11回
2023/08 訪問
認めていただきました。【上方修正】
ウチの両親は恐ろしいくらいに舌が肥えている。
上京して二十数年…自信をもって連れて行ったところでも覆されるなど、そんなことは数多く…しかし、ココだけは絶対的な自信をもって連れて行きました。
今回は夜にて。
生ビールはないものの、キンキンに冷やした瓶ビールが我々の喉を潤します。
今回は真ん中のコース。
呼吸を見ながら順番に出してくださいます。
昨夏、同じコースをいただきましたけど、その年と同じです。衣の纏わせ方は相変わらず使い分けがされています。やっぱり美味しい。美かさのとろける穴子も好きですけど、この力強さを兼ね備えたそれも絶品です。
コレまで4.8を献上するには至っておりませんでしたが、ついにこの時が来ましたね。家族に認めてもらえましたので上げます。
ごちそうさまです
2023/08/05 更新
2023/05 訪問
さつまいもの皮が芸術へと昇華するとき。
昨年の8月以来だからかなり久しぶり。
値上がりしていましたけど仕方ないですかね。時代の流れっていうか。まぁ、何が大切かっていうと、上げる以上はクオリティを落としてはいけないってこと。コレを守れていないところも少なくないので。
さて、いつものをいただきました。
どれも薄衣が守られており好感。今思うと、穴子に関しては人によってはこのかっちり系を好まないって人もいるのかなって思います。個人的には『歯応えがあるのに密度しっかり』の方が好きなので、コレで良い。
で、やっぱりさつまいもの天ぷら。
凄いよなぁ…本来捨てられることが多い皮の部分ですら芸術に変えちゃうんだもん。ザクっていう感触がたまりません。
そばは、私のせいなんですけど、鼻詰まりまくってて香りを楽しむことはできませんでしたが、喉越しは相変わらずの最高でした。
次回は夜かなと。
ごちそうさまです
【1700投稿目】
2023/05/09 更新
2022/08 訪問
合わせ技、一本。
初の夜訪問です。
ずーっと行きたくて行きたくて、ここまでずれ込んでしまいました。
4000円のコース。
きっちり4000円という感じがしました。コースってやつは夜になると突然お得感が感じられなくなることも少なくないと思うんですが、ここはキッチリしてますね。
例えば才巻海老の頭の揚げ方ひとつとっても、なんてことなくやってるけど、サクっていう感触の出し方は舌を巻きます。
プツっていう感触
水分の閉じ込め方
ザクっていう感触からの食べ応え
どれをとっても一流芸だと思います。
満足しました。
そばは早くも新蕎麦の季節で、香りがきっちりしました。量もなかなかで、お得感満載。
昼も夜も素晴らしい。
ごちそうさまです
2022/08/16 更新
2021/05 訪問
それでも言う。
連休最終日、来てみました。
ほぼ1年ぶりです。
店主がマスクをしていること以外なんも変わってません。
いやーすんごいわ。
つか、ご主人、あんな気遣いまですいません…
『このさつまいもの天ぷらにレモンかけたらスイーツですよ。』
…と、連れが言ったけどまさにそれ。
何食っても美味いです。
女性店員さんのわさびの供し方もきちんとしてる。
つか、量だってあの程度でいいんですよ。そのくらいに繊細なそば。今回の私のは二八(…と思われる)でしたけど、まーすんごい。喉を通るときの感触が素晴らしい。
連れの食べていた十割もいただきましたが、これまた別の意味で喉越しが素晴らしく、香りは言うまでもない。
タイトル防衛です。
それでも言います…
その辺の高級店、フツーに負けてます。
我々の業界はこれからの1ヶ月が忙しくなります。
思いっきり疲れ溜めてまた行きます!
