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モリモリグルメの食い倒れ放浪記
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モリモリグルメ (30代前半・男性) 認証済
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1回
夜の点数:4.8
2014/11 訪問
初めて知る味
美味しいものを食べ歩くといいつつも、私のような庶民にとっては単価10000円を超える高級店はなかなか来れないもの。特別な日に、とびきりの御馳走をという事で、何ヶ月も前から貯金して、ジャケットを買って、髪をつくり、うんと背伸びして行ってきました。最寄りは表参道駅だけれども、歩くと遠い。お寺の前にひっそりとあって、たぶん住んでいるか用がない人以外は通らないんじゃないかというところに佇んでいる。美しい階段をのぼって行くと、入り口を開けて出迎えてくれる。入るとオイルヒーターの効いた暖かなウェイティングスペースに通してくれる。ここのソファーがもう既にすごい座り心地(笑)5分ほどおしゃべりをしているとすぐに通された。華やかな泡をイメージした内装。写真で見ていても実際に見ると緊張感が違う。席について、先ずは食前酒を。シャンパンにしようかと思ったが、食事にも良く合ういい白ワインがあるそうなのでそちらで。一緒に二種類のオリーブが出てきました。プレーンとブラッディーオレンジ。見た目にはどちらかわからないので2種類食べられるかは運次第です。恐らく私はブラッディオレンジを2つ食べてしまいました(笑)では「願いと光」始まります(笑)【カワハギの肝和え 九条葱、オリーブオイルを2口で】最初からやられました。旨すぎる。今までに味わった事のない濃厚な旨味で肝の濃厚さとオリーブのさわやかさが絡み合い、人生で最高な“2口”でした。小さなグラスが添えられていて、瞬間冷却したかぼすのシャーベットが入っていました。【アップルパイの様に#17 セップ茸、加賀蓮根、手長海老を3口で】マクドナルドのアップルパイを小さくしたような包みに入れられて出てきます。めちゃくちゃ美味しい。けど熱いです(笑)パンとバターが来ます。これが最高に美味しい。料理の前に食べてしまいそうです。【北から〜 秋刀魚を軽く炙って、そのうるかとジャガイモのソテ、ニンニクのスープと菊の葉、松茸】ニンニクのスープと効いてガッツリとした味なのかと思いましたが特殊な処理(失念)を施しているようでとても優しい味わいでした。【定点〜 丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、パスク黒豚のジャンボンセック&ブリオッシュ】今回一番驚きが深かった料理。蕪がこんなお肉のような食感になるとは……ジューシーすぎて言葉が出ません【秋と土〜 甘鯛をさっと焼いて、里芋のピュレと黒トリュフの香り、カーボロネロ、鱗のクリスプ、百合根、柚子】全部美味しかったが、あえていうならば今回一番美味しいと感じた料理。低温調理と温蔵庫を使った甘鯛はねっとりとした甘みとコクとが鱗のクリスプと絡み合い、柚子が素敵なアクセントを加えてくれる、至福の逸品でした。【秋の空〜 フォアグラのナチュレルと修道院の香り纏う柿、コリンキー、西京味噌のクランブル、オゼイユ・アルジャンテとオクサリス】綺麗に処理されたフォアグラです。こういったクラスのお店でフォアグラをいただくのは初めてなのでいい加減な事はいえませんが、間違いなく今までのフォアグラで最高に美味しかったです。【右と左で〜 金宣烏龍茶】右と左で味が違う烏龍茶。私の想像ですが、温度によって味が変わるウーロン茶をしきりをたててギリギリまで分離させているようです。試しに時間が経ってから飲むと混ざっていました(笑)【炎〜 フランス・ヴァンデ産小鳩の薪ロティとその内蔵のジュ、根セロリのピュレ、法蓮草とジロール茸、のこぎり草と野生の胡椒】初鳩肉でしたがアブラがなくてもさっぱりしていてめちゃくちゃ美味しい。