特にこの店ではantipastoにPurpuzza(プルプッツァ)を是非! salsiccia di maiale al finocchietto stufata con finocchi e profumata al vermentino(ヴェルメンティーノとフィノッキオで香り付けして軽く煮た豚肉のサルシッチャ)ですが、これが本当に美味しいです。 パーネ・カラザウにソースをたっぷりと吸わせてたべるのもまた格別で、白にも赤にも合わせられるのが素晴らしい。 これを食べるために行ってもいいくらいの味です。 自宅でも何度も再現を試みていますが、あの味には遠く及びません。あ〜いますぐ食べたい。 そして、プリミにはCulurgiones(クルルジョネス)を忘れずに! pasta tipica ripiena Ogliastrina in crema di porri sfumati al Moscato e Zafferano(サルデーニャのオリアストラ地方発祥のマスカットとサフランでスフマートしたネギソースの肉詰めパスタ)で、これも白でも赤でも良い美味しいパスタです。 上品な水餃子(笑)にイメージが近いですが、写真をご覧いただければお判りになるかと思います。 それとこれもサルデーニャの特産パスタ、fregola(フレーゴラ)もオススメです。 牛肉のプロードで炊いた上品な香りのする小粒のパスタですが、クスクスのように何かと混ぜて食べるのではなく、ちゃんと自己主張する美味しいパスタです。 粒の大きさによってgrandeとpiccolaがありますが、お店ではglandeを使っていました。 ソースがよく絡むんだそうです。
で、メインは牛・豚・仔羊のグリル3種盛り! grigliata di agnellone, maiale marinato e reale di manzoです。 特にマリネしてから焼いた豚肉がとびっきり美味しくて、雄牛の首肉も適度な硬さで牛肉の濃厚な旨味を感じられる逸品でした。 もちろん仔羊は香りも味もミルキーで、塩気がバシッと効いていて、カンノナウと抜群の相性でした。 マリネした豚肉はあまりにも美味しいので追加(笑)したら、今度はクルルジョネスの下に敷いてあったポロネギのソースをアレンジして(やや辛めにして)出してくれました。 さすがに肉イタリアン(イタリアでは言わないと思うけど)だけあって、火の通り加減と温度が絶妙で、夫婦揃って会話も忘れてひたすら目の前の肉と対話するあっという間の2時間半でした。
サルデーニャ島は島なので、海産物の宝庫ですから魚介は本当に美味しいものだらけです。
以前、「ビストロ64」の能田さんが「人生でこれまで一番美味しかったウニパスタはカリャーリの掘っ建て小屋(たぶん露店だと思う)で食べたもの」と仰っていたのが頭から離れず、カリャーリでウニが美味しいと聞いた店にはいくつか行ってみました。
もちろんボッタルガは抜群に美味しいですし(ムッジネとトンノだったら断然ムッジネですね)、トンノもThunnus thynnusと呼ばれている特産のクロマグロが忘れられない美味しさです。
burridaという小さい鮫を使ったantipastoも大変美味しいですよ。煮込んでよく味が染み込んだ冷製の一皿です。
あ、langostaもlangostinoも本当に美味しいです。あ〜いますぐ食べたい。
サルデーニャ島は島ですが、お肉やチーズ、パンも大変美味しいものがたっくさんあります。
サルデ牛と言われている赤身で柔らかい肉質の牛肉も鶏肉も豚肉も、それこそカリャーリにあるイタリア最大ともヨーロッパ最大とも言われる「サンベネデット市場」=3層構造で本当にでかいです、で手に入ります。
パンも牧童が保存食として携帯しているというパーネ・カラザウという非常に薄いパリッパリのパンがありますし(そのまま食べても小麦粉の甘みが堪能できますがステーキの肉汁につけて食べるとべらぼうにんまい)、チーズはロマーニャが美味しさに嫉妬すると言われるペコリーノ・サルドやリコッタ・サルドからcasu marzuという本当にやばい(どうやばいかは調べてくださいね、覚悟を決めて食べるととても美味しいです)やつまで、どれを食べても感激する美味しさです。
で、サルデーニャの新鮮で美味しい魚介にちょっと飽きてくるという贅沢な状況になったら、お肉が食べたくなりますよね。
なので、そんな時はここでガシガシお肉をいただきましょう。
特にこの店ではantipastoにPurpuzza(プルプッツァ)を是非!
salsiccia di maiale al finocchietto stufata con finocchi e profumata al vermentino(ヴェルメンティーノとフィノッキオで香り付けして軽く煮た豚肉のサルシッチャ)ですが、これが本当に美味しいです。
パーネ・カラザウにソースをたっぷりと吸わせてたべるのもまた格別で、白にも赤にも合わせられるのが素晴らしい。
これを食べるために行ってもいいくらいの味です。
自宅でも何度も再現を試みていますが、あの味には遠く及びません。あ〜いますぐ食べたい。
そして、プリミにはCulurgiones(クルルジョネス)を忘れずに!
pasta tipica ripiena Ogliastrina in crema di porri sfumati al Moscato e Zafferano(サルデーニャのオリアストラ地方発祥のマスカットとサフランでスフマートしたネギソースの肉詰めパスタ)で、これも白でも赤でも良い美味しいパスタです。
上品な水餃子(笑)にイメージが近いですが、写真をご覧いただければお判りになるかと思います。
それとこれもサルデーニャの特産パスタ、fregola(フレーゴラ)もオススメです。
牛肉のプロードで炊いた上品な香りのする小粒のパスタですが、クスクスのように何かと混ぜて食べるのではなく、ちゃんと自己主張する美味しいパスタです。
粒の大きさによってgrandeとpiccolaがありますが、お店ではglandeを使っていました。
ソースがよく絡むんだそうです。
で、メインは牛・豚・仔羊のグリル3種盛り!
grigliata di agnellone, maiale marinato e reale di manzoです。
特にマリネしてから焼いた豚肉がとびっきり美味しくて、雄牛の首肉も適度な硬さで牛肉の濃厚な旨味を感じられる逸品でした。
もちろん仔羊は香りも味もミルキーで、塩気がバシッと効いていて、カンノナウと抜群の相性でした。
マリネした豚肉はあまりにも美味しいので追加(笑)したら、今度はクルルジョネスの下に敷いてあったポロネギのソースをアレンジして(やや辛めにして)出してくれました。
さすがに肉イタリアン(イタリアでは言わないと思うけど)だけあって、火の通り加減と温度が絶妙で、夫婦揃って会話も忘れてひたすら目の前の肉と対話するあっという間の2時間半でした。
あ、この店で驚きなのは、お会計の時にabbuonoがあることです。お会計の端数をカットしちゃうんですね。
イタリアでこれまでオーダーしてもいないのに勝手にいろいろと付けられて、その度に「食べてないよ、飲んでないよ」とカメリエーレのおっさん(おばちゃんのことはまずないです)と交渉というか対話というか、ゆるい会話をすることはあっても、端数をカットして請求してくるお店なんて聞いたことがありませんでした。
ほんの数ユーロでも何だか得した気分になりますよね。
もちろん、その端数はテーブルに置いて帰りましょう。
あ〜いますぐ食べたい!!!!!