6回
2018/12 訪問
銀座の老舗バーで、変わるもの変わらないもの
銀座の並木通りにある老舗バーです。
通りに面する間口は狭いので、小さい店かと思いきや、ビル1棟が全部お店なので、意外に座席数があります。
1階は、カウンター席と曲線を描く大きなテーブルがあり、1~3人ぐらいの少人数向けですが、常時オープンしているのは1階なので、急に訪れた団体さんも案内されます。多くは、昔、銀座で元気に遊んでいたと思われる人生の先輩ですが、最近は、外国人観光客の姿も多くなりました。
他のフロアはいつでも営業しているわけではなく、混雑状況や店員さんの数によります。とりあえずは、1階に顔を出し、他のフロアに案内された場合だけ、地下1階や2階に行くことがあります。ですが、どのフロアであっても、老舗感溢れる落ち着いた印象の店内です。
テーブルチャージは無く、サービス料で10%の良心価格。それに消費税がかかります。ドリンクの価格も銀座とは思えない価格なので安心して飲めます。メニューの価格から1割増しにすれば請求額がわかるので、お金が無い若者のデートでも見栄を張ることができます。
老舗というのは変わらないように感じますが、少しずつは変わるもので、店員さんの制服が新調されてベストのストライプがハッキリしています。また、メニューブックも新しくなり、雰囲気のある挿絵が入りました。
価格も少しですが変動しており、馴染みのボトルの値段が上がったものもあれば、下がったものもあります。
おつまみは、値段は変わらないものの量が減り、お皿に添えられていたカラシは、小皿に別盛りになりました。
いただいたのは、
■ポテトサラダ(600円)
バーなので、料理を頼まずに飲む人もいますが、食べるならおすすめはマヨネーズを使った料理です。
ポテトサラダ、マカロニサラダ、あたりめが代表格ですが、その中でも王道なのがポテトサラダです。
じゃがいもとにんじんだけで自家製マヨネーズで和え、パセリを添えてあります。
マヨネーズは酸味は無く、卵と油の味がする、生きているマヨネーズです。
それを纏ったじゃがいもとにんじんは、自然の味そのもの。東京の、しかも、銀座の真ん中で、ナチュラルな野菜をいただけます。
根菜なので、バーの料理としては価格に比べてボリュームがあるのが特徴で、若者にも勧めたいですね。
お酒は、ずっと棚の奥にしまわれていたマイボトルのエライジャ・クレイグを飲みきりました。
ウイスキーに濁りがあるのは、ウイスキーに溶けている香味成分が凝固したもの。いわゆる「澱」だ。ウイスキーも自然の産物で、瓶の中で変化していくということ。
さすがに封を開けて1年以上経過しているので味のほうは、少し風味が抜けて焼酎のような味わいになってしまいましたが、まだまだ飲める味わいですね。
保管期限を過ぎても残しておいてくれる老舗の誠実さが味わい深いです。
お店と私は細く長くのお付き合いで、食べログに写真があるだけで6本、通算すると10本以上はボトルをキープしていたので、そのあたりの温情なのでしょう。
ボトルキープは、1ヶ月がオフィシャルなルールです。残っていないときもお店を責めてはいけません。
東京、しかも、銀座です。上を見たらキリがないのですが、私の身の丈では、最高のバーですね。
馴染みのバーがあるというのは、銀座の街にも自分のホームがあるような感覚があり、幸せなものです。
銀座にありながら、誰でも楽しめるというのがこのお店の普遍的な魅力でしょう。
2018/12/28 更新
2018/05 訪問
私の『ネイバーフッドバー』
銀座の並木通りにある老舗バーです。
通りに面する間口は狭いので、小さい店かと思いきや、ビル1棟が全部お店なので、意外に座席数があります。
1階は、カウンター席と曲線を描く大きなテーブルがあり、1~3人ぐらいの少人数向けですが、常時オープンしているのは1階なので、急に訪れた団体さんも案内されます。多くは、昔、銀座で元気に遊んでいたと思われる人生の先輩ですが、最近は、外国人観光客の姿も多くなりました。
他のフロアはいつでも営業しているわけではなく、混雑状況や店員さんの数によります。とりあえずは、1階に顔を出し、他のフロアに案内された場合だけ、地下1階や2階に行くことがあります。ですが、どのフロアであっても、老舗感溢れる落ち着いた印象の店内です。
テーブルチャージは無く、サービス料で10%の良心価格。ドリンクの価格も銀座とは思えない価格なので安心して飲めます。メニューの価格から1割増しにすれば請求額がわかるので、お金が無い若者のデートでも見栄を張ることができます。
食べログマガジンなるものが始まり、レビュアーではなく、ライターが作った情報がアップされるようになりました。気軽に通える“ネイバーフッドバー”を、銀座に作るなら。という記事があり、ネイバーフッドバーという言葉を知りました。「ネイバーフッド」とは「近所」という意味らしく、気軽に通える顔見知りのバーという感じでしょうか?
