4回
2022/11 訪問
【再訪】飯田、懐かしい日本料理の最高峰『地元の最高品質の食材を匠の技で・・・♫』
本日は、久しぶりの柚木元さん。
最近は、名古屋から2時間の高速バスもあまり気にならなくなったかな。今回は昼酒という背徳感を抱きながらも、ワクワクする楽しみが勝ってしまう。
本日はいつものガッツリ「ジビエ料理」ではなく、秋らしい季節の食材や今が旬のキノコを使った田舎料理。ご主人の匠の技を堪能させて頂きます♫
ご主人の萩原さんは大学卒業後、滋賀の招福楼にて修行を積み、2008年に家業である日本料理柚木元を継ぐことに。同時期の招福楼には『銀座しのはら』の篠原さんも在籍していたらしい。
いつもながら、広いお部屋をボッチながら貸し切りさせて頂き、ご主人と女将さんの優しい"おもてなし"が嬉しい♫
先ずは、Ogna (オグナ)ビール。南信州ビールの新しいブランド。マスカットや柑橘系のフルーティな香りが特徴の黄金色エール。
❶八寸〜色とりどりの美しい小皿料理。好きです♡
・天然舞茸〜舞茸の南蛮漬け。
・塩烏賊〜飯田のソウルフード。かなり塩の効いた烏賊をもどした高価な食材。胡瓜の酢の物で。
・剥き茸〜皮を剥いて食べる茸を山葵醤油で。
・黄しめじ〜黄しめじが出てくると松茸の時期も終わり。
・黒皮〜ほろ苦いキノコのお浸し。
・霜降り芋〜急勾配の山間に育つ芋。うるか添えて。
・アケビ〜甘いアケビ。皮を刻んで灰汁抜きしたもの。
女将さんと、お薦めしていた京都のジビエ料理屋さん「Gibie Miyama」の話題に。ご夫婦の研究熱心な姿勢が更なる高みに。
❷土瓶蒸し
〜クリアーな出汁、時期も終わりの松茸はちょっとかさは開いてるがしっかりした上品な松茸の香り。シンプルながら透明感ある味わい。
❸鯉の薄造り
〜小さめの鯉の腹身だけを使ったカルパッチョ風のお造り。紫蘇オイルと酢橘と赤い大根、白い葉大根で"やたら"という地元の香味で紅葉を表現している。因みに、鯉料理でも鯉こくは濃い鯉の味噌汁のことだが、飯田では食べないらしい。
お次は白州のハイボールで。
❹松茸のおやき
〜女将さんが幼少の頃におばあちゃんが作ったいたおやき。季節の食材を炒めた信州の郷土料理。今日は贅沢に松茸のクリームソースおやき。美味いよね〜♫
❺ 子持ち鮎の炭火焼き、長野栗の甘露煮
〜「天竜鮎」というブランド鮎。敢えて天然は使わないのは、小ぶりながらしっかり卵を抱えてお腹パンパンの活きの良い養殖鮎だから。頭から小骨までそのまま頂けるご主人の拘り。
自家製の栗の渋皮煮。型崩れせず煮た栗とは思えない美しさ♫
❻香茸の卵焼き
〜香茸を刻んだ卵焼きとのハーモニー。乾燥した香茸を戻して炊き直した煮詰めたペーストは旨味が凝縮された逸品。
❼菊花のお浸し
〜箸休めは王道。胡麻酢をかけて。
❽羊(サホーク種)
〜ホゲットというラムとマトンの中間の羊肉、融点が高い肉質(リブ)なので熱いうちに頂きます。ジンギスカン大好き、新鮮なホゲットは臭みもなく美味いな〜。リブ骨周りのお肉はかぶりつきます。
❾熊キノコ鍋
〜今まで秋に伺うことがなかったので、初冬だが敢えてご準備頂いた熊キノコ鍋。ハナイクチ、なら茸、ヌメリスギ茸、シロヌメリイクチ、アミ茸、シモフリイクチ等。キノコのぬめりは出汁をさらなる上質な旨味に昇華させている。
下処理の段階から熊肉の出汁が効いているので、熊肉の出汁とキノコの旨味が絡み合って最上級の鍋料理に仕上がっている。ホントに美味すぎる逸品であり絶品♫
