2回
2020/05 訪問
驚いた!蕎麦喰いの僕が、今まで食べた蕎麦の中で一番旨い!と思えた、、、。
【2020.5.22 初訪問】
これまで高山や奥飛騨方面に行く度、此方のお店に行きたい!と思っていたが、ある時から、お昼のみの営業に切り替わり、益々、お伺い出来るタイミングを逸して今まで過ぎた。
本日の朝、5時半に起きた事から、突発的に、下呂の仲佐さんへ行こう!と思い立ち準備。
で、下呂まで足を伸ばすなら、此方のお店で蕎麦を食べた後、日帰り入浴でもして、更に、夜も、奥飛騨名物の〝鶏ちゃん〟でも食べて帰ろう!と計画。
行き帰りの眠気防止に、昨日借りてきたレンタルDVDも準備し、8時15分頃に、事務所を出発。
丸の内から伏見通りを北上し、名古屋城前を通り、大津通りに抜け、黒川から国道41号線をひたすら北上していくだけ。
犬山を過ぎた辺りから、信号も少なくなり、単調な道順になるため、案の定、眠気が襲ってくるが、レンタルDVD(AI崩壊)で、何とか乗り切った。笑
車のナビの予想到着時間通り(10:45頃)に、仲佐さんの駐車場へ辿り着く。
お店の入り口のシャッターに、「本日は、11時半より営業予定。」と書かれたチラシが貼られており、一安心。
なんせこういう行き当たりばったりな一人旅とかした場合、何度か、定休日でもないのに、お休みしたり、予約客で満席など、裏切られる出来事に、遭遇する事があるからね。笑
10:55頃からかな?若いカップルが、このお店目当てなのか、何度も、この辺りを散策していたのだが、飽きたのか11:15には、お店の軒先のベンチで大人しく待ち始める。
そうこうしていると常連客なのかな?何度か来られてるであろうお客さん達が来店して来たのだが、東京のラーメン屋さんのように、開店前から並んで整理券貰うような大行列にはならなさそう。(あ、まだ世間は、コロナ禍で不要不急な用ならば、外出は控えるように警告してるからね。その影響で混雑してないだけかもしれないので、事前に、お店へ要確認して下さいな。)
11:25には、シャッターが開き、そのまま営業開始。
まぁ、此処まで来たら、慌てる必要もないので、ゆっくりと入店し、3組目になったかな?
カウンターへ座り、お茶とおしぼりを頂くと、本日、お出しできないメニューの説明を丁寧にして下さり、注文する際に、迷う事なく、スムーズに注文出来た。
今回は、〝蕎麦三昧〟と〝胡麻豆腐〟は準備されてないとの事だったので、「天ぷらそば」と「そば一枚追加」を注文。
お店のスタイルなのか、先に、天ぷらを出したいためか分からないが、店員さんより、「すみません、先に、天ぷらお出ししますので、少しお待ち下さい。」と、丁寧な断りを入れて頂ける。
またメニューにも、注文された方の順に、「ご提供出来ない場合があります。」と断りが書かれているので、モヤモヤした気持ちにならずに済む。
先客達に、一通りお蕎麦が提供されてからかな?いよいよ天ぷらが登場。
天ぷらのネタは、海老一尾、山三つ葉(紅茶じゃないが、三芯三葉ぐらいの量)、山ウド(これまた三芯四葉ぐらいの量)、紫アスパラ二本(真ん中で斬られているので軸側二本と穂先側二本)
これまた、天ぷらが旨いのよ!程よい油っ気があって、蕎麦の素朴さにプラスに働いてる。
そうこうしている内に、メインの蕎麦が到着。
蕎麦つゆに絡めて頂くと、「なんじゃ、こりゃ!」まず蕎麦が約一年前の蕎麦粉のはずなのに、ちゃんと蕎麦の豊かな香りがするのよ!
メニューにも、二八じゃなく三七蕎麦と書かれているので、そこまで蕎麦の香りは豊かじゃないだろうという先入観を見事に砕いてくれた。
更に、この蕎麦つゆも凄い!
かなり色目が濃いので、溜まり醤油が使われてると思うのだが、溜まり醤油らしい濃さ(塩味)があまり感じないの。
また、こんだけ濃い溜まり醤油ベースなのに、東京風のように醤油辛さが際立つ訳でなし、名古屋のように甘ったるさは微塵も感じないのに、ちゃんと鰹節のカエシの味を、しっかりと蕎麦つゆの根底に感じるのよ!
此れ、凄いわ!
名古屋で一番好きなお蕎麦屋さん〝手挽きそば一心〟さんの蕎麦が一番好みだったんだが、数年振りに、それを凌駕するお蕎麦に出逢え、美味しくて嬉しいのだが、驚きも倍に感じる。
蕎麦を食べる際、基本、薬味(紫辛味大根)などは入れないのだが、2枚目のそばが運ばれてきた際に、利用してみた。
うん、少しピリッとした辛味が増すのだが、不思議と、あまり感じなかった甘味を、微かに感じるの。不思議だわー。
蕎麦湯が運ばれて来て、最後の一滴まで残す事なく、蕎麦つゆも頂きました。
最後に、蕎麦まんじゅうも追加。
〝蕎麦饅頭〟と〝韃靼蕎麦茶〟が届き、会席にお呼ばれされた際のように、茶菓子を一口大に切り、口に。
あー、これ上品な蕎麦饅頭やわー!
