ingridbさんが投稿したたきや(東京/麻布十番)の口コミ詳細

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ingridb (男性・愛知県) 認証済

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たきや麻布十番、赤羽橋、六本木/天ぷら

3

  • 夜の点数:4.9

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.9
3回目

2019/03 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

香りと苦味で、春。

春は揚げ物だよねー、という事でたきやへ。
いつも通りにこやかな笠本さんに迎えられます。

まずは

Cartogne-taillet

で。

浜防風 うるい
ホワイトアスパラのすり流し キャビア
菜の花 あん肝 平貝
もずく

車蝦

空豆



(龍力 ドラゴン青
(山田錦100% 精米歩合 麹40%掛米50% 本田商店 兵庫))

馬糞海胆



白魚 桜塩

ふきのとう

あかざえび 紫海胆

赤座海老 餡かけ 柚子の花

桜海老のサラダ

シャトーブリアン大葉巻

さつまいも(紅まさり)

車蝦

御食事
かき揚げ丼(小柱、独活、三つ葉) 筍の吸物

(オマケ:玉天丼)

苺 アングレーズソース

わらび餅



今回笠本さんが強調されていたのは香りと苦味。
この2つで春を演出。
この日のツボは白魚。
桜塩はそのまま食べるとほのかに感じるけど
あつあつの白魚にかけて食べると
口の中では桜が満開!(杉本 清さん風にね)

冬に比べると春はコクが弱くなる為、
そこはあかざえびを2種類の方法でネットリ感でコク、
餡でコクを。餡かけに添えられた、この時期にしか出せない
柚子の花のほのかな苦味、香りがとても良い仕事。

ふとしたことから笠本さんから玉天丼をいただく事に。
タレと玉天、ご飯の相性は言うまでも無し。

毎度思うのですが全体の流れをよく考えられています。
愉しませ方がとても上手。
また、笠本さんと2番手くんのコンビネーションが絶妙。
2番手くんの所作がキレイ。
「そういうところも大事ですから。」と笠本さん。
しっかり教育されています。

いつ来ても美味い、いつきても楽しい。
また機会があれば伺いたいお店であります。


  • 笠本大将と2番手さんとの絶妙なコンビネーション

  • Cartogne-taillet

  • 八寸(浜防風 うるい ホワイトアスパラのすり流し キャビア 菜の花 あん肝 平貝 もずく)

  • 車蝦

  • 車蝦 足

  • 空豆

  • 龍力 ドラゴン青

  • 馬糞海胆

  • 揚げる前の白魚

  • 白魚と桜塩

  • 白魚に桜塩をかけて

  • ふきのとう

  • 仙崎市場の紫海胆

  • あかざえび 紫海胆

  • あかざえび 餡かけ 柚子の花

  • 桜海老のサラダ

  • 温玉に絡めていただきます

  • シャトーブリアン大葉巻

  • さつまいも(紅まさり)

  • 車蝦

  • かき揚げ作ります

  • 御食事(かき揚げ丼)

  • 小柱、独活、三つ葉のかき揚げ丼

  • 玉天丼

  • 御開帳~

  • 苺 アングレーズソース

  • わらび餅

2019/03/16 更新

2回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.9

バランス。

初秋のたきやへ。
御約束通りに笠本さんがお客さんに笑顔のキラーパスを
お客さんへ放りこみます。

今回はシリーズの中では唯一の四合瓶

飛露喜
(山田錦 純米大吟醸 精米歩合 麹米40%、掛米50%
廣木酒造 福島)

で。

八寸
(もずく、オクラ、長いも、丸茄子、車海老、
枝豆、玉蜀黍、無花果、ばちこ、鱧)

海老

銀杏



海胆 海苔

蓮根

海胆 のどぐろ 玉葱

煮鮑

トマト 湯葉 蟹

シャトーブリアン 大葉

白オクラ

海老

鱧松丼

西瓜ゼリー

蕨餅 煎茶



今回笠本さんが強調されていたのは
「バランス」。
一皿が全体の流れの中でどのような役割を果たすか、
一皿の中で天ぷらという調理法を介して
素材同士をどうやってまとめていくか、
それらを組み合わせる際にどのように緩急をつけるか。
それを考え抜いて構成し、印象を残して満足度を上げていく料理に
仕立てていきます。

全体のバランスを感じつつも今回印象に残ったのは
まず白オクラ。
山口県長門市の伝統野菜で粘りが凄い!
この天ぷらは激しく美味し。
そして御食事で供された鱧松丼。
鱧と松茸がドーン、とまも豪華な饗宴となる丼なのですが
この2つを上手くまとめているのが天つゆ。
これは見事だなー。
これと赤出汁で昼のメニューで出してもらいたいくらい。

笠本さんの柔らかい語りが場を和ませてくれます。
居心地よい空気感。
愉しませていただきました。

  • 鱧、松、ドーン!

  • 鱧松丼~!