しかも普通の赤身肉の様にぼそぼそや繊維感が出ず、かつ不快感にならないギリギリの歯ごたえがあり、最高でした。【厳選チーズ あるいは時季のお野菜】一つずついただきました。私がいただいた時季のお野菜は50品目近いお野菜が生産者リスト付きでやってきました。やり過ぎです(笑)チーズはおいしかったそうですが、塩分が強かったようです。私の方が濃い味OKなので逆で食べた方が良かったかもそれません。【秋まっさかり〜 熟成和栗のクリームと竹炭プララン、ブールノワゼットのアイスクリーム、黒オリーブ、タカラ牧場の「小さなトム」のムース】これも美味しかったのですが、スイーツをあまり食べない私には少し甘かったです。【ほのかに焦がした〜 リンゴのキャラメリゼと黒文字のアイスクリーム、ミューズ】こちらの方が好みだったかもしれません。カフェ・紅茶・ミニャルディーズがきて、終わりです。チュッパチャプスのような形をしたチョコレートは、食べるとワタパチのような弾け方をします。これを天然の素材でやっているのだから驚き。美味しいと同時に、愉しい食事でした。今まで味わった事もないような味にいくつも出会いました。サービスの方も素敵で、会話の邪魔をせず適度なタイミングで料理を運んでくれ、また緊張気味の私たちの心をほぐしてくれました。ワインの事はよくわからない私にもビッシっと好みに合うワインを出してくれたソムリエさん。実は赤ワインがあまり得意ではないのですが、白ワインがあまりに美味しかったのでここのなら飲めるのではと思い頼みました。結果大満足でした。フレンチとイタリアンなら、フレンチの方が好みに合っているかもしれません。追記:IBMのイベントがレフェルベソンスで行なわれエグゼクティブシェフの生江史伸さんがIBMのスーパーコンピューター「ワトソン」のメニュー考案システムを使ってレフェルヴェソンスのメニューを決めていました。素材を入力すると料理人の代わりにメニューを考案するというシステムですが、一見料理人なら躊躇してしまいそうな内容でもありますが、こういった広い視野で新しい事にどんどんチャレンジして行く精神は素晴らしいと思います。私も見習わなくては……
2014/12/28 更新
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ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
美味しいものを食べ歩くといいつつも、私のような庶民にとっては単価10000円を超える高級店はなかなか来れないもの。特別な日に、とびきりの御馳走をという事で、何ヶ月も前から貯金して、ジャケットを買って、髪をつくり、うんと背伸びして行ってきました。
最寄りは表参道駅だけれども、歩くと遠い。お寺の前にひっそりとあって、たぶん住んでいるか用がない人以外は通らないんじゃないかというところに佇んでいる。美しい階段をのぼって行くと、入り口を開けて出迎えてくれる。
入るとオイルヒーターの効いた暖かなウェイティングスペースに通してくれる。ここのソファーがもう既にすごい座り心地(笑)5分ほどおしゃべりをしているとすぐに通された。華やかな泡をイメージした内装。写真で見ていても実際に見ると緊張感が違う。
席について、先ずは食前酒を。シャンパンにしようかと思ったが、食事にも良く合ういい白ワインがあるそうなのでそちらで。
一緒に二種類のオリーブが出てきました。プレーンとブラッディーオレンジ。見た目にはどちらかわからないので2種類食べられるかは運次第です。恐らく私はブラッディオレンジを2つ食べてしまいました(笑)
では「願いと光」始まります(笑)
【カワハギの肝和え 九条葱、オリーブオイルを2口で】
最初からやられました。旨すぎる。今までに味わった事のない濃厚な旨味で肝の濃厚さとオリーブのさわやかさが絡み合い、人生で最高な“2口”でした。小さなグラスが添えられていて、瞬間冷却したかぼすのシャーベットが入っていました。
【アップルパイの様に#17 セップ茸、加賀蓮根、手長海老を3口で】
