7070JAZZさんが投稿した霜止出苗(北海道/中島公園)の口コミ詳細

イリオモテヤマネコ・シーラカンスの神秘性に想いを馳せながら、楽しい食事と美味しいワインを・・・♡

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7070JAZZ (京都府) 認証済

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霜止出苗中島公園、山鼻9条、中島公園通/イノベーティブ、フレンチ

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/10 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク-
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

札幌、鬼才・五十嵐シェフとの何とも不思議な空間『やっぱり人間、話してみるものだ・・・。』

今夜は、ジャンルなき鬼才・五十嵐シェフのお店。
どうしても頂きたくウズウズしていたお料理。こういうご時世ですから、何度も予約してはキャンセルの繰り返し。評価は高いが、たまにOMAKASEでは簡単に予約がとれてしまうことがある不思議な料理屋さん。

場所は札幌中島公園の目の前。長い塀にポツンと開口部、これが入口。それから何とも言えない通路を潜ってお庭から玄関に。すると待っていたかのように玄関扉がガラガラ・・・。なかから綺麗な女性スタッフさんが「ようやくお会いできましたね♡」。

お店は五十嵐さんと女性スタッフさんのお二人。L型の広々としたカウンターには、一人分の用意だけ。ようやく伺えた夜は、何とも嬉しいボッチの貸し切り状態♫

注文は、お任せコース(33000円)。先ずはサッポロ金星生ビールをグビグビ。それからはお薦めのワインをお願いします。

ご主人は黙々と料理の最中。じっと黙って料理を拝見するが、寡黙なご主人はなかなか話さない。だが、料理を介したご主人とのやり取りが楽しみで堪らない♫

①余市のトマト
〜う〜ん、初っ端から驚かされた。干して漬け込んだ余市トマトにキャビアと3年塩漬けしたレモン添えたもの。この熟したトマトの瀞みとキャビアの旨味に、えも言われぬレモンが熟っとした舌触りを加えて、今まで食べたことのない食感と味わいをもたらす。いきなり感動の逸品╰(*´︶`*)╯♡

②生サンマ
〜新鮮獲れたての生サンマに行者ニンニクとパクチー。最初の余市トマトの反動か。何の変哲もない生サンマのお造り。ストレートな料理に何かが隠されているに違いない。だが、ご主人曰く「ただのサンマですよ」・・・もはや詮索はやめよう(^^;)

③生牡蠣
〜えっ、事前に苦手な食材に生牡蠣と・・・。「あっそうでした?火入れちゃったら何の意味もないけど」。いやいや、せっかくだからそれで良いですよと押し問答。だが、この会話からようやく打ち解けてきたかな♫

ちょっと火入れした牡蠣とマスカットとカボス、白ワインにはそれは抜群でしょ・・・(笑)

④ししゃも
〜揚げたししゃもに雲丹とパクチーのソース。これまた素材を生かした食欲を唆るザ・北海道。楽しみにしていた北海道の幸がふんだんにでてくるのかな?「料理の説明は嫌いなんですよ。先入観で食べたら美味しくないでしょ。」仰る通りです・・・せっかく縮まった距離が、やっちまったかな(^^;)

⑤鱒の介
〜貴重な鱒の介にさくらんぼのソース。北海道で揚がった高価なキングサーモンを鱒の介と呼ぶ。皮目はパリッパリ、分厚い身はぷりっぷりで身崩れしない。久しぶりに頂いた美味い鱒の介。

⑥揚げたホタテ
〜サックサクに揚げたホタテに何かのクリームソースで。何かは聞き忘れてしまった。ご主人は元々フレンチシェフだが、単なるフレンチという範疇には括れないようだ。

以前は料理名をフランス語で表現していたが、結局日本語では何と言いますか?と聞かれるので、今は私の料理は和食ですと言うようになったと(^^;)

因みに、揚げホタテをフランス語では?フラン・ノ・アラロワイヤルかなとサラリと仰る。そろそろ、ご主人も興がのって楽しそうにお話し頂けるようになってきたぞ♫

⑦蕎麦   
〜蕎麦の実から挽いた蕎麦。うえには煮たナラ茸と鬼卸しで挽いた大根に酢橘。太目の蕎麦の歯応えとサッパリ感に、秋の味覚溢れるナラ茸が心に突き刺さる。

⑧スープ〜朝取れスイートコーンのスープ。なかにはホタテだったような。

⑨羊肉
〜生ラムの火入れはやや強め。添えられた辛味ある香辛料をちょっとづつ添えると、独特なラムの香りを抑え旨味にアクセント。

女性スタッフさんが山盛りのキノコをのせた竹籠を持ってきたが、なかには真っ赤な毒キノコのようなものまで。これはご主人が自分で採ってきたキノコばかり。山菜はすべてご主人の自採り。
 
⑩キノコ炊き  
〜山盛りのキノコを炊合せた秋の香りと旨味がダダ漏れのキノコ炊き。味わいが濃すぎるくらい濃厚な出汁が出ている。

⑪雲丹・イクラ丼
〜これは北海道の定番。美味しいのだが、敢えてこの丼を出す意図は? 「北海道ですから」とあっさり言われそうだが。

⑫白子とキノコ鍋
〜シメジ、ナメコ、シロヌメリを白子と炊いたもの。キノコの香りとヌメヌメとした食感が旨味を増幅させる。こちらもちょっと味わいが濃いかな。

⑬ハナイグチのリゾット
〜キノコのリゾットと言ったらご主人はちょっと不満げ。日本語では表現できないが、リゾットではないらしい。もはや禅問答のよう ♫

⑭松茸と鮑
〜魚のアラで出汁をとった松茸と鮑のご飯。ご主人から「何の出汁と思いますか?」と逆に質問。かなり味が濃くわかりにくい。「やっぱり頭で食べない方が良いですよ。その方が楽しいでしょう」・・・だね(^^;)