オーセンティックバーという言葉もありますが、「オーセンティック」とは「正統派」であり、そうでないバーは、逆説的に亜流や邪道なバーとなってしまいます。
そういう意味では、ネイバーフッドバーのほうが納得です。
こちらは、私のネイバーフッドバーです。銀座という土地柄ですが、安いので通いやすいお店ですね。自分のお気に入りのお店が混雑してしまうのは困りますが、皆さんにも銀座にネイバーフッドバーを持つなら、こちらをおすすめします。
いただいたのは、
■自家製コロッケ(600円)
俵型の手作りコロッケが3個、ソースは既にかかった状態で提供されます。
油のキレもよく、上手に揚がっている印象です。ジャガイモの風味を感じる味わいで、ちょっとだけお肉が入っています。冷めても味があまり劣化しないのは、揚げ油が植物性オイルだからでしょう。
付け合わせの野菜は、キャベツ・人参・キュウリなど。キャベツは軽くマリネしてあるのか、すこし酸味の味付けで、これはこのままおつまみになります。
この1皿で、1人で軽く飲むのにはちょうどいいですね。
お酒は、ボトルキープのエライジャ・グレイグ12年を水割りでいただきます。今回で飲み切りかと思いましたが、ちょっと多かったようで、あと、1回分ぐらいが残りました。次回分があるからこそ、また、足が向くというものです。これぞ、ネイバーフッドバーですね。
2018/06/02 更新
2017/06 訪問
個展の帰りに喫茶店の代わりに
銀座の並木通りにある老舗バーです。通りに面する間口は狭いので、小さい店かと思いきや、ビル1棟が全部お店なので、意外に座席数があります。
1階は、カウンター席と曲線を描く大きなテーブルがあり、1~3人ぐらいの少人数向けですが、常時オープンしているのは1階なので、急に訪れた団体さんも案内されます。多くは、昔、銀座で元気に遊んでいたと思われる人生の先輩ですが、最近は、外国人観光客の姿も多くなりました。
他のフロアはいつでも営業しているわけではなく、混雑状況や店員さんの数によります。とりあえずは、1階に顔を出し、他のフロアに案内された場合だけ、地下1階や2階に行くことがあります。ですが、どのフロアであっても、老舗感溢れる落ち着いた印象の店内です。
テーブルチャージは無く、サービス料で10%の良心価格。ドリンクの価格も銀座とは思えない価格なので安心して飲めます。メニューの価格から1割増しにすれば請求額がわかるので、お金が無い若者のデートでも見栄を張ることができます。
この日は、銀座の画廊に個展を見に行った帰りに寄りました。個展というものは、当然ながら個人で開くものですから、勤め人が観にいくならば、平日の夜、もしくは土日でしょう。平日の昼間は閑散としていて、開催者も時間を持て余すと思い、仕事の都合をつけて、平日の昼間に観に行きます。
画伯は、私の上司だった人。あっさりと仕事を辞め、画家になってしまいました。普段は食べログで私の周りの人物についてあまり語ることは無いのですが、画伯はとても愉快な方なので、エピソードを少しだけ紹介します。
過酷な環境でもジョークを忘れない人で、トラブルがあり非常に怒っているときにひと言。「私は、ハラタツノリになってしまいました!」との発言!「画伯、怒っている感じが全然つたわりませんよ」って思わずツッコミを入れたくなります。
また、画伯は、大変気遣いのある人で、バレンタインデーには忘れずにチョコレートをくれますが、ある年、インドネシア製の大きな板チョコを1人1枚いただいたことがあります。「あの~画伯は、進駐軍なのでしょうか?」ってさすがに言ってしまいました。
余談は、さておき、いただいたのは、
■ソーセージの盛り合わせ(1,500円)
お店のおつまみで一番高いものかと思います。
味は標準的で長いものが1本と骨付きが2本とマイルドな味のものが1本です。