ごちそうさまです
2021/05/05 更新
2020/05 訪問
もう一度言う。
評価
全て4.7に変更。
前回初めての来店で、とにかく感動していたため、細部について見ていなかったので、今回改めて。
拠のない用事で前日に都内泊。
帰る前に訪問。
【そば】
個人的には300円払って2つ食べた方がお得だし楽しめる。全然違う二つの蕎麦が来た。喉越し系と歯応え系。香りも含めて絶妙。
【天ぷら】
前回驚嘆したサツマイモの天ぷらは今回も出てきたが、例に漏れず悶絶…
で、かき揚げ。
みかわの半生のかき揚げも好きだけど、やっぱり個人的にはガリガリ系が好きだ。ここのはジャストフィット。でも、中のエビが硬くないんだから文句のつけようがない。で、も一個追加w
で、大切なことなのでもう一度言います…
その辺の高級店、フツーに負けてます。
ごちそうさまです
2020/05/16 更新
2020/03 訪問
あーらら…とんでもないとこ知っちゃった。
ずーっと行ってみたいとと思っていて、初めてたどり着いた。この日は最後のゴールにとよ福を設定していたので、ランチでのお伺い。10日くらい前に予約しました。
それにしても…
『ココハセタガヤクデスカ?』と、聞きたくなるような陸の孤島w住宅街の中にありました。しかし、そこで供される料理たるや、驚嘆という言葉が当てはまりました。余談ですが、土曜日に成城学園前からバスに乗ったのですが、フツーなら10分もかからないで到着するのに、20分以上かかりました。このエリアは渋滞が酷いのかもしれません。
店に通されると、小上がりとカウンターの構成で、私たちはカウンターでした。
私は2000円のコース
知人はそばを2種類にできる2300円のコース
…にした時、かき揚げか穴子のセレクトを迫られたのですが、2人で悩んでいると…
『半分づつにできますよ。』
神対応。
サラダが出てきました。
なんだろう…このドレッシングは…?
味の分析ができないまま食べ切ってしまうのですが、そばを揚げたやつのアクセントが憎い。そのそばからですら香りがするんだから期待をするしかない。
えーっとですね…
結論から言うと、とんでもない店を知ってしまった…という感じです。
天ぷらの仕上がり…ヤバい。
薄衣と火の通し方。
何てことなくやってるんですよね。
アスパラ
ヤングコーン
蓮根
この3つ食べた時点で…意識は遠のいておりましたw
そして…かき揚げと穴子。
個人的にはカリカリ系の天ぷらが好きな自分にあって、コレはまさにジャストフィットですね。それでいて中の素材が殺されていない。生寄り。穴子も『美かさ』のフワフワ穴子は別格として、その辺の高級店、フツーに負けてますけど…って感じ。
で…そばも香りがしっかりしてて、喉越しもコシも素晴らしく、量も多いっていうんだから文句のつけようがありません。
で、最後に出てきたサツマイモの天ぷら…
元々がいいこともあるんだろうけど、それにしても凄い。外ガリッ、中フワッだもんな…。恐ろしいわ。
コレで2000円ですとぉ?
と、思っていたら黒蜜のかかったソバガキまで秀逸なんですから、声も出ませんw
山葵もサメ皮で下ろしてたり
主人も給仕さんも笑顔
化粧室も綺麗
とにもかくにも値段ですね。
例えば夜のコースの5500円で、仮にフツーの天ぷら屋の締めがご飯ものであるところが、コチラはそばであるとして、料金的に換算するなら、いわゆる高級店の半額から3分の1程度の価格である。いや、もしかしたらそれ以下かもしれない。コレで技術が伴っていなけりゃお話になりませんが、そうじゃない。
気がついたら1000字超えてましたw
なかなかありません。
降参。
ごちそうさまです
2020/03/25 更新
【土曜ランチ→予約なしは無理】
久しぶりだったけど、かき揚げの仕上がりが尋常じゃなかった。
と、言っても、今までと同じなだけ。
20年を迎えられ、変な言い方ですが、なんも変わっていません。盤石ですね。
多少金額が上がったのは仕方ない。
クオリティダウンしてないからいいと思っています。濃厚な蕎麦湯を飲みながら感じました。
満足。
またすぐにでも行きます。
ごちそうさまです♪