  • 白オクラ

  • 飛露喜 純米大吟醸

  • 八寸(もずく、オクラ、長いも、丸茄子、車海老、 枝豆、玉蜀黍、無花果、ばちこ、鱧)

  • 海老

  • 銀杏

  • 海胆 海苔

  • 蓮根

  • 海胆 のどぐろ

  • 海胆 のどぐろ 玉葱で

  • 出待ちの煮鮑さん

  • 煮鮑 

  • 肝ソースはご飯を落として

  • リゾット風に~

  • トマト 湯葉 蟹

  • シャトーブリアン 大葉

  • 鱧、松、ドーン!

  • 御食事は鱧松丼と赤だしでした

  • 西瓜ゼリー

  • わらび餅 煎茶

2018/10/04 更新

1回目

2018/07 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.8

ハラオチ。

麻布十番駅の西側、きみちゃん像のすぐ近くにある
ビルの2階に移転してきたたきや。
新しい天ぷらのアプローチをいただけるお店として
気になっておりました。

お店に入るとL字の一枚板の美しいカウンターが
目に入ってきます。
店主の笠本さんがにこやかに迎えてくれます。

油の臭い一つない空間。
天ぷら屋さんではなく割烹の雰囲気。
隣とのスペースが広く取られていて
ゆったり。

最初に飲み物を。
日本酒を見るとおー、
黒龍の龍や新政のNo.6(S-type)など
いい感じのラインナップ。
でもここに出ているものだいたい飲んだんだよなー、と
つぶやくとフロア担当の女性の方が
「こちらに載っていないもので、龍の…」
「それ、下さいっ!」と間髪入れずに発注。

十四代 龍の落とし子
(純米吟醸 山形産龍の落とし子80%+兵庫県産山田錦20%
精米歩合50% 髙木酒造 山形)

をいただきながら

八寸
(白胡麻豆腐 海胆 黒鮑 もずく
白海老 キャビア ばちこ そら豆 新生姜)

でスタートです。

車蝦

車蝦足、玉蜀黍



稚鮎

新蓮根

(黒龍 しずく
大吟醸 兵庫県産山田錦 精米歩合35% 黒龍酒造 福井)

赤座海老 海胆 キャビア

赤座海老 サマートリュフ 天餡 バター

毛蟹 スーパーフルーツトマト 湯葉 新玉ねぎ

シャトーブリアン 

赤茄子 万願寺唐辛子 干海老 

さつまいも(紅こがね)

車蝦

穴子天丼と実山椒、蜆汁、香の物

グレープフルーツ

わらび餅、煎茶


はい、見事にやられました。
従来の天ぷらを守って覆す構成。
素材のポテンシャルを引き上げるために
敢えて揚げ油(紅花油)で油の主張を押さえ、
更に美味くさせるための一工夫を施しています。
この日の素材である赤座海老は生と天ぷらの
2つのアプローチで最大限旨味を引き出して
熱が入ることで甘み、旨味を感じさせてくれます。
出汁も一工夫。
赤茄子と海老の相性の良さをMAXで感じてもらうように
一手間二手間。
シャトーブリアンも肉の質、入れ方が天ぷらに合うよな
見事な選び方、揚げ方。
穴子天丼で昇天、水菓子で余韻。

笠本さんが素材、手法をおのおの丁寧に説明してくださるので
十分腹落ちして料理をいただくことができ、
その意識が更に美味くさせてくれます。
全体の流れを考えて緩急をつけた組立てをされているのは
笠本さんのキャリアから来るものでしょうね。
天ぷらがゴリゴリ前に出てくるのではなく
天ぷらがこのコースによって
新しいステージへ上がっていくかのよう。

それとあの笠本さんの食い手との絶妙な間のとり方。
そしてクセモノであるあの笑顔(良い意味で、ですよ)。
これらがその日に来られていたマダムのハートを
ガッチリ掴みます。
ライトンR30爆弾(特撮ファンならお分かりですね)並みの
威力。
そりゃ人気出ますわな。

最後まで来た方を楽しませる料理とホスピタリティー。
また伺いたいと思わせるあたりも見事。
ご縁があれば、ですね。


  • 雪だるまみたいな大根おろし

  • 八寸

  • 十四代 龍の落とし子 純米吟醸

  • 車蝦

  • 景徳鎮の平皿

  • 永楽善五郎の赤絵

  • 車蝦足、玉蜀黍

  • 仮死状態の稚鮎

  • 稚鮎

  • 新蓮根

  • 黒龍 しずく 大吟醸

  • 出待ちの赤座海老さん御一行

  • 赤座海老 海胆 キャビア

  • 赤座海老 サマートリュフ 天餡 バター

  • 毛蟹 スーパーフルーツトマト 湯葉 新玉ねぎ

  • 出待ちのシャトーブリアンさん御一行

  • シャトーブリアン

  • 赤茄子 万願寺唐辛子 干海老

  • さつまいも(紅こがね)

  • 車蝦

  • 出待ちの穴子さん御一行

  • 穴子天丼と実山椒、蜆汁、香の物

  • 穴子天丼と実山椒

  • グレープフルーツ

  • わらび餅 煎茶

  • 千住博氏の絵

  • セッティング

  • たきや

2018/07/10 更新

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