こちらのお店、料理は基本的にお店の方が作ります。こちらのソーセージもです。安く提供するというのは手間のかかるもので、カウンターではバーテンダーなのに実は料理もしているかと思うと微笑ましいですね。
■レーズンバター(700円)
ラム酒漬けにしたレーズンとバターの風味が蒸留酒に合いますね。ロックで飲みたくなります。
ウイスキーもいいですが、ラムと合わせて飲みたいですね。ホワイトラムよりもゴールドラムが合いそうです。
お酒は、キープのエライジャ・グレイグ12年。次回で飲み切りそうです。やっぱり、馴染みのバーがあるというのは気分がいいですね。また寄りたいと思います。
2017/07/12 更新
2017/02 訪問
お店の歴史とボトルの歴史
銀座の並木通りにある老舗バーです。
お店は、ビル1棟がバーになっています。混雑時は、地下1階から2階の3フロアを開けていますが、お客さんが少ない日は1階のみの営業のときもあります。
長く通っていると、不思議とお客さんが集中する日もあれば、まったくお客さんが来ない日もあるものです。
来店するお客さんは、平日であれば、近隣のオフィス街のビジネスマンが主力、高級クラブの関係者がいるのは銀座という土地柄でしょう。土日祝日は、昔のビジネスマンが、過去を懐かしんで大人数で訪れることもあり、近年は外国人観光客がジャパニーズウイスキーを楽しみにきています。
多様なお客さんが来店するお店は、混雑度を予想するのが難しい。
客としてみれば、銀座のバーを訪れているのだから、相応の対応をしてほしいと願うものですが、そうもいかないときがあるのも実際かと思う。
頻繁に通っていたときもあれば、疎遠になっていたときもあるものの、私の飲酒歴=このお店へ通った年数というお店。
長く通っていると、客であるものの、気持ちとしては、客の側からお店の側に近づいていくもので、不思議と混雑しているときに待たされても苦痛ではない。
並んだウイスキーのボトルを眺め、ラベルのデザインを鑑賞する。棚の上段、端のほうには古い瓶も並んでおり、ウイスキーの歴史を感じる。
バーテンダーの働きぶりを見るのも楽しい。
そうやって、お酒を飲む以外の楽しみに時間を使うのがバーというものだと思う。
お酒や料理が提供されるまでの間は、お店の雰囲気を味わうと何倍も楽しめるだろう。
逆にお店が空いている日には、ウイスキーのおかわりはすぐに出るし、料理の提供も早い。それでもバーテンダーたちには仕事がある。最もおもしろいのは古いボトルキープの台帳の整理だ。
キープされたボトルは棚に収納されているが、お客さんによって収納場所が違うらしい。最も格が高いのは、レジ横の古めかしい棚(このお店のすべてが古めかしいのだが)で、ここにはいつくるかわからない、昔の超常連のボトルが納められているらしい。
ボトルキープは、公称は1か月ということになっているが、きっちりと1か月で流れることがないのは大人の社交場の証。しかし、何か月で流されるかは、お店とお客さんとの付き合いの長さとボトルの価格を乗じて算出されるのだと推察している。
●エライジャ・グレイグ12年(ボトル6,500円)
アメリカ人牧師の名前を冠したウイスキーは、香りが甘く、バーボンの典型という味わい。ストレートやロックでも香りを感じるが、水割りやハイボールでも延びがよく、いいお酒になってくれます。
バーボンの父とも呼ばれる彼が、蒸留所を作ったのは1789年のこと。今から200年以上も前のことだ。このお店の歴史もさることながら、ウイスキーの歴史も長い。
それと比べると、混雑時の待ち時間などは瞬きをするぐらいのごくわずかな時間なのかもしれない。
お店には、たくさんのボトルが並び、知らないボトルもたくさんある。1本のボトルにこれだけの長い歴史があるかと思うと、眺めているだけ時間にもお金を払う価値があるのかもしれない。
2017/02/28 更新
2016/10 訪問
これぞ名店!誰でも楽しめる銀座の老舗バー