マクドナルドのアップルパイを小さくしたような包みに入れられて出てきます。めちゃくちゃ美味しい。けど熱いです(笑)
パンとバターが来ます。これが最高に美味しい。料理の前に食べてしまいそうです。
【北から〜 秋刀魚を軽く炙って、そのうるかとジャガイモのソテ、ニンニクのスープと菊の葉、松茸】
ニンニクのスープと効いてガッツリとした味なのかと思いましたが特殊な処理(失念)を施しているようでとても優しい味わいでした。
【定点〜 丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、パスク黒豚のジャンボンセック&ブリオッシュ】
今回一番驚きが深かった料理。蕪がこんなお肉のような食感になるとは……ジューシーすぎて言葉が出ません
【秋と土〜 甘鯛をさっと焼いて、里芋のピュレと黒トリュフの香り、カーボロネロ、鱗のクリスプ、百合根、柚子】
全部美味しかったが、あえていうならば今回一番美味しいと感じた料理。低温調理と温蔵庫を使った甘鯛はねっとりとした甘みとコクとが鱗のクリスプと絡み合い、柚子が素敵なアクセントを加えてくれる、至福の逸品でした。
【秋の空〜 フォアグラのナチュレルと修道院の香り纏う柿、コリンキー、西京味噌のクランブル、オゼイユ・アルジャンテとオクサリス】
綺麗に処理されたフォアグラです。こういったクラスのお店でフォアグラをいただくのは初めてなのでいい加減な事はいえませんが、間違いなく今までのフォアグラで最高に美味しかったです。
【右と左で〜 金宣烏龍茶】
右と左で味が違う烏龍茶。私の想像ですが、温度によって味が変わるウーロン茶をしきりをたててギリギリまで分離させているようです。試しに時間が経ってから飲むと混ざっていました(笑)
【炎〜 フランス・ヴァンデ産小鳩の薪ロティとその内蔵のジュ、根セロリのピュレ、法蓮草とジロール茸、のこぎり草と野生の胡椒】
初鳩肉でしたがアブラがなくてもさっぱりしていてめちゃくちゃ美味しい。しかも普通の赤身肉の様にぼそぼそや繊維感が出ず、かつ不快感にならないギリギリの歯ごたえがあり、最高でした。
【厳選チーズ あるいは時季のお野菜】
一つずついただきました。私がいただいた時季のお野菜は50品目近いお野菜が生産者リスト付きでやってきました。やり過ぎです(笑)チーズはおいしかったそうですが、塩分が強かったようです。私の方が濃い味OKなので逆で食べた方が良かったかもそれません。
【秋まっさかり〜 熟成和栗のクリームと竹炭プララン、ブールノワゼットのアイスクリーム、黒オリーブ、タカラ牧場の「小さなトム」のムース】
これも美味しかったのですが、スイーツをあまり食べない私には少し甘かったです。
【ほのかに焦がした〜 リンゴのキャラメリゼと黒文字のアイスクリーム、ミューズ】
こちらの方が好みだったかもしれません。
カフェ・紅茶・ミニャルディーズがきて、終わりです。チュッパチャプスのような形をしたチョコレートは、食べるとワタパチのような弾け方をします。これを天然の素材でやっているのだから驚き。
美味しいと同時に、愉しい食事でした。今まで味わった事もないような味にいくつも出会いました。サービスの方も素敵で、会話の邪魔をせず適度なタイミングで料理を運んでくれ、また緊張気味の私たちの心をほぐしてくれました。ワインの事はよくわからない私にもビッシっと好みに合うワインを出してくれたソムリエさん。実は赤ワインがあまり得意ではないのですが、白ワインがあまりに美味しかったのでここのなら飲めるのではと思い頼みました。結果大満足でした。フレンチとイタリアンなら、フレンチの方が好みに合っているかもしれません。
追記:IBMのイベントがレフェルベソンスで行なわれエグゼクティブシェフの生江史伸さんがIBMのスーパーコンピューター「ワトソン」のメニュー考案システムを使ってレフェルヴェソンスのメニューを決めていました。素材を入力すると料理人の代わりにメニューを考案するというシステムですが、一見料理人なら躊躇してしまいそうな内容でもありますが、こういった広い視野で新しい事にどんどんチャレンジして行く精神は素晴らしいと思います。私も見習わなくては……