❿キノコと銀杏の炊き込みご飯
〜ハナイクチ、なら茸、ヌメリスギ茸、シロヌメリイクチ、アミ茸、シモフリイクチの濃いキノコの味わいは悶絶してしまう。季節のキノコがこんなに美味いとは驚き(*☻-☻*)
⓫クラッシックプリン
〜昔ながらの固いプリンは、食感で懐かしさを想起させる。
今までは、ジビエ料理という特異な視点だったが、今回は本来の郷土料理としての日本料理という観点からも、改めて素晴らしいお料理の数々という印象。
最上級の郷土料理を創作するご主人の繊細な感性と、匠の技を駆使して最良の食材をさらにグレードアップさせる技量には驚かされる。
忘れてならないのは、最上級のお料理を気持ち良く頂けるご夫婦のホスピタリティが素晴らしいこと。一流料理人のご主人とソムリエの女将さんでありながら、いつも謙虚で真摯な姿勢のご夫婦(*^^*)
また伺いたくなる料理屋さん♫
ごちそうさまでした。
2024/05/14 更新
2021/12 訪問
【再訪】飯田、美しい高山に棲むスペシャルなジビエ料理『”命を頂く”という気持ちが・・・。』
今夜は、長野でも山奥の飯田にあるジビエ料理屋さん。
「柚木元のジビエは何が違うのか。」それは住んでいる場所と食べる餌が決定的に違うようだ。長野県の標高は平均1000mを越すような自然豊かな日本一の高地環境であり、清流の綺麗な湧水を飲み、豊かな野草や木の実で育った猪や鹿や熊ですからね♫
最近は長野や京都の山奥産のジビエと違って、人里近くで駆除されたジビエが出回っていると聞く。だが、人里で何を食べていたかわからないようなジビエには食欲を唆らない。そんなことをツラツラと考えながら、名古屋からのバスに乗って2時間。
今夜は冬のジビエコース。今回も女将さんがつきっきりでお料理のご説明を頂き、熊鍋はご主人が目の前で調理して頂きます。このコミュニケーションのひと時が充実して有難くも楽しみなんです♫
先ずは、生ビールを頂きます。前回はソムリエである奥様のペアリングを楽しめたのだが・・・(^^;)
①先付け
~今回は、いきなり”熊の脳味噌”。長野の郷土野菜であり甘みが強い綿内蓮根を焼き、熊の脳味噌をムニエル風に仕上げて挟んだもの。熊の脳味噌はフォアグラのような白子のような食感。臭みもないが薬味にさっぱりとした大葉を添えて。
昨年は鹿の脳味噌を揚げた麻婆豆腐だったが、今年は熊の脳味噌のムニエル。う〜ん、いつもながらチャレンジングなお料理から始まるが、来年はどう調理しようかと今から思案されているようだ。
②椀物
~雉(キジ)ではなく雉鳩(キジバト)の椀物。味わいが濃い雉鳩の出汁に焼いた香ばしい胸肉、自然薯の真薯。焼いた皮目と胸肉の優しい食感の差があり、荒々しい微かな血の香りが野生を感じる旨味の濃さとなっている。この出汁がまた美味いな~。今年初めての雉鳩のお椀らしく、お椀の柄も美しい~♫
③お造り
~鹿の心臓のユッケ、鶉の卵黄を混ぜて頂く。これまたチャレンジングなお料理。新鮮な鹿の心臓は火を通すと鉄臭くなるので、どうやって食べるか思案されていたら、”猟師は生で食べるよ”と言われたのがヒントに。血の臭みもなく、鶉の黄身が優しく纏わりついて酒のアテには絶品。エスキモーのよう。
④猪肉のおやき
