3回
2017/03 訪問
古民家改装カフェではなく、廃墟カフェ、オーナー達の男気にほれ込みますね♪
2017年3月17日(金)
山電荒井駅北すぐなんですが、人がすれ違うのも困難そうな、
路地奥にあるカフェです。
前回訪問から、一ヶ月ぶりです。
じつは2週間前の木曜日にも行ったのですが、
どうも臨時休業だったみたいで、諦めました。
定休日が月曜と知らずに行った、2月13日を入れて、4回目の訪問になります。
実は昨日(3/16)から、加古川ケーブルテレビの「BAN BAN TV」の、
「いまからどこいこ」の番組に登場されています。
私の大好きな番組で、今回放映分は高砂西部。
荒井廃墟さんのFBで、確認させていただいていました。
9:57着の山電で行きました。
お店には丁度10:00頃入りました。
先客はありません。
今日は、岩田氏がお店に居られました。
「先日2月16日に来させていただいた者です。
今日はモーニングをいただきたくて来ました。」
前回、店内、料理などの写真撮影をお願いし、
食べログ投稿の許可をいただいたことをお話しました。
今回も同様、許可をいただき店内を撮らせていただきます。
BANBANで、知識も増えてるし、FBも常に拝見させていただいていますので、
撮影ポイントは覚えています(笑)
前回、見落とした「廃墟感」を堪能できました!
今回、以前と違うのは、
旧の使われていない炊事場のシンク上に、
アクリルパネルが貼られたこと。
これによって、ここで立ち飲みOKになりました。
また、座敷の卓袱台の天板が綺麗になりました。
この部屋で、女子会や、ファミリーがくつろがれたり、
冬の怪談話のイベントが行われたりするんですよ!
さあ、モーニングができたようなので、カウンターに戻ります。
これこれ!
寿司下駄に盛られた、たまごサンド。
刻んだゆで卵をサンドしています。
たっぷりの量で、美味しいですよ♪
サラダは、木のボウルで出てきます。
ドレッシングも自家製かな?
こちらもボリュームがあって美味しいです。
お箸を用意されてるのも嬉しいですね。
コーヒーはペーパードリップ。
前回はオリジナルブレンドでしたが、
今回は、ストレート。
でも名前、忘れちゃいました。
苦味の強いタイプでした。
もちろん、ブラックでいただきました。
男気のあるメンバーたちが自分たちの夢と理想を求めた「廃墟カフェ」。
でも周囲は、古くからの住宅で、
ご年輩の方が多く、
お店オープンの時は、ご近所住民の方たちに、
カフェ開業のご挨拶と説明をされたそうです。
「へんなお店ができて、怪訝に思われるかもしれませんので。」と岩田氏。
今後は、地域住民との食事会やお茶会を企画して、
ご年輩のご近所さんたちとの交流を図ろうとも考えておられるそうです。
私の活動エリアからすると、遠くなのですが、
今後もリピートしたいお店になりました。
2017/03/17 更新
2017/02 訪問
廃墟保存リノベーション、このコンセプトに喝采です!
2017年2月16日(木)
山電荒井駅北西徒歩3分に、昨年秋オープンした、
廃墟保存リノベーションのカフェバーです。
高砂のカフェを検索していて見つけたお店です。
古民家改装カフェではありません。
古民家どころか、ぼろぼろの廃墟を敢えてカウンター周りや厨房のみ、
改装して、全体は廃墟の「味」を壊すことなく維持したカフェバーなんです。
オーナーの岩田氏に2人の仲間が協力し、作り上げたお店。
繊細な感覚の女性オーナーが多い、古民家改装カフェとは一線を画します。
実は、先一昨日の月曜日に、行ってみたのですが、
お店は閉まっていました。
裏で井戸端会議をされていた、高齢のご婦人方に、
「荒井廃墟って言うカフェは、今日はお休みなんですか?」
とお聞きすると、
「ああ、月曜日は休んでおられるようですよ。」
とのこと。
「お兄さん、何処から来はったん?」
「いや、加古川なんですが、NETで検索して知って、それで興味持って来てみたのですが。」
「変わったお店やけど、美味しいよ。」
とのこと。
ご近所の奥様方も、行ってるのでしょうね。
そして今日出直しです。
明石でお袋と昼食をとった後、加古川に帰るのを少し飛び越えて、やってきました。
前回、場所は確認していますので問題はなし。
ただ駐車場はないので、少し西に離れた、コインパーキングに止めて歩きました。
引き戸を開けます。
ガタピシャかと思いましたが、スムーズにレールを滑ります。
「こんにちは!」
玄関で声を掛けます。
中から、
「いらっしゃいませ。」の男性の声。
こちらで靴を脱いだらいいのですね。
スリッパに履き替えて上がります。
ほう!