⑮玉子焼き〜シンプルな美味い玉子焼き。

ワクワクする会話のやりとりから、徐々にご主人の意図を理解できるようになってきたかな。今夜は、単なる料理や素材の話だけではなく、シェフとお客のスタンスの違いから、料理に捉われない熱い話しをお聞かせて頂き、色々な気づきがありましたね〜。特に、晒し場(カウンター)の話は面白かったな〜。╰(*´︶`*)╯♡

楽しかった札幌の夜♫
また伺いたいと思わせるシェフの人柄や魅力的なお料理満載のお店。スペシャリテである小肌のテリーヌは季節を過ぎていたことが、ちょっと心残りかな。次回の楽しみにしておこう。

やっぱり五十嵐シェフは鬼才だった(*☻-☻*)
ごちそうさまでした。

  • ①余市のトマト〜干して漬け込んだ余市トマトにキャビアと3年塩漬けしたレモン添えたもの。この熟したトマトの瀞みとキャビアの旨味に、えも言われぬレモンが熟っとした食感を加えて食べたことのない食感と味わい。

  • 楽しかった札幌の夜♫ 時期をおいて、また伺いたいと思わせる五十嵐シェフの人柄や魅力的なお料理満載のお店。

  • ④ししゃも〜何とも美しい揚げたししゃもに雲丹とパクチーのソース。これまた素材を生かした食欲を唆るザ・北海道の。楽しみにしていた北海道の幸がふんだんにでてくるのかな?

  • 場所は札幌中島公園の目の前だが、長い塀にポツンと開口部、これが入口。それから何とも言えない通路を潜ってお庭から玄関に。

  • ②生サンマ〜新鮮獲れたての生サンマに行者ニンニクとパクチー。最初の余市トマトの反動か。何の変哲もない生サンマのお造り。ストレートな料理に何かが隠されているに違いないが。

  • 先ずはサッポロ金星生ビールをグビグビと。

  • ③生牡蠣〜えっ、事前に苦手な食材に生牡蠣と。「あっそうでした?火入れちゃったら何の意味もないけど」。いやいや、せっかくだからそれで良いですよと押し問答。だが、この会話からようやく打ち解けてきたかな。

  • ちょっと火入れした牡蠣に合わせられた甘い白ワイン。

  • ⑤鱒の介〜貴重な鱒の介にさくらんぼのソース。北海道で揚がった高価なキングサーモンを鱒の介と呼ぶ。皮目はパリッパリ、分厚い身はぷりっぷりで身崩れしない。久しぶりに頂いた美味い鱒の介。

  • 『les sabots d'Helen2020』

  • ⑥揚げたホタテ〜サックサクに揚げたホタテに何かのクリームソースで。何かは聞き忘れてしまった。ご主人は元々フレンチシェフだが、単なるフレンチという範疇には括れないようだ。

  • 女性スタッフさんが山盛りのキノコをのせた竹籠を持ってきたが、なかには真っ赤な毒キノコのようなものまで。これはご主人が自分で採ってきたキノコばかり。山菜はすべてご主人の自採り。

  • ⑦蕎麦〜蕎麦の実から挽いた蕎麦。うえには煮たナラ茸と鬼卸しで挽いた大根に酢橘。太目の蕎麦の歯応えとサッパリ感に秋の旨味の溢れるナラ茸が日本人の心に突き刺さる。

  • ⑧スープ〜朝取れスイートコーンのスープ。

  • 『La Tesnere Pinean d'Annis』

  • ⑨羊肉〜生ラムの火入れはやや強め。添えられた辛味ある香辛料をちょっとづつ添えると、独特なラムの香りを抑え旨味にアクセント。

  • ⑩キノコ炊き〜山盛りのキノコを炊合せた秋の香りと旨味がダダ漏れのキノコ炊き。味わいが濃すぎるくらい。

  • ⑪雲丹・イクラ丼〜〜これは北海道の定番。美味しいのだが、敢えてこの丼を出す意図は? きっと「北海道ですから」とあっさりかな。聞いてみれば良かったな〜。

  • ⑫白子とキノコ鍋〜シメジ、ナメコ、シロヌメリを白子と炊いたもの。キノコの香りとヌメヌメとした食感が旨味を増幅させる。こちらもちょっと味わいが濃いかな。

  • 焼き物の器が深い色合いで美しい〜(((o(*゚▽゚*)o)))♡

  • ⑬ハナイグチのリゾット〜キノコのリゾットと言ったらご主人はちょっと不満げ。日本語では表現できないが、リゾットではないらしい。もはや禅問答のよう♫

  • ⑭松茸と鮑〜魚のアラで出汁をとった松茸と鮑のご飯。ご主人から「何の出汁?」との質問。だが、かなり味が濃くわからないと「頭で食べない方が良いですよ。その方が楽しいでしょう」。言い方は優しいが(^^;)

  • ⑮玉子焼き〜シンプルな美味い玉子焼き。

  • お店は五十嵐さんと女性スタッフさんのお二人。L型の広々としたカウンターには、一人分の用意だけ。ようやく伺えた夜は、何とも嬉しいボッチの貸し切り状態♫

  • 煮物用の金色のお鍋。

  • 玄関から通されたら通路には、秋らしい生花(((o(*゚▽゚*)o)))

  • 場所は札幌中島公園の目の前だが、長い塀にポツンと開口部、これが入口。それから何とも言えない通路を潜ってお庭から玄関に。

  • 待っていたかのように玄関扉がガラガラ・・・。なかから綺麗な女性スタッフさんが「ようやくお会いできましたね・・・♫」。

2021/10/26 更新

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