銀座の並木通りにある老舗バーです。通りに面する間口は狭いので、小さい店かと思いきや、ビル1棟が全部お店なので、意外に座席数があります。
1階は、カウンター席と曲線を描く大きなテーブルがあり、1~3人ぐらいの少人数向けです。
2階は、カウンター席と普通のテーブル席とで、団体向けですが、若干明るい印象の内装なので、バーに慣れない人にも使いやすい雰囲気。
地下1階は、カウンター席とベンチ式の座席のテーブル席で、ゆったり過ごしたい団体に向いています。
と言っても、すべてのフロアがいつでも営業しているわけではなく、どのフロアに案内されるかは、混雑状況しだいです。
どのフロアであっても、老舗感溢れる落ち着いた印象の店内です。
テーブルチャージは無く、サービス料で10%の良心価格。ドリンクの価格も銀座とは思えない価格なので安心して飲めます。メニューの価格から1割増しにすれば請求額がわかるので、お金が無い若者のデートでも見栄を張ることができます。
メニューは、カクテルは、当然ながら一般的なものは何でもあります。特徴的なのはウイスキーでしょう。サントリーウイスキーの黎明期から、停滞期を経て、近年のハイボールブームまで、サントリーとともにウイスキーを提供してきたお店です。
なので、トリスのショットは300円と驚きの価格です。ちなみにメニューにある最も高いウイスキーは、サントリー響30年で、ボトルも30面カットのクリスタルです。こちらはショットで8,000円です。希望小売価格が10万円なのでそんなもんでしょう。
料理は、以前はランチをやっていたほどでバーとしてはレベルが高く、種類も豊富です。特にマヨネーズは自家製なのでこれを使った料理がお勧めですね。
いただいたのは、
■カブサンド(800円)2016年10月
生ハムをカブで挟んだという、シンプルなれど、ほかでは見ないメニューです。
生ハムの程よい塩気とカブの相性は良く、ウイスキーに適したおつまみですね。
■マカダミアナッツ(800円)2016年10月
殻付きのナッツを専用の道具で「パキッ」と割ります。殻付きだからでしょうか?ナッツの風味もいいように感じますね。
■ポテトサラダ(600円)2013年12月
じゃがいもとニンジンのシンプルなものです。じゃがいもは潰さず使われており、イモの味わいを強く感じられます。味付けは自家製マヨネーズで、酸味はとてもマイルドで卵の味を感じられるものです。イモのボリューム感に対して味が足りないと思う人は、塩と胡椒で調整しましょう。
■マカロニサラダ(600円)マカロニサラダ(600円)2013年12月
貝殻の形をしたパスタの「コンキリエ」を使っています。味付けはこちらも自家製マヨネーズです。コンキリエのくぼみにマヨネーズがよく絡むので、自家製マヨネーズを味わいたいならこちらがお勧めです。
■あたりめ(700円)2013年12月
注文すると、カウンターの端のコンロで炙られ、店内に香ばしい香りが流れます。裂いて提供してくれるので食べやすいですね。こちらもマヨネーズ付きです。
醤油をかけて提供されますが、裏メニューでウスターソースにもしてもらえます。駄菓子感覚で美味しくなりますね。
■BRICK揚げ(600円)2013年12月
海老をパンで挟んで揚げたものです。海老は、すり身でなくプリプリのものが1尾入っており、パンとは溶き卵か何かをつなぎにして一体化させています。ちょっと薄めの味付けです。バーの料理としては、ボリュームがあるのでお得な印象ですね。
■オムレツ(600円)2013年12月
BRICKの焼印が美しいオムレツです。具は無くシンプルなものです。
●メーカーズマーク(ショット1,000円 ボトル12,000円)2013年12月
最近お気に入りのバーボンです。サントリーが輸入販売元です。手作業による封蝋(実際はビニール)が高級感を出してます。甘く柔らかい風味とマイルドな口あたりがいいですね。水割りよりソーダ割りのほうが、このお酒の香りを活かせる飲み方かと思います。