~スペシャリテである猪肉と紅玉林檎のおやき。飯田の郷土料理である季節のおやきは、地域によって焼く、蒸す、揚げとさまざま。猪肉の頑強な味わいが優しい紅玉林檎の香りに包まれ、ジュワ~と旨味溢れる肉汁の脂がまた美味いんだな~。猪肉のおやき、絶品です♫
⑤尾長鴨のカモバーグ、ムネ肉ステーキ
〜ムネ肉、モモ、軟骨をミンチにして、焼いた内臓を包んだ尾長鴨一羽使ったカモバーグ。小鴨のロースステーキには、ソースは鴨の骨を餡にした鴨出汁ベースの餡掛け。野菜はオータムポエムという菜の花。カモバーグの方が美味いかな。
⑥小熊の焼き物
~ちょっと辛いが、今まで頂いたことがない驚くほど美味しい小熊肉。基本的に小熊は獲らないが、母熊と一緒に檻罠で捕獲されたもの。親熊は肉質が固いので鍋にしかできないが、小熊は柔らかいので焼いて。乾燥させた細い香茸を揚げた麺を添えて。
「今日は良いものがありますよ。」と、年に一度あるかないかの珍しいジビエ、ホントに感謝です。肉質はたとえようもないくらい柔らかく、優しい脂を纏っている。あらためて「命を喰らう」とはこういうことなのだな。
⑦柚子釜
~柚子をくり抜いて百合根を入れた口直し。さっぱりと爽やか。
⑧月の輪熊鍋
~月の輪熊の骨からとった白湯スープにムキタケと松本一本葱を潜らせて頂きます。冬には地面からのキノコは採れないので木の上に生えたムキタケ。伝統野菜である松本一本葱は朝採れでシャキシャキと甘みが絡み美味い。
冬は熊肉メインの熊鍋だが、秋はキノコを美味しく食べるために熊肉を添えるという主旨らしい。熊肉は噛めば噛むほど味がでるので、返って松本一本葱はクタクタに煮るよりシャキシャキの方が合うな〜。
⑨猪のラーメン
~これまたチャレンジングなお料理。猪肉の白湯スープに猪肉チャーシューのラーメン。ラーメン屋さんで、”豚肉と猪肉を比べたら猪肉の方が美味しいよね”というのがきっかけとのこと。
更に、パスタマシンを購入して「YouTube」で製麺法を習得するという徹底ぶり。だが、〆のラーメンにしてはボリュームがあり過ぎますよと、失礼ながらちょっとアドバイス。
⑩デザート
~地元の苺、売木村の山羊乳レアチーズケーキは若干酸味があって美味しい。最中は自家製の苺のアイスクリーム。
いつもながら、飯田でしか味わえない新鮮なジビエをチャレンジングな料理でおもてなし頂ける大好きな柚木元さん。いつも親しくお話頂ける萩原さんご夫婦の人柄が素晴らしく、こんな素人にも料理の意見を聞かれる器の広さと研究熱心さには頭が下がります。
今年の年初には、わたくしも良く知る京都のジビエのお店にも勉強に行かれるご予定。ご夫婦にお会いしたくて、これからも定期的にお伺いしたい飯田の名店です。
ごちそうさまでした。
2024/05/14 更新
2020/11 訪問
長野飯田、豊かな実りのジビエにワイン『ご夫婦の贅沢なおもてなしに・・・。』
長野県に伺うのは何年ぶりだろうか。長野、松本、岡谷、塩尻と県北から県央が主だったが、今回初めて県南の飯田に伺います。懐かしくも神々しい山々が連なり空気が綺麗で澄み切っている。
今夜はなかなか伺えなかった飯田市の『柚木元(ゆきもと)』さん。というのも、自宅から新幹線と飯田線を乗り継いで6時間。1日2便の特急に乗っても5時間という不便さ。そのまま東北まで行けてしまいそうなくらい。
ご主人の萩原さんは大学卒業後、滋賀の招福楼にて修行を積み、2008年に家業である日本料理柚木元を継ぐことに。同時期の招福楼には『銀座しのはら』の篠原さんも在籍していたらしい。