もっとボロ家かと思いましたが、綺麗にされています。
ただ、抜けた屋根や、腐ったような畳はそのままの景観を残されています。
屋根は、雨漏りが無いように、
見えない部分できちんと手を入れられています。
畳は、敢えてその廃墟感を残すために替えずに、
上から透明のしっかりした特注透明パネルを被されたそうです。
カウンターはL字形で短辺3人、長辺5人の8人掛け。
お洒落な天板と椅子が心地いいです。
卓袱台の部屋もありました。
こちらも畳は残され、パネルで覆われています。
テーブル、座布団はもちろん新品、清潔感は問題なしです。
さあ、カウンターの長辺右に席を取り、
オーダーをします。
食事は済ませているので、コーヒーを淹れていただきましょう。
ドリップの本格的コーヒーです。
オーナーの岩田氏は、三宮でバーをされてるそうで、
ドリンクメニュー、フードメニューは完璧、本物です。
もちろんブラックでいただきます。
苦味がやや強く、酸味のバランスの良い美味しいコーヒーです。
これは再訪ありだぞ!
この時点で決めました。
これにサンドイッチ辺りをセットしたモーニングをいただいてみたいな。
いや、カルーアやウイスキーロックもいいかな(笑)
ランチもいいな。
一回のレビューでは魅力を言い表せません。
近々絶対再訪します。
満点か1~2点のお店か。
評価は人それぞれだと思います。
私は、間違いなく満点!
スタッフになりたいくらいです。
改装費も、綺麗に改装するより、
この雰囲気を維持するためのコストは大きかったそうです。
なお、カレンダーが1988年7月になっています。
ここを借りられた時に掛かっていたそうです。
その時から、住む者を失った、古民家だったのですね。
新たな良き方々に息を吹き込んでもらって、良かったねって!
廃墟に向かって言いたい。
そんな、素晴らしいカフェバーです。
2017/02/16 更新
2017年4月6日(木)
山電荒井駅北の、廃墟カフェ「荒井廃墟1988」さんに、
3度目の訪問です。
「古民家カフェはもはや古い、これからは廃墟です。」
と言い切る、オーナーとスタッフ計3名の男たち。
でも、今やはったりとも思えません。
神戸の「摩耶遺跡」*廃墟になった摩耶ホテル跡・・・が、今や大ブームです。
そちらは1994年以降廃墟ビルですが、
荒井廃墟1988さんは、1988年以降廃墟ですから、
こちらの方が「先輩廃墟」ですね♪
先見の名があったのでしょうか、
それとも・・・
元自衛隊でバーテンダーの男、現俳優の男たちの思考は、現実感を超越した物。
それでも、料理・ドリンクは本物です。
廃墟と言えども、保健所が自由にはさせてくれません。
厨房、カウンター周りはとても綺麗にされています。
今回は、2種類あるモーニングの、もう一方、
ワッフルのモーニングをいただきました。
ドリンクは、今までホットコーヒーばかりいただいていましたので、
今回はアイスコーヒーをお願いしました。
まずは、木のボウルに入った野菜サラダが出てきました。
ドレッシングの美味しいサラダです。
いただいてるうちに、ワッフルが焼かれ、ドリップでコーヒーが淹れられます。
アイスと言えども、作り置きではなく、
きちんと淹れて、冷まされます。
ワッフルには、バターと、メイプルシロップが付きます。
器?は、前回のたまごサンドと同様、「寿司下駄」です!
今度は、寿司桶のランチをいただかないといけませんね。
アラジンの石油ストーブが素敵です。
私も実家に1台と、家内の実家に1台、昔買ったのがあります。
今のマンションでは、エアコンとガスファンヒーターですが、
このストーブ、味がありますよね。
この荒井廃墟さんには3台のアラジンがありました。
野良猫が出入りしていた勝手口も、
高価なクリアボードで「蓋」をされていました。
今後、三宮でバーをされてて、その常連さん達と、
こちら荒井廃墟に来られる常連さんたちとの交流イベントも考えておられるようです。
廃墟の魅力が、どれだけ広がるのか。
興味の絶えない廃墟です♪