●ヴァージン バーボン10年(ショット800円 ボトル8,000円)2015年9月
終売品でしたが、市場価格に合わせて価格を吊り上げることなく、提供していただけました。
辛口のバーボンですが、10年となると、熟成感も出て、ややマイルド。
いい出会いもあれば、別れもある、バーはそんな場所です。
●オーヘントッシャン12年(ボトル15,000円→8,000円)
ローランドのスコッチウイスキーで、シングルモルトです。
セール中とのことで、それに惹かれていただきました。
普段は、シングルモルトはあまり飲まないのですが、こちらはスコッチらしいピートの香りはせず、甘い香りで飲みやすいですね。
年中無休で営業しており、曜日・時間帯によっていろんな客層の方が利用しています。混まない時間帯は、店員の数も少ないのですが、急に団体さんが来ることもあるので、思わぬ大混雑に遭遇することもあります。
多くの人に愛されているお店ということで、混んでいるときはゆっくり飲んで、手が空くのを待ってあげるのが常連のたしなみでしょう。
銀座ですから、もっとお金を出せばもっといいお店もあるでしょうが、ここは誰もが自分の予算で美味しくお酒を飲めるバーです。これこそが名店でしょう。
2016/10/23 更新
銀座の並木通りにある老舗バーです。
通りに面する間口は狭いので、小さい店かと思いきや、ビル1棟が全部お店なので、意外に座席数があります。
1階は、カウンター席と曲線を描く大きなテーブルがあり、1~3人ぐらいの少人数向けですが、常時オープンしているのは1階なので、急に訪れた団体さんも案内されます。多くは、昔、銀座で元気に遊んでいたと思われる人生の先輩ですが、最近は、外国人観光客の姿も多くなりました。
他のフロアはいつでも営業しているわけではなく、混雑状況や店員さんの数によります。とりあえずは、1階に顔を出し、他のフロアに案内された場合だけ、地下1階や2階に行くことがあります。ですが、どのフロアであっても、老舗感溢れる落ち着いた印象の店内です。
新型コロナウイルスの影響で換気能力の低い地下は現在は使っていないとのこと。また、カウンターには透明アクリル板が設置されました。
テーブルチャージは無く、サービス料で10%の良心価格。それに消費税がかかります。ドリンクの価格も銀座とは思えない価格なので安心して飲めます。メニューの価格から1割増しにすれば請求額がわかるので、お金が無い若者のデートでも見栄を張ることができます。
いただいたのは、
●上海レモネード(900円)
同行の女子が頼んだものです。味見はしていません。
美しいカクテルです。
●トリス・水割り(300円)
2軒目なので、一番安いウイスキーのこちらをいただきました。
安酒ですが、こちらもいわゆる『トリスバー』ですから、名物と言っても過言ではないでしょう。
安いなりに美味しく、よくできたウイスキーだと思います。
■ミックスナッツ(600円)
バーの定番ですね。安定の味です。
■あたりめ(800円)
店内で炙って、裂いたものに醤油をかけ、自家製マヨネーズを添えて提供してくれます。
今日のマヨネーズはたっぷりでした。ちょっと嬉しいですね。
このマヨネーズ、店内で作っており、重くなく、美味しいです。
こちらのお店でいただく料理は、マヨネーズを使ったものがおすすめです。
密を避けるため、久しぶりに2階に案内されました。
2階にはCDですがジュークボックスがあります。1曲100円です。なかなか見かけないものですから、これを操作して曲をかけるだけでも100円以上の価値がありますね。
カウンターには、2人ごとにアクリル板のついたてがあり、感染対策もバッチリです。
飲食店は苦しいご時世ですが、どのような世相でもお客さんに快適なサービスを提供してくれる銀座のバーですね。