地元の料理屋さんとしては建物規模が大きく、宴会や祝い事の食事会まで引き受けている。そういうなか、ご自身の腕を発揮する場を個室にて提供されており、そこには全国から食通が集まってくる。
通常は2名以上での利用となるが、ボッチの訪問ながら何とかお願いして受けて頂きました。すると、お部屋はお庭に面した立派な設え。女将さんが、料理やワインについて、ず〜っと付きっきりで、もてなして頂くという贅沢な食事に♡
・先付
〜鹿の脳味噌を麻婆豆腐の挽肉に見立て衣に香煎を纏わせた揚げ物、したには自家製の卵豆腐。合わせ出汁の餡がやや甘めの中華風に仕上がっている。脳味噌ってこんな味なんだと驚くしかない。
・椀物
〜仔猪の肉を出汁で炊いて擦り流し。紅葉の山を見立てた里芋にあしらいに人参を紅葉に、緑色のオータムポエムを深緑に。崩すと和風中華のよう。じっくり観ると、侘び寂び漂う彩り深い盆栽を拝見しているよう。
それに驚いたのは、黒漆に金治の蒔絵が鮮やかな器。ご主人はやはり器に造詣が深く、この器を手に入れるのに2年かかったとのこと。女将さんは呆れ顔だが・・・(^^;)
・本州鹿のお造り
〜1000mを超える山岳部に住む本州鹿。薬味は信州の親田辛味大根。醤油は普通の市販品。人間が立ち入らない山岳部の本来鹿が居るべき地域の鹿なので、食べるものも自然の実りですからまったく臭みがない。
「ご主人はなぜジビエ料理を?」
もともとは地元価格の安価なハレ料理だったが、県外からご主人の料理を目的にお客様が増えたので試行錯誤の毎日。こんな田舎で王道の日本料理を出しても魅力的ではなく、 7年くらい前から地元の食材を探していたが、山しかないので最終的にジビエに辿り着いたもの。
・親猪のおやき
〜女将さんは地元の方であり、その郷土料理である季節のおやき。地域によって焼く、蒸す、揚げとさまざま。猪肉と林檎の紅玉を包んであり、ジュワーと旨味溢れる肉汁の脂がめっちゃ美味い。また、女将さんの選ぶ赤ワインがぴったり♫
女将さんはソムリエ資格もお持ちでなかなかの勉強家。きっかけは、元々お店のワインが貧弱だったので、徐々に身につき資格取得までたどり着いたもの。長野県は斜面で良い葡萄が採れるので、ワイナリーが60軒ほどあるらしい。ですから、お出し頂くワインはすべて長野の国産ワイナリー♫
・猪肉ベーコンと有機野菜サラダ
〜猪バラ肉のを塩漬けにしてナラの木チップで燻製に。カリフローレ、ちぢみほうれん草、蕪、人参、春菊、白菜、ちぢみほうれん草の根っこ。どの野菜もしっかり苦味とえぐ味があり、本来の野菜の味わいが素晴らしい。
・鴨ハンバーグ、ムネ肉ステーキ
〜ムネ肉、モモ、内臓、軟骨を全てミンチにして鴨一羽使ったハンバーグ。小鴨のステーキを添えて鴨出汁ベースの餡掛け。
・猪肉の黒酢仕立て
〜酢豚のようで酢豚ではない中華風の料理。白髪ネギを添えて。猪肉の塊は脂の旨味を大胆に味わえる。これはジビエ中華という新しいジャンルかと思えるチャレンジングな仕上がり。
・富有柿
〜酢漬けにした蓮根、柿の胡麻酢和え。ちょっと口直しの一品。
・月の輪熊鍋
〜月の輪熊の骨からとったパイタンスープに、熊肉と松本一本葱を潜らせて頂きます。あっさりと旨味の濃い『徳山鮓』や濃厚な旨味の秋田の『たかむら』とはちょっと違った和風中華っぽい。
