4回
2022/12 訪問
クリスマスメニュー
1年に数回ですが、こちらのほうへ訪れ、いつも前菜とメインの2750円のコースを頼んでいます。
昨年末はふらっとどこかに出かけたはいいがどこもかしこも行列だらけで、まだしも待ち時間が少ないある店に入ったはいいがハズレで、今年はきちんと予約しようと思い、ディーバを一週間前に予約しました。
すると、店主からクリスマスイブは特別メニューで、前菜、魚料理、肉料理、デザート、パン、コーヒー(又は紅茶)で5500円のみと言われ、いつものポーションにもう一皿メインとデザートが付くということで食べれるか心配でしたが、前々から一度こちらでフルコースを頼んでみたいと思い、清水の舞台から飛び降りる気持ちで予約しました。
⚫︎前菜
たっぷりの蟹と茄子を和えたものがホールトマトの中に包まれていました。量的にはいつもの前菜よりも抑えたものでしたが、それでも十分食べ応えのあるものでした。
⚫︎魚料理
スズキのポワレにイカ墨のリゾットが敷かれていました。こういう場合、スズキは素焼きが多いのですが、スズキにも一工夫されているのと、リゾットととてもあっていました。
⚫︎肉料理
鹿肉の赤ワインソース添えで肉の下には青菜と数種類のキノコが添えられています。ジビエは固いイメージがありましたが、とても柔らかく赤ワインソースが肉を引き立てていました。
⚫︎デザート
栗とかぼちゃのモンブランとアイスクリームでモンブランクリームの下にはビスコッティのようなものが敷かれていました。
普段の2750円のコースも非常にコスパはいいですが、今回の5500円のコースもクリスマスあるあるコスパの悪さは一切なく本当に満足度が高いもので量的にもよく食べる男性にもちょうどいいくらいだと感じました。
ホールの愛想の良さや店、クリスマスの雰囲気重視の方には向かないかもしれませんが、料理そのものと提供方法については本当に感動しました。特に雑になりやすいクリスマスシーズンでも一切そんなことはなかったです。もちろん料理の見た目も非常に素晴らしく、普段写真を撮らない私でもすべての皿を撮影してしまったくらいです。
今回は2人で行きましたが、おひとり様でも全然入りやすいのがいいですし、そういう方も実際多いです。純粋に料理を楽しみたい方向けの店だと思います。
2024/05/11 更新
2022/01 訪問
すごいボリュームと満足感いっぱい
土日に天満界隈でランチをとることが多くて、食べログを見て前々からディーバに行きたいなと思っていましたが、タイミングが合いやっとこさ訪れることができました。
その日はたまたま平日に休みがあり、食べログを見てる限りワンオペでやっておられることやボリュームからサラリーマンで賑わう感じでもないかなと思い予約せずに12時くらいに入店しました。
入るなり店主から予約の方でしょうかと言われて、いいえと答えましたが席には案内されました。
事前に多くの方が前菜とメインの2品、パンとコーヒー(紅茶)の真ん中のコースをオーダーされているようでしたので、ひとまずそれで注文。それぞれどれを選択するかですが、田舎風のパテと豚肩ロースのグリエが人気だそうなんですが、両方とも肉料理とは面白くないかなと思い、シマアジと野菜のマリネと豚肩ロースのグリエをオーダーしました。
⚫︎シマアジと野菜のマリネ
魚のマリネって大抵の場合、メインとなる魚が薄くて酸っぱさが勝ってしまい、素材の味がわからなくなってしまいがちですが、ここのシマアジは肉厚でソースはあくまで引き立て役に徹していました。前菜って主菜とのポーション比率で言うと、40%くらいでほとんどが野菜でおまけ程度に魚が付いているパターンが多いですが、ここはしっかり魚がメインです。関西で食べる鰹のタタキが普通とすれば、ここのは高知の鰹のタタキですかね。
⚫︎豚肩ロースのグリエ
豚のステーキとか食べたことがなかったし、出会うこともなくて初めてでした。
量はすごく、250gはあるんじゃないかな。厚みもあり、大抵の場合は硬くなってしまいますが、ここのはしっかり肉感はありつつも程よく柔らかくて食も進みます。
付け合わせにスライスされたポテトにチーズ及びベシャメルソース添えがありましたが、肉のソースとのコントラストが大きく、食べ終わりまで楽しめました。肉のソースはパンにも合い、綺麗に拭き取るレベルまでたいらげました。
コーヒーはエスプレッソですが、まさに食後に合うエスプレッソでコースとしても完成度が非常に高いです。
ワンオペですが、量を出すタイミングも絶妙でした。
予約した方がいいことがわかりました。
時期によりメニューが変わるようで、又別のものを食べたいです。
2024/05/11 更新
なかなか男性1人では入りにくいフレンチの中で、大阪では随一安心して料理を楽しめるお店
2024/05/11 更新