和菓子職人が作ったかのような上品な甘さで、熱い韃靼蕎麦茶との相性もいい。
いやー、久々に、感動できる食べ物に出逢え幸福感に包まれたまま退店し、ホテルくさかべアルメニアの日帰り入浴に向かいました。
次に伺うのは、端境期を過ぎ、新蕎麦が出回る秋頃かな!女友達誘って来よ!
ご馳走様でした!
2021/01/11 更新
【2020.11.23 二回目】
前回、此方のお蕎麦の素晴らしさを体験し、仲間内にも食べて貰いたく、昼は、下呂の「仲佐」さん、夜は飯田の「柚木元」さんへ行く計画を立てる。
当日、本当は、仲のいい女友達と私を含め、4人で訪問予定であったが、1名、体調不良で、夜のみ合流する事に。
前回同様、お店の開店時間に着すればいいかな?という計画であったが、実際、11:20頃到着すると、既に、お店の前は、大行列!(あぁ、忘れてたけど、このお店、人気店やったわ!笑)
前回が、平日のお昼ということもあり、ほぼ並ぶことがなかったが、休日ともなると、此れほどの人気なのねー。
取り敢えず、お店の駐車場は空いてなかったので、少し遠方の場所に車を停め、大行列に並びました。
僕らが並び始めたと同時に、お店が開店。
僕らの前に40人ほど。並び始めて入店する間際ぐらいには、後ろに更に40人ほど並んでました。
二回転ほどした際、お店の駐車場も空いたので、車を移動させ、13時頃かな?ようやく店内へ入る事が出来ました!
トイレ奥の小上がりに案内され、メニューを拝見。
お店の方曰く、「本日の蕎麦三昧と蕎麦掻きは売り切れてしまいました。」とのこと。
また天婦羅のネタを確認すると、「本日の天ぷらネタは、飛騨一本太ネギのみです。」とのこと。
んー、此処の天ぷら好きではあるが、流石に、地物とはいえ、ネギのみの天ネタなら、通常の「ざる蕎麦」だけでいいかな?と判断し、それに「追加のざる蕎麦」と「蕎麦饅頭」を注文。
女友達は、「天ざる」を注文する際、店員さんに、天ざるのざる蕎麦の量を尋ねるが、量の説明って難しいよね。上手く伝わる事なく、ただ、「そろそろご用意したお蕎麦の枚数が足りなくなるので、お一人様一点の枚数制限に入らさせて頂く予定です。」との言葉に、「追加のざる蕎麦」を注文。笑
その後、我々の横の席に案内されたお客さんは、枚数制限でお一人様一点になってました。(ふー、10〜15分のタッチの差で、この開きは大きい!)
まずは女友達の天ぷらが登場。
ネギのみの天ぷら美味しいらしいが、やはり少し不満点も。前回、僕が伺った際は、海老やら地野菜などしっかり入った天ネタだったのに、その料金と全く同じでネギのみというのは如何なものか?と。笑
まぁ、確かに、その点は、僕も気になってたよ。
ただお店側からすれば、注文前からネギのみである点を申告しており、その値段が嫌なら注文しなければいい。とも受け取れるしね。(実際、僕自身、ネギのみの申告を受け、天ざるは注文しなかったし。)
その後、ようやくざる蕎麦が到着。
んー、相変わらず、蕎麦つゆがこれでもか!というぐらい濃い目で少し粘度も感じられる蕎麦つゆ。
此れこそ、蕎麦通のように、蕎麦の先に少しだけ付け、蕎麦を啜ると、蕎麦の香りや風味を感じられて、丁度いい感じになる。
これがさ、後々、知るんだけど、大体、11月に入ると、どのお蕎麦屋さんも新蕎麦へ切り替える時期なのに、仲佐さんは、通常、新蕎麦への切り替えは、毎年、12月に入ってからとのこと。
実際、店員さんに確認しても、ウチの場合は、12月に入ってからなので、今お出ししているお蕎麦は、新蕎麦ではございません。とのこと。
えー!これだけ香りと風味を感じられるのに、端境期の蕎麦なの?これが新蕎麦だとどんだけ香強くなるのか興味津々!!
一枚目の蕎麦を食い終わり、二枚目が登場。
その際、女友達が蕎麦饅頭を食べたがっていたので、蕎麦饅頭二つを追加。
此方で蕎麦饅頭を注文すると、通常、出されているお茶と、また違う種類のお茶が出されて楽しめるから、かなりお得感あるんだよね。
二枚目の蕎麦も食べ終わり、最後に、蕎麦湯を蕎麦つゆに入れ、蕎麦つゆ全部を楽しみます。(個人的好みを言うと、返の風味を強く感じたいので、蕎麦湯は、ほんのちょっとのみ入れるだけ。)
いや、本当、美味しかった!
また12月の年末辺りに、仲佐さんの新蕎麦を食べに伺いたいと思います。
ご馳走様でした!