熊は噛めば噛むほど味がでるので、葱はクタクタに煮るより、かえってシャキシャキの方が合うな〜。有機野菜サラダとシャキシャキの葱は、朝取れでした。
・ガーリックライス
〜熊の脂で炒めたガーリックライスには、無農薬のニンニクを使っている。それに熊鍋の出汁に溶き卵をかけて熊の旨味を100%堪能させて頂きました。
・デザート
〜新しい品種(ゼネラルルフルーレ)のラフランス。地元の山羊のミルクと地元のパッションフルーツを使ったおからのフィナンシェ。
ご夫婦の温かいおもてなしと、ご主人のジビエ料理、女将さんの地元ワイン、最高でした ♫ ご主人によると、普通、ボッチは引き受けないのだが、お客様には熱量を感じたので引き受けましたと言って頂いて、本当に有難い夜となりました。
╰(*´︶`*)╯♡
ごちそうさまでした。
2020/12/10 更新
今日は、飯田の春の食材を味わう食事会。
雄大な大自然に囲まれた飯田は、1000mを超える高地の澄んだ空気や冷たい清流に育まれた山菜やジビエの宝庫。
その厳選された新鮮な食材を使ったアイデア溢れる斬新な料理として頂ける希有な和食屋さん。いつも楽しみ♫
ご主人の萩原さんは大学卒業後、滋賀の招福楼にて修行を積み、2008年に家業である日本料理柚木元を継ぐことに。同時期の招福楼には『銀座しのはら』の篠原さんも在籍していたらしい。
今年の食べログのゴールド受賞は、嬉しい限りです(^^)
先ずは、地元南信州ビールのOgna(オグナ)で乾杯♫
❶焼きコシアブラの飯蒸し
❷天然岩魚の濡れ煎餅、木の芽かけ
❸八寸
・ノビルの松前漬け風
・天龍稚鮎の素揚げ、酢味噌添え
・甘草+新玉葱の桜チップスモーク信州サーモン巻き、桜の塩漬け添え
・飯田郷土料理の塩烏賊の山菜入りオカラの詰め蒸し
・そば寿し、野蕗添え
・山独活きんぴら
・タラの芽の南蛮仕立て、紹興酒酔っ払い沢蟹の素揚げ
❹天豆の鞘+昆布出汁の擦り流し、裏漉し天豆+葛豆腐
❺鯉ハラミ部位の薄造り、醤油+酢橘+山椒オイルのソース、煮込み蕗添え
❻千代幻豚+行者大蒜のお焼き
❼朝摘み白+青アスパラガスの蒸焼き食べ比べ、大鹿村の山塩添え
❽自家製焼き胡麻豆腐、白味噌+蕗の薹の味噌掛け
❾フォゲット種マトンの藁焼き、3種野草(クレソン+エシャロット+ウルイ)のマリネ添え
➓東寺湯葉(山菜を包んで揚げた湯葉)、たたき蕨のせ
⓫トマトの最中、安曇野産山葵の甘酢漬け+クリームチーズのタルタル、林檎の甘酢ジュレのバーガー風
⓬熊鍋
・熊タン+朝摘み花山椒鍋
・熊ロース+天然三つ葉鍋
・熊ワンタン+花山椒鍋
・熊ロース+花山椒のすき焼き
⓭アスパラご飯、熊出汁のスープ、お新香
⓮紅ほっぺ(苺)+甘酒のスムージー、蕗の薹入りどら焼き
・Ogna GOLDEN ALE(南信州ビール)
・白州水割り
・PROLOGUE Maruyama Wine(白)
・VOTANO WINE Cabernet franc2021(赤)
先付けから始まる"旬"の食材を使ったお料理は単純ではなく、口に含むと様々な組み合わせから新たな春のお料理に昇華されており、食材の特徴を控えめながらじっくりと味わえる繊細さが堪らない。
徐々に興がのってくると、ソムリエの女将さんお薦めのワインとお料理のマリアージュに会話も弾んでくる。
いよいよメインディッシュの花山椒の熊鍋に突入。圧巻の熊肉や瑞々しい朝摘み花山椒や三つ葉による旨味溢れる熊鍋は最高。
ごちそうさまでした。