳と片付けを行っている。食後のコーヒーも丁寧に淹れている。隣のコーヒーらしい。そんなわけで手元にラム肉のキーマカレーが運ばれて来るのは注文してから20分くらいの事だ。
ステンレス製の皿にターメリックライスとラム肉のキーマカレー。事前にパクチーの有無を聞かれたが、無論有りで。ラム肉のキーマカレーというのは初めての事である。
ひと口めで今までのキーマカレー、いやカレーの全てを塗り替えられた気がした。ラムの臭みがないとかいう次元の話ではない。様々なスパイスを纏ったラムはぐいぐいと主張してくる。肉の旨みをである。
キーマ自体はスパイスの風味は効いてるが特には辛くはなくカレーっぽくはない。しかしターメリックライスと合わさることで紛れもなく「カレー」を表現している。「カレー」以外の表現が浮かばないくらいに。
気づけばステンレス製の皿全体に反射の光りが出てくる程、カレーを食べ進めていた。ああ、もう食べ終えてしまう。これ程名残惜しいほどの食体験も数える程しかない。たった一杯1000円のカレーである。
車で通れば何も気にする事なく通りすぎるであろう、ただの所沢の通り沿い。そこには確かにカレーの神様がいた。猫のキャラクターのTシャツを着て。
2016/09/26 更新
今では高円寺にも店舗があり、原宿のキッチンカーでもラムキーマは食べる事はできます。でもやはり所沢じゃないと、店主の山田さんが作るカレーじゃないと嫌なんです。
そして、水曜日はヤサイカレーの日。住んでる所が若干遠くなってしまいましたので、しばらくぶりに参りました。野菜カレーは時間がかかります。開店と同時だったんでいわゆる一回転目に入れはしましたが、お店に入ってからカレーが出てくるまでは約1時間。まあそれほど丁寧にカレーを作っているのだと思ったほうが良いです。これが無理な人は松屋でごろごろチキンカレーでも食べたほうが良いんです。
気候も穏やかで緩やかな風が店内に吹き込むのを気持ち良く感じながら待つこと約1時間。二種盛り(ヤサイカレー、ラムキーマ)【1800円】がやってきました。
ヤサイカレーはまさにスペシャル。所沢近郊で取れた野菜をメインに、豆腐や厚揚げやコンニャクも入ります。彩りの良さもさることながら、ひとつひとつの野菜の味わいをしっかり感じる事ができます。いわゆるマイルドなカレーで辛さやスパイス感を抑えぎみながら、カレーの主張もしっかりしてるという、このヤサイカレーは唯一無二、SPECIAL ONEであると断言できます。
そしてこの世で一番の好物、ネゴンボ33のラムキーマ。相変わらず言うことありませんね。初めてヤサイカレーとの二種盛りにしましたが、ヤサイカレーとの相性はなかなかな良いですね。ラムキーマのワイルドさやピンクペッパーの切れ味が優しいヤサイカレーと混ざると、もう手がつけられない程の多幸感。
前述の通り、このお店は色々時間がかかったり、お客さんの都合というのが通用しなかったりはします。お一人でやってらっしゃるのもあるのですが、極当たり前の接客をされてる訳で、この感じが無理なら本当に松屋に行ったほうが良いです。お客様は神様という言葉なんて無く、このお店にはカレーの神様がいるだけです。ここのカレーは素晴らしいので、色々ハードルは高いですが、必要以上にへりくだる事も無く、是非とも行